- この記事でわかること
- プリセールスとは製品やサービスの提案を行う前段階の仕事、営業の中でも深い技術的理解が必要
- 必要なスキルはコミュニケーション能力やプレゼン能力、IT技術知識など
- プリセールスのリアルな年収と市場価値、高収入を実現するための戦略を解説
- キャリアアップに向けた必要資格を段階別に紹介
- プリセールスのキャリアパスにおすすめの転職サービス上位6選 【1,382人に聞いた転職サービス利用状況】
プリセールスは、IT業界で最も注目される職種の一つです。技術力とビジネススキルを併せ持つプロフェッショナルとして、キャリアパスの選択肢も豊富にあります。
この記事では、プリセールスのキャリアパスについて、必要なスキルから具体的な年収事情、資格取得まで、転職に役立つ情報を徹底解説します。
未経験からの転職を考えている方や、さらに上のキャリアステージを目指すプリセールスの方も必見の内容です!ぜひ自分らしいキャリアプラン設計の参考にしてください。
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Contents
プリセールスとは?仕事内容と技術営業との違い
プリセールスとは、技術と営業のスキルを兼ね備えた専門職です。顧客の課題を深く理解し、製品やサービスの技術的な価値を分かりやすく伝える重要な役割を担います。
プリセールスのキャリアパスは、技術力とビジネススキルを両立させることで幅広い可能性が広がります。
まずはプリセールスの仕事内容と、一般営業や技術営業との違いについて詳しく見ていきましょう。
- プリセールスの仕事内容
- プリセールスと一般営業との違い
- プリセールスと技術営業との違い
それでは順に説明します。
プリセールスの仕事内容
プリセールスの主な業務は、顧客の課題やニーズを的確に把握し、最適なソリューションを提案することです。
具体的には、製品やサービスの技術的な説明、デモンストレーション、提案資料の作成などを行います。また営業担当者と協力して商談を進め、技術的な観点から顧客の不安や疑問を解消する役割も担います。
商談の初期段階から参加し、顧客のビジネス課題を理解した上で、技術的な解決策を提示します。そのため、製品知識だけでなく、業界動向や最新技術のトレンドにも精通している必要があります。
さらに複雑な技術的内容を非技術者にも分かりやすく説明するスキルが求められます。
プリセールスと一般営業との違い
プリセールスと一般営業の最も大きな違いは、技術的な専門性の有無です。一般営業が商談全般や契約交渉を担当するのに対し、プリセールスは製品やサービスの技術的な価値を説明する役割に特化しています。
一般営業は売上目標の達成に重点を置きますが、プリセールスは顧客の技術的な課題解決に焦点を当てます。そのため、より深い製品知識と技術力が必要となります。また、プリセールスのキャリアパスでは、技術力の向上が重要な評価要素となります。
プリセールスと技術営業との違い
プリセールスと技術営業は似て非なる職種です。技術営業が営業活動全般を行うのに対し、プリセールスは技術的なサポートに特化しています。
技術営業は契約交渉や価格交渉も担当しますが、プリセールスはそれらの業務には直接関与せず、技術的な提案や説明に集中します。
またプリセールスのキャリアパスでは、より専門的な技術力の習得が求められ、将来的にはソリューションアーキテクトやテクニカルコンサルタントとしての道も開かれています。
一方、技術営業は営業マネージャーなど、営業組織でのキャリアアップが一般的です。プリセールスは技術のスペシャリストとしての道を歩むことができる点が大きな特徴です。
プリセールスの仕事の魅力
プリセールスは、技術とビジネスの両面でスキルを活かせる魅力的な職種です。キャリアパスの選択肢が豊富で、技術の専門家としての成長も、マネジメント職への道も開かれています。また最新技術に触れながら顧客の成功に直接貢献できる点も大きな魅力です。
ここではプリセールスの仕事の代表的な魅力を5つ挙げましたので、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
- 技術と営業の両方を活かせる
- 顧客の成功に貢献できる
- 高収入かつキャリアパスの選択肢が幅広い
- 最新技術に触れられる
それでは順に説明します。
技術と営業の両方を活かせる
プリセールスの最大の魅力は、技術力とビジネススキルの両方を活かせる点です。
製品やサービスの技術的な知識を深めながら、顧客との対話を通じてコミュニケーション能力も磨くことができます。技術者としての視点を持ちながら、ビジネス価値を提案できる稀少な存在として高い評価を得ることができます。
プリセールスのキャリアパスでは、技術力の向上とビジネススキルの習得が相乗効果を生み出します。
たとえば技術的な知識が深まることで、より説得力のある提案が可能になり、それが成約率の向上につながります。また顧客との対話を重ねることで、市場ニーズへの理解が深まり、より効果的な技術提案ができるようになります。
顧客の成功に貢献できる
プリセールスは、顧客の課題解決に直接貢献できる、非常にやりがいのある職種です。技術的な専門知識を活かして顧客の問題を解決し、その成功を実感できることは大きな魅力です。
また長期的な関係構築を通じて、顧客のビジネス成長に伴走できることも仕事のやりがいにつながります。
プロジェクトの成功事例を積み重ねることで、プリセールスとしての市場価値も高まります。さらに様々な業界の顧客と関わることで、幅広い知見を得られることもキャリアパスを考える上での大きなメリットとなるでしょう。
顧客の成功体験を共有できることは、仕事のモチベーション維持にも直結します。
高収入かつキャリアパスの選択肢が広い
プリセールスは、技術力とビジネススキルを兼ね備えた専門職として高い報酬が期待できます。
特に経験豊富な熟練プリセールスは、その希少性から高い年収を実現できます。また成果に応じたインセンティブ制度を設けている企業も多く、努力が直接収入に反映されやすい職種です。
キャリアアップの可能性も豊富で、技術のスペシャリストとしての道やマネジメント職への昇進など様々な選択肢があります。プリセールスとしての経験を活かして、コンサルタントや起業家として独立することも可能です。
このように将来的なキャリアパスの選択肢が幅広いことも、大きな魅力の一つです。
最新技術に触れられる
プリセールスは、常に最新の技術動向をキャッチアップする必要がある職種です。
AI、クラウド、IoTなど、最先端の技術に触れる機会が多く、技術者としての市場価値を継続的に高めることができます。また新製品や新サービスの提案に関わることで、業界の最新トレンドを肌で感じることができます。
この経験は、プリセールスのキャリアパスにおいて大きな強みとなります。技術の進化に合わせて自身のスキルをアップデートし続けることで長期的な競争力を維持できます。
最新技術への深い理解は、より付加価値の高い提案を可能にし、キャリアの発展にもつながります。
プリセールスに必要な5つのスキル
プリセールスのキャリアパスを成功させるためには、技術力とビジネススキルの両面の上達が求められます。スキルを総合的に高めることで、プリセールスとしてのキャリアパスが大きく広がります。
プリセールスのキャリア形成において、特に重要なのが以下のスキルです。
- コミュニケーション能力
- プレゼンテーション能力
- 問題解決能力
- IT技術知識(プログラミング、ネットワークなど)
- ビジネススキル(企画力、分析力)
それでは順に見ていきましょう。
コミュニケーション能力
プリセールスにとって、コミュニケーション能力は最も重要なスキルの一つです。顧客のニーズを正確に理解し、複雑な技術的内容をわかりやすく説明する必要があります。
また、営業担当者やエンジニアなど、社内の様々な部門とも円滑に協力しながら業務を進めることが求められます。
特に重要なのは、技術的な専門用語を使いすぎず、顧客の理解度に合わせた説明ができることです。また顧客との信頼関係を構築し、長期的なパートナーシップを築くためのコミュニケーション力も必要です。
プリセールスのキャリアパスにおいて、このスキルは上級職に進むほど重要性が増していきます。
プレゼンテーション能力
プリセールスは、製品やソリューションの価値を効果的に伝えるためのプレゼンテーション能力が不可欠です。
資料作成から実演まで、聴衆を引き込む魅力的なプレゼンテーションを行う必要があります。プレゼンテーションスキルは、経験を重ねることで着実に向上していきます。
また即興での質疑応答にも柔軟に対応できる能力が求められます。重要なのは、技術的な内容を顧客のビジネス課題と結びつけて説明するスキルです。
視覚的な資料の活用やデモンストレーションの実施など、様々な手法を使いこなすことで、より説得力のある提案が可能になります。
問題解決能力
プリセールスには、顧客の課題を適切に分析し、最適なソリューションを提案する問題解決能力が求められます。
技術的な知識を活かしながら、ビジネス的な観点からも解決策を検討する必要があります。また予期せぬ問題が発生した際の臨機応変な対応力も重要です。
問題解決能力を高めるには、様々な案件を経験することが重要です。業界知識を深めながら、過去の成功事例や失敗事例から学び、より効果的な解決策を提案できるようになります。
プリセールスのキャリアパスにおいて、この能力は専門性の証明として評価される重要な要素となります。
IT技術知識
プリセールスには、担当製品やサービスに関する深い技術知識が必要です。
プログラミング、ネットワーク、セキュリティなど、IT全般の基礎知識に加えて、最新技術のトレンドにも精通している必要があります。また技術の進化に合わせて継続的に学習を続けることも重要です。
プリセールスは単に技術力に長けているだけでなく、技術的な概念を実務に結びつけて説明できる能力も求められます。そして顧客の環境や要件に合わせて、適切な技術ソリューションを提案できる知識が必要です。
このIT技術知識は、プリセールスのキャリアパスにおける専門性の基盤となります。
ビジネススキル
プリセールスには、技術知識だけでなく、高度なビジネススキルも求められます。企画力、分析力、マーケティング知識など、ビジネスの視点から価値を提案できる能力が必要です。またROIの算出や競合分析など、経営的な観点からの提案も重要になります。
ビジネススキルは、経験を積むことで徐々に向上していきます。業界動向の分析や顧客の経営課題の理解など、幅広い知識が求められます。このスキルは、プリセールスのキャリアパスにおいて、上級職へのステップアップに重要な要素となります。
プリセールスのキャリアパス
プリセールスは、経験を積むことでさまざまなキャリアの選択肢が広がる職種です。技術力とビジネススキルを両立させることでマネジメント職やスペシャリストなど、自分の適性に合わせたキャリア構築が可能です。
- 一般的なキャリアパスの進み方
- マネジメント職への昇進ルート
- スペシャリストとして成長するキャリアパス
それでは順に見ていきましょう。
一般的なキャリアパスの進み方
プリセールスのキャリアパスは通常、製品知識や技術スキルの習得から始まります。
入社後2-3年は、先輩社員の補助的な役割を担いながら、基礎的なスキルを身につけます。商談への同席や提案書作成のサポートを通じて、実践的なノウハウを蓄積していきます。
3-5年目になると、単独で顧客対応や提案活動を行えるようになり、徐々に担当する案件の規模や責任が大きくなっていきます。この時期には、業界知識や商談スキルも向上しより戦略的な提案が可能になってきます。
7年目以降は、自身の専門性や志向性に応じて、スペシャリストやマネジメントなど、キャリアの方向性を明確に選択するタイミングとなります。またこの段階では社内外のネットワークも広がり、より大きな案件や重要顧客を任されるようになります。
マネジメント職への昇進ルート
マネジメント職へのキャリアパスは、通常5-7年の実務経験を経てスタートします。
最初はチームリーダーとして3-5名程度の少人数チームのマネジメントを任されることが一般的です。この段階では、自身の提案活動を続けながら、メンバーの育成や案件の進捗管理、チーム全体の成果責任を担います。また営業部門との連携強化や、効率的なリソース配分など、マネジメントスキルが求められます。
その後、プリセールス部門のマネージャーとして、10名以上の組織運営や部門戦略の立案、予算管理などより広範な責任を担うようになります。
さらにキャリアを積むと、複数の部門やグローバルチームのディレクターとして、全社的な視点での意思決定に関わる機会も増えていきます。この段階では、技術知識よりもビジネス戦略や組織運営のスキルが重要になります。
スペシャリストとして成長するキャリアパス
スペシャリストとしてのキャリアは、特定の製品群や技術分野における専門性を追求する道筋です。
クラウド、セキュリティ、AI・機械学習など、特定分野での深い知見を活かし複雑な要件を持つ大規模案件のリード役として活躍します。また業界の第一人者として、社内外での技術的なアドバイザーや講師としての役割も担い、技術コミュニティでの発信や後進の育成にも携わります。
スペシャリストの場合、経験年数に応じて「シニアプリセールスエンジニア」「プリンシパルエンジニア」「テクニカルフェロー」など、より専門性の高いポジションへとステップアップしていきます。
このキャリアパスでは、最新技術のキャッチアップや高度な資格取得が重要で、時には海外カンファレンスへの参加や技術論文の執筆なども求められます。また製品開発チームと連携し市場のニーズを製品改善に反映させる役割も担うようになります。
プリセールスのキャリアパスの選び方
プリセールスのキャリアパスは、担当する製品分野や企業規模によって、その特徴や求められるスキルが大きく異なります。自身の適性や志向性に合った選択をすることで、より充実したキャリアを構築することができます。
- 製品分野別のキャリアパスの違い
- 企業規模別のキャリアパスの特徴
- 自分に合ったキャリアパスの見つけ方
それでは順に見ていきましょう。
製品分野別のキャリアパスの違い
プリセールスの製品分野は、クラウド、セキュリティ、ネットワーク、アプリケーション、AI/機械学習など多岐にわたります。各分野によって、必要なスキルセットや市場価値、キャリアの展望が異なります。
たとえばクラウド分野では、マルチクラウド環境での構築経験や、コスト最適化の知見が重要視されます。一方、セキュリティ分野では、リスク分析や法規制への理解が必須となります。
製品分野の選択は、将来的なキャリアの方向性に大きく影響します。そのため、市場のトレンドや成長性、自身の興味・関心を考慮しながら、慎重に選択することが重要です。
特に新しい技術分野では、先駆者としてのアドバンテージを得られる可能性がある一方で、市場の不確実性というリスクも考慮する必要があります。
企業規模別のキャリアパスの特徴
大手企業と中小企業では、プリセールスの役割や成長過程に大きな違いがあります。
大手企業では、専門分野に特化したキャリアを築きやすく、体系的な研修制度や明確なキャリアパスが用意されています。また大規模案件での経験を積むことができ、安定した環境でスキルアップが可能です。
一方、中小企業やスタートアップでは、より幅広い役割を担当することが多く、多様な経験を短期間で積むことができます。製品開発への関与や、営業戦略の立案など、プリセールス以外の領域でも活躍の機会があります。
ただし自己啓発や学習は個人の努力に委ねられることが多く、より主体的なキャリア開発が求められます。
自分に合ったキャリアパスの見つけ方
最適なキャリアパスを選択するためには、自身の強みと志向性を客観的に分析することが重要です。
技術的な興味、コミュニケーションスタイル、ワークライフバランスへの希望など、様々な観点から自己分析を行います。また先輩プリセールスへのインタビューや、業界セミナーへの参加を通じて、実際の仕事内容や課題を理解することも有効です。
またキャリアパスの選択は一度限りではなく市場環境や自身の成長に応じて柔軟に見直すことが重要です。定期的なキャリアの棚卸しを行い、必要に応じて軌道修正を行うことでより充実したキャリアを構築することができます。
特に技術トレンドの変化が激しい現代では、常に新しい可能性を探りながら、戦略的にキャリアを構築していく姿勢が求められます。
プリセールスの年収事情~高収入を実現するための戦略~
プリセールスは、技術力とビジネススキルを兼ね備えた専門職として、高い年収が期待できる職種です。
経験とスキルを積み重ねることで、着実な収入アップが見込めます。また成果報酬型の報酬体系を採用している企業も多く、努力が直接収入に反映されやすいのも魅力です。
ここでは、プリセールスの平均年収と年収を上げるための戦略について解説します。
- プリセールスの平均年収
- 年収アップのための戦略
それでは順に見ていきましょう。
プリセールスの平均年収
プリセールスの年収は、企業規模や業界、経験年数によって大きく異なります。
新卒入社の場合、大手企業では年収400〜450万円程度からスタートします。中堅企業では350〜400万円が一般的です。経験3〜5年で500〜600万円、ベテランになると800万円以上も珍しくありません。
特に注目すべきは、インセンティブ制度の存在です。多くの企業では基本給に加えて、案件の成約率や売上貢献度に応じた報酬が支給されます。優秀なプリセールスは、年間で数百万円のインセンティブを獲得することも可能です。
また、外資系企業のプリセールスは1,000万円を超える年収を実現しているケースもあります。プリセールスのキャリアパスにおいて、このような高収入のポテンシャルは大きな魅力の一つとなっています。
年収アップのための戦略
プリセールスとして年収アップを実現するには、明確な目標設定と計画的なスキルアップが重要です。
まず、短期・中期・長期の目標を設定し、それに向けた具体的な行動計画を立てます。技術力の向上はもちろん、業界知識の習得や資格取得など、市場価値を高める取り組みが必要です。
また実績を着実に積み重ねることも重要です。大規模案件の成功事例や新規顧客の開拓、革新的な提案の実績など、具体的な成果を示すことができれば、昇給や昇進の機会が増えます。
さらに社内外の人脈づくりも積極的に行い、より重要な案件を担当する機会を作ることも年収アップの有効な戦略です。管理職やスペシャリストとしてのキャリアパスを見据えた、長期的な視点での取り組みが成功への鍵となります。
プリセールスの資格取得~キャリアアップへのロードマップ~
プリセールスのキャリアパスにおいて、資格取得は技術力の証明と市場価値の向上に重要な役割を果たします。経験レベルに応じた計画的な資格取得により、より高度な案件や報酬につながります。
ここでは、段階的な資格取得の方針を解説します。
- キャリアの初期に取得すべき資格
- 中級者向けの推奨資格
- スペシャリストを目指すための上級資格
それでは順に見ていきましょう。
キャリアの初期に取得すべき資格
プリセールスのキャリア初期(1-3年目)には、IT基盤の基礎知識を証明する資格取得が推奨されます。
まずは、基本情報技術者試験やITパスポート試験から始めるのが一般的です。また担当製品に関連するベンダー資格の基礎レベルも必須となります。たとえばAWS認定クラウドプラクティショナーやMicrosoft Azure Fundamentalsなどです。
これらの基礎資格は、技術的な共通言語を習得し顧客とのコミュニケーションの基盤を作るために重要です。資格学習を通じて、IT全般の知識を体系的に身につけることができます。
またTOEIC等の英語資格も、グローバル展開を視野に入れる場合は早期取得が推奨されます。
中級者向けの推奨資格
キャリア中期(3-7年目)では、より専門的な資格の取得が求められます。
応用情報技術者試験やプロジェクトマネージャー試験などの高度資格は、技術力とマネジメント能力の両面を証明できます。またクラウドベンダーの上位資格(AWS認定ソリューションアーキテクトやAzure Solutions Architect)の取得も、この段階では重要になってきます。
特にセキュリティ関連の資格(CISSP、情報セキュリティスペシャリスト試験など)は、昨今のセキュリティ重視の流れから、価値が高まっています。またアジャイル開発手法に関する資格(PSM、PMP)も、プロジェクトマネジメントの観点から有用です。
これらの資格は、より大規模な案件や重要顧客の担当としての信頼性を高めます。
スペシャリストを目指すための上級資格
キャリア後期(7年以上)では、自身の専門分野における最上位の資格取得を目指します。たとえばシステムアーキテクトなどの高度情報処理資格は、技術的な専門性を証明する重要な指標となります。
また特定の製品やソリューションにおける最上位認定(例:AWS認定デベロッパー、Google Cloud認定プロフェッショナル)も、この段階で取得を検討します。
これらの上級資格は、単なる知識の証明だけでなく業界内での地位確立にも寄与します。また資格保持者限定のコミュニティへの参加機会も増え、より高度な技術情報へのアクセスや専門家同士のネットワーク構築にも役立ちます。
定期的な更新が必要な資格も多いため、継続的な学習とスキルアップのモチベーションにもなります。
プリセールスの将来性と転職市場動向
デジタルトランスフォーメーション(DX)の加速によりプリセールスの需要は年々高まっています。特にクラウドやAIなどの先端技術に関する知見を持つプリセールスは、転職市場で高い価値を持っています。
ここでは、現在の市場動向と将来性について詳しく解説します。
- IoTやAI時代における市場価値
- 転職市場での需要と求人傾向
- 転職成功のためのポイント
それでは順に見ていきましょう。
IoTやAI時代における市場価値
IoTやAI、5Gなどの新技術の台頭により、プリセールスの市場価値は今後さらに高まると予想されます。特にこれらの先端技術を活用したソリューション提案ができる人材は、引く手あまたの状況が続くと見られています。
またクラウドネイティブな環境での開発経験や、セキュリティ面での知見を持つプリセールスの需要も増加傾向にあります。さらにデジタルトランスフォーメーションの進展に伴い、業務プロセスの改善やデータ活用の提案ができるプリセールスの重要性も高まっています。
このような市場環境において、継続的なスキルアップと最新技術のキャッチアップを行うことで長期的なキャリア価値を維持・向上させることができます。
転職市場での需要と求人傾向
プリセールスの求人数は、特にIT業界において右肩上がりの傾向にあります。大手SIerやクラウドベンダー、セキュリティ企業を中心に、経験者の採用意欲は極めて高い状況が続いています。
特にクラウド移行プロジェクトやDX推進案件の増加に伴い、3年以上の経験を持つミドルクラスの人材が不足しています。求人の特徴としては、年収600万円以上の高待遇案件が多く、一部では1,000万円を超える求人も見られます。
またリモートワークの導入やフレックスタイム制の採用など、働き方の柔軟性を重視する企業が増えています。ベンダーフリーな立場でのコンサルティング型プリセールスの需要も高まっており、キャリアの選択肢は着実に広がっています。
転職成功のためのポイント
プリセールスの転職成功のポイントは、以下のとおりです。
- 技術力とビジネス実績のアピール
- 定量的な成果の提示
- 資格や得意分野の明確化
- 提案事例や成功エピソードの説明
- キャリアビジョンの具体化
- 転職エージェントの活用
まずは技術力とビジネス実績の両面でのアピールが重要です。具体的には、担当製品の規模や顧客業界、成約率などの定量的な実績に加え、課題解決力やコミュニケーション能力をアピールすることが求められます。また資格保有状況や、得意分野の明確化も重要なポイントとなります。
転職市場では、顧客のビジネス課題を理解し最適なソリューションを提案できる人材が求められています。そのため、面接では具体的な提案事例や困難な案件をどのように成功に導いたかなど、実践的なエピソードを準備することが重要です。また今後のキャリアビジョンを明確に示すことも、採用側の評価ポイントとなります。
さらに転職活動においては、専門の転職エージェントは大きな力となります。履歴書の添削から面接対策まで、きめ細かなサポートが受けられるだけでなく、非公開の求人情報を紹介してもらえる可能性もあります。
転職エージェントを上手に活用し、次のキャリアステージへと歩みを進めましょう。
みんなが使っている転職サービス上位6選 【1,382人に聞いた転職サービス利用状況】
実際に登録したことのある転職サービスについてアンケートをとりました。アンケート結果として、みんなが使っている転職サービスの上位6サービスは以下です。
- 1位|リクルートエージェント(821人)
- 2位|doda(564人)
- 3位|リクナビNEXT(389人)
- 4位|マイナビAGENT(312人)
- 5位|ビズリーチ(288人)
- 6位|エン転職(282人)
※転職サービスの利用アンケート(クラウドワークス) 回答数:1,382 / 集計期間:2024年09月19日~10月03日
1位|リクルートエージェント(利用回答数:821人) 圧倒的な求人数
「リクルートエージェント」は、求人数、安定したサービス品質で、まずは登録が必須のエージェントです。
まず何と言っても求人数が多いことがおすすめの理由として挙げられます。転職成功の実績も多く、優れているのは求人の数だけではありません。業界に精通したアドバイザーが在籍しているので、ぴったりの求人を見つけ出してくれます。求人やサービスの質・量ともにトップクラスで転職エージェントとしては定番・王道のサービスです。
営業・技術系を中心にあらゆる業種・職種をカバー。総合型ながら条件ごとに特化したページもあり、使いやすいのも人気の理由です。
- リクルートエージェントのおすすめポイント
- 求人数が圧倒的に多い
- 業界に精通したアドバイザーが在籍
- 条件ごとに特化したページがあり使いやすい
基本データ
リクルートエージェント | |
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求人数 | 公開求人474,685件/非公開求人399,542件(2024年10月22日現在) |
提供サービス | エージェントサービス、提出書類の添削、面接対策、独自に分析した業界・企業情報の提供 |
拠点 | 東京・北海道・宮城・宇都宮・さいたま・千葉・横浜・金沢・新潟・長野・静岡・名古屋・京都・大阪・神戸・岡山・広島・高松・福岡 |
URL | https://www.r-agent.com/ |
2位|doda(利用回答数:564人) エージェント/サイトの一体型で自分でも応募が可能
「doda」は、人材紹介・転職支援を行う大手「パーソルキャリア」が運営する総合型転職サイトです。エージェントサービスも利用できる点が人気の理由の1つになっています。
dodaも求人数が多く、非公開求人も条件が良いものが多いのが大きなポイントです。
また転職サイトと転職エージェントの一体型で、使い方の自由度が高いのもおすすめポイント。エージェントサービスでは専任のキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。なお企業との対応は採用プロジェクト担当が行い、求職者と企業とでそれぞれ別のプロフェッショナルが対応します。
- dodaのおすすめポイント
- 非公開求人も好条件多数
- 転職サイトと転職エージェントの一体型で自由度が高い
- 専任のキャリアアドバイザーがサポート、企業は別のプロフェッショナルが対応
基本データ
doda | |
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求人数 | 公開求人262,342件/非公開求人31.049件(2024年10月22日現在) |
提供サービス | スカウトサービス、年収査定、合格診断、レジュメビルダー、「自己PR」発掘診断、転職タイプ診断、はたらく女性のためのモヤモヤ解消診断、オンライン仕事力診断 |
拠点 | 東京・横浜・札幌・仙台・静岡・名古屋・大阪・京都・神戸・岡山・広島・福岡・鹿児島 |
URL | https://doda.jp/consultant/ |
3位|リクナビNEXT(利用回答数:389人) 求人サイト群の中でも最大級の求人数と使いやすさ
「リクナビNEXT」は大定番の転職サイトで、サイトの見やすさや使いやすさにも定評があります。
エージェントなしの狭義の転職サイトの中では、求人数はトップクラス。新規の求人も多く、定期的にチェックすることで希望に合う求人に出会える可能性が高まります。
ツールが便利でサイトが使いやすいのも特長です。たとえば「気になるリスト」を使うと、気になる企業や後でゆっくりチェックしたい企業をリスト化できるほか、気になるに追加した企業から面接のオファーが来る可能性があります。
そのほか、公開求人・非公開求人の企業からオファーがもらえる「オファーを待つ」、自己分析ツール「グッドポイント診断」などがあります。
- リクナビNEXTのおすすめポイント
- サイトが見やすく使いやすい
- 狭義の転職サイトでは最大級の求人数
- 多くの人が利用している定番の転職サイト
基本データ
リクナビNEXT | |
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求人数 | 公開求人824,000件以上(2024年10月22日現在) |
提供サービス | オファー、気になるリスト、グッドポイント診断 |
URL | https://next.rikunabi.com/ |
4位|マイナビAGENT(利用回答数:312人) 20代・30代の求人に強い
「マイナビAGENT」は、さまざまな転職サイトを運営している株式会社マイナビによる転職エージェントです。きめ細かいサポートが受けられると評価されています。
とくに20代・30代の求人が多いので、その世代の人にはおすすめです。また全国に拠点があり地方の求人も充実しているので、大都市圏以外で探している人にもぴったりです。
履歴書や職務経歴書のサポートも充実、初めての転職でも安心して利用できます。IT、営業など業種・職種別のサービスもあります。自分が探している業種と一致するならより探しやすくなるでしょう。
- マイナビAGENTのおすすめポイント
- 20代・30代の求人が多い
- 地方の求人も充実
- 履歴書や職務経歴書のサポートもあり安心
基本データ
マイナビAGENT | |
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公開求人数 | 非公開 |
提供サービス | エージェントサービス |
拠点 | 拠点情報はこちらをご確認ください |
URL | https://mynavi-agent.jp/ |
5位|ビズリーチ(利用回答数:288人) ハイクラス向けで企業からスカウトが受けられる
「ビズリーチ」は、ハイクラス求人が多いのが特徴の転職サイトです。厳密にはスカウト型のサイトで、エージェントではありません。登録するとヘッドハンターや企業からのスカウトが受けられます。
最大の特長は、ハイクラス求人が多いことです。年収1,000万円以上の求人が1/3以上を占めています。一定以上の経験やスキルがある人が転職活動するのに役立つサービスです。
もう1つの大きな特徴として、登録するだけでヘッドハンターや企業からスカウトが届く点があります。以前は「スカウト」と「プラチナスカウト」の2種がありましたが、今は「プラチナスカウト」に一本化されています。プラチナスカウト経由での採用は全体の約70%。採用される可能性が高く、スカウトが届いたら大きなチャンスです。実際、企業からスカウトが届いた場合は書類選考が免除されます。
基本的にヘッドハンターはアドバイスをしませんが、場合によってはアドバイスをもらえることもあります。無料プランと有料プランがあり、有料プランは制限なく求人に応募できます。
- ビズリーチのおすすめポイント
- ヘッドハンターや企業からのスカウトが受けられるハイクラス向けサイト
- 企業からプラチナスカウトが来た場合は即面接が可能
- 有料プランなら制限なく求人に応募できる
基本データ
ビズリーチ | |
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求人数 | 公開求人138,081件(2024年10月22日現在) |
提供サービス | スカウトサービス、有料プラン(プレミアムステージ) |
拠点 | 東京・大阪・名古屋・福岡・静岡・広島 |
URL | https://www.bizreach.jp/ |
6位|エン転職(利用回答数:282人) サイトが使いやすく情報も充実、利用者の満足度が高い
「エン転職」は、人材サービス大手の一つエン・ジャパン株式会社による転職サイトです。エージェントサービスも利用できます。
オリコン顧客満足度調査の転職サイト部門で、2018年から2024年まで7年連続で総合満足度No.1となっています。サイトの使いやすさは定評があり、自力で検索・応募するのに適したサービスです。口コミなどの情報も充実しており、企業間の比較検討もしやすくなっています。
さらに転職サイトのほか転職エージェントとしても利用することができ、非公開求人も多数保有しています。大手ですが最大手ほどでない規模で、きめ細かいサポートを受けることが可能。また女性向けのページのほか、ミドルや若手ハイキャリアなどに特化した関連サイトもあります。
- エン転職のおすすめポイント
- 2018年から2024年まで7年連続で総合満足度No.1
- サイトが使いやすいほか情報も充実
- 非公開求人も多数保有
基本データ
エン転職 | |
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求人数 | 公開求人152,678件(2024年10月22日現在) |
提供サービス | エージェントサービス |
URL | https://employment.en-japan.com/ |
まとめ
この記事では、プリセールスの仕事内容やキャリアパス、必要なスキル、年収事情など、転職活動に役立つ情報を網羅的に解説しました。
プリセールスの仕事は、技術者としての専門性を活かしながら顧客とのコミュニケーションを通じてビジネスを創出していく、魅力的な職種です。
プリセールスのキャリアパスは多様で、個人の強みや興味に応じて成長できる可能性が広がっています。プリセールスとしてのキャリアを成功させるためには継続的な学習と資格取得、最新技術への適応を行い、自分の潜在能力を信じて挑戦し続けることが大切です。
AIやIoT、5Gなどの技術革新が加速する中、プリセールスの役割は今後ますます重要になっていくでしょう。
この記事の内容が、あなたのプリセールスとしてのキャリア形成の一助となれば幸いです。