テレワークが浸透し、住む場所に捉われずに働けるようになった今、東京都心の職場から通勤圏内の“通える田舎”に新たな拠点を構え、フルリモート勤務や週末移住などの新しいワーク&ライフスタイルを実践する人が増えています。
この記事では、二拠点・二地域居住・週末移住先としてもおすすめの東京近郊(一都三県)の自然豊かな地域をまとめてご紹介します!
▼関連記事はこちら!
海の近くのまちに移住したい!東京から通えるおすすめ海街(関東版)
https://turns.jp/56113
二地域居住とは?魅力や体験談、メリット・デメリットをご紹介!
https://turns.jp/52116
東京都内のおすすめ地域
青梅市
概要・おすすめポイント
東京都の西部、多摩エリアに属する青梅市は、面積の60%以上を森林が占めるまち。秩父多摩甲斐国立公園の一角を担う「御岳山」や「高水山」などを身近に望み、本格的なトレッキングやハイキングなどを気軽に楽しめる環境でありながら、市街地エリアには大型スーパーやコンビニ、総合病院などがそろう、自然環境と利便性が両立する住み心地の良さが魅力です。
JR青梅駅周辺一帯には、青梅街道の宿場町として栄えた歴史を感じさせるノスタルジックな町並みが広がっており、「青梅マラソン」や「青梅だるま市」「梅まつり」「青梅大祭」「青梅市納涼花火大会」など、四季を楽しむ行事も盛ん。
東京方面へは青梅始発の通勤快速が出ているので、ゆったり座って通勤・通学できるところも魅力のひとつです。
面積
103.3 km²
人口
129,178人(令和6年4月1日現在)
交通アクセス
東京駅から約1時間30分(東京駅-青梅駅JR中央線通勤快速)
新宿駅から約1時間
移住相談窓口・HP
青梅市シティプロモーション課:0428-22-1111(内線2309)
青梅市移住・定住ポータルMy Home,My Ome:https://myome.jp/
関連記事
【TURNS編集部が行く-東京都青梅市-】都心までほどよい距離感の青梅で、リノベ&起業する人々
https://turns.jp/87749
檜原村
特徴・おすすめポイント
東京都の西部、西多摩郡に属する檜原村は、島嶼部を除く東京都唯一の村。総面積(105.41㎢)の約93%を山林が占め、村の大半が「秩父多摩甲斐国立公園」に指定されている緑豊かな山村です。
村の北~西側には奥多摩三山と呼ばれる大岳山、御前山、三頭山の急峻な山々がそびえ、村の中央を標高約 900m~1,000mの浅間尾根が東西に走り、その尾根を挟むように流れる北秋川・南秋川沿いに26の集落が点在しています。
2022年に、宿泊できるテレワーク&ワーケーションスポット「Village Hinohara」がオープンしたことで、ワーケーションや二地域居住拠点としてもますます注目を集めている地域です。
面積
105.41㎢
人口
1,986人(令和6年)
交通・アクセス
東京駅から約2時間(東京駅-立川駅JR中央線約50分、立川駅-武蔵五日市駅JR五日市線約40分、武蔵五日市駅間-檜原村西東京バス約30分)
移住相談窓口・HP
檜原村企画財政課むらづくり推進係:
042-519-9556
muradukuri@vill.hinohara.tokyo.jp
関連記事
東京の消滅可能性都市・檜原村に移住希望者が絶えない理由。
https://turns.jp/8016
今、おすすめのワーケーションスポット「Village Hinohara」に行ってきました!
一般社団法人アナドロマス・清田直博さん
https://turns.jp/81173
人と共生する美しい森が、檜原村の希望になるまで
株式会社東京チェンソーズ・青木亮輔さん
https://turns.jp/80955
東京の木のおもちゃに込める、100年先への希望
株式会社東京チェンソーズ・木田正人さん、飯塚潤子さん
https://turns.jp/80447
埼玉県内のおすすめ地域
小川町
特徴・おすすめポイント
秩父山地の裾野に広がる小川町は、その名の通り市街地の中央部を穏やかな槻川が流れる自然豊かな町。有機農業の第一人者として知られた金子美登さんが始めた「霜里農場」があり、ここから多くの有機農家が育ったことから、オーガニックタウン、有機の里としても知られています。
「小川町明日の農業担い手育成塾」などの就農希望者向けの農業研修やイベント等も盛んに開かれており、農ある暮らしの中でも特に本格的な有機農業に挑戦したいという方にとって、この上ない環境が整っています。
面積
60.36 km²
人口
27,774人
交通・アクセス
池袋駅から小川町駅まで東武東上線で約70分
移住相談窓口・HP
小川町移住サポートセンター
0493-81-5331
https://ogawa-iju.jp/
関連記事
日々の暮らしを選択して、東京からもっとも近い里山に住む。
https://turns.jp/3790
市民参加型『小川町SDGsまち×ひとプロジェクト』メンバーにきく!有機的なつながりを尊重し合う生き方
https://turns.jp/73393
飯能市
特徴・おすすめポイント
埼玉県の南西部に位置し、面積の70%以上を山間が占める飯能市は、市全域が県立奥武蔵自然公園に属している緑豊かな地域。飯能河原、温泉、ハイキングスポットのほか、『ムーミンバレーパーク』や『トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園』などの親子で楽しめるレジャー施設も暮らしの中にあるまちです。
移住支援が手厚いことでも知られていて、東京23区内に在住(又は在勤)していた方が就業・起業・テレワーク等に伴って飯能市に移住した場合に最大130万円の支援金を受け取れる制度や、農ある暮らしを叶える「飯能住まい」制度など、さまざまな心強いサポートを受けることができます。
飯能市移住支援金
https://www.city.hanno.lg.jp/soshikikarasagasu/kensetsubu/toshikeikakuka/iju/6154.html
面積
193.05㎢
人口
78,278人
交通・アクセス
池袋駅から西武池袋線特急でや約42分
移住相談窓口・HP
まちづくり推進課(飯能市):042-973-2268
関連記事
天空の柑橘畑で、移住と農ある暮らしかたを考える旅
https://turns.jp/91067
千葉県内のおすすめ地域
一宮町
特徴・おすすめポイント
数々のサーフポイントがあることで知られるサーフタウン。特に釣ヶ崎海岸が東京オリンピックのサーフィン競技会場に選ばれたことで知名度が急上昇し、移住先としての人気も高まりました。神奈川県の湘南エリアと比較して地価も抑えられることから、完全移住者以外にも別荘やセカンドハウスを構えて週末や休暇時に通うという方も増加傾向にあります。
上総一ノ宮駅から東京駅までは始発列車も出ているので、座って移動することができるのも嬉しいポイントです。
面積
22.97㎢
人口
12,319人
交通・アクセス
JR外房線特急わかしおで1時間ほど
移住相談窓口・HP
一宮町移住定住相談窓口:0475-42-2113
関連記事
一宮から始まる新しいライフデザイン!千葉県一宮町で理想の暮らしを手に入れる。
いすみ市
特徴・おすすめポイント
太平洋と房総丘陵の間に位置するいすみ市は、海・山・里の魅力と恵みが揃うまち。献上米として知られる「いすみ米」や、梨、ブルーベリー、イセエビ、タコ、サザエ、アワビなど、良質な山と海の幸を暮らしの中で気軽に楽しむことができます。近年では、満開の菜の花畑の中を菜の花色のいすみ鉄道が駆け抜ける「菜の花ライン」も人気で、観光地としても広く知られるようになっています。
面積
157.4k㎡
人口
35,075人
交通・アクセス
東京駅までJR外房線大原駅から約70分(特急)
移住相談窓口・HP
いすみ市役所 企画政策課 移住交流推進室
0470-62-1332
uji@city.isumi.lg.jp
関連記事
フォトスポット溢れるいすみ市の「小商い」自分らしい生き方に触れる。
手づくりマーケット「ホーフ市」レポート
https://turns.jp/32098
TURNSプロデューサーが体験
千葉県南房総地域で二地域居住生活【後編】
神奈川県内のおすすめ地域
逗子市
特徴・おすすめポイント
三浦半島の入口に位置する逗子市は、東は横須賀市、北は横浜市、北西は鎌倉市、南は葉山町の4市町に接するまち。西部には相模湾が広がっており、毎年シーズンになると多くの海水浴客が訪れます。
明治時代以降、避暑地・別荘地として親しまれてきた歴史を持ちますが、横浜駅までJR横須賀線で約30分、東京駅へは約60分とアクセス環境にも恵まれていることから、近年では移住先としても注目を集めています。
面積
17.28 km²
人口
55,771人(令和6年)
交通・アクセス
東京駅からJR横須賀線で約60分
二宮町
特徴・おすすめポイント
神奈川県のほぼ中央に位置し、北部に丹沢連峰、南部には相模湾を望む二宮町は、海も山もある自然環境が魅力。毎月第2、第4土曜日の朝には「海の朝市」、第1日曜日には二宮朝市が開催されており、山海の幸がそろう地域ならではの楽しみがあります。また、東は大磯町、西は中村川をはさんで小田原市と接しており、休日の過ごし方の選択肢も豊富です。
駅周辺に商店街やスーパーなどはありますが大きな繁華街はなく、静かで治安の良い住環境が整っています。
面積
9.08 km²
人口
26,811人(令和6年)
交通・アクセス
東京駅からJR東海道本線で約70分
小田原市
特徴・おすすめポイント
東海道の宿場町として栄えた歴史を持つ小田原市は、山、川、里山、海がそろう自然環境と、市内の至る所から富士山や箱根・足柄の山々が望める景観の良さ、そして、東京駅から新幹線利用で約30分というアクセス環境の良さが魅力。
元々駅周辺に商業施設や商店などが多い開けた地域でしたが、2020年には小田原駅東口お城通り地区に複合商業施設「ミナカ小田原」がオープンし、商業施設のほか図書館、子育て支援センター、保育施設、クリニックなどが一所にまとまったことでさらに利便性が向上しました。
面積
113.60 km²
人口
185,986人(令和6年)
交通・アクセス
東京駅から約30分(JR東海道新幹線利用)
関連記事
おいしい地元食材たっぷり 小田原発朝ごはんイベント レポート
https://turns.jp/28033
【特集レポート】自然とまちと人の距離感がちょうどいい小田原市
https://turns.jp/6386
「TURNS」では今後も二地域居住や地方移住に関する情報を発信していきますので、ぜひご活用ください。
#二地域居住
地方移住、田舎暮らし、多拠点居住をお考えの方へ
■知って得する新しい移住のイロハ~その1~
「継業とは?事業継承との違いって?移住後に継業して成功した事例はある?マッチング方法は? 」
■知って得する新しい移住のイロハ~その2~
「二拠点居住(デュアルライフ)とは?その魅力や事例、メリット・デメリット、はじめ方は?」
■知って得する新しい移住のイロハ~その3~
「移住を成功させるステップって?どんな移住支援制度があるの?おすすめの移住先は?」
■知って得する新しい移住のイロハ~その4~
「地方創生とは?取り組み事例や制度、交付金、SDGsとの関係は? 」
■知って得する新しい移住のイロハ~その5~
古民家暮らしを始めたい方へ。物件の探し方や支援制度、知っておきたいメリット・デメリットまでまとめてご紹介!
■知って得する新しい移住のイロハ~その6~
「地域活性化の取り組み事例から学ぶ、成功の秘訣」
■知って得する新しい移住のイロハ~その7~
「”海街移住”のすすめ!」
■知って得する新しい移住のイロハ~その8~
「国内版教育移住が育む、子どもの個性と可能性」
■知って得する新しい移住のイロハ~その9~
「コミュニティビジネスとは?」
■知って得する新しい移住のイロハ~その10~
「”働く”の定義を変える、ワーケーションとは?」
■知って得する新しい移住のイロハ~その11~
「地方に移住して起業するには?」
■知って得する新しい移住のイロハ~その12~
「ふるさと納税の本質が知りたい!」
■知って得する新しい移住のイロハ~その13~
「島暮らし・離島移住のススメ!」
■知って得する新しい移住のイロハ~その14~
「自律的なキャリア形成につながる、複業とは?」
https://turns.jp/77953
■知って得する新しい移住のイロハ~その15~
「田舎暮らしとは?」
https://turns.jp/79175
■知って得する新しい移住のイロハ~その16~
「林業を生業にしたい!」
https://turns.jp/79584
■知って得する新しい移住のイロハ~その17~
「猟師になるには?」
https://turns.jp/89887
■知って得する新しい移住のイロハ~その18~
「地域おこし協力隊とは?活動事例や募集情報、給料をご紹介!」
https://turns.jp/92463
■知って得する新しい移住のイロハ~その19~
「漁師になるには?」
https://turns.jp/94528
TURNSのオンラインショップ「TURNS商店」
TURNSバックナンバー
TURNSの若者向け移住・定住促進施策事例
https://turns.jp/78258
移住・地方創生・地域活性化に関するプロモーションのご相談/お問い合わせ/事例集はこちら
https://turns.jp/advertisement