佐賀県の移住支援制度まとめ！住まい・仕事の探し方もご紹介！

知って得する佐賀移住のイロハ

佐賀県地域のくらし働き方地方創生地方暮らしの可能性地方移住暮らし方現地を訪ねよう知って得する新しい移住のイロハ

地方への移住をお考えの方へ。

この記事では、移住希望者へのサポートも手厚い佐賀県の魅力や、移住希望者だけが利用できるお得な支援制度、住まい・仕事情報、先輩移住者の体験談、最新の移住関連イベント情報などなど、知って得する「佐賀移住のイロハ」をまとめてご紹介します！

佐賀県の基本情報

九州北西部に位置する佐賀県は、東は福岡県、西は長崎県に接し、北には世界有数の漁場として知られる玄界灘、南には日本屈指の干潟を有する有明海が広がる地域。

雄大な自然が育む山海の幸、歴史ある名湯、有田焼・伊万里焼をはじめとする陶磁器産地としての風土が息づき、九州各地へのアクセスも良いことから、自然・歴史・文化に恵まれた住環境と暮らしの利便性が両立する移住先として人気を集めています。

面積

約2,440㎢

人口

803,838人（令和4年2月1日現在）

県庁所在地

佐賀市

市町数

10市10町　計20市町

市町一覧

北西部エリア

唐津市、玄海町

西部エリア

伊万里市、有田町

南部エリア

武雄市、鹿島市、嬉野市、大町町、江北町、白石町、太良町

中部エリア

佐賀市、多久市、小城市

東部エリア

鳥栖市、神埼市、吉野ヶ里町、基山町、上峰町、みやき町

佐賀県への移住をおすすめする理由

過ごしやすい気候

佐賀県の気候は、県中央部に連なる天山山系を境に、北部は日本海型気候、南部は内陸型気候に分けられます。それぞれのエリアで季節による降雨量の差は見られますが、年間平均気温が16℃前後の地域が多く、全般的に温暖で穏やかです。

豊かな食文化

写真提供：佐賀県観光連盟

お米や野菜などの農作物、ブランド牛として知られる「佐賀牛」や、「呼子のイカ」をはじめとする海産物など、新鮮な山海の幸が揃います。

佐賀ならではの特産物はもちろん、土地の恵みを贅沢に使った「須古寿し」、「呉豆腐」などのおいしい郷土料理も、日々の暮らしの中で楽しむことができます。

手厚い子育て支援制度

佐賀県は、「誰もが子育てしたくなる県」を目指し、出会い・結婚から出産・妊娠、子育て、ワーク・ライフ・バランスの実現までをサポートする「子育てし大県たいけんさが」プロジェクトを立ち上げ、切れ目のない支援を行っています。

また、誰もが気軽に子育てに関する悩みを相談できるよう、母親向けQAアプリ「mamari」と共同で佐賀県版“ネウボラ（フィンランド語で「アドバイスの場」の意）”を立ち上げ運営するなど、独自の取り組みにも力を入れています。

▼「子育てし大県たいけんさが」プロジェクト
https://saga-kosodate.jp/

都市部にも好アクセス

九州最大の都市・福岡市（博多）まで、佐賀市から特急で約40分、鳥栖市からは約20分と、九州の中でも抜群の好アクセスを誇る佐賀県。

福岡が通勤・通学圏内であることはもちろん、緑豊かな地域での暮らしを楽しみながら、すぐ側に大都市があるというのも、佐賀県ならではの暮らしの魅力です。

「移住希望地ランキング」でも上位にランクイン

首都圏在住者の地方移住（UJIターン）を支援する「認定NPO法人ふるさと回帰支援センター」が発表する「移住希望地ランキング」で、佐賀県は2020年のセミナー参加者部門で全国3位（九州1位）、最新の2021年の同部門でも全国8位（九州1位）にランクインするなど、移住先の候補として選ばれています。

▼2021年の移住相談の傾向・移住希望地ランキング｜認定NPO法人ふるさと回帰支援センター
https://www.furusatokaiki.net/wp/wp-content/uploads/2022/02/webnews_furusato_ranking2021__20220225.pdf?02

その他、佐賀暮らしの魅力や支援制度の詳細は、佐賀県の移住情報ポータルサイト「サガスマイル」に掲載中です。

移住関連の最新情報も日々更新されていますので、ぜひチェックを！

▼サガスマイル
https://www.sagasmile.com/

佐賀県の移住支援制度・補助金

移住希望者に対して手厚い支援を行っているのも、佐賀県の魅力のひとつ。

ここでは、移住希望者だけが利用できるサポート制度の一部をご紹介します。

レンタカー助成

佐賀県では、県内への移住を検討している人に対し、移動をサポートするためにレンタカー代金の一部を助成しています。1日1,000円で最大9日間、レンタカーが借りられるお得な制度です！

▼レンタカーでらくらく移住！レンタカー費用の一部を助成します｜サガスマイル
https://www.sagasmile.com/support/rentacar

SAGA SMILEカード

佐賀県への移住を希望する県外在住者を対象とした会員カード「SAGA SMILEカード」を発行しています。「SAGA SMILEカード」は、県内120以上の協賛店で提示すると、商品・サービス等の優待が受けられるとってもお得なカード。

生活必需品のほか、引越し基本料金や不動産仲介手数料の割引を受けることもできますよ。

▼“お得情報”移住支援「SAGA SMILEカード」新規会員の募集中！｜サガスマイル
https://www.sagasmile.com/support/card/immigrants/

佐賀県移住支援金制度

東京圏から佐賀県に移住し、起業や就職をされた方に、移住支援金として単身移住60万円、世帯移住100万円を支給しています。

支給対象者は、以下のいずれかの要件を満たす方です。

・佐賀県内企業（さがＵターンナビの対象求人）へ転職される方
・佐賀県内で起業され、起業支援金を受給される方
・移住前の仕事をテレワークで継続（テレワーク移住）される方

詳細条件等は、佐賀県庁のHPをご確認下さい。

▼佐賀県地方創生移住支援事業を実施しています｜佐賀県庁
https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00370965/index.html

さが暮らしスタート支援事業

佐賀県外に在住している方が、佐賀県に移住し、県が設定する「地域の担い手要件（※）」を満たす場合に、支援金として単身移住60万円、世帯移住100万円を支給しています。

※地域の担い手要件は次のいずれかを満たす方です。
・人手不足企業の担い手
・社会的起業の担い手
・農林漁業の担い手
・スポーツ振興の担い手
・事業承継の担い手
・伝統工芸等の担い手
・空き家活用の担い手
・その他市町の実情に応じて定める担い手

▼さが暮らしスタート支援事業
https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00385867/index.html

お試しテレワーク移住補助金

佐賀県内へテレワーク移住を検討している方に対し、お試し体験費用の一部を最大15万円補助。14泊15日以上、3か月以内の滞在が対象となります。
テレワークが普及し、場所を問わずに働けるようになった今、一度テレワーク移住を体験してみるのもいいかもしれません。

▼お試しテレワーク移住補助金
https://www.sagasmile.com/support/trial_telework

佐賀県のU・J・Iターン就職情報サイト「さがUターンナビ」

佐賀県が運営する就職情報サイト「さがUターンナビ」では、経歴・スキルに応じた求人情報の提供、応募・面接の日程調整など、きめ細やかなUJIターン就職支援を行っています。

県内企業・事業所の登録数は1,400件。よりあなたらしく働ける仕事が、きっと見つかるはずです。

▼さがUターンナビ
https://saga-uturn.jp/

さが移住サポートデスク

佐賀県では、東京、福岡、佐賀にそれぞれ相談窓口を設置しています。佐賀の移住関連情報がまとめて得られるほか、専任の相談員に個別相談をすることも可能。移住相談のほか、就職・起業・創業に関する相談も受け付けています。
オンライン相談も実施しているので、遠方にお住まいの方もぜひお気軽にご活用下さい。

佐賀デスク
暮らしのコーディネーター３名、しごとのアドバイザー4名に、県内企業への就職や住まい・子育てなど、暮らしに関する相談をすることができます。

〒840-8570 佐賀県佐賀市城内1丁目1−59　佐賀県庁新館１階
TEL：0952-25-7551
E-mail：sagaiju@pref.saga.lg.jp
相談時間：平日10:00～19:00（土、日、祝日休み）

福岡デスク
毎月最終金曜日に、JR博多シティ会議室にて移住相談会が開催されています。暮らしのコーディネーター１名、しごとのアドバイザー１名に、20時まで相談可能。仕事帰りに立ち寄ることもできそうです。

〒812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街１−１ JR博多シティ会議室10階
TEL：0952-25-7551
E-mail：sagaiju@pref.saga.lg.jp
相談時間：毎月最終金曜日　16:00～20:00

東京デスク
東京の有楽町にある東京交通会館８階「ふるさと回帰支援センター」にある「佐賀移住サポートデスク（東京）」では、佐賀への移住に関することはもちろん、毎月第4土曜日には『さが移住＆しごとオンライン相談会』も開催しています。

〒100-0006 東京都千代田区有楽町2丁目10-1　東京交通会館8階
TEL：090-1657-8205
E-mail：saga@furusatokaiki.net
TEL：070-4851-1646
E-mail：saga2@furusatokaiki.net
相談時間：10:00～18:00（月・木・祝日休み）

市町の移住支援制度・補助金

下記図の各市町村名をクリックすると、詳細情報をご確認いただけます。

市町	空き家バンク	住宅購入助成	お試し住宅	起業支援	移住支援金	住宅改修費助成
佐賀市	◯			◯	◯	◯
小城市	◯			◯	◯	◯
多久市	◯	◯	◯	◯	◯	◯
鳥栖市	◯		◯	◯	◯
神埼市	◯	◯		◯	◯	◯
吉野ヶ里町	◯	◯			◯	◯
基山町	◯	◯	◯	◯	◯
上峰町	◯	◯			◯
みやき町	◯					◯
唐津市	◯		◯	◯	◯	◯
玄海町	◯	◯		◯		◯
伊万里市	◯	◯			◯	◯
有田町	◯	◯	◯		◯	◯
武雄市	◯			◯	◯
鹿島市	◯		◯	◯	◯	◯
嬉野市	◯	◯	◯	◯	◯	◯
大町町	◯	◯			◯	◯
江北町	◯			◯	◯
白石町	◯	◯			◯	◯
太良町	◯			◯	◯	◯

佐賀県の住宅・住まい、仕事の探し方

写真提供：佐賀県観光連盟

移住を検討する上でネックになるのが、新しい土地での住まいや仕事をどのように見つけるかということ。

民間の不動産会社や就職情報サイトを活用するのもひとつの手ですが、公的な支援制度も併用すると、より希望に近い物件や仕事と出会える可能性が高まります。

ここでは、佐賀県で住まいや仕事を探す際に、ぜひ活用していただきたい公的支援制度をご紹介します。

住まい

移住後すぐにマイホームを買ったり建てたりするのも移住スタイルのひとつですが、まずは賃貸暮らしからはじめ、居住エリアを移しながらより理想の暮らしにマッチする地域を探すのもおすすめです。

佐賀県では短期滞在拠点として活用できる「お試し住宅」や、地域の空き家を紹介する「空き家バンク制度」が整備されています。

お試し住宅

「お試し住宅」とは、移住検討者が無料または低価格で数日から1か月程度”お試し暮らし”できる施設のこと。

上手に活用することで、地域の新しい表情を見ることができたり、移住後の暮らしを具体的にイメージしたりするのにも役立ちます。

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、利用停止をしている施設や受け入れ条件を設けている施設もございます。利用については各市町の担当部署へお問い合わせください。

▼各市・町のお試し住宅一覧ページ｜サガスマイル
https://www.sagasmile.com/support/trial_house

空き家バンク制度

「空き家バンク制度」とは、地域の物件情報を自治体のホームページ等で情報提供する取り組みのこと。

民間の不動産会社では見つからないような、好条件の物件が掲載されている可能性もありますよ。

空き家情報は各市町村のHPで随時更新されていますので、こまめにチェックを！

▼各市・町の空き家バンク登録物件一覧ページ｜サガスマイル
https://www.sagasmile.com/support/unoccupied_house_bank

仕事

仕事も住宅と同様に、民間企業によるサービスと並行して公的な支援制度を活用するのがおすすめです。

特に佐賀県は移住者支援が手厚い地域なので、積極的に活用してより良い仕事との出会い、より豊かな暮らしの実現に繋げましょう。

就職情報サイト

佐賀県では、就職情報サイト「さがUターンナビ」を運営し、経歴・スキルに応じた求人情報の提供、応募・面接の日程調整など、UJIターン就職をきめ細やかにサポートしています。

▼さがUターンナビ
https://saga-uturn.jp/

先輩移住者の体験談

佐賀県では、昨年10月、全国を対象に移住に関心のある方へのアンケート調査を行い、コロナ禍以前から移住に関心があるものの一歩を踏み出せていない方が6割以上存在することが判明したことを発表し、そのような層をTURNSと共同で「移住ムズムズ層」と命名しました。
さらに、「移住ムズムズ層」と「コロナ禍以降の移住関心層」の双方に対し、「暮らしをスイッチする」「移住のスイッチが入る」ように、移住PR特設サイト「佐賀暮らスイッチ」で先輩移住者の体験談を紹介しています。

ここでは、「佐賀暮らスイッチ」に掲載中の移住者の声の一部をご紹介します。