雪とともに暮らす町を楽しみ倒す、
「観光振興」「情報発信」プロデューサー募集!

秋田県横手市地域おこし協力隊募集

秋田県南部にある横手市は日本最大の面積を誇る盆地の中に位置しており、「雪がすごいことになっている!」と全国ニュースで放送されるほどの日本有数の豪雪地帯。冬は一面の雪景色に包まれますが、”雪解けとともに一斉に花が開く春” ”あふれる日差しが作物を育てる暑い夏” ”足早に山を錦に染め上げる秋” ”しんしんと降る雪がすべてを包み込む冬” といった日本らしい四季を楽しめるのも、横手ならではの楽しみの一つです。

そんな雪とともに暮らす横手ならではの「楽しみ」や「暮らし」を発掘し、伝えていく「観光振興」「情報発信」プロデューサーを地域おこし協力隊として募集しています!

 

秋田県横手市とは?

横手市は秋田県の内陸南部に位置し、東側は岩手県と接しています。秋田市に次ぐ主要都市で、秋田自動車道と湯沢横手道路が交差する交通の要所でもあり、秋田の東の玄関口となっています。肥沃な土壌と寒暖の差が大きい気候により、県内有数の穀倉地帯となっているほか、りんご・ぶどう・さくらんぼ・スイカ・しいたけなど、安全でおいしい農作物がとれ、古くから豊富な食物に恵まれてきた地域です。

また、2月に行われる「かまくら」やご当地グルメの「横手やきそば」など、雪国ならではの伝統文化や全国的に名の知れたグルメも楽しめる観光地でもあります。

 

今回横手市として初めて募集することになった地域おこし協力隊のミッションは「観光振興」と「情報発信」。どんな仕事になるのか、どんな人が向いているのか伺いました。

 

自信を持って誇れるまちに!

観光振興」に関わる方に求めていることは「観光好き」と「思考力」です。

横手には観光資源となり得るものがたくさんありますが、地元目線だけでは気づけない魅力も多くあります。そんな”横手にしかないもの”、”横手でしか体験できないもの” を訪れた観光客の目線で発掘し、新たなコンテンツとして作り上げてほしいと考えています。

なので、横手市のことをまだまだ知らないといった方でも大歓迎です。まず初めは地域の中に入り込んで、横手の魅力を掘り起こしてもらえたらと思います。

ゆくゆくは、観光地域づくりのプロデューサーとして企業や自治体、地域住民の窓口となり、観光地経営の視点から、豊かな地域資源を「見つけ」「磨き」「活用」することで、あらゆる産業に活力を与えられるような取り組みを展開して欲しいです。

旅行が好きな方、全国の観光地巡りをしてきた方など、その経験を生かして横手市の観光をぜひ盛り上げてください!

 

地域をジブンゴトに!

もう一つの「情報発信」に関わる方に求めるスキルは「好奇心」。そして「聴くチカラ」と「伝えるチカラ」です。

魅力的な観光資源や伝統文化があっても、それを届ける手法がなければ、知られずに終わってしまいます。また、行政の力だけでは伝えきれないことも多く、地元の人が横手の魅力に気づいていないことも課題だと感じています。

そこで、これまでの概念を覆すような行政の枠にとらわれない、新たな情報発信を担ってほしいと思っています。情報発信ツールは問いません。また、最低限の情報発信の知識があれば、専門的な技術がなくても構いません。技術の習得はサポートします。

情報発信は常に変化する業界。好奇心を武器に新しいことにどんどんチャレンジする力を求めています。また、聴くチカラや伝えるチカラは相手の立場に立って物事を考えれば自然とついてきます。なので、「それもありだよね」と相手を許容する気持ちも大事です。

ヨソモノ・ワカモノの視点で地域をつなげながら、市内外の若い世代に刺激を与えるような斬新な視点と行動力で横手市の地域資源を掘り起こし、地域の一人一人、関係人口の一人一人が地域をジブンゴトとして関わっていけるような情報発信を期待しています。

 

住民にも観光客にも、横手の良さを再認識してほしい

地方が共通で抱えている人口減少や少子高齢化。横手市もこのまま手を打たないと担い手の確保が難しくなり、労働力や地域コミュニティの維持ができなくなります。生産人口の減少が主な原因で、中でも20〜24歳の減少が最大となっています。

横手の若い世代は、周囲の大人たちから「横手は何もないから」「横手には就職口はないから」と聞かされ、生まれ育ったまちに愛着を持てないまま進学等により横手を離れていきます。そして、そのまま横手に戻ることはありません。

こうした若い世代の横手離れを止めるためにも「郷土愛」、さらにはシビックプライドの醸成を図る取り組みが必要と考えています。

そもそも、横手に住む人たちが身近にある魅力に「当たり前」になりすぎて、気がついていないことも一つの要因。横手の魅力を知らないまま市外に出てしまうと「横手に戻る」という選択肢がないのです。横手の魅力を認識した上で、横手に戻るのか、戻らないのか、という選択をしてもらいたいですし、もし横手に戻らないとしても、いつも横手を気に掛けていてほしいです。

そのためにも、横手にしかないもの、横手でしか体験できないものを掘り起こし、磨き上げ、その情報を発信することで横手の魅力を認識し、選択肢の一つとなってほしいと思います。


横手市観光推進機構は平成29年設立。観光地域づくりの舵取り役として、企業や行政と連携しながら観光事業を推進しています。

どちらの仕事も地域の人と密着し、粘り強く対話しながら理解を得るような、コミュニケーション能力が求められる仕事です。

また、一人で仕事が成立するわけではありません。横のつながり、縦のつながり、斜めのつながり。多くの人と一丸となって取り組み、点と点を繋いで面を作るような役割です。そんな立ち位置を楽しめる方にきてほしいです。

 

雪とともに生きていくための助け合いの精神

今回の受入団体である横手市観光推進機構」と「Yokotterは、もともと互いの専門分野を生かしながら連携し、地域の課題に取り組んできました。地域おこし協力隊の方々に対しても、双方が連携しながらサポートしていきます。また、横手市もさまざまな課が連携して積極的にバックアップします。

もちろん、できることもあれば、できないこともありますし、壁にぶつかる時もあります。そんな時には周りの人を頼ってください。みんなで一緒に考えていきましょう。


Yokotterは2009年12月に発足。インターネットメディアの運営を中心に活動し、その他さまざまな形で、人と人をつなぐ横手の情報発信を行なっています。

そして何より、横手の人たちの面倒見の良さは半端じゃありません。一歩こちらから踏み出すと、あっという間に10歩も100歩も先に行けるような。たくさんの地域の方々が手を差し伸べてくれます。これは豪雪を乗り越えるための地域の助け合いの精神からきているように思います。

 

毎日降り続く雪。日常生活を送るためにも、ご近所が一丸となって雪寄せをして、生活道路の確保をしなければなりません。そんな毎日の助け合いが、自然と面倒見の良さにつながっているのです。

横手は豪雪から猛暑まで、春夏秋冬がはっきりしている地域。それを楽しめる方にぜひきて欲しいです。雪とともに暮らす横手。だからこその一番の魅力は「人」。心温まる出会いをご用意してお待ちしております。

 

今年の豪雪の様子を動画にした「雪とともに暮らす」という動画がにあります。雪の大変なことも良いことも全て受け入れて雪とともに暮らす。それを楽しむのはあなた次第です。ぜひこちらも見ていただくと、冬の様子を感じていただけると思います。

                   
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