東京の消滅可能性都市・檜原村に移住希望者が絶えない理由。

大都市・東京に属しながら、総人口は2,038名(2023年時点)、高齢化率52%超の厳しい人口減少問題に直面する檜原村。

同じ課題を抱える他の市町村同様、過疎化・限界集落化に歯止めがかからない状況なのかと思いきや、近年は移住希望者が増加し、空き家の供給も追いつかない状況なのだと言います。

檜原村の何が移住希望者を惹きつけているのでしょうか?
その秘密を探りに、檜原村に行ってきました!

*限界集落: 65歳以上の人口が総人口の50%以上を占め、地域機能を維持・管理することが限界に近づきつつある集落のこと。

 

檜原村ってどんな地域?

位置・地形

東京都の西部、西多摩郡に属する檜原村。島嶼部を除く東京都唯一の村で、総面積(105.41㎢)の約93%を山林が占め、村の大半が「秩父多摩甲斐国立公園」に指定されている緑豊かな山村です。

村の北~西側には奥多摩三山と呼ばれる大岳山、御前山、三頭山の急峻な山々がそびえ、村の中央を標高約 900m~1,000mの浅間尾根が東西に走り、その尾根を挟むように流れる北秋川・南秋川沿いに26の集落が点在しています。

全長138 kmに及ぶ多摩川の上流域に位置する水源の村で、村内には日本の滝百選に選ばれた「払沢ほっさわの滝」を始めとする50を超える滝があり、豊かな水資源にも恵まれている地域です。

気候

山間部に位置し東京都心と比較して標高が高いため、平均気温は都心部より2℃程度低めです。また、夏は暑く冬は寒い傾向にあり、昼夜の寒暖差が比較的大きいことも特徴です。

人口

2,038名(2023年時点)

檜原村の人口は1945年の7,103名をピークに減少し続け、2023年時点では2,038名。東京都の過疎地域に指定されている3町4村(檜原村、奥多摩町、大島町、新島村、三宅村、八丈町、青ヶ島村)のうちのひとつに数えられます。

また、世代別人口では年少人口(0~14歳)151名、生産年齢人口(15~64歳)814名、老年人口(65歳以上)1,073名と、老年人口が総人口の52.6%を占める限界自治体でもあります。

参考:住民基本台帳による東京都の世帯と人口(町丁別・年齢別)
https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/juukiy/2023/jy23000001.htm

産業

最も特徴的なのは、豊かな森林資源を活かした林業・木材加工業を中心に発展してきた地域であること。

特に江戸時代に江戸城築城のための御用林の産地に指定されたことを機に木材加工業が発展し、江戸で大量に消費される薪や木炭の産地としても人々の暮らしを支えました。1657年に発生した明暦の大火や第二次世界大戦の復興期の建材需要にも応え続けましたが、次第に外国産の輸入材におされ、また近・現代の建築様式の変化も伴って国産木材需要は減少し、檜原村の林業も次第に規模を縮小していきました。

しかし、近年では林業の六次産業化への取り組みが進み、林業・木材加工業に加えて豊かな森林資源を活かした観光業も村の基幹産業となっています。

 

観光

都内屈指の自然環境を誇る檜原村は、滝あり、天然温泉あり、アウトドア・レジャーありの東京が誇る観光スポット。川魚や地産野菜など採れたて食材を味わえるグルメも豊富です。一棟貸しのコテージやキャンプ場、温泉旅館、泊まれるテレワーク施設もあるので、単身からご家族、お年寄りまで幅広い世代におすすめできます◎

払沢の滝

檜原村を訪れる方にぜひおすすめしたいのが、東京で唯一日本の滝百選に選ばれている「払沢の滝」。全4段、全長約60mの大迫力の滝の滝つぼには、大蛇が棲むという伝説も残る名瀑です。払沢の滝までは路線バスの「払沢の滝入口」停留所から徒歩で15~20分ほど。なだらかな登り坂が続きますが遊歩道が整備されているので、ハイキング初心者でも四季折々の景色を楽しみながら楽しく登りきることができます。水しぶきが届く距離まで近付けますよ。

所在地:東京都西多摩郡檜原村本宿5545-2 および 東京都西多摩郡檜原村本宿5545-3

https://hinohara-kankou.jp/spot/hossawanotaki/

 

神戸岩


写真提供:檜原村観光協会

2億5千万年前の地層が露出したとされる、高さ約100mの岩盤がそびえ立つ景勝地。息を呑むような大自然のパワーと神秘を体感できる、東京屈指のパワースポットです。

所在地:東京都西多摩郡檜原村神戸8083-3

https://hinohara-kankou.jp/spot/kanotoiwa/

 

檜原都民の森


写真提供:檜原村観光協会

標高1,000mの高地にある山岳公園「檜原都民の森」では、多種多様な植物・野鳥・昆虫などを観察しながら学べる自然教室や登山、炭焼き体験、星空観察などのプログラムを通し、東京の大自然に親しむことができます。

所在地:東京都西多摩郡檜原村7146番地

https://www.hinohara-mori.jp/

 

檜原 森のおもちゃ美術館


写真提供:檜原村観光協会

ご家族で檜原村を訪れる方には「檜原 森のおもちゃ美術館」がおすすめです。地産木材をふんだんに使って建てられた木造二階建ての木育施設で、館内には日本中から木のおもちゃが集まります。地産食材を用いたランチが楽しめる「さとやま食堂」や、おみやげショップ「CruChoi くるちょい」もあり、美術館に隣接するおもちゃ工房では木のおもちゃ作りの様子を見学することも。赤ちゃんから大人まで木の個性とぬくもり体感できる、体験型美術館です。

所在地:東京都西多摩郡檜原村小沢3783番地

https://www.hinohara-toymuseum.com/

 

ひのはらファクトリー


写真提供:檜原村観光協会

檜原村産のじゃがいもを100%使用した焼酎の製造施設。施設見学ができるほか、地産の食材を購入できるショップやカフェも併設されており、ヒノキ精油や木材を加工した雑貨類など檜原村ならではのショッピングも楽しめます。

所在地:東京都西多摩郡檜原村小沢4023-1

https://www.hinoharafactory.com/

 

数馬分校記念館


写真提供:檜原村観光協会

1874年に開校し1999年に閉校した「檜原小学校数馬分校」跡を活用した記念館。当時を偲ばせるノスタルジックな外観や教室等が今も大切に保存されているフォトジェニックなスポットです。

所在地:東京都西多摩郡檜原村2471

https://hinohara-kankou.jp/spot/kazumabunko/

 

檜原温泉センター「数馬の湯」

檜原村最奥の地、数馬地区にある天然温泉。泉質はアルカリ性単純温泉で、無色透明で肌触りはなめらか。含有成分が少なく肌への刺激が少ないので、お子さまからお年寄りまで世代を問わずに親しめます。

所在地:〒190-0221東京都西多摩郡檜原村数馬2430

https://hinohara-kankou.jp/spot/kazumanoyu/

 

公式キャラクター:ひのじゃがくん

檜原村のイメージキャラクターは、村の特産品であるじゃがいもをモチーフにした「ひのじゃがくん」。村のイベントや、ゆるキャライベントに参加して檜原村をPRしているほか、檜原村観光協会が運営するYoutubeチャンネルで時々ライブ配信を行っています。

誕生日は5月17日、永遠の22歳です!

Youtubeチャンネル

ひのじゃがくんライブ配信

 https://www.youtube.com/playlist?list=PL8Ac9NS5RO9iaXvFNNk5MowAdcor77lv2

交通・アクセス

東京駅から檜原村までは電車で2時間ほど。車の場合は新宿から約1時間半でアクセスできます。

バス・電車でのアクセス

東京駅-立川駅(JR中央線 約50分)

立川駅間-武蔵野五日市駅(JR青梅線および五日市線 約40分)

武蔵野五日市駅-檜原村(西東京バス 約30分)

車でのアクセス

<中央高速>

「八王子インター」から滝山街道経由45分(約24km)

「上野原インター」から甲武トンネル経由50分(約26km)

<圏央道>

「日の出インター」から五日市街道経由30分(約15km)

「あきる野インター」から滝山街道経由30分(約15km)

 

コロナ禍を追い風に、移住希望者が増加

東京都心から約50km離れた山間部にあり、住居や農業用地等に適した平坦な土地が少ないという地理的条件も抱える檜原村。国が定める「山村振興法」「過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法」の対象地域であり、「条件不利地域」「過疎地域」「限界集落」のひとつにも数えられます。

その一方で、移住希望者からの問い合わせ数も実際の移住者数も増加傾向にあると言います。

檜原村役場企画財政課むらづくり推進係の嶋﨑洋樹さん、小澤明宏さん、地域おこし協力隊員の高野優海さんに、近年の檜原村の移住動向について伺いました。


左から、高野さん、嶋﨑さん、小澤さん

嶋﨑さん、小澤さんによると、移住に関する問い合わせ件数は2019年度の154件から、2020年度には203件、2021年度は235件に増加。また、移住者数は村役場が把握しているだけで2018年度の3名から2019年度には15名に増え、その後も11名(2020年度)、11名(2021年度)と、コロナ禍前と比べて約3.5~5倍増で推移しています。

嶋﨑さん、小澤さんはその背景にあるものとして、コロナ禍以降①現役世代はテレワークが浸透したことで場所を問わずに働けるようになったこと②三密(密閉・密集・密接)回避が推奨されたことを受け、特に高齢世代の間で人口過密状態にある都心を離れたいというニーズが高まったことが挙げられるのではないかと分析します。

また、20~50代が移住希望者のおよそ54%を占めており、都心部からの完全移住を希望される方がほとんどなのだそう。檜原村を知ったきっかけは「ハイキングやトレッキング、キャンプ等で檜原村を訪れ、自然環境の良さに魅力を感じた」「旅番組等で紹介されているのを観た」「村のホームページで空き家情報を見た」などさまざまだと言います。

 

移住先としての魅力・檜原村で暮らすメリット

檜原村のどのようなところが移住希望者を惹きつけているのでしょうか?

一般的に地方移住を希望する理由として多い「自然に囲まれて暮らせる」「スローライフを満喫できる」「のびのび子育てできる」等は檜原村にも当てはまりますが、今回の地域取材からは村独自の魅力が見えてきました。

東京都心から気軽に通える田舎

檜原村の特徴は、なんといっても都心から約2時間(新宿駅からは約1時間半!)で大自然にアクセスできる地域であること。

人生を変えるチャンスにもリスクにもなり得る「移住」は、実現に至るまでに入念な準備と計画が求められますが、檜原村の場合は都心の仕事もキャリアも人脈もある程度維持したまま移り住めるので、他地域への移住と比べて心理的・経済的負担が少ないのが特徴です。

また、移住後も都心で暮らす友人や家族を気軽に呼べる距離感なので、交友関係が制限されにくい点も移住へのハードルを下げる要因になっていると考えられます。

大自然と関わりながら、生きる力を育む暮らし

総面積の93%を林野が占め、村の大半が「秩父多摩甲斐国立公園」に指定されている檜原村。季節の移り変わりを肌で感じられるのはもちろん、四季折々の畑仕事や山仕事などを通して日常の中で自然と関わる暮らしがあります。村民の中には生きていくのに必要な食べものの一部を自ら生み出し賄う、半自給自足・半農半Xの実践者も多いのだそう。

また、人口が少ない檜原村では集落ごとに自治会や消防団等の集まりがあり、同じ集落の住民同士で助け合って地域機能や文化を維持し有事には支え合う、コミュニティの中で暮らす安心感があります。

都会暮らしでは忘れられがちな、人間らしい暮らしの豊かさを取り戻すことができる地域です。

オープンな地域コミュニティ

地方に移住する上でネックになるのが、「地域コミュニティに馴染めるか」という不安。移住者の中には地方で理想の暮らしを実現したものの、田舎ならではの密な人間関係や近所付き合いに苦労しているという方も少なくありません。

その点、観光地として日頃から人の流れがある檜原村では、他地域から来た人を快く受け入れる風土があります。

実際に、地域おこし協力隊として神奈川から移住した高野さんは、ご近所に住む地域の人たちから「野菜やおかずをお裾分けしたいけど、都会から来た人は嫌がるかなと思って遠慮しちゃうから、もっと気軽に家に寄ってよ~」と言われるのだそう。高野さんは「村の豊かな自然や文化を守ってきた地元の方々への感謝とリスペクトの気持ちを持って、移住者側から歩み寄れば、あたたかく受け入れてくれると思います」と教えてくれました。

エリアで暮らしを構築

檜原村には、コンビニほどの規模のスーパーが1軒、医療機関も診療所1軒しかありません。買い物や医療に不自由はないのでしょうか?

今回の取材で出会った方々に聞くと、日常生活に必要なものは村内だけでなく、村の中心部から車で15〜20分ほどのところにある、隣町のあきる野市も活用して補っているのだそう。

あきる野市の人口規模は79,602人(2023年6月1日時点)。JR五日市線が通っており、駅前を中心にスーパーやコンビニ、商店も豊富。あきる野市と隣接する日の出町には大型ショッピングモール「イオンモール日の出」などもあり、買い物には不自由しません。
また、夜間の急な体調不良等も相談できる病院や小児科があるクリニックなどもあり、もしもの時の医療体制も整っています。

都心からの移住者のなかには、まずあきる野市に移住して暮らしを構築し、住居や仕事の目処が立ったところで檜原村に移る方も多いのだと言います。

実際に、村役場の職員の中にも近隣地域から檜原村に車通勤されている方がいらっしゃるそうです。

村全体で子どもを大切にする教育環境

村内にある公立の小中学校は、「檜原学園 檜原村立檜原小学校・中学校」の小中一貫校のみ。子どもの数が少ないため各学年の生徒数は10名を切っていますが、その分一人ひとりの個性を伸ばす少人数制のきめ細やかな教育を受けることができます。

また、放課後は地域ボランティアの方が小学校から児童館まで子どもたちを送り迎えしてくれたり、小中学校合同で行う運動会では地域のお母さんたちが手づくりの郷土料理を振舞ってくれたりするなど、地域全体で子どもを大切にする環境があります。

子育て支援も手厚く、出生・入学祝い金の支給のほか、月額5,500円の育児用品(紙おむつや粉ミルクなど)の購入費用助成、保育料・医療費の補助、学校給食費・通学に掛かる費用の補助など、出生時から高校生まで切れ目ない支援があることも安心して子育てできるポイントです。もちろん、待機児童はゼロ。

加えて、檜原村では幼いころから木のあたたかさに触れて欲しいとの思いから、村で生まれた子どもに檜原村の木のおもちゃをプレゼントする「ウッドスタート事業」も推進しています。

檜原村には幼いころから人のあたたかさ、自然のぬくもりの中で成長できる子育て環境が整っています。

自治体職員による定住サポート

全国で活動する地域おこし協力隊の任期終了後の定住率は約65%ですが、これまで檜原村で任期を終えた協力隊11名のうち、9名が村に定住しています。

約80%という高い定住率の背景の一つにあるのが、自治体職員による細やかなサポート。隊員一人ひとりがスムーズに地域に入っていけるよう、移住直後には自治会の方々への挨拶周りに同行したり、村で空き家を借り受けて大家さんとの間に入りながら隊員向けの住居を準備したりするなど、移住のネックになる住まいと人間関係への不安を解消する支援を行っています。

また、隊員のキャリア開発につながる副業を支援し、地域活性化や任期終了後の生活基盤づくりにつながる提案があれば、実現に向けて積極的にサポートしているのもポイントです。

今後、檜原村では観光分野で活動する協力隊を募集予定なのだそう。協力隊として村に移住すると、自治体によるサポートを受けながら地域の方々との関係性を築き、時間を掛けて定住に向けた準備をすることができるので、移住を検討されている方はぜひチェックを!

https://www.vill.hinohara.tokyo.jp/category/2-6-1-0-0.html

※参考)総務省「令和4年度における地域おこし協力隊の活動状況等」
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei08_02000252.html

手厚い支援制度

檜原村では、移住前後の暮らしをサポートする支援制度を設けています。中でも子育て支援については全国の自治体に先駆けて制度を整えてきました。ここではその一部をご紹介します。

移住支援

■檜原村定住促進サポート事業支援金

都内条件不利地域(※)以外から檜原村に移住し、就業・起業した方、テレワーク業務を行う方に対し、檜原村定住促進サポート事業支援金(単身者60万円、世帯(2人以上)100万円)を交付しています。

※都内条件不利地域・・・檜原村、奥多摩町、大島町、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、青ヶ島村、小笠原村

▼制度詳細
https://www.vill.hinohara.tokyo.jp/0000001193.html

住宅支援

■檜原村定住促進空き家活用事業

村内の空き家の利活用を促進するため、家財処分・改修、空き家購入の利子額・解体、引っ越し費用等の補助を行っています。

・家財道具等の処分・運搬費用(補助金上限10万円)
・改修費用(補助金上限100万円)
・空き家購入費用の利子額(補助金上限100万円)
・空き家解体費用(補助金上限100万円/空き家購入者が対象)
・空き家登録した物件への引っ越し費用(費用1件につき10万円補助。中学生以下の子どもが同居する場合1人につき5万円、親世帯等が檜原村に1年以上住所を有している場合1件につき10万円を補助)
・仲介手数料補助(補助金上限10万円)

▼制度詳細
https://www.vill.hinohara.tokyo.jp/0000000646.html

■檜原村若年世帯定住促進事業

村内で新たに住宅を建設または購入し、居住する若年世帯に対し、住宅の建設または購入について補助金を交付しています。

▼制度詳細
https://www.vill.hinohara.tokyo.jp/0000000647.html

■地場産材利用促進事業

檜原村産の建築材を使用して木造住宅を新築、増築、改築を行う場合に交付金を支給しています。

▼制度詳細
https://www.vill.hinohara.tokyo.jp/0000000009.html

子育て支援

■檜原村出生祝金支給制度

村の次世代を担う児童の出生を祝福して、祝金を支給しています。

第1子:50,000円 第2子:100,000円 第3子以降:200,000円

▼制度詳細
https://www.vill.hinohara.tokyo.jp/0000000408.html

■檜原村青少年医療費助成事業

青少年が診療所や病院・薬局・治療院等の窓口で支払う金額(入院時の食事代などを除く保険適用分の一部負担金)を助成しています。

▼制度詳細
https://www.vill.hinohara.tokyo.jp/0000001243.html

■その他子育て支援

https://www.vill.hinohara.tokyo.jp/category/1-9-2-0-0.html

産業振興

■檜原村ものづくり支援事業

新たなものづくりに必要な経費の一部を補助しています。(事業規模に応じて上限20万円~135万円)

▼制度詳細
https://www.vill.hinohara.tokyo.jp/0000001225.html

先輩移住者の声|檜原村で暮らし・働く魅力

実際に檜原村に移住した方々は、村での暮らしにどのような魅力を感じているのでしょうか?今回の取材で出会った先輩移住者に聞いてみました!

青木亮輔さん|株式会社東京チェンソーズ 代表

暮らす魅力

住む場所と働く場所が近いことは、大きなメリットだと思います。自宅から職場まで車で片道10分程の距離なので、18時くらいには家に帰って家族団らんの時間を持てますし、大自然に抱かれた環境でありながら車で15分程で大型ショッピングモールなどがある隣町に出られるので、買い物を含め日常生活全般にストレスを感じることなく暮らせます。

働く魅力(林業)

木の産地と消費地(都心)が近いので、木を植えるところからその木を育てて伐採、加工して消費者に届けるところまで、 “顔が見える林業”が実現できることです。直接人と接する機会が多いので、仕事を通して多くの人に喜んでいただいている実感が持ちやすく、やりがいにもつながっています。

▷取材記事
Comming soon

飯塚潤子さん|株式会社東京チェンソーズ

暮らす魅力

檜原村には子どもを一人の人として尊重し、成長を見守る風土があります。家と家との間に物理的な距離があることもあり、子どもらしさを制限することなく家族みんなでのびのび暮らせるところも魅力だと感じています。

働く魅力(林業)

大自然の中で働くのは気持ちが良いですし、林業はチームで動くので仕事をやり遂げた時の達成感も大きいです。自分のアイデアや工夫ひとつでまだまだ開拓していける業界なので、働いていて楽しいと思うこともやりがいを感じる瞬間もたくさんあります。

▷取材記事「東京の木のおもちゃに込める、100年先への希望」
https://turns.jp/80447

清田直博さん|Village Hinohara(一般社団法人アナドロマス)

暮らす魅力

都心に近いという点でも、都会から来た人も不自由なく暮らせるという点でも、気軽に人を呼べる田舎であることは大きな魅力だし、今後の可能性だと思います。子育て環境はいいですし、“東京最後の大自然”とも呼べる自然環境の中で、万が一の時は食べものも水もエネルギーも自給できることも、ここでの暮らしの安心感につながっています。

働く魅力

檜原村には活用しきれていない地域資源がたくさんあるので、関わる人の働きかけ方次第でいくらでも良い方向に変わり得るし、ビジネスのタネも至るところに眠っています。今後は「Village Hinohara」を拠点に、会社やクライアントやお金のためじゃない、“豊かに生きるための仕事”に誰もが触れられる場を創り、仕事を通して村と関わる人を増やしていきたいです。

▷取材記事
Comming soon

 

高野優海さん|檜原村地域おこし協力隊

暮らす魅力

人と人とのつながりが強いので、いざという時には助け合いコミュニティの力で乗り越えていけるという安心感があります。お裾分けを頂いたお礼に庭の草刈りをしたり畑のお手伝いをしたりと、お金によらない価値交換がたくさん行われることで「最悪、お金がなくてもすぐに死ぬことはない」という安心感も、日々むくむくと育っています。

働く魅力

人口が少なく常に人手不足だからこそ、都心で働いていた頃以上に自分が必要とされている、役に立っているという実感を持ちやすく、自分の存在意義、働く意味を強く感じながら活動出来ている気がします。経験・未経験を問わずさまざまなことにチャレンジできる環境があると感じています。

▷取材記事「“地域”という小さな共同体の中で、大きな経済との新しい関係を築く」
https://turns.jp/80214

 

檜原村に移住するには?


写真提供:Village Hinohara

檜原村への移住を検討されている方へ。

物件・仕事の探し方、移住相談窓口、拠点情報をご紹介します。

仕事の探し方

現地企業の求人は、檜原村を管轄する「ハローワーク青梅」に掲載されています。

また、「檜原村定住促進サポート事業」(交付額:単身者60万円、世帯(2人以上)100万円)の対象となる求人情報は、檜原村役場のホームページに掲載されますのであわせてご確認ください。

檜原村役場「檜原村定住促進サポート事業求人情報」
https://www.vill.hinohara.tokyo.jp/0000001533.html

毎年、春~秋にかけての観光シーズンには村内の飲食店等でアルバイトの求人が出ることもありますが、人手不足を補う期間限定の求人であることが多いそうです。

物件の探し方

檜原村では、檜原村定住促進空き家活用事業により登録された空き家情報をホームページ上で公開しています。

檜原村「空家登録物件一覧」
https://www.vill.hinohara.tokyo.jp/0000000581.html

また、村営住宅への入居者募集情報もホームページ上で随時公開中。現在(2023年6月時点)入居者募集中の村営元郷住宅は、檜原産材をふんだんに使った木造2階建ての賃貸住宅で、賃料は35,000円です。

檜原村「村営住宅の公募案内について」
https://www.vill.hinohara.tokyo.jp/0000001521.html

檜原村は、村内に空き家はあるものの賃貸・売買物件として登録される物件が少ないのが現状です。空き物件が出たタイミングですぐに申し込むのもひとつの手ですが、集落ごとに文化や風習、地域コミュニティの性格が少しずつ異なるので、「Village Hinohara」のような拠点施設を利用して繰り返し村に通い、地域住民や移住者との交流を通してさまざまな角度から地域を見て、長い目で物件探しをするのがおすすめです。

移住相談窓口

檜原村への移住相談は、檜原村企画財政課むらづくり推進係で随時受け付けています。

檜原村の移住・定住、各種支援制度はパンフレットにまとまっていますので、あわせてご活用ください。

問い合わせ先

檜原村企画財政課むらづくり推進係

〒190-0212 東京都西多摩郡檜原村468番地イ

TEL:042-519-9556

MAIL:muradukuri@vill.hinohara.tokyo.jp

檜原村移住パンフレット

https://www.vill.hinohara.tokyo.jp/cmsfiles/contents/0000000/566/iju_teiju_03_2021_mihiraki2_s.pdf

まとめ

東京から遠く離れた地にしかないと思い込んでいた田舎暮らしの豊かさが、こんなにも近くで大切に守られてきたことを教えてくれる檜原村。

都心から気軽に通える田舎・檜原村は、ワーク&ライフスタイルの多様化が進む今、ますます注目を集める地域になりそうです。

TURNSでは、今後も檜原村の情報をお届けしていきますのでお楽しみに♪

 

\おすすめイベント/

払沢の滝ふるさと夏まつり

年に1回、払沢の滝近くの小学校を会場に開催される「払沢の滝ふるさと夏まつり」は、約1万人が来場する村内最大のイベント。村内約30の事業者による特産品や地元グルメの販売、郷土芸能、打ち上げ花火などが楽しめます。

2023年の夏まつりは8月19、20日の開催です。村民と触れ合いながら村の風土を味わえるチャンスなので、観光で檜原村に行ってみたい方も、移住や拠点を持ちたいとお考えの方も、ぜひチェックを!

払沢の滝ふるさと夏まつり

https://hinohara-kankou.jp/takifes/

\檜原村特集!/

■人と共生する美しい森が、檜原村の希望になるまで
株式会社東京チェンソーズ・青木亮輔さん
https://turns.jp/80955

■東京の木のおもちゃに込める、100年先への希望
株式会社東京チェンソーズ・木田正人さん、飯塚潤子さん
https://turns.jp/80447

■今、おすすめのワーケーションスポット「Village Hinohara」に行ってきました!
一般社団法人アナドロマス・清田直博さん
https://turns.jp/81173

■「檜原 森のおもちゃ美術館」に行ってきました!
檜原 森のおもちゃ美術館・大谷貴志さん
https://turns.jp/81446

■“地域”という小さな共同体の中で、大きな経済との新しい関係を築く
檜原村地域おこし協力隊・高野 優海さん
https://turns.jp/80214

■東京の消滅可能性都市・檜原村に移住希望者が絶えない理由。
https://turns.jp/80164

 

                   

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