【熊本県】熊本の未来をつくるキーパーソンたち

「くまもと移住定住支援センター」で移住パンフレット配布中!

九州の中心部、世界有数の阿蘇カルデラを有する熊本県。「火の国」として知られ、火山地層が育む湧水の存在で「水の国」とも称される。農林水産業も盛んで、トマトやスイカなどの日本一の産地でもある。3つの世界遺産と2つの日本遺産に加え、伝統的建造物や温泉なども数多い。

TURNSでは、熊本県でまちづくり活動を行う3組のキーパーソンを取材し、移住パンフレットを作成しました。この記事ではその一部をご紹介します。

※記事全文は「くまもと移住定住支援センター」で配布しているパンフレット、もしくはTURNS vol.57、以下のリンクからご覧いただけます。

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【甲佐町】官民連携のスピード力で思い出の風景を後世へ。地元兼業家たちの挑戦

一般社団法人パレット
大滝祐輔さん 米原賢一さん

ひとまちづくりに取り組む団体として2018年に発足。多才な兼業家たちが得意分野を持ち寄ることで、古民家宿・飲食店・キャンプ場・やな場・情報発信など活動の幅を広げている。

歴史を語る水路と古民家
官民連携でスピード向上

九州の中央に位置する甲佐町。町を貫く緑川は九州山地から有明海に注ぐ一級河川で、何度も氾濫を繰り返していた。流域に転機をもたらしたのが、熊本城を築城した加藤清正である。清正は「鵜の瀬堰」を築造し、水路を巡らせて治水と利水を図り、自然と文化が共存する礎をつくった。古民家宿「 NIPPONIA 甲佐 疏水の郷」は、町の歴史を語る水路の傍らに佇んでいる。

甲佐町出身の米原さんはUターン直後、商店街の衰退ぶりに衝撃を受け、大滝さんら志を同じくする仲間と対話を重ねるようになっていった。

「僕らの本業は、ガスやサッシ、病院事務や公務員など、地域に暮らす人がいてこそ成り立つ仕事。ドラスティックなことをやらないと近い将来、人口減で立ち行かなくなる危機感をみんなが抱いていました」と米原さん。

まず取りかかったのは、地域スポーツクラブの民営化。放課後子ども教室など、地域の子育て力を向上させる取り組みをスタートした。

続きは「くまもと移住定住支援センター」で配布中の移住パンフレットにて。

 

【水俣市】韓国からのJターン。協力隊を経てサロンを開業。ゆるやかな移住者コミュニティも

リラクゼーションサロン いりおのら®
皆越恵美子さん

韓国語で「ようこそ」を表す「いりおのら」。水俣市の集落の一角にある隠れ家サロンだ。海の見える2階の一室でリンパドレナージュやよもぎ蒸しを提供。地元ハーブの温活アイテムの販売も行う。

地域おこし協力隊として移住。
自然の中の子育てに感動

熊本県の最南端、鹿児島県との県境に位置する水俣市。高度経済成長期の産業公害を克服し、再び豊かな海を取り戻した水俣は2011年、日本でただひとつの「環境首都」の称号を得た。

環境共生型の営みを象徴する地のひとつが「寒川の棚田」だ。標高300mの山腹にあり、「寒川水源」の岩盤から湧き出す水が400枚以上の田んぼを潤す。石積みで築かれた大小さまざまな棚田を維持するのは並大抵のことではないが、自然と人の織りなす風景の価値が認められ、「日本の棚田百選」にもなった。

この風景を守り継ぐ久木野集落へ、地域おこし協力隊として移住した人がいる。皆越恵美子さんだ。熊本市の中心市街地で生まれ育ち、エステティシャンをしていた皆越さんは、結婚を機に夫の故郷である韓国へ移住。子どもにも恵まれた。だがあるとき、皆越さん一家の平穏な暮らしに変化が現れた。

「子どもが小学生に上がる頃に日本へ移住する予定でしたが、2016年に熊本地震が発生し、とにかく両親の安否が心配で。いつ何があっても支え合えるよう、両親の近くに暮らしたいと考えるようになりました。早速、物件探しを始めましたが、被災地となった熊本市内は極端な物件不足に陥っていました。空き家バンクというシステムで、熊本市へアクセスしやすい周辺の自治体に電話で問い合わせを始めたんです。水俣もそのひとつでした」

続きは「くまもと移住定住支援センター」で配布中の移住パンフレットにて。

 

人吉市被災から2年半。人と地域の未来をつなぐコミュニティのつくりかた

一般社団法人ドットリバー
祇園下 千裕さん 西 希さん

旧国民宿舎をリノベした人吉市まち・ひと・しごと総合交流館「くまりば」で、温泉付きコワーキングスペース「osoto Hitoyoshi」を運営。学びの場づくりやワーケーション誘致などに取り組む

被災を通じて感じた
関係人口の大切さ

司馬遼太郎が「日本でもっとも豊かな隠れ里」と称した人吉球磨。九州山地に端を発し、人吉市内を貫く球磨川は、日本三大急流のひとつに数えられる。この地を特徴づけるのが相良氏の700年にわたる治世によって育まれた文化。農業用水と盆地の地形を利用した“隠し田”の存在が、世界に誇る銘酒ブランド「球磨焼酎」のはじまりだ。有形・無形の文化財が数多く受け継がれる人吉球磨の後世へ誇るべき価値は、日本遺産として認められる。

そんな人吉球磨の魅力を見つめ、あらたな風を吹き込むまちづくり団体がある。
「自然と、仕事が、うまくいく。」を合言葉にコワーキングスペース「osoto Hitoyoshi」を運営する「一般社団法人ドットリバー」だ。コミュニティマネージャーの祇園下さんはこう語る。

続きは「くまもと移住定住支援センター」で配布中の移住パンフレットにて。


記事全文は、「くまもと移住定住センター」で配布しているパンフレット、もしくはTURNS vol.57、以下のリンクからご覧ください。

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■お問い合わせ
くまもと移住定住支援センター 窓口
https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/21/50453.html

                   

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