【体験者募集中】10月23日（日）現地体験ツアー
「秩父で農との関わりかたを探す旅。」

あなたがいま訪ねたいまちは、どんなところ？

地方に移住することも、二拠点居住で東京と地方を行き来することも、ちょっぴり特別ではなくなってきた時代に、暮らす場所を選ぶのは簡単ではないかもしれません。
働き方も、暮らし方も、選択肢は自分次第で広げられるからこそ、自分にとっての価値基準や大切にしたいことをゆっくり考える時間が必要ですよね。

そんな時におすすめなのが、農ある暮らしに関わることなんじゃないかと思います。

大自然の中に身を委ねること。土や植物に触れること。採れたて新鮮な野菜を畑でそのままかぶりつくこと。農ある暮らしには、今の自分を見つめ直す時間が詰まっている気がします。

だからこそ、あなたらしい農ある暮らしの関わりかたを探してみませんか？

埼玉県は、東京から付かず離れずな距離感で、てきどに自然や農に関わりながら暮らしている人々がたくさんいます。今回は、東京から特急電車で約80分で行ける秩父エリアをフィールドに活躍する人と場所を巡っていきます。

農ある暮らしがしたい人、二拠点や週末移住できる場所を探している人、大自然の中でちょっと深呼吸したい人、土や畑に触れたい人など、”農ある暮らし” にピンっときた方はぜひ、一緒に秩父で農との関わりかたを探しにいきましょう！

｜訪ねる場所｜

カフェ＆プライベートキャンプ場「KEiNA CHICHIBU」／秩父市田村

2022年の春にオープンしたばかりの『KEiNA CHICHIBU』は、採れたて新鮮な有機野菜が堪能できるカフェ「yotte KEiNA（ヨッテケイナ）」と、農泊体験もできる1日1組限定のプライベートキャンプ場「nete KEiNA（ネテケイナ）」からなる、秩父の大自然を五感で体験できる場所です。『秩父の自然により近く、自然を食べる』をコンセプトに、敷地内の農場で収穫した野菜やハーブを使ったBBQ体験など、農に触れるプログラムやイベントも今後企画していきたいそう。

オーナーである今山さんは、東京との二拠点居住で秩父に通いながら、故郷である田村地区を盛り上げ、農地を活用してくれる人やお店を開く人、移住してくれる人も増やしていけたらとKEiNAをオープンされました。ちなみに屋号の『KEiNA』は、秩父地域の方言で『〜してけぃな（＝〇〇していって）』が由来になっているとか。オープンして半年ですが、近隣の方や都内から訪ねてくる人も多く、いま注目の場所です！

チャレンジキッチン「ENgaWA」／横瀬町

「よこらぼ」など様々なプロジェクトを仕掛けながら、『日本一チャレンジする町』をスローガンに掲げ、盛り上がりをみせている横瀬町。昨年9月に誕生した チャレンジキッチン『ENgaWA』も、そんなまちを盛り上げる新たな拠点のひとつです。

町内で生産された農産物や果物が廃棄されることなく農家さんが作り続けていける仕組みにしたいと、『ENgaWA』で季節限定のカフェメニューとして提供したり、長期保存や町外への出荷も可能な加工品として開発するなど、地域商社としても機能しながら、農における分野でもまちにある資源を循環させて継続していける取り組みを進めています。

そんな「農」と「食」を繋げていくプロジェクトの拠点である『ENgaWA』には、都心部から移住して農やまちづくりに関わる移住者や地域おこし協力隊のメンバーが多く活躍しています。まだまだ人手は足りていないとのことなので、これを機会にあなたも横瀬町の一員になってみるのもいいかもしれません。

秩父地域でいま注目の場所と人々に触れ合いながら、農ある暮らしについて、農との関わりかたについて、一緒に考えてみませんか？

（イラスト：Loose Drawing）