【求人】花火のまち「大仙市」が
地域おこし協力隊を募集!

人気ブランド米「あきたこまち」の主要産地であり、「花火のまち」としても有名な秋田県大仙市で、地域おこし協力隊を募集します!

今回募集するのは「女性が住みたくなるまちづくり」と「移住希望者への就職支援・市内企業の情報発信」に取り組む隊員。美味しいお米や日本酒と、伝統的なお祭り・イベントが盛りだくさんのまちで、大仙市の新しい未来をつくりあげていきましょう。

◆地域おこし協力隊とは
総務省によって定められた制度で、過疎化や高齢化が進む地方自治体が都市部の人材を「地域おこし協力隊員」として募集し、地域おこしに関する業務に従事。隊員には概ね1〜3年間、地域で暮らしながら地域ブランド化や地場産品の開発・販売・プロモーション、都市住民の移住・交流の支援、農林水産業への従事、住民生活の維持のための支援など、さまざまな地域おこし活動に取り組んでもらい、あわせて隊員の定住・定着を図っていただきます。給料を受け取りながら地域貢献活動や移住を進められるため、移住関心層から注目を集めている。

 

\「女性が住みたくなるまちづくり」と「移住希望者の就職支援」を担う人材を募集!

大仙市では2017年から地域おこし協力隊を受け入れており、現在2名が活動中。軽やかなフットワークでまちを駆け回り、多くの住民と触れ合い、つながりをつくるなかで、大仙市に新しい発見をもたらしてくれています。これから活動する隊員にも積極的に市内を駆け回り、多くの人とのつながりを築きながら活動に取り組んでいただきたいです。

今回募集するのは、「女性が住みたくなるまちづくりに関する活動を行う協力隊」1名「移住希望者への就職支援と市内企業の情報発信に関する活動を行う協力隊」1名です。各自の活動を行いながら、共通する活動として移住・定住に関する情報発信、移住相談対応、お試し移住体験の企画・実施なども行っていただきます。

【募集①】女性の声を活かしたまちづくりを

大仙市の課題は、若者の人口流出が顕著で、とくに若い女性の転出が転入を上回っています。私たちはこれを改善していかなくてはなりません。大仙市の美しい自然や文化を維持し、まちを発展させていくためにも女性の視点は欠かせません。そこで、協力隊にはさまざまな場所に出向いて多くの地域住民と触れ合い、会話のなかから「女性が住みたくなるまちづくり」のヒントになる声を拾い上げていただきたいと思います。

主な仕事は、

・市内在住の女性を対象にした座談会やワークショップ・イベントの開催
・女性の視点を意識した移住体験ツアーの企画と実施

などです。これにとどまらず、新しい視点と行動力を活かしてあらゆる角度から情報やヒントを集め、よりよい地域づくりのために何が必要なのか考えながら、企画・提案に取り組んでいただける熱意のある方を募集します。


隊員による「女性が住みたくなるまちづくり」をテーマにしたワークショップの様子。

【募集②】市内企業の魅力を広めたい

地方移住を考えるうえでまず気になるのが、仕事のことではないでしょうか。大仙市では2018年、「移住促進無料職業紹介所」を開設しました。ここで移住希望者の就職相談に対応していただきます。

主な仕事は、

・移住希望者を対象とした無料職業紹介所での相談対応や、相談者が希望する仕事の開拓
・市内企業の情報収集、情報発信

ただ相談にのるだけでなく、移住者の希望に添った就職先の開拓も重要な仕事です。市内には数多くの企業がありますが、その存在や魅力を伝えきれていません。そのため、市内のさまざまな企業を回って情報を収集し、あなたの言葉で発信していただきたいと考えています。


都内での移住相談会の様子。移住を希望する方の仕事などに関する相談に対応。

求める人材は、相手の声を拾い上げる“傾聴力”のある人

今回募集する内容は、どちらも「相手の話を聞くこと」が重視される業務。丁寧に耳を傾け、人の思いをくみ取れる方であれば、やりがいを感じていただけるでしょう。

隊員には地域の情報を発信してもらうことになるため、文章を書くのが好きな方、普段からSNSをよく利用している方も大歓迎!

大仙市では、地域おこし協力隊の活動を円滑に進めていただくために、しっかりとした受入・サポート体制を整えています。隊員としての活動費のほか、大仙市に定住するうえで必要な免許・資格・検定の経費の一部を支給。退任後も地域に残り、定住される場合は定住奨励金を、市内で起業する場合は起業支援補助金を支給してバックアップしています。

ぜひ大仙市の地域おこし協力隊として、「あなたのやりたいこと」を実現していきませんか? たくさんのご応募をお待ちしています。

大仙市ってどんなところ?

秋田県の内陸南部に位置する大仙市は、2005年に8市町村(大曲市・神岡町・西仙北町・中仙町・協和町・南外村・仙北町・太田町)が合併して誕生しました。東京駅からは秋田新幹線で最速3時間5分でアクセスでき、秋田空港や高速道路も整備されているため、ビジネスや旅行などさまざまな交流が可能な地域です。


横手盆地の北部に位置する仙北平野。果てしなく穀倉地帯が広がる。

農村景観に魅せられる、国内屈指の米どころ

866.79㎡(東京23区の約1.4倍)もの面積をもつ大仙市の主な産業は農業。奥羽丘陵と出羽丘陵の間を流れる雄物おもの川と、その支流である玉川の一帯は、仙北せんぼく平野が広がり、国内有数の穀倉地帯です。

近年は水田を活用し、大豆や枝豆、アスパラガスなどを栽培する複合営農が行われているほか、野菜の生産・販売を目的とした大規模園芸拠点「メガ団地」の整備が進められていますが、やはり盛んなのは米作で、収穫量は全国第2位。ブランド米「あきたこまち」などの美味しいお米や日本酒は、大仙市の自慢のひとつです。農村地域で見られる四季折々の美しい風景も、大仙市の宝と言えます。


農村地帯では秋になると眩しいほどに輝く黄金色の「稲穂のじゅうたん」が広がる。

伝承されてきた多種多様な行事は、住民の拠り所

歴史のある8つの市町村が合併してできた大仙市には渓谷や自然公園、温泉、スキー場といった自然を堪能できるスポットはもちろん、地域に伝わる伝統や文化、歴史といった魅力が息づき、行事もたくさんあります。

大仙市は、東北三大地主と称された池田家が近代造園の祖・長岡安平に設計を依頼して築いた国指定名勝「旧池田氏庭園」や、平安時代初期にエミシ支配のために造営された城柵遺跡の国指定史跡「払田柵跡ほったのさくあと」、黒壁に囲まれた築100年以上の主屋や内蔵、昭和初期に完成した洋館などを見ることができる国登録有形文化財「旧本郷家住宅」など、歴史と文化が色づいています。

地元ならではの祭りも旺盛で、冬の川を越えて伊豆山神社にぼんでん(大きな幣串に御幣などを取りつけたもの)を奉納する「川を渡るぼんでん」はそのひとつ。そのほか、中仙地域では毎夏、「ドンパン祭り」が開かれ、4万人以上の観客と約2,000人の踊り手で賑わいます。

室町時代からの伝習として知られるのは「刈和野かりわのの大綱引き」。直径80㎝・長さが雄綱約64m、雌綱約50m、重さがそれぞれ10tの綱を、厳寒のなか、豊作を願って数千人で引き合うもので、国指定重要無形民俗文化財になっています。

大仙市が誇る日本最高峰の全国花火競技大会「大曲の花火」

まちが最も盛り上がるのは、毎年8月に開催される全国花火競技大会「大曲の花火」。 全国から集まった一流花火師たちが精魂込めた作品を夜空に打ち上げ、日本一を競います。珠玉の作品は言葉にならないほどの見ごたえです。

「大曲の花火」以外にも「太田の火まつり(2月)」「内小友余目さくら花火鑑賞会(4月)」「楢岡さなぶり酒花火(6月)」「協和七夕花火(7月)」など、年間を通して花火大会が開かれます。

また、市内には花火伝統文化継承資料館「はなび・アム」もあり、花火を知り、学び、体験できる環境が整っています。


約1万8千発が打ち上げられる大迫力の全国花火競技大会「大曲の花火」。前年度受賞者の特別プログラムもあり、見どころ満載。

 

文・星野真希子

                   
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