北海道でくらしと仕事をアップデート。新しい自分の可能性に出会う。

都道府県別の移住地人気ランキングでも常に上位にしている北海道。四国の４倍という面積を有し、同じ道内でも、各地域ごとに異なる多彩な自然の表情をもつ北海道だが、いざ絞り込むとなると、「どのエリアに住む？」「どんな仕事に就くのか」など悩みどころも多い。

そこで今回は、北海留寿都村出身で道内の様々な地域で暮らした経験をもち、さらに先進的な取り組みで注目される地元企業「サツドラホールディングス」で働く田端宏道さんに、北海道の魅力と仕事についてお話を伺った。

エリアが変われば景色も人も違う。多様な北海道の魅力

北海道、留寿都で生まれた田端さん。人口2000人に満たない小さな村で、過疎化や高齢化の影響を肌で感じながら育ったという。
「札幌で大学に通っていた頃にLCC（格安航空会社）が誕生し、飛行機で道外へ旅行にいく人も多くなる中で、僕は北海道がとても好きだったので、逆に道内のいろんな地域に旅をしました。そこで北海道の多様性を知ったんです。他の都府県と比べても北海道はとにかく広いので、エリアが変われば見える景色も人も文化も違います。北海道の中だけでもこんなに素晴らしい所がたくさんあるんだなぁと、ますます好きになりました』

そんな田端さんは、今まで北海道のいろいろな地域で暮らしてきた。
「良かったことは自分の固定観念が外れて、感性が広がったことでしょうか。 見知らぬ土地に行って住むのは一つのチャレンジですし、北海道は気候も人も場所によって多種多様で、網走に住んだ時などは、まるで留学したみたいにカルチャーショックを受けたこともありました。でもそれは決してネガティブなことではなく、むしろプラスだと思います。今まで触れたことのない場所に羽ばたいて、道の文化や食べ物に触れて、今まで当たり前だったことがあたりまえでない状況に身を置いて初めて分かることがあり、自分が思った以上に成長できる。そこに楽しさを感じます。こうした体験は海外などでもできるのかもしれませんが、北海道という人との関わりが暖かい場所で経験するのも、選択肢の一つではないかと思いますね。

現在田端さんが働く「サツドラ白樺店」のある十勝エリア

田端さんは現在、「サツドラ白樺店」で副店長を務める

北海道に恩返しをしたい。「サツドラ」を選んだ想い

北海道の暮らしを謳歌している田端さん。現在の勤務先である「サツドラ」を選んだことにも大きな意味があった。
「就職を考える時期になり、日本の中でも過疎化や少子高齢化、その他さまざまな社会課題の先進地だと言われる北海道で、何か恩返しをしたい、地域に貢献したいと想ったんです。道内の企業を探す中、サツドラに目が留まりました。故郷の村では、特にお年寄りが必要ないものを買いに行くのにも苦労していましたし、僕たちもいつも不便さを感じていたんです。そんな村にサツドラができてから、みんなの暮らしが格段に豊かになった実感がありました。サツドラが出店してくれて本当に良かったと思った経験が原点ですね。
道内各地に多くの店舗があるサツドラなら、いろんな地域を経験できそうですし、ドラッグストアの領域に留まらない事業展開を行っているので、その先にいろんなキャリアの可能性もあります。これまで自分が体験してきたことや感性も生かせるのではないかと考え、入社しました」

自分にももっと何かできるんじゃないか、もっと何か感じられるんじゃないかと思う人がいたら、ぜひ北海道へ

2018年にサツドラに入社した田端さんは、網走、北見、音更（おとふけ）の店舗を経ていまは帯広市内の現店舗へ。

「別の店舗ですが、ほかの地域から来た24歳くらいの方がとても楽しそうに働いていて、そういう姿を見ると非常にうれしいです。自分にももっと何かできるんじゃないか、もっと何か感じられるんじゃないかと思う人がいたら、場所を変えて、ぜひ北海道で新しい発見をしてみてほしいです。

プライベートの過ごし方もいろいろ

そんな田端さん、休日はどんな過ごし方をしているのだろうか？

「現在住んでいる帯広はスイーツも有名で、この夏は市内84カ所で行っていたソフトクリームの食べ歩きラリーを楽しみました。また、網走で読書の楽しさを知ったので、本はよく読んでいます。帯広はアイスホッケーやスケート、山も近いのでスノボを楽しむ人も多いです。北海道全般に言えることですが、キャンプとの距離感はすごく近い。自然に触れて生活する感覚が根付いているので他の都府県に比べてもキャンプのハードルはかなり低いと思います」

サツドラのどこに最も共感していますか？

「特に共感するのは『地域』を大事にしている所ですね。例えば、同じ北海道でも僕が生まれ育った留寿都は雪がたくさん降りますが、今いる帯広ではほとんど降らず、晴れの日が多い。そうすると暮らし方や必要なものも違ってきます。こうした地域の特性をよく理解して品揃えをし、地域の人の暮らしの助けになることを大切にしている所に共感しています。

また、「EZOCA（エゾカ）」という会員カードの地域還元の取り組みは本当に良いなと思います。サツドラで買い物をするとポイントがEZOCA（エゾカ）に貯まるのですが、自治体と提携し、その一部を地域に還元していて、2023年は江差町に寄付しました。自社の利益をまちづくりに使うこの取り組みは、サツドラがドラッグストアの枠を超えていることを示す代表例だと思います。人口が減って、商店が閉店したり、他企業が出店を控えたりするような地域にもサツドラはお店を出していこう、地域の暮らしを支えようという考え方があり、北海道に志と愛を持って事業を行っている企業です。

ドラッグストアの枠を超えて、地域の人たちの生活に根づこう、地域にアプローチしていこうというのが入社した理由の一つだったので、それを自分が体現できていいる実感があり、非常にうれしいです。サツドラに行くことがきっかけになって、その方の生活に楽しさや豊かさが広がればいいなと思っています」

笑顔で語ってくれた田端さん。その言葉からはからは、北海道の外からなかなか見えない暮らしの魅力と、地元に根付いた企業で働くことの充実感が伝わってきた。

現在サツドラでは、オンラインにより「カジュアル相談」を実施中。
「サツドラに興味がある」「北海道への転居のサポート」に少しでも興味がある、
という方は以下のフォームからお気軽に面談をお申し込みください。
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田端宏道さん｜28歳　新卒入社5年目／サツドラ白樺店　副店長

北海道留寿都（るすつ）村出身。道内の大学卒業後、2018年にサツドラに入社し、網走、北見、音更（おとふけ）の店舗を経て帯広市内の現店舗へ。現在、総勢14名のスタッフをマネジメントしながら、一緒に店舗運営に奮闘中。

転居支援も！ 北海道で働きたい人の移住も支援するサツドラ

ドラッグストアの枠を超えて地域とのつながり、北海道の暮らしと未来を支えるサツドラ。若き社長の下、風通しの良い社風で進化し続ける同社は、道内はもちろん、道外からの人材の採用にも積極的で、北海道への転居に際しては、「仕事・暮らし・コミュニティ」という3つの観点からサポートして転居をサポート。さらに、仕事はもちろん、生活に関わる部分や転居地での人間関係・コミュニティへの接続についても支援している。

サツドラホールディングス株式会社では経営環境の変化に対応することを目的に「ダイバーシティ」を経営戦略の一つに据え、多様な働き方を促進する環境づくりを推進。株式会社JobRainbow主催のダイバーシティ＆インクルージョン（D＆I）に取り組む企業を認定するD&Iアワードにて、2021年地方企業部門　準グランプリを獲得している。

北海道から日本を、世界を、変えていく。サツドラの事業展開

人口減少と超高齢化が加速する北海道は「世界の社会課題の先進地」とも呼ばれる一方で、スノーリゾートや雄大な自然環境を目当てにインバウンドも多く流入し、今後はAI社会を見越したテクノロジー産業の拠点としても発展の兆しを見せています。

サツドラホールディングス株式会社Webサイトより。仕事に対する自分の価値観や考え方を診断できる「サツドラウェイ診断」も

そんな北海道で、道民の支持を得て成長し続けるサツドラホールディングス株式会社では、2019年7月に新たなビジョン「ドラッグストアビジネスから地域コネクティッドビジネスへ」を掲げ、小売業に留まらず、ドラッグストア店舗を起点として地域に関わるあらゆるヒト・モノ・コトをつなぎ、未来を創造していこうと躍進中。

事業展開として、基盤となるドラッグストア事業を核に、教育や人材育成、職業紹介、フィットネス、AIソリューション開発、エネルギー、インバウンドマーケティング、決済サービス等、地域で今後も増加する多くのニーズに応える事業を推進しており、未来の北海道の生活インフラを担い、地域の暮らしの豊かさをつくる企業として大きな進化を遂げつつあります。

文・森田マイコ