夏休みの思い出に、“農あるじかん” を
体験しませんか？

都心部で暮らす人ならば、誰しも一度は『農ある暮らし』に興味を持ったことがあるかもしれません。

「自然の近くで暮らしたい」
「自分の身の丈で自給自足な暮らしがしたい」
「農にまつわる手仕事や、昔ながらの知恵を知りたい」

そうは思っても、実際に手を出すにはハードルが高いのも正直なところ。

最近では、気軽に始められるシェア農園や体験イベントも増えてきましたが、本当の意味での「農ある暮らし」に近づくためには、効率化されすぎている気もして、なかなか理想と現実は埋められないものです。

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そんなことを思いながら、TURNSでは3年前から埼玉県庁と一緒に「農ある暮らしの関わりかた」を紐解いてきました。

がっつり農業に携わっているひともいれば、廃棄されていた農産物をつかって新しい商品づくりをしているひと、周辺の生産者さんを集めて人と人が繋がれるマルシェを作っているひと。野菜を売るひとに、料理を通して野菜の美味しさを伝えるひと。農ある暮らしがしたいひとをサポートするひと。

直接的に土や自然に触れていなくても、みんな紐解いていくと、農ある暮らしに繋がっていて、それぞれの関わりかたで “農” を楽しんでいる気がしたんです。

そう考えると、誰しも暮らす中で農に繋がる部分があって、それを意識するかしないかが大切なのかも、と。そういう環境に身を置くことが、農ある暮らしの第一歩なんだと思いました。

自分の暮らしと農の距離を、縮めていくために

そんなこんなで、都心部に暮らすひとが、もっと農を身近に感じられたらいいのにな！と思ったときに、埼玉いいかもって思ったんですよ。

私自身も関わるまでは、埼玉と農ある暮らしってあまりイメージがなかったんですが、俯瞰してみると、自然や畑、雑木林が住宅街の中にも点在していて、暮らしと農の距離感がちょうどよい。埼玉の心地よさは、そんな環境に隠された ”なんでもない日々の暮らしかた” にあって、それが “農ある暮らしの関わりかた” を考えるヒントになる気がするのです。

というわけで、今年は新しいプラットフォームを作りました！

「農ある暮らしの実験室」

自然や土に触れ、農に携わることを通して、農ある暮らしの中にある昔ながらの知恵や文化、農にまつまる手仕事もひっくるめて農の時間軸（サイクル）を体感する場をつくります。

暮らしの延長で、家の床を踏むように土を踏む日常があって、太陽と緑と雨に導かれて暮らしてるイメージ（ロゴ：大橋千賀耶）

第一回は「農あるじかんを過ごす」です。

野良しごとをして、野良めしを食べて、昼寝をして、また作業をして。そんな農家のサイクルに沿った1日を過ごしながら、自分本位にはいかない農じかんと暮らしかたについて考えてみましょう。

＜こんなプログラムをやります！＞

✔︎ 野良しごとってどんな仕事？
✔︎ 夏野菜を探そう！
✔︎ 畑のそばで、流しそうめん
✔︎ 全員参加のスイカ割り大会！
✔︎ お昼を食べたら休憩
✔︎ 地域のひとたちの話に耳を傾けよう
✔︎ 森林セラピーを体験してみる

どれもこれも、特別なことではなく、農ある暮らしの延長にある、遊びと暮らしの日常です。

場所は、都市と農村のあいだにあるような高崎沿線の北本市。いわゆるベッドタウンの、なにもないと言われるまちですが、なにもないからこその日常の楽しみかたを知っている住民がいるまちです。

「なにもない日常こそが、最高の贅沢。」と言える北本を満喫します。

埼玉ならば通える。その最大のメリットを活用して、今年は農ある暮らしを試す場所として埼玉に通ってみませんか？