2023年に公開予定の映画「泥流地帯」の物語の舞台である上富良野町では、ロケサポートを担当する地域おこし協力隊を募集中。映像業界に対する興味・関心があることはもちろん、SNSなどで情報発信をするスキルを持つ人、“縁の下の力持ち”としてのコミュニケーション能力を持つ人、そして上富良野町に移住を考えているという人。爽やかな空気と景色のなか、新しい生活とやりがいのある仕事をはじめませんか?
上富良野町の日の出公園内にあるラベンダー園。映画「糸」のロケ地にも使われた
旭川市から車で約1時間、北海道のほぼ中央に位置する上富良野(かみふらの)町は、東は大雪山系の十勝岳連峰、西は夕張山地と周囲を山に囲まれた富良野盆地にあります。人口は約1万人で、病院、スーパーやホームセンターもあり普段の暮らしもスムーズ。また、“自衛隊のまち”としても知られていて、比較的若い世代や子育て世帯が多いのも特徴です。
町内には観光スポットが点在し、起伏に富んだ「ジェットコースターの路」や無料で入れる「吹上(ふきあげ)露天の湯」など、テレビや映画のロケーションの舞台となった場所が数多くあります。2020年に公開された、菅田将暉×小松菜奈主演の映画「糸」では、上富良野町役場や日の出公園ラベンダー園がロケ地として使われました。十勝岳の中腹にあり雲海が見下ろせる温泉宿、山あいに白く映える観覧車など、魅力的なスポットはまだまだたくさんあります。丘陵地帯に咲くラベンダー畑だけでなく、風になびく麦畑やとうもろこし畑など地元の人にとっては何気ない風景も、映像制作者や旅する人たちの心を捉えています。
今回は、上富良野町が舞台となる三浦綾子の小説『泥流地帯』『続泥流地帯』の映画化に伴い、2021年3月に発足した「ロケサポートかみふらの」の事務局を担当する地域おこし協力隊を募集しています。現在、ロケサポートかみふらの事務局の担当であり、2019年から地域おこし協力隊として活動してきた井上馨さん(49歳)に、応募したきっかけや、今回募集する協力隊の業務内容についてお聞きしました。
上富良野ロケ地マップを手にした井上馨さん。
井上 馨さん(49)
2019.年に妻・子ども3人と東京から移住、上富良野町地域おこし協力隊の観光推進員に就任。かみふらの十勝岳観光協会でインバウンドの対応・推進業務などに携わった後、2020年11月に上富良野町役場企画商工観光課に異動。ロケ誘致・支援やロケツーリズムを手掛けるワンストップ窓口「ロケサポートかみふらの」の設立に携わり、現在は同事務局を担当する。プライベートでは敷地内に森や小川がある中古住宅を購入、家族、愛犬との暮らしを楽しんでいる。
■ロケや観光誘致にまちのVR動画を制作
小高い丘にラベンダー畑が広がり、展望台からは360度のパノラマが見渡せる、上富良野町の日の出公園。小型カメラを付けた自撮り棒を持ちながら、井上さんはラベンダー畑のなかをゆっくりと歩いていきます。
「360度の全方向から景色を見られるVR動画を制作しています」と井上さん。この動画をユーチューブで配信することで、映画やテレビ、CMなどにふさわしいロケ地をリサーチする制作会社の目に留まり、連絡をもらいやすくなると言います。さらに、ユーチューブのチャンネル登録者やSNSのフォロワー数を増やしながら、国内やインバウンドの観光客誘致にもつなげていく予定です。
こちらは、ラベンダー畑と季節折々の花畑を楽しめる「深山峠ラベンダーオーナー園」。撮影にはドローンも使っています。
役場に戻ると、さっそく編集作業に。撮影したスポットを説明するアニメキャラクターも加えて、視聴者の興味を引く映像に仕上げていきます。
VR動画の制作公開を企画したのは井上さん。撮影機材もコストパフォーマンスの良いものを選んで役場に提案、購入しました。
「撮影や編集もまったく分からないところから独学ではじめましたが、いまは楽しくやっています。やはり、こうしたガジェットを楽しみながら操作できるタイプの方がこの担当には向いていますね。また一般の方が喜ぶような視点を持つことも大切です」
上司の上嶋義勝さん(中央)とともに、斉藤町長(右)と打ち合わせも行います。「主体的に動ける、やりがいのある仕事」と井上さんは話します。
■東京のシンクタンクから地域おこし協力隊へ
映画「糸」の撮影も行われた上富良野町役場の前で
2019年、インバウンドを担当する観光推進員として、上富良野町地域おこし協力隊に採用された井上さん。それまでは、イギリスの大学院で環境政策を学んだ後、東京のシンクタンクに勤めていましたが、“自然のなかで、家族の時間を大切にできる暮らしを”と夫婦で移住を決意。北海道各地を回って「ここだ!」と決めたのが上富良野町でした。さらに、インバウンドを含めた観光産業に可能性を感じていた井上さんにとって、地域おこし協力隊の業務は理想だったといいます。
しかし、翌年には新型コロナウイルスの影響でインバウンド業務が縮小。そんななかで、上富良野町では地元を舞台とする三浦綾子の小説『泥流地帯』『続泥流地帯』を映画化するプロジェクトが活動していました。
企画商工観光課では「泥流地帯」映画化プロジェクトの冊子やポロシャツなどのグッズも作成。
■ワンストップ窓口「ロケサポートかみふらの」を開設
2020年11月、井上さんは役場の企画商工観光課に異動、翌2021年3月に「ロケサポートかみふらの」を設立しました。
「それまでは、制作会社からロケ地の問い合わせを受けた部署が個別に対応していましたが、『ロケサポートかみふらの』はワンストップ窓口として、ロケの誘致や支援を行っています。さらに、観光客が舞台となったスポットを巡るロケツーリズムにも積極的に取り組んでいます」
町の広報紙「かみふらの」3月号で「ロケサポートかみふらの」設立を特集
「町民のみなさんには、『ロケツーリズムかみふらの』のサポーターになっていただけるよう、積極的に呼びかけています」と井上さん。「例えば、映画『泥流地帯』であれば、当時に着ていた服を得意な人に縫ってもらったり、昔使っていた農機具をお借りしたりと、ボランティアでお願いしたいことは多岐にわたります」
「また、町民のみなさんに関心を持ってもらうために企画イベントを開催して、少しずつ機運を高めていく取り組みも行います。映画『泥流地帯』は、上富良野町でほとんどが完結するストーリー。作家の三浦綾子さんはこの小説を書くために何度も上富良野に来て、涙を流しながら執筆したそうです。百年近く前に、先祖が苦労して開拓した田畑や家が十勝岳噴火による泥流で押し流され、それでも諦めることなく二度目の開拓を遂げた。そんな先祖を持つ上富良野町のみなさんにサポーターとして参加してもらうことで、自分たちのまちに誇りと自信を持ってほしいという思いがあります」
上富良野町役場で職員が着ている「泥流地帯」のオリジナルロゴが入ったパーカー
■サポート業務で求められる“バランス感覚”
今回、上富良野町で募集している地域おこし協力隊は、22年5月に退任する井上さんの業務を引き継ぐことになります。「ロケサポートの業務は“縁の下の力持ち”的な、裏方としての業務が主になります」と井上さん。
十勝岳連峰と富良野盆地が一望できる千望峠で
「例えば、ロケ地が制作イメージに合っているか事前に確認してもらうための、ロケハンへの同行業務。そこで撮影が決まった場合、例えば道路を使うことになればその道路部分を占有するための申請を行ったり、必要があればスタッフのロケ弁当や宿泊施設などの手配もします。ロケに来た人たちがスムーズに撮影が進められるよう、きめ細やかなサポートを行うのが事務局の仕事です」
基本は、人と人との間をつなぐ仕事。そこでもっとも問われるのは「バランス感覚」だと井上さんは話します。
「物事を進めるのに、僕が前にいた外資系の会社では1日で決まるようなことが、ここでは1ヵ月かかることもあります。また、グイグイと進めたい東京の制作会社側と、町民の方々に温度差がある場合、こちらでバランスを取ることを考えなければなりません」
そう言って、井上さんが連れていってくれたのは、有名アイドルグループが出演したCMで、使われた木々が望める場所。木が立っている場所は農家さんの所有地で立ち入り禁止になっていますが、勝手に入ってしまうファンがいるのだとか。「我々は、ただロケを誘致するだけでいいというものではないんですね。町民の暮らしや景観を守り、同時に理解を得ながらこのまちの良さをアピールしていくことを心掛けています」
いろいろな人や組織との連携も不可欠です。「環境省や自衛隊などに申請をするときは上司の上嶋さんとお願いに行くこともあります」。制作会社のエキストラ依頼で、条件に合う人がサポーターの中にいない場合には、役場の人のつてを頼って直接お願いに行くこともあるとか。「力技ですね。でも、こういった人とのつながりで物事を進めていくことは結構多いんですよ」
「そういったなかでも、“これは進めていきたいけれど、無理にはできないからバランスを取ろう”“これを進めてもらいたいから、こちらは我慢してもう一つをお願いしよう”と、常にバランスを取る姿勢が必要です」と話す井上さん。「自分がこれまでに得てきたスキルや経験をそのまま当てはめようとするのではなく、新たに学んでいく姿勢を持つことも大切ですね。それを組み合わせて、また自分のものとして発揮していければいいと思います」
さらに、もうひとつのバランス感覚として、「短期的視点」と「長期的視点」を併せ持つことの重要性も話してくれました。「作品が発表されたら、一過性で終わらせるのではなく、ロケツーリズムとしての観光客誘致に取り組むための工夫も必要です。例えば、前もって “聖地巡礼”をしたくなるスポットや施設を選定、整備しておいた上で制作会社に伝える。そして、撮影した映像や写真などをツーリズム用に使わせてもらえるよう権利交渉を事前に行っていくことも、非常に大切だと思っています」
■セカンドステージを決めるのは早いほうがいい
東京時代は夫婦とも激務で、なかなか家族の時間が持てなかったという井上さん。高寿命化で人生を百年と考えたときに、何よりも「心地よい暮らしをしたい」とご夫婦で話し合ったそうです。「50代後半や60歳で第二のキャリアを考える人たちが多いですが、新しく始めることや、体力的なことを考えれば、早い年齢のほうがいいと僕は思います。北海道を回ったなかでも、この上富良野は山あり、丘あり、田畑ありと非常に惹かれる土地でした。ドライで爽やかな空気も最高。その選択は正しかったといまも思っています」
上富良野をついのすみかと定めて、敷地内に森がある、中古の一戸建てを購入した井上さん。森づくりや畑作業を楽しみながら、家族との暮らしを何よりも大切にしています。お子さんたちは湧き水で遊んだり、棒きれでチャンバラごっこをしたり、水たまりにエゾサンショウウオの赤ちゃんを発見したりと、自然のなかにすっかり溶け込んでいるとか。
「これからの時代、学歴よりも『生きる力』が重要になってくると思っています。空気が良くて、遊べる自然があって、彼らが大人になって独立した後も、こういった土地に帰ってこられるのは何よりも幸せなことだと思っています」。2022年5月に地域おこし協力隊の任務を終えた後も、上富良野で事業を営んでいくといいます。「縁もゆかりもない土地であればこそ、移住して役場の地域おこし協力隊に就くのは最良のステップだと思います。僕がしっかりと引き継ぎを行いますので、ぜひ上富良野のまちを気に入って住み続けてくれる人、このまちの良さを発信し続けてくれる人に来てほしいですね」
地域おこし協力隊の任期は3年ですが、その後もロケサポートを行う事務局の業務に携わっていくことが可能とか。また、撮影・動画作成スキルを生かしてユーチューバーになったり、ドローンで空撮や農薬散布を請け負うなどの副業を組み合わせることも考えられそうです。小説『続・泥流地帯』では、ふるさとを持つことの大切さを主人公が語るシーンがありますが、まずは上富良野というまちの良さに触れてみてはいかがでしょうか。
第2回レポートはこちら
「泥流地帯」映画化決定に沸く、上富良野町のロケスポットを映画ソムリエ・東紗友美さんと巡る
文・高橋明子 写真・和田北斗
地域おこし協力隊募集にあたって
上富良野町は、北海道の中心部大雪山系十勝岳連峰の西側に位置し、雄大な十勝岳と丘陵田園の景観が美しく、明治30(1897)年の開拓以来、農業を中心に発展してきており、わが国で初めて、農作物としてのラベンダー耕作を昭和23(1948)年から始めている農業と商工観光のまちです。また、昭和30(1955)年には陸上自衛隊が移駐し、現在では自衛隊員とその家族が町民の約30%を占め、農業と商工観光に並んでまちづくりの3本柱として位置付けられ発展してきました。
昭和後期からラベンダー観光が注目され、多くの観光客で賑わい、平成13年には年間100万人を超える観光入込客数となり、近郊の市町村を合わせた富良野・美瑛エリアは国内においても有数の観光地として認識されるようになりました。
平成期では団体旅行の減少に伴う個人旅行へのシフト、観光地の競争激化、また、経済情勢に左右されやすい理由などから年々観光客が減少し、現在では60万人ほどで推移している状況にある一方で、訪日外国人観光客は著しく増加していましたが、新型コロナウイルス感染症の全国的な蔓延流行により訪日外国人観光客は皆無となるほか国内旅行旅行者も大きく減少し、宿泊業や観光関連産業にとっては受難な状況が今もなお継続しています。
上富良野町では第2次観光振興計画(平成31年度~令和5年度)を策定し、観光地としての環境整備を観光協会や観光関連事業者との情報共有のもとに方策を検討し、着実に進めている現状にありますが、今後の基盤整備を図る中で、新たな核となる観光ツーリズムの構築が重要な課題となっています。
現在、三浦綾子の「泥流地帯」の映画化を進めており、その機会を最大限に活用するために、ロケサポート組織「ロケサポートかみふらの」を設立してロケツーリズムを推進しておりますが、このロケツーリズムを一つの観光の核とするべく、本町の観光振興に取り組んでいただける新たな人材、地域おこし協力隊を募集します。
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都道府県+市町村 北海道空知郡上富良野町 募集状況 募集中 勤務地 (勤務地)北海道空知郡上富良野町大町2丁目2番11号 上富良野町役場内 企画商工観光課 (活動範囲)北海道空知郡上富良野町 雇用形態 上富良野町会計年度任用職員として任用します。 給与 (1)報酬月額(月額給与)
25歳未満 月額175,000円
25歳以上30歳未満 月額205,000円
30歳以上 月額220,000円
※所定労働時間を超過した勤務を行った場合は、時間外割増報酬を手当として支給します。
(2)期末手当
上富良野町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例に基づいて支給されます。
(3)通勤手当
上富良野町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例に基づいて支給されます。
※その他退職手当等は支給しません。
福利厚生 待遇及び福利厚生
(1)社会保険・厚生年金・雇用保険・公務災害補償に加入
(2)住居は町が斡旋し、家賃の一部を助成します。(月額最大27,000円)ただし、光熱水費、生活用品等は本人負担となります。
(3)活動(勤務)に必要なパソコンは町が貸与
(4)活動(勤務)に要する車両は観光推進員が所有する車両とします。 ただし、車両経費として月額30,000円を助成します。
(5)自己研さんに要する研修経費は町が助成
(6)活動(勤務)に必要と町長が認めるその他経費は町が助成
(7)活動(勤務)に要する旅費等は町が負担
※助成に係る費用は、いずれも予算の範囲内です
仕事内容 期間中は、次の共通活動と重点活動に従事していただきます。
【共通活動】
(1)地域活動及び地域の維持・活性化につながる活動
(2)地域行事の支援・共同作業・イベント作業などの活動
(3)活動後の起業・就業のための隊員個々の特性に合わせた地域協力活動や自主的な活動
【重点活動】
(1)「ロケサポートかみふらの」(ロケ支援組織)の運営・管理
①全国ロケツーリズム協議会活動を通じたロケ誘致、スキル研修
②ロケ依頼に対する相談、情報提供、受け入れの決定
③ロケ支援の調整
④ホームページ管理、SNS等を活用した地域情報発信
⑤町民サポーターの管理、活用
⑥その他「ロケサポートかみふらの」の管理運営に必要な業務
(2)小説「泥流地帯」映画化事業への中心的サポート
①全般的な映画制作支援の統括
②町民向けの機運醸成事業の企画立案、実施
③映画に使用された舞台、セットその他設備を活用したロケ地観光の企画立案、実施
(3)その他町長が必要と認める業務勤務時間 勤務時間 8時30分~17時00分(休憩時間1時間)
原則として週37時間30分の勤務となります。
休日休暇 (1)週休日 勤務日指定表に定められた休務日
(2)休日 祝日、1月2日~1月5日及び12月31日
(3)その他 原則週5日勤務とします。また、行事催事等で週休日、休日に勤務命令が発せられたときは
振替日の取得又は時間外勤務手当の対象となります。応募資格 (1)映像作品の制作に強く関心のある方及びインタネットツールを活用した情報発信に精通又は関心のある方
(2)心身ともに健康で、地方都市の活性化に意欲があり、地域の特性や風習を尊重して地域住民と積極的にコミュニケーションを図れる方
(3)地方公務員法(昭和25年法律第261号)第16条に規定する欠格条項に該当しない方
①成年被後見人又は被保佐人
②禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの者
③当該地方公共団体において懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない者
④人事委員会又は公平委員会の委員の職にあって、第60条から第63条までに規定する罪を犯し刑に処せられた者
⑤日本国憲法施行の日〔昭和22年5月3日〕以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者
(4)土日祝日や夜間など突発的な活動や催しに対し、勤務に対応できる方
(5)令和4年1月1日時点で年齢20歳以上の方(性別不問)
(6)普通自動車運転免許証を所持する方
(7)インターネット、ワード、エクセル、パワーポイント、SNS、Eメールの送受信などの一般的なパソコン操作ができる方
(8)現在、3大都市圏内外の都市地域及び指定都市に在住の方で、上富良野町へ住民票を異動し、活動終了後も定住する意思のある方募集期間 2021年11月30日(火)まで 選考プロセス 第1次審査 書類審査 随時
※下記応募フォームからお申し込みください
※第1次審査を通過された方にはメール・または電話でお知らせします。
第2次審査 面接審査 面接審査の日時・場所は第1次審査の結果通知時にお知らせします。
採用問い合わせ先 上富良野町役場 企画商工観光課商工観光班
〒071-0596 北海道空知郡上富良野町大町2丁目2番11号
TEL 0167-45-6983 FAX 0167-45-5362
E-MAIL:shouko@town.kamifurano.lg.jp
HPアドレス:http://www.town.kamifurano.hokkaido.jp