地方暮らしをリアルに体験したいなら!

「ふるさとワーキングホリデー」制度を活用しよう!

「ふるさとワーキングホリデー」とは、一定期間地域に滞在し、地域の仕事をして収入を得ながら、地方暮らしをリアルに体感できる制度。

仕事や交流イベントを通じて地域の方々と深くかかわることで、通常の旅行では味わえない特別な体験をしながら、新しい暮らしの実現に向けた準備をすることができます。

あなたらしくて新しい、仕事と暮らしを見つけよう!

「ふるさとワーキングホリデー」の魅力を探るため、実際に制度を活用後に長野県伊那市に移住された宮川さんにお話しを伺いました。

―「ふるさとワーキングホリデー」に参加されたきっかけは何ですか?

申し込んだ当時は既に伊那市への移住を考えており、その下見で伊那市を訪れた際に、伊那市役所から「ふるさとワーキングホリデー」を紹介していただいたことがきっかけです。

実際に移住するまでに準備期間も必要でしたし、地域を知る良い機会だと思って迷わずすぐに応募しました。

―「ふるさとワーキングホリデー」を活用するにあたって、不安や心配事はありましたか?

初めて暮らす土地なので多少の不安はありましたが、移住前に地域の雰囲気を知ることができることや、地域の様々な方との繋がりを持てるということへの期待の方が大きかったです。

―「ふるさとワーキングホリデー」への参加を決心した決め手はどういったものでしたか?

移住を希望している伊那市で移住体験ができることと、自分が希望している農業の仕事が体験できることです。

滞在期間中の住居や移動手段が確保されていて、光熱費の負担もないということも参加の決め手になりました。

―お仕事の内容について詳しく教えてください。

伊那市高遠町で、アルストロメリアなどの栽培をされている花き農家さんの元で、花の収穫や管理、出荷などの農作業を行いました。

―参加された地域とお仕事内容を選んだ理由は?

伊那市を選んだ理由は、関東からのアクセスが良いという点と、南アルプスと中央アルプスに囲まれた自然豊かな地域であることです。

農業という仕事内容は、私自身が移住後は農業で生計を立てていくと決めていたので、このワーキングホリデーが次に繋がると踏んでいたこともあり、迷わず選びました。

―参加中に最も重視していた点はどこですか。

やはりその地域の雰囲気や気候、人など、自分が実際に移住したときにどう感じるかという点を重視していました。あとは、移住後に当面暮らしていける仕事が見つかるか否かは大事なポイントでした。

―自治体や受入事業者の対応はいかがでしたか?

自治体の方には、到着時の送迎から寒さで破裂した水道管の修理まで、滞在中の生活に困らないよう対応していただきました。花き農家さんは私が独立して農業をしていく前提で受け入れて下さったので、気負いすぎずにお仕事をすることができました。

―参加された地域の方々や同じ地域の参加者との交流はいかがでしたか?

滞在期間中に開催された地域行事やイベントなどにも参加することができ、そこで既に移住された先輩移住者のご家族や地域で様々な活動されている方とつながることができました。ネットなどを使って自分で調べているだけでは分からない、移住の参考になるようなリアルな情報もたくさん得られましたね。

―「ふるさとワーキングホリデー」から得られたものはなんですか?

まずは人と人との繋がり、これに尽きると思います。その次に、移住にあたっての情報や農業に関する知識などです。

本当に貴重な体験をすることができました。

―この体験は今のご自身にどのように活かされていますか?

「ふるさとワーキングホリデー」の期間が終了した後も、本当にありがたいことにそのまま受け入れ事業者の元で働かせていただいているので、安心して独立準備を進めことができています。

移住した現在も伊那市で安定した生活が送れるのは、この制度があったおかげだと感じます。

―「ふるさとワーキングホリデー」を通して、移住定住の決め手になった点はどこでしょうか。

やはり暮らしてみて、自然環境の良さを実感したことが大きかったと思います。あとは滞在期間中に得られた地域とのつながり、地域性や立地、関東圏からのアクセスの良さなど。

休日は伊那市の様々な場所を訪れたり、地域で面白い事業をされている人に会いに行き話を聞いたりして、移住後の展望が少し見えてきたことも決め手の一つになりました。

―移住前に知っておきたかったことや移住後思っていたことと違ったことがあれば教えてください。

伊那市でもそれぞれ地域性があり、特に山間部の集落などは少し閉鎖的な部分もあるので、移住する前にそういった情報も知れると良かったと思います。移住後、空き家などの中古物件はすぐに出てくるだろうと踏んでいましたが、なかなか思うような物件には巡り会えず、そればかりか住みたいと思える集落がどんどん増えていってしまって、良くも悪くも思っていたこととは違いました。

―移住後、地域の方々との交流は続いていますか?

そのまま受け入れ農家さんのところで働かせていただいているので、今でも良くしてもらっています。

―移住後の生活にどの程度満足されていますか?また、それはなぜですか?

現在は仮住まいなのでまだ満足できているとまでは言えませんが、これからやりたいと思っていることや就農に向けて準備をしていて、充実した日々を過ごすことができています。大変なこともありますが、いろいろな人に良くしていただいて、豊かな自然が身近にあり、それだけでもう満足です。

ノウハウがなくても地域の方々が一から教えてくれたり、たくさんの人脈を紹介してくれたりします。

地方でやりたい仕事がある方は、仕事軸で地域を選んでみてもいいかもしれません。

 

「ふるさとワーキングホリデー」への参加方法

参加までの流れは、下記URLよりご確認ください。各地で説明会も開催されていますので、地方での暮らしやお仕事にご興味がございましたら、ぜひご参加ください。

https://furusato-work.jp/process/

説明会へのご参加について

地方への移住や地域の特色ある仕事への就職・転職をお考えのみなさま向けに、総務省の担当者が本制度の概要や参加方法、実際の求人の事例などをご紹介いたします。

各自治体の担当者から直接お仕事や地域を紹介する日もございますので、詳しくはポータルサイトをご確認ください。

事前の参加申し込みが必要です。

各回終了後には、個別の相談にも対応させていただきます。

                   
ふるさとワーキングホリデー
開催日 2020年12月18日(金)
時間説明会19:00~19:40/個別相談会19:40~20:30
受付:18:30~
説明会:19:00~19:40
個別相談会:19:40~
会場一般社団法人 移住・交流推進機構JOIN 移住・交流情報ガーデン
地図
住所東京都中央区京橋1丁目1-6越前屋ビル1F
定員20名
参加費無料
主催総務省
参加方法下記、「詳細・問い合わせ」よりお申込みをお願い致します。
参加条件

地方への移住、就職に関心のある方(無職・フリーター歓迎)

地方就職関連事業者・自治体の方も参加可能です。

受付終了
※TURNSでは紹介のみ行っています。お問い合わせ・ご連絡はイベント主催者さまへお願いします。

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