【求人】地域オリジナルメディアで、
コミュニティオーガナイザーになれる!
熊本県荒尾市 地域おこし協力隊募集

みなさんが「帰りたくなる地元」とは、どのような場所ですか?

馴染みのあるお店や風景があったり、気の置けない仲間や自分らしい生き方をしている人がいたり…、「ここが私のふるさと」と感じられる特別な何かがある。そのような場所であれば、いつか帰りたくなるのではないでしょうか。

荒尾市には、日本最大級の干潟や、戦前戦後の面影を感じる世界文化遺産、九州では知らない人がいないと言われるテーマパークなど沢山の資源があります。しかし、年々人口が減少し、出生数も減り続けています。ここ数年は、特に若い女性の転出が顕著です。そんな、一度まちを離れた人が「いつかは帰りたい」と思うには、「故郷への愛着」も大切。そんな愛着を持ってもらうために、まずは「地元案外悪くないかも」「好きかも…」とポジティブな感情を持ってもらうことが重要だと考えています。

そこで荒尾市は、この土地の方言で”すごく好き!”を意味する「ぎゃんすき!」を合言葉に、公式オンラインメディア「ぎゃんすき!あらおちゃん」を立ち上げました。地域に関わる人々の思いや、まちの魅力あふれる出来事を面白く発信することで、荒尾への愛着を育くみ、将来的なUターンや少子化対策につなげていきます。今はまだそんな好きじゃないという人とも、みんなで「ぎゃんすき!」と言えるようなまちを一緒につくっていきたいという願いも込めて運営しています。

 

荒尾に関わる人同士をつなぐ「コミュニティオーガナイザー」募集!

「ぎゃんすき!あらおちゃん」は、昨年9月に始動しました。単なる情報発信にとどまらず、まちの発信・交流の拠点として持続的に機能することを目指しています。

事業の主な柱は、以下の3つです。

① 情報発信(SNS運用や発信コンテンツ制作)

② 交流促進(イベント・コミュニティ)

③ 持続的な運営体制(スポンサーなどによる収益源確保)

2024年は、荒尾に関わる人々がつながるための土台をつくる年。そこで、「ぎゃんすき!あらおちゃん」の交流促進分野を担うコミュニティオーガナイザーを募集します!

具体的な活動内容

◉オンライン、オフラインイベントの企画~運営

◉コミュニティの企画~運営

◉上記に関わる発信(SNS投稿)等

\こんな人におすすめ!/

◎地方移住に興味がある方

◎地域活性化に携わることに興味がある方

◎自治体公式メディアの立ち上げに興味がある方

◎企画~実行まで一貫した業務に携わりたい方

◎企画や編集、動画制作のスキルを身に着けたい方

◎アイデアを出すことが好きな方

◎さまざまな人と交流するのが好きな方

今回募集するコミュニティオーガナイザーは、荒尾市の地域おこし協力隊として、市が委嘱しプロジェクトにも携わる支援機関(Anbai株式会社)と雇用契約を結びます。

1年目から、自らのアイデアを発揮してチャレンジできる環境があります。ただし、一人ですべての責任を負うわけではありません。プロジェクトのリーダー、企画管理責任者である地域活性化起業人、「ぎゃんすき!あらおちゃん」チームのメンバーとお互いに協力・連携しながら取り組んでいただく体制があります。

 

リモートワーク可能!仕事をサポートする研修やメンター制度も

勤務場所は原則自由です。チームメンバー間のコミュニケーションは、毎朝のオンラインミーティングで情報を共有しています。また、個人の目標設定と進捗管理のためのツールとして、目標シートを活用しており、定期的に開くミーティングで各自の目標に対する進捗状況を確認しながら、プロジェクトリーダーや支援機関に在籍する経験者からアドバイスを行う機会を設けています。

このほか、業務スキル研修などの各種研修のほか、メンタリング制度(スキル・キャリアメンタリング含む)、地域とのつながりサポートを用意しています。

オンライン・オフラインを問わず、地域の交流を盛り上げていく意欲のある方、プロジェクトの立ち上げから参加してくださる方をお待ちしています。少しでもこのプロジェクトに興味を持っていただける方は、ぜひお気軽にご連絡ください!

 

お問合せフォーム

 

荒尾市の一番の資源は「人」だと、私たちは考えています。だから、まちの主役である荒尾に関わるすべての「人」を主軸に発信活動を行っています。

この記事をお読みいただいた方も、すでに「荒尾に関わる主役」のひとり!試行錯誤の段階にある取り組みですが、みなさんにもぜひチームの一員となっていただき、一緒に「ぎゃんすき!あらおちゃん」を創り上げていきましょう!(あらおちゃんチーム一同)

 

一緒に働くのはこんな人たち!
「ぎゃんすき!あらおちゃん」チームにインタビュー

「ぎゃんすき!あらおちゃん」の企画管理責任者で地域活性化企業人の纐纈こうけつ 翼さん(Anbai株式会社)、情報発信分野を担当する地域おこし協力隊の中島鈴々夏さん、荒尾市総合政策課政策推進室長の林田真司さんにお話を伺いました。

纐纈 翼さん(左)
岐阜県白川町出身。10年以上にわたり、コミュニケーションと企業ブランディングの分野で豊富な経験と実績を積んできた。Anbai株式会社では地域活性を推進するプロジェクトの責任者として従事。2023年6月、荒尾市の地域活性化起業人に着任。「ぎゃんすき!あらおちゃん」チームメンバーで一番耳が大きいとのこと。

林田真司さん(中)
熊本県荒尾市出身。荒尾市役所入庁20年目の総合政策課の政策推進室長。国で「地方創生」が始まったころから、市の戦略策定に携わっている。「ぎゃんすき!あらおちゃん」チームメンバーで一番背が高いとのこと。

中島鈴々夏さん(右)
熊本県荒尾市出身。高校卒業後、熊本で食品開発の仕事を務めたあと建築の専門学校に行き、卒業後に上京。神奈川県でパートタイムの仕事に就きつつ、職業訓練校でWebデザインを学ぶ。今年3月に荒尾市にUターン。荒尾市の地域おこし協力隊として、「ぎゃんすき!あらおちゃん」の情報発信を担当。「ぎゃんすき!あらおちゃん」チームメンバーで一番目が悪いとのこと。

――コミュニティオーガナイザーには、どのようなイベントやコミュニティづくりに取り組んでもらいたいですか?

纐纈さん 「ぎゃんすき!あらおちゃん」は、少子化対策に取り組むメディアなので、若年層を対象としたイベントやコミュニティづくりを中心に展開していきたいと考えています。例えば…荒尾には自然野菜、有機野菜を育てている農家さん達もいるので、そういった野菜に特化したマルシェや、世界文化遺産の万田坑をバックにしたDJイベント、荒尾駅前の空き家を活用した街歩きイベントなども面白いかもしれません。オンラインなら、「ぎゃんすき!あらおちゃん」のフォロワー同士をつなぐイベント等。荒尾市内の人同士や市外の人が気軽に交流できる「遊び場」のようなコミュニティづくりを期待しています。
これらはあくまでも一例です。ご自身のアイデアを最大限活かしていただければと思っています。

――コミュニティオーガナイザーに求めるビジネススキルはありますか?

纐纈さん 私たちが大事にしているのは、ビジネススキルというよりも、いわゆるポータブルスキルと呼ばれるものです。具体的には、聴く力や自発性、自分の意見を伝える勇気、地域の文化を大切にする受容力です。

――では、どんな人がこの仕事に向いているでしょうか?

纐纈さん やりたいことのアイデアはあるものの一人で実現するのは難しいと感じている人や、大きな組織での安定を求めるのではなく、小さな組織の中でのやりがいを求めている人でしょうか。全国的な知名度はないまちだからこそ、プロジェクトの立ち上げ期だからこそ、都市部とは違ったやりがいを感じられることと思います。一人ひとりが重要なポジションなので、自己効力感は高まると思います(笑)。

林田さん:荒尾出身者だけでなく、現在お住まいの地域の良さを理解している方も歓迎します。そういった方は、荒尾の魅力を新たな視点から発掘していただけることと思っています。

――「ぎゃんすき!あらおちゃん」というメディアを通して、地域の魅力をどのように高めていきたいですか?

纐纈さん 熊本では阿蘇山のある阿蘇地域や海が綺麗な天草地域が有名で、移住先としても人気です。荒尾もそれらに匹敵する認知度と、より深く愛着を持てる地域にしたいです。
荒尾の知名度は決して全国区ではありませんが「人」という大きな資源があると捉えています。だから、「ぎゃんすき!あらおちゃん」では、地域の人々に焦点を当てた情報発信や交流促進を重視していきます。

――中島さんにお聞きします。業務に取り組む中で面白さや大変さを感じるのはどんな時?

中島さん 着任してまだ2ヶ月目ですが、企画立案から取材、編集、投稿まで一連の業務を担当させていただいています。自分のプランで仕事を進められることに大きなやりがいを感じています。また、インスタグラムの記事に対して「見ました!」と声をかけられたり、「PRしてくれてありがとうございます!」と感謝されたりすると、とても嬉しいですね。一方で、だんだん仕事に慣れてきて、やりたい企画も増え、取材などの準備で少し忙しくなってきています。面白さと大変さが混在している状況で、とても充実した時間を過ごせています。

――中島さんがUターンを選択した理由は? どんな時に荒尾に帰ってきて良かったと感じますか?

中島さん 高校まで荒尾で過ごし、当時の私は生まれた時から住んでいる環境に慣れ過ぎて、少し窮屈さを感じていたと思います。だから、上京してから新しい刺激が多くて楽しかったのですが、段々と故郷の自然豊かな風景が恋しくなりました。荒尾に戻ってからは、まちを歩くたびに緑豊かな景色や鳥のさえずりに癒され、心が休まります。

――最後に、みなさんからコミュニティオーガナイザーを志す方にメッセージをお願いします。

中島さん 私はまったくの未経験からこの仕事を始めました。纐纈さんや林田さんを始め、先輩方にアドバイスをいただきながら、新しいことにチャレンジできています。好奇心旺盛でチャレンジしたいと思っている人にはぴったりの環境だと思います。ぜひ「ぎゃんすき!あらおちゃん」に興味を持っていただき、私たちのチームに加わっていただきたいです。

林田さん コロナ禍で交流が制限され、特に若い世代は他人と触れ合う機会が少なくなったのでは?と感じています。だから、改めて人とつながる良さを体験できる場、地域への愛着を深めてもらえるような機会を、みなさんと一緒につくりだしていけたらと思います。

纐纈さん 地域おこし協力隊の活動は、地域社会に貢献するだけではなく、隊員の方自身の人生につながるものであるべきだと、私は考えています。お互いのミスマッチを防ぐために選考前にオンライン座談会を設けているのですが、その際には、あなたが実現したい「夢未満」の目標や、まだ形になっていないアイデアなどを、ぜひ聞かせていただければと思っています。「ぎゃんすき!あらおちゃん」で得た経験が、次なる人生へのステップアップにつながれば幸いです。

 

荒尾市地域おこし協力隊OBインタビュー

2020年〜22年の3年間、荒尾市の地域おこし協力隊として活動した村松まどかさんにも、協力隊で得た経験や荒尾市の魅力、移住へのアドバイスついてお聞きしました。ぜひ参考にしてみてください。


写真右が村松さん。荒尾市国際交流員のヴァネッサさんと。

村松まどかさん
荒尾市出身。大学進学を機に上京し、卒業後は通信社で報道記者を務める。その後、南アフリカ、オーストラリア大使館でコミュニケーション担当官などとして広報関連業務に従事。2020年に荒尾市に戻り、地域おこし協力隊として荒尾市の情報発信業務に取り組む。退任後は荒尾市で「バイリンガルコーチング」事業で独立。英語力や国際コミュニケーション能力を高めながら自己実現をサポートするライフコーチングサービスをオンラインで提供している。

――隊員時代の主な活動内容は?

SNSを活用した荒尾の魅力的なスポットや人物の紹介、イベントの企画・運営など、幅広いものでした。

――どのようなことにやりがいや面白さを感じていましたか?

荒尾市をまったく知らなかった人に、自分を通して荒尾の魅力を発見してもらえたことが一番のやりがいでした。私が投稿した風景写真を見て「行ってみたい」「心が癒される」とコメントを寄せてくれる人がいたことや、実際に訪れてくれた方がいたのはとても嬉しかったですね。たとえその投稿を見た人が一人だけだったとしても、その人が知人に荒尾のことを伝え、さらに情報を広めてくれたことが何度もありました。いろいろな人が荒尾を知るきっかけを作ることに、面白さを感じていました。

――村松さんが実感している荒尾の魅力とは?

まず、荒尾は主要都市へのアクセスが非常に良い。福岡空港や佐賀空港までのアクセスが良く、私も出張や旅行で頻繁に利用しています。九州の中心に位置しているので、ドライブで他県に行きやすいのも魅力ですね。多地域居住など今の時代にあったワークスタイルも実現しやすいと思います。
生活面では、大型商業施設やスーパーなどの生活インフラが整っているので、自然に近い場所にいながら便利な生活を送れています。病院の数も多いです。また、熊本は水が綺麗で美味しく、新鮮な魚介や果物も豊富です。

――東京から荒尾に戻ってきて良かったことは?

近隣に温泉が点在しているので、わざわざ休暇を取ったり事前に計画をしなくても、気軽にふらりとリラックスしに行けます。また、ぐっすり眠れるようになったし、水のせいか肌つやが良くなりました。今やほぼノーファンデ生活です(笑)。

――荒尾市の地域おこし協力隊を目指したいという方にアドバイスをお願いします。

荒尾に限らないことではありますが、新しい環境での生活の変化を楽しんでいく気持ちがあると良いかなと思います。例えば、都会と違って他人との距離が近かったり、これまでの暮らしとの生活文化の違いがあったりと、当初は戸惑いを感じる場面があるかもしれません。私を含む協力隊のみなさんも、大なり小なりギャップは感じたようです。
はじめから「完璧な場所」なんてどこにもないと私は思います。仮に新しい環境にすぐ馴染めなくても自分を責める必要はないし、ある程度柔軟に構える心持ちでいると、移住先での豊かさも倍増するのではないでしょうか。親切な人も多いので、周りの人に頼れるところは頼りましょう。荒尾での生活を自分らしく創っていってほしいです。

 

荒尾市ってどんなところ?


有明海の夕陽

熊本県の北西部に位置する荒尾市は、福岡県大牟田市に隣接しています。福岡と熊本の大都市圏の中間に位置し、高速道路やJR九州の鉄道ネットワークが発達しているため、両都市への通勤・通学に便利な立地です。一方で、豊かな自然にも恵まれ、有明海に面した荒尾干潟をはじめ、山々の緑と市街地が調和した魅力的な環境が整っています。病院や商業施設も備わっており、田舎暮らしのゆとりと都市の利便性を兼ね備えた地域です。

近年では、「暮らしたいまち日本一」を目指し、広大な荒尾競馬場跡地を活用して、新しいまちづくりに着手しています。2020年に国の「スマートシティモデル事業」の先行モデルに選ばれた荒尾市は、「荒尾ウェルビーイングスマートシティ実行計画」に基づいてヘルスケア、交通、エネルギーなどのさまざまな分野でデジタル技術を活用した地域サービスの向上に取り組んでいます。令和8年には、道の駅や福祉・子育て支援施設を集約したウェルネス拠点施設が完成予定です。

荒尾市は、年間約200万人もの観光客が訪れる人気の観光地でもあります。世界文化遺産の「万田坑」、西日本最大級の遊園地「グリーンランド」、ラムサール条約に登録された「荒尾干潟」、美肌の湯と称される温泉など、自然、歴史、レジャーの魅力がたくさん詰まっています。

子育て支援にも力を入れ、給食費や医療費の助成、幼児教育・保育の無償化など、若い世代の生活を支える施策も充実しています。


ぎゃんすき!あらおちゃん【荒尾市公式メディア】
https://www.instagram.com/araochan_kumamoto/

荒尾市公式ホームページ
https://www.city.arao.lg.jp/

荒尾市地域おこし協力隊募集について
https://www.city.arao.lg.jp/ijuteiju-tokusetsu/6871.html

荒尾市地域おこし協力隊お問合せフォーム

                   
都道府県+市町村熊本県荒尾市
募集状況募集中
勤務地熊本県荒尾市
※役所に席は設けられますが、自宅作業含む市全体が活動の場になるため、必要出庁日数などはありません。
募集職種「ぎゃんすき!あらおちゃん」コミュニティオーガナイザー
雇用形態契約社員(協力隊の任期が3年のため期限つきの契約社員。支援機関のAnbaiと雇用契約)
給与月給20万円
別途:家賃支給(上限4.5万円まで)
※社会保険完備
仕事内容・オンライン、オフラインイベントの企画~運営
・コミュニティの企画~運営
・上記に関わる発信(SNS投稿)等
勤務時間基本10:00~19:00
※実働8時間・休憩1時間程度想定(自己管理)
※9:30から朝会あり(参加できる時)
休日休暇週休2日間(基本、土日祝日)
イベント・取材撮影等の業務での振替休日取得可(自己管理)
応募資格特になし
募集期間2024年4月19日~5月31日
選考プロセス(0)フォーム記入 (応募意志・問い合わせ・個別座談会希望日程等)
(1)オンライン個別座談会(30分程度)
 ・参加人数により集団になる可能性があります
 ・ミスマッチをなくすために応募される方は必須とさせて頂いています。
(2)市HPよりご応募
(3)1次選考:書類選考 *書類を頂いたあと2週間程度で結果通知
 ・履歴書
 ・住民票(発行から 3 ヶ月以内のもの)
  ※応募書類は返却しません。
  ※応募に要する一切の費用は、応募者の負担となります。
(4)2次選考:オンライン面接(1時間程度)
採用問い合わせ先 荒尾市地域おこし協力隊お問合せフォームから

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