今、おすすめのテレワーク&ワーケーションスポット「Village Hinohara」に行ってきました!
【東京都檜原村】

ワーケーションスポット紹介!

新しいワーケーションスポットをお探しの方へ!

東京都心から車でも電車でも約2時間(新宿駅からなら約1時間半!)と好アクセスで、大自然あり、天然温泉あり、秘境グルメあり、観光スポットありの東京都檜原村に、新しいテレワーク&ワーケーション施設ができました◎

この夏、東京の大自然の中で、新しいワーケーション体験をしてみませんか?

▷Village Hinohara
HP:https://villagehinohara.tokyo
Instagram:https://www.instagram.com/village.tyo/

 

檜原村ってどんな地域?

東京都の西部、西多摩郡に属する檜原村。島嶼部を除く東京都唯一の村で、総面積(105.41㎢)の約93%を山林が占め、村の大半が「秩父多摩甲斐国立公園」に指定されている緑豊かな山村です。

村の北~西側には奥多摩三山と呼ばれる大岳山、御前山、三頭山の急峻な山々がそびえ、村の中央を標高約 900m~1,000mの浅間尾根が東西に走り、その尾根を挟むように流れる清流・北秋川・南秋川沿いに26の集落が点在しています。

全長138 kmに及ぶ多摩川の上流域に位置する水源の村で、村内には日本の滝百選に選ばれた「払沢の滝」を始めとする50を超える滝があり、豊かな水資源にも恵まれている地域です。

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Village Hinoharaとは?


写真提供:Village Hinohara

そんな檜原村に2022年11月にオープンしたのが、会員制テレワーク&ワーケーション施設「Village Hinohara(ヴィレッジヒノハラ)」。檜原村が設立し、「一般社団法人アナドロマス」が管理・運営を担う、公設民営のワーケーション施設です。


写真提供:Village Hinohara

地産木材の風合いあたたかなドアを開けると、20名ほどを収容できる解放的なエントランスホール(多目的ホール)が広がっています。スギの大階段を上った先にあるのは、モダンな円形暖炉と3口のコンロを備えた対面キッチン。利用者同士、仕事の合間や仕事終わりに薪割りや火起こし、料理を楽しんでいると、自然と打ち解け会話も弾むそうです。

写真提供:Village Hinohara

Wi-Fi(光回線)、プロジェクター、スクリーン、各種OA機器などを備えた快適なワークスペースには、フリーアドレス制のデスク(12席)や会議テーブル(8席)が揃っており、眼下に清流・秋川を望むテラス席では、小川のせせらぎや小鳥のさえずり、森の香りに癒されながら仕事をすることもできます。


写真提供:Village Hinohara

また、シングルベッド(2台)、二段ベッド(4台)、ユニットバス、シャワーブースが完備されていて、宿泊利用も可能です。

Village Hinoharaから、天然温泉が楽しめる「檜原温泉センター数馬の湯」までは車で約10分。村唯一のスーパーまでは約5分、飲食店も徒歩10分ほどのところにあるので、仕事終わりに温泉で疲れを癒したり、新鮮な地産食材を使ったグルメを堪能したりと、過ごし方は自由。

一人でも仕事仲間とでも、東京の大自然の中で充実した時間を過ごせる、明るく開放的なテレワーク&ワーケーション施設です。

 

おすすめポイント:“働く”をテーマにした、コミュニティ創造拠点

Village Hinoharaの最大の特徴は、仕事をフックに村の関係人口を増やす“コミュニティ創造拠点”としての役割を担う、新しいコンセプトのワーケーション施設であること。

今回は、施設運営を担う「一般社団法人アナドロマス」代表理事の清田直博さんへの取材を通し、TURNS的“Village Hinoharaのおすすめポイント”をご紹介します!

清田直博さん|一般社団法人アナドロマス

福岡県出身。大学入学を機に上京し、卒業後はクリエイティブの現場でライター、エディター、デザインディレクターとして経験を積む。青山の国連大学前で行われるファーマーズマーケットの運営に携わるなかで農業に関心を抱き、東日本大震災後に宮城県仙台市青葉区の農家で約5年間復興支援活動に携わる。その後「環境が良い所で子育てがしたい」と多摩川の上流域にある檜原村に移住。村役場の非常勤職員としてエコツーリズムの企画や広報、デザイン業務を担当したのち、「一般社団法人アナドロマス」を立ち上げ、檜原村を拠点に都市と山間地の交流促進を図るさまざまな事業を展開中。

 

\おすすめポイント1/

仕事をテーマに、3つのスタイルで利用できるビジネス拠点!

通常のテレワーク施設は、①今ある仕事をリモートで行うための場所という側面が強いですが、Village Hinoharaはその他にも、②村ならではの仕事を体験できる場所③地域資源を活かして新しい仕事を創るビジネス拠点として運営されており、利用者の目的に合わせて3つのスタイルで関わることができます。

清田さん「都会での仕事は、会社やクライアントやお金のための仕事という側面も強いと思います。その一方で、自然豊かな檜原村には四季折々の山仕事や畑仕事、手仕事など、“暮らしを豊かにするための仕事”が息づいています。

Village Hinoharaは、農作業や季節の野菜の収穫体験、保存食作りなど、さまざまな地域体験プログラムを通して、お金を得る目的ではない “豊かに生きるための仕事”を誰もが体験でき、新しい仕事や働き方の価値観に出会える場所です。

そして、資源豊富な檜原村に可能性を感じた会員さんとは、ここを拠点に一緒に新しい仕事を創っていきたいと思っています」。

現在の会員企業数は、東京に拠点を置くIT企業や地元企業を中心に20社ほど。ここに集うテレワーカーや村民、移住者が協業し、地場産業のリブランディング・リプロダクトや、秋川流域の季節の恵みをシェアする「River Gastronomy(リバーガストロノミー)」プロジェクト、環境保全啓発活動「BACK TO RIVER」、耕作放棄地を活用した特産品開発「STRAW.TOKYO」、ソーラーシェアリング事業、「ひのはらアートプロジェクト」など、様々な新規事業が進行中です。そして今後、会員や地域住民同士の自由な交流から、地域全体を豊かにするまだ見ぬビジネスが生まれる可能性も。

清田さんは「新しいアイデアや担い手が必要なプロジェクトがたくさんあるので、興味がある事業にぜひ関わってほしいですし、ビジネスのアイデアがあれば事業化に向けてできる限り協力したいです」と話していました。

 

\おすすめポイント2/

移住・二拠点居住に向けたお試し滞在拠点!


写真提供:Village Hinohara

コロナ禍による脱都心・リモートワーク化が確かなものになる中で、檜原村への注目度は右肩上がり。移住・二拠点居住希望者も、ここ数年で急増しています。もともと賃貸物件が少ない檜原村では、転居先の住まいを見つけるのも今や至難の業。

そこでVillage Hinoharaでは、移住・二地域居住希望者がお試し滞在施設としても利用できるよう、宿泊機能を完備。

清田さん「自分自身が二拠点居住を経験する中で、村内に誰もが利用できる拠点があればいいなと思い、事業化したのが『Village Hinohara』です。会員制のワーケーション施設であると同時に、関係人口・移住希望者の拠点でもあります。

檜原村は都心から気軽に通える距離にあるので、都会の仕事や人脈を保ったまま移住できるという点では、他地域ほど移住へのハードルは高くないと思います。でもやはり都心からいきなり田舎に移住するとなると、心理的・経済的負担が生じるはずです。檜原村に移住したいという方は、まずここを利用して繰り返し村に通い、地域の方々と交流しながら少しずつ村の暮らしを知っていただきたいです」。

清田さんも東京都心からの移住者。利用者からの希望があれば、ご自身の移住経験や村の先輩移住者との交友関係を活かして移住相談に乗ってくださるそうです。

 

おすすめポイント3

アウトドアワーケーションスポットや観光情報も得られる交流拠点!


写真提供:Village Hinohara

檜原村には、豊かな自然を活かしたアウトドアワーケーション施設が豊富にあります。

Village Hinoharaでは、アウトドアワーケーション&サウナ「HINOKO TOKYO」、山のサブスク&森林体験「MOKKI NO MORI」、アウトドアツアー&シェアサイクル「東京裏山ワンダーランド」、シェア農園「ひのふぁーむ」などと連携。利用者と各施設をつなぐ、交流拠点としての役割も担っています。法人会員は施設全体を貸し切ってチームビルディング研修やワーケーション合宿なども可能です。

また、檜原村には単身でも仕事仲間とでもご家族とでも楽しめる観光スポットが盛りだくさん。清田さんは「檜原村認定エコツアーガイド」でもあるので、村の観光情報やエコツアー情報も案内してくれますよ。法人向けのワーケーションプログラムも準備中とのことなので、企業の担当者は相談してみてはいかがでしょうか?

Village Hinoharaを拠点に仕事をしながら村内を巡り、東京の大自然の中でこれからの暮らし方・働き方を見つめてみると、より自由で自分らしいキャリアの可能性が拓けるかもしれません。

▷檜原村観光協会
https://hinohara-kankou.jp/

 

ご利用方法・利用の流れ

Village Hinoharaは会員制施設のため、ご利用開始には内覧もしくは会員からの紹介が必要です。まずは下記URLより、内覧の申し込みをお願い致します。内覧時にはドロップイン利用も可能です(1回限り)。

内覧後、入会申し込み、審査を経て、会員登録完了後に利用開始となります。

内覧・ドロップイン予約
https://villagehinohara.tokyo/flow

 

この夏、あなたも東京の大自然の中で、新しいワーケーション体験をしてみませんか?

 

INFORMATION

Village Hinohara

住所:東京都西多摩郡檜原村本宿790-2
HP:https://villagehinohara.tokyo/
お問い合わせ:https://villagehinohara.tokyo/contact
アクセス:JR武蔵五日市駅より西東京バスで25分/中央道八王子ICから車で約40分
営業時間:9時〜18時
宿泊利用: 定員10名(11名以上は寝袋・テント泊対応可)、チェックイン18:00〜チェックアウト翌日10:00
駐車場:あり(予約時に台数等お知らせください)
設備:多目的ホール(定員約20名)、フリーアドレスデスク(12席)、カウンター席(4席)、会議テーブル(8席)、会議テラス(8席)、川のテラス、ソファラウンジ、円形暖炉、キッチン(業務用コンロ3口)、バンクベッド(4台)、シングルベッド(ホテルグレード:2台)、Wi-Fi(光回線)、屋外Wi-Fi(5G)、各種OA機器、プロジェクター、スクリーン(100インチ)、ユニットバス、シャワーブースなど

 

\檜原村特集!/

■人と共生する美しい森が、檜原村の希望になるまで
東京チェンソーズ・青木亮輔さん
https://turns.jp/80955

■東京の木のおもちゃに込める、100年先への希望
東京チェンソーズ・木田正人さん、飯塚潤子さん
https://turns.jp/80447

■今、おすすめのワーケーションスポット「Village Hinohara」に行ってきました!
Village Hinohara・清田直博さん
https://turns.jp/81173

■「檜原 森のおもちゃ美術館」に行ってきました!
檜原 森のおもちゃ美術館・大谷貴志さん
https://turns.jp/81446

■“地域”という小さな共同体の中で、大きな経済との新しい関係を築く
檜原村地域おこし協力隊・高野 優海さん
https://turns.jp/80214

■東京の消滅可能性都市・檜原村に移住希望者が絶えない理由。
檜原村企画財政課むらづくり推進係
https://turns.jp/80164

 

取材・文・撮影:高田裕美

                   

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