看護師で転職10回以上の経験がある方は、自分のキャリアに不安を感じることもあるでしょう。
確かに転職回数が多いことで採用側に「定着しないのでは」という懸念を持たれることはありますが、多様な経験はむしろ強みに変えることができます。
この記事では、看護師の転職回数の実態から、転職回数が多い看護師の特徴、そして転職回数の多さを強みに変えるための具体的な対策まで詳しく解説します。
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Contents
看護師が「転職10回以上」になる背景と実態
看護師の転職は珍しくありませんが、転職10回以上の多さとなるとその背景には様々な要因が考えられます。また看護師という職業特有の労働環境や人材需要の高さが、転職のハードルを下げている側面もあります。
ここでは、看護師が転職10回以上というキャリアを積む背景と現状について解説します。
- 看護師の平均転職回数は2~3回
- 10回以上の転職経験者の年代別・性別の傾向
- 看護師不足による転職のしやすさの影響
それでは順に見ていきましょう。
看護師の平均転職回数は2~3回
看護師の平均転職回数は一般的な職業と比較して高い傾向にあります。
厚生労働省の調査によると、看護師の平均転職回数は約2〜3回とされていますが、10年以上のキャリアを持つベテラン看護師では5回以上の転職を経験している人も少なくありません。
特に都市部では転職の機会が多く、看護師転職サイトの調査では「転職経験3回以上」の看護師が全体の約40%を占めるというデータもあります。転職10回以上は全体からみると少数派ですが、長いキャリアの中で様々な職場を経験する看護師が一定数存在しています。
10回以上の転職経験者の年代別・性別の傾向
看護師で転職10回以上の経験者は、年代別では40代以上のベテラン層に多い傾向があります。
キャリアが長いほど転職の機会も自然と増えるためです。性別では、女性看護師の比率が高い職場環境を反映し、女性の転職経験者が多数を占めています。
特に結婚や出産、育児などのライフイベントに合わせて働き方を変える女性看護師は、パートタイムや夜勤なしの職場への転職を繰り返すケースが見られます。
男性看護師の場合は、キャリアアップや給与アップを目的とした転職が多い傾向にあり、転職回数は女性よりも少ない傾向にあります。
看護師不足による転職のしやすさの影響
全国的な看護師不足は、看護師が転職10回以上を経験する大きな背景となっています。
多くの医療機関が慢性的な人材不足に悩んでおり、経験ある看護師の採用に積極的な傾向があります。そのため、他の職種と比較して転職のハードルが低く、短期間での転職も比較的容易です。
さらに、看護師専門の転職サイトや転職エージェントの充実も、転職を繰り返す看護師が増える要因となっています。
これらのサービスを利用することで、より条件の良い職場や自分の希望に合った環境を見つけやすくなり、転職に対する心理的ハードルも下がっています。看護師不足は今後も続くと予測されており、転職のしやすさという環境は変わらない可能性が高いでしょう。
看護師で転職10回以上ってやばい?転職回数に対する採用側の本音
看護師として転職10回以上の経験があると、採用側はどのように評価するのでしょうか。
一般的に転職回数の多さは否定的に捉えられがちですが、看護師という専門職においては必ずしもそうとは限りません。ここでは、採用担当者の本音や実際の評価ポイントについて解説します。
- 早期退職への懸念
- 協調性・適応力への不安
- 専門性の不足
- 豊富な経験への期待
- 向上心や目標意識の高さを評価
それでは順に見ていきましょう。
早期退職への懸念
採用側が看護師の転職10回以上という経歴に対して最も懸念するのが、「またすぐに辞めてしまうのではないか」という早期退職のリスクです。看護師の採用・教育には多くの時間とコストがかかるため、短期間で退職されると病院側の負担が大きくなります。
特に過去の職場での勤続年数が短い場合、この懸念は強まります。採用面接では「なぜそれほど多くの転職を繰り返してきたのか」「今回はどのくらい勤務する予定か」といった質問が投げかけられることが多いでしょう。
応募者側には、過去の短期退職についての合理的な説明と、今回は長期的に勤務する意思があることを伝える準備が必要です。
協調性・適応力への不安
看護師で転職10回以上という経歴を見ると、採用担当者は協調性や職場への適応力に疑問を持つことがあります。チームワークが重要な医療現場において、職場の人間関係に馴染めず転職を繰り返しているのではないかという懸念です。
しかし反対に、様々な職場環境を経験していることで高い適応力を持っているとポジティブに評価されることもあります。面接では過去の職場での人間関係や、チームでの協力体制についての具体的なエピソードを用意しておくと、この懸念を払拭するのに役立ちます。
専門性の不足
看護師として転職10回以上を経験していると、一つの分野や領域に長く携わっていないため、専門性が不足しているのではないかという懸念が生じることがあります。特に専門性の高い診療科や特定の治療に特化した医療機関では、深い専門知識や経験が求められます。
この点については、多様な職場経験の中で培った幅広い知識やスキルをアピールすることが重要です。さらに、最近の職場での専門的な経験や、自己研鑽として取得した資格などを強調することで、専門性への懸念を払拭することができます。
豊富な経験への期待
看護師の転職10回以上という経歴は、マイナス面だけでなく、多様な医療現場での豊富な経験としてプラスに評価されることもあります。様々な医療機関や診療科での経験は、幅広い知識や対応力につながると考えられるためです。
特に複数の診療科や多様な患者層を扱う総合病院や、様々なバックグラウンドを持つスタッフが集まる大規模施設では、こうした多様な経験が高く評価されることがあります。
採用面接では、過去の多様な職場での具体的な経験や習得したスキルをアピールすることが効果的です。
向上心や目標意識の高さを評価
看護師が転職10回以上を経験している背景に、より良い環境やスキルアップの機会を求めて積極的に行動してきた姿勢があれば、それは向上心や目標意識の高さとして評価されることがあります。特にキャリアアップを目的とした戦略的な転職歴であれば、その姿勢はプラスに捉えられます。
採用面接では、転職の理由としてキャリアアップや新しいスキル習得の機会を求めていたことを強調し、それぞれの転職でどのような成長があったかを具体的に説明することが重要です。
明確なキャリアビジョンを持ち、それに向かって行動してきた姿勢をアピールすることで、転職回数の多さをポジティブな要素に転換できます。
転職を10回以上繰り返す看護師の傾向
看護師が転職10回以上を経験する背景には、個人の性格や価値観、キャリア意識などが影響しています。
ここでは、転職を繰り返す人に見られる傾向と特徴、思考パターンについて解説します。
- 看護師で転職10回以上になる人の特徴
-
- キャリアアップへの意欲が高い人
- 理想と現実のギャップに失望しやすい人
- 情報感度が高すぎて、より良い職場を常に探してしまう人
- 職場選びの軸が定まっていない人
- 人間関係に敏感な人
- ライフスタイルの変化が多い人
それでは順に見ていきましょう。
キャリアアップへの意欲が高い人
看護師で転職10回以上の経験がある人の中には、キャリアアップへの意欲が非常に高い方が少なくありません。
より専門的なスキルを身につけたい、管理職を目指したい、あるいは給与や待遇の向上を図りたいといった明確な目標を持ち、それを実現するために積極的に転職を活用しています。
こうした看護師は、現在の職場で成長の限界を感じると次のステップに進むことを選び、結果として転職回数が増えていきます。
特に専門看護師や認定看護師などの資格取得を目指す場合、その専門分野での経験を積むために戦略的な転職を行うことがあります。キャリアアップ志向の強さは、転職を重ねる主要な動機となっているのです。
理想と現実のギャップに失望しやすい人
看護師として転職10回以上を経験している人の中には、職場に対する理想が高く、現実とのギャップに直面すると失望しやすい傾向がある人もいます。
採用面接や募集要項で示された労働環境や職場の雰囲気と、実際に働いてみての現実にズレを感じると、すぐに次の職場を探し始めるパターンです。
この傾向がある看護師は、「ここなら理想的な看護ができる」と期待して入職するものの、実際の業務内容や人間関係に幻滅し、短期間で退職してしまうことがあります。
転職を繰り返す中で、理想と現実のギャップを受け入れる柔軟性を身につけることが、安定したキャリア形成には重要になってきます。
情報感度が高すぎて、より良い職場を常に探してしまう人
看護師が転職10回以上を経験する背景には、情報感度の高さも関係しています。
転職サイトやSNS、知人からの情報などを通じて、「より良い条件の職場」「より働きやすい環境」の情報を常にキャッチしている看護師は、現在の職場に不満がなくても「もっと良い選択肢があるのでは」と考えがちです。
特に看護師は求人数が多いため、常に選択肢が目の前にある状態です。こうした環境下では、少しでも現在の職場に不満が生じると、すぐに転職を考えてしまう傾向があります。
情報感度の高さは良い面もありますが、落ち着いて一つの職場でキャリアを築くためには、情報との付き合い方も学ぶ必要があるでしょう。
職場選びの軸が定まっていない人
看護師として転職10回以上を重ねている人の中には、自分にとって何が大切かという職場選びの軸が明確になっていないケースがあります。
給与、勤務時間、職場の雰囲気、専門性、通勤時間など、様々な要素の優先順位が定まっていないため、その時々の状況や気分で転職先を決めてしまいます。
その結果、入職してみると「やはりこの条件は合わない」と感じて短期間で退職し、また違う条件の職場に転職するという循環に陥りがちです。
転職を繰り返す中で徐々に自分の価値観や優先順位が明確になり、最終的には自分に合った職場を見つけられるケースもありますが、そのプロセスで転職回数が増えていくことになります。
人間関係に敏感な人
看護師の転職10回以上の背景には、職場の人間関係に敏感な性格も影響していることがあります。
医療現場は様々な職種や立場の人が連携して働く環境であり、複雑な人間関係が形成されがちです。こうした環境において、人間関係のストレスや不満を強く感じる看護師は、それを解決するために転職という選択をしばしば行います。
特に上司との関係性や同僚との連携に課題を感じると、「環境を変えることで解決できる」と考え、新しい職場に移る傾向があります。
しかし、人間関係の課題は新しい職場でも発生する可能性が高く、そのたびに転職を繰り返すことで転職回数が増えていきます。人間関係への対処法を学ぶことも、安定したキャリア形成には重要な要素です。
ライフスタイルの変化が多い人
看護師が転職10回以上を経験するケースでは、ライフスタイルの変化が多い人も見られます。
結婚、出産、育児、介護、引っ越しなど、プライベートでの環境変化に合わせて働き方を変える必要があり、その都度転職を選択することで回数が増えていきます。
特に女性看護師の場合、ライフステージに合わせた働き方を重視する傾向があり、フルタイムから時短勤務、夜勤なし勤務、パートタイムなど、様々な勤務形態を経験するケースが少なくありません。
こうしたライフスタイルの変化に合わせた転職は、長いキャリアを継続するための柔軟な選択とも言えますが、結果として転職回数が多くなることにつながっています。
転職回数10回以上の看護師のメリット
看護師の転職回数が10回以上に達すると、一見デメリットが多いように思われがちですが、実は様々なメリットも存在します。
転職を繰り返すことで得られる多様な経験は、看護師としてのスキルや視野を広げるだけでなく、柔軟性や適応力といった強みにもつながります。
- 多様な経験とスキルの獲得
- 高い適応能力と柔軟性
- 広い視野と人脈
- キャリアプランの明確化
それでは順に見ていきましょう。
多様な経験とスキルの獲得
看護師として転職10回以上を経験することで、様々な医療機関や診療科での勤務経験が積めます。大学病院、総合病院、クリニック、介護施設など、異なる環境で働くことにより、幅広い知識と技術を習得できるのです。
例えば、救急外来での迅速な判断力、慢性期病棟での細やかなケア技術など、多様なスキルを身につけることができます。これらの経験は、特定の分野に偏らないジェネラリストとしての能力を高め、どのような環境でも対応できる看護師としての価値を高めます。
高い適応能力と柔軟性
転職10回以上の看護師は、新しい環境への適応力が非常に高いという特徴があります。頻繁に職場環境が変わることで、新しいルールや仕事の流れ、電子カルテシステムなどに素早く馴染む能力が自然と身についています。
この適応力は、医療現場の急速な変化に対応する上で大きな強みとなります。また、様々な状況に対応してきた経験から培われた柔軟性は、緊急時の対応や予期せぬ事態が発生した際にも冷静に判断し、臨機応変に行動できる看護師として評価されることがあります。
広い視野と人脈
看護師として10回以上転職することで、多くの医療従事者との出会いを通じて広い視野と豊かな人脈を築くことができます。異なる病院の文化や慣習、医師との関わり方、チーム医療のあり方など、多角的な視点を持つことができるのです。
この広い視野は、患者ケアの質を高めることにもつながります。また、様々な職場で構築した人間関係は、将来のキャリアにおいて貴重なネットワークとなり、情報交換や相談できる仲間として、看護師としての道をより豊かにしてくれるでしょう。
キャリアプランの明確化
看護師として転職を10回以上経験することで、自分自身の適性やキャリアプランがより明確になります。様々な職場環境を経験することで「自分が何に向いているのか」「どのような環境で働くと最も力を発揮できるのか」といった自己理解が深まります。
自分の強みや弱み、価値観や働き方の優先順位を理解することで、次のキャリアステップをより適切に選択できるようになります。転職経験の豊富さは、看護師としての自分のあり方や将来像を確立する上で大きな助けとなるのです。
転職回数10回以上の看護師のデメリット
看護師として転職を10回以上重ねると、確かに多様な経験を得られる一方で、無視できないデメリットも存在します。
採用側からの見方や専門性の問題、キャリアの一貫性など、様々な観点から生じる課題について理解しておくことが重要です。
- 採用側の懸念
- 専門性の不足
- キャリアの一貫性の欠如
- 人間関係の構築の難しさ
それでは順に見ていきましょう。
採用側の懸念
看護師の転職回数が10回以上になると、採用担当者から「すぐに辞めてしまうのではないか」という懸念を持たれやすくなります。特に看護師不足が深刻な現場では、採用・教育にかかるコストと時間を考慮すると、定着性の低さは大きなリスク要因となります。
また、これまでの職場で「協調性がない」「職場の雰囲気や組織文化に馴染めない」と判断される可能性もあり、面接の段階で不利になることがあります。こうした採用側の懸念を払拭するためには、転職の理由を前向きに説明できる準備が必要です。
専門性の不足
看護師として転職を10回以上繰り返すと、様々な分野を経験できる一方で、特定の分野における専門性が不足していると判断されることがあります。
例えば、各職場で1〜2年程度の勤務期間では、専門的な技術や知識を深める時間が十分に確保できず、スキルが中途半端になりがちです。
現代の医療現場では、特定分野に精通したスペシャリストの需要も高く、ジェネラリストとしての幅広い経験と、スペシャリストとしての専門性のバランスを考慮することが重要です。
キャリアの一貫性の欠如
看護師が転職10回以上を経験すると、キャリアに一貫性がないと見なされる可能性があります。特に転職理由が不明確だったり、短期間で職場を変えたりしている場合、「明確なキャリアプランがない」「目標がない」と判断されることがあります。
採用担当者は、応募者の過去の転職パターンから将来の行動を予測しようとするため、一貫性のないキャリアは不安材料となります。転職の多さがキャリアの方向性を見失っているように見えないよう、自分のキャリアストーリーを論理的に説明できることが大切です。
人間関係の構築の難しさ
看護師が10回以上転職を繰り返すと、新しい職場ごとに人間関係を一から構築する必要があり、それが大きな心理的負担となることがあります。医療現場ではチームワークが重要であり、信頼関係の構築には時間がかかります。
頻繁な環境変化により、深い人間関係を築く前に転職してしまうと、職場での孤立感や疎外感を感じやすくなる可能性があります。また、新しい職場に適応するためのエネルギーを繰り返し使うことによる精神的疲労も無視できません。
長期的な人間関係を築く難しさは、看護師としての職業満足度にも影響を与えかねません。
看護師が「転職10回以上」を強みに変えるコツ
看護師の転職回数が10回以上あっても、それを弱みではなく強みに変えることは十分可能です。
多様な経験を持つ看護師だからこそできる自己アピールの方法や、キャリアの方向性を明確にする戦略について知っておくことが重要です。
- 看護師が「転職10回以上」を強みに変えるコツ
- 多様な経験をアピールする
- 専門性を高める
- マネジメントスキルを磨く
- 独自のキャリアビジョンを見つける
それでは順に見ていきましょう。
多様な経験をアピールする
看護師として10回以上の転職経験がある場合、その多様な経験こそが最大の武器になります。様々な医療機関で得た知識や技術、対応力をまとめて「経験値」として具体的にアピールしましょう。
例えば「大学病院の救急外来で高度な医療処置を学び、クリニックでは患者とのコミュニケーション能力を磨き、介護施設では長期的な視点でのケア計画立案を経験しました」というように、各職場で得たスキルを体系的に説明できると説得力が増します。
転職回数の多さをネガティブに捉えるのではなく、様々な環境で柔軟に対応してきた適応力の高さとして前向きに伝えることが大切です。
専門性を高める
看護師の転職が10回以上あっても、特定の分野で専門性を高めることで、その道のエキスパートとしての地位を確立できます。
例えば、過去の多様な経験の中から最も興味のある分野や得意分野を見つけ、そこに特化した認定看護師や専門看護師の資格取得を目指すことが効果的です。
認定看護師の分野には、感染管理、緩和ケア、皮膚・排泄ケアなど多様な選択肢があります。専門資格を持つことで「多くの職場を経験してきたからこそ、この分野を選んだ」という説得力のあるストーリーを作ることができます。
マネジメントスキルを磨く
看護師として10回以上の転職経験を持つ人は、様々な組織文化や管理体制を見てきたという強みがあります。この経験を活かし、マネジメントスキルを磨くことで、キャリアの新たな方向性を見出せます。
例えば、主任看護師や看護師長などの管理職を目指したり、教育担当として新人指導に携わったりする道があります。様々な職場で「何が効果的な管理だったか」「どのような指導方法が学びやすかったか」という経験は、リーダーシップを発揮する上で貴重な知見となります。
多様な経験を持つからこそ可能になる、柔軟で効果的なマネジメントスタイルを確立していきましょう。
独自のキャリアビジョンを見つける
看護師として転職を10回以上重ねた経験から、自分だけの独自のキャリアビジョンを見つけることが重要です。従来の看護師のキャリアパスにとらわれず、自分の強みと情熱を組み合わせた新しい働き方を模索してみましょう。
例えば、看護の知識を活かした医療ライターや健康コンサルタント、医療機器メーカーでの製品開発アドバイザーなど、看護師の枠を超えた選択肢も考えられます。
あるいは、多様な経験を統合した独自のケア方法を開発し、それを軸にしたキャリアを構築することも可能です。自分だけの「強み」と「情熱」を見つけ、それを明確に言語化できれば、次の職場でも大きな価値を発揮できるでしょう。
転職10回以上の看護師向け!履歴書・職務経歴書の書き方と面接対策
転職回数が10回以上の看護師にとって、履歴書や職務経歴書の書き方、面接対策は特に重要です。豊富な転職経験をネガティブな印象ではなく、ポジティブな強みとして採用担当者に伝えるためのテクニックを知っておく必要があります。
ここでは転職10回以上の看護師が採用される確率を高めるための具体的な書類作成と面接対策を紹介します。
- 多数の転職をポジティブに見せる履歴書の書き方
- 職務経歴書で多様な経験を強みに変える方法
- 転職回数の多さに関する質問への回答例
- 「今回こそ長く働きたい」と伝える説得力のある方法
それでは順に見ていきましょう。
多数の転職をポジティブに見せる履歴書の書き方
看護師として転職10回以上の経験がある場合、履歴書の書き方一つで印象が大きく変わります。まず、転職理由は成長志向や前向きな表現を心がけましょう。
「より専門的なスキルを身につけるため」「急性期から回復期まで幅広い経験を積むため」など、キャリアアップを目指した意図的な転職だと伝わるように工夫します。
転職の間隔が短い場合は、職歴をグループ化する方法も効果的です。例えば「2018年〜2022年:急性期病院(3施設)での勤務経験」といった形で記載することで、転職回数の多さをやわらげることができます。
また、各職場で得た具体的なスキルや資格を記載し、一貫性のあるキャリア形成を意識していることを示すのも重要です。
職務経歴書で多様な経験を強みに変える方法
看護師として10回以上の転職経験を持つ方は、職務経歴書で多様な経験を最大限アピールしましょう。
まず「スキルマトリックス」を活用して、異なる職場で培った技術や知識を一覧化します。例えば「急性期看護」「回復期リハビリ」「在宅医療」「終末期ケア」などの分野ごとに経験レベルを★マークで表示する方法が効果的です。
また「テーマ別経歴書」という形式も有効です。例えば「患者指導の実績」「チームリーダーとしての経験」「医療安全への取り組み」など、テーマごとに複数の職場での経験を統合して記載します。
これにより転職回数の多さがむしろ強みとなり、幅広い状況に対応できる適応力を持つナースであることをアピールできます。
転職回数の多さに関する質問への回答例
看護師として転職10回以上の経験がある場合、面接で必ず聞かれるのが「なぜそんなに転職が多いのか」という質問です。この質問に対しては、誠実さを保ちながらも前向きな回答を準備しておきましょう。
回答例
- 「様々な医療現場を経験することで、幅広い看護スキルを身につけたいと考えていました」
- 「それぞれの環境で新しい知識や技術を吸収し、自分の看護の幅を広げてきました」
反対に、NG回答としては「人間関係がうまくいかなかった」「給料が低かった」など、ネガティブな理由を連続して挙げることです。
こうした回答は「この人は次もすぐ辞めるかもしれない」という懸念を採用側に抱かせてしまいます。代わりに、各転職で得た学びや成長に焦点を当て、それが今回の応募先でどう活かせるかを具体的に説明するようにしましょう。
「今回こそ長く働きたい」と伝える説得力のある方法
看護師として転職10回以上を経験していると、「今回こそ長く働きたい」という意思を説得力を持って伝える必要があります。
まず現在のキャリアステージと今後の展望を明確に示しましょう。
など、具体的な理由を伝えることが重要です。
また、過去の転職から学んだことを率直に話すのも効果的です。
といった形で、多くの職場を見てきた経験が、むしろ今回の就職先を選ぶ目を養ったことをアピールできます。
さらに、具体的な長期目標(「5年後には〇〇の専門性を身につけたい」など)を示すことで、定着する意思が伝わりやすくなります。
転職10回以上の看護師ならではの長期的キャリア戦略
看護師として転職10回以上の経験を持つ方は、その豊富な経験を活かした独自のキャリア戦略を考える時期かもしれません。多様な職場での経験は、実は他の看護師にはない強みとなります。
ここでは転職10回以上の看護師だからこそ考えられる、長期的なキャリア戦略について解説します。
- 多様な経験を統合した独自の専門性の確立
- フリーランス・派遣看護師としての働き方
- 教育・指導者としてのキャリア転換
- 起業・独立への道
それでは順に見ていきましょう。
多様な経験を統合した独自の専門性の確立
看護師として転職10回以上を経験していると、様々な医療現場や診療科での知識を持っていることが強みです。この多様な経験を統合し、他の看護師にはない独自の専門性を確立することを考えてみましょう。
例えば、急性期と在宅医療の両方を経験した看護師であれば、「退院支援」や「在宅移行支援」のスペシャリストとして価値を発揮できます。
また、複数の診療科を経験した看護師は、「多職種連携コーディネーター」や「横断的医療安全管理者」など、幅広い視点が求められる役割に適しています。こういった独自のポジションを確立することで、転職回数の多さがむしろ専門性の証明となり、高い評価を得ることができます。
キャリアコンサルタントやキャリアアドバイザーなどの支援を受けながら、自分にしかない強みを見つけ出していくことも効果的です。
フリーランス・派遣看護師としての働き方
看護師で転職10回以上の経験を持つ方は、フリーランスや派遣看護師としての働き方も検討する価値があります。
様々な医療現場への適応力が高いため、短期間で新しい環境に馴染める能力はフリーランスとして大きな強みになります。病院や施設ごとに異なるシステムやルールにもすぐに対応できるため、高い評価を得やすいでしょう。
派遣看護師として働く場合は、時給が高く設定されていることが多く、正社員よりも収入が増える可能性もあります。また、勤務先や勤務時間の自由度が高いため、ワークライフバランスを重視した働き方も実現できます。
さらに、複数の施設を経験した知見を活かして、「訪問看護コンサルタント」や「医療施設の業務改善アドバイザー」としてのキャリアを築くことも可能です。
教育・指導者としてのキャリア転換
看護師として転職10回以上の経験を持つ方は、その多様な現場経験を教育や指導に活かすキャリアも考えられます。
看護学校や看護専門学校の教員、実習指導者、新人研修担当者などの役割は、様々な臨床現場を知る看護師にとって適した道といえるでしょう。特に、学生や新人看護師に対して「現場で役立つリアルな知識」を提供できることは大きな強みです。
看護教員になるためには看護教員養成課程の修了や、大学院での学位取得などが必要な場合もありますが、多様な臨床経験はその基盤として非常に価値があります。
また、病院内の教育担当者や研修企画者として、これまでの経験を活かしたオリジナルの教育プログラムを開発することもできます。教育者としての道は、転職を繰り返してきた経験が直接的に活きる領域といえるでしょう。
起業・独立への道
看護師で転職10回以上の経験者は、様々な医療現場の課題や改善点を目の当たりにしてきたことでしょう。その気づきを活かして、医療や看護の分野で起業・独立するという選択肢もあります。
例えば、医療機関や介護施設向けのコンサルティング事業、看護師のキャリア支援サービス、特定の患者層に特化した訪問看護ステーションの立ち上げなどが考えられます。
起業準備としては、まず自分の強みを明確にし、どのような課題解決ができるかを具体化することが重要です。次に、ビジネスプランの作成や必要な資格・許認可の確認、資金計画の立案などのステップを踏みます。
多くの転職経験から得たネットワークを活用することも、起業成功の鍵となるでしょう。実際に起業した元看護師のセミナーや勉強会に参加し、具体的なノウハウを学ぶことも効果的です。
転職10回以上の看護師が知っておくべき「理想の職場」の見極め方
看護師として10回以上転職を重ねてきた方にとって、「今度こそ長く働ける理想の職場」を見つけることが重要です。
これまでの経験から自分に合う環境の条件はある程度わかっているはずですが、応募前や面接時に確認すべきポイントを押さえておくことで、入職後のミスマッチを防ぐことができます。
- 応募前に確認すべき病院・施設の評価ポイント
- 面接時に必ず質問すべき7つのポイント
- 職場見学・一日体験で注目すべきチェックリスト
- 入職後の「試用期間」を最大限活用する方法
- 転職エージェントの活用法
それでは順に見ていきましょう。
応募前に確認すべき病院・施設の評価ポイント
看護師が転職10回以上の経験を持つ場合、応募前の事前調査は特に重要です。
まず、病院や施設の離職率と勤続年数を調べましょう。これらの数字は職場環境の重要な指標となります。病院のホームページや看護協会の情報、口コミサイトなどから情報収集できます。離職率が20%を超える場合は注意が必要です。
- 応募前の主なチェック項目
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- 離職率と平均勤続年数(20%以上の離職率は注意)
- 病院の理念・方針と自分の看護観の一致度
- 教育体制・研修制度の充実度
- 給与体系、夜勤回数、有給休暇取得率
情報源としては病院のホームページ、看護協会の情報、口コミサイトなどを活用しましょう。
面接時に必ず質問すべき7つのポイント
看護師として転職10回以上の経験がある方は、面接を受ける側でありながらも、採用側に対して積極的に質問することが大切です。
まず「実際の業務内容と求人票に書かれている内容に違いはありますか?」と確認しましょう。求人票と実態のギャップは、早期退職の主な原因の一つとなるからです。
- 面接で確認すべき7つの質問
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- 「求人票と実際の業務内容に違いはありますか?」
- 「看護師の平均勤続年数はどれくらいですか?」
- 「直近1年間の退職者数は何人ですか?」
- 「残業の実態はどうですか?」
- 「有給休暇の取得率はどのくらいですか?」
- 「教育体制や院内研修の頻度はどうなっていますか?」
- 「職場の人間関係や雰囲気はどのような感じですか?」
これらの質問を通して、自分に合った環境かどうかを見極めましょう。
職場見学・一日体験で注目すべきチェックリスト
看護師が転職10回以上の経験を持つ場合、可能であれば職場見学や一日体験を希望することをおすすめします。
その際、スタッフの表情や態度を観察しましょう。笑顔が多く、活気のある職場は良好な環境である可能性が高いです。逆に、疲労感が漂っていたり、無表情なスタッフが多い場合は注意が必要です。
- 職場環境のチェックリスト
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- スタッフの表情は明るいか
- スタッフ同士の会話や協力関係はあるか
- 患者さんへの接し方は丁寧か
- ナースステーションは整理整頓されているか
- 医師とのコミュニケーションは円滑か
- 休憩時間はきちんと取れているか
- 設備や物品は十分に整っているか
これらの点は、長く働く上では重要なポイントです。職場の実際の雰囲気や働きやすさが見えてくるはずです。
入職後の「試用期間」を最大限活用する方法
看護師で転職10回以上の経験がある方は、入職後の試用期間(通常3ヶ月程度)を自分自身の見極め期間として活用しましょう。
この期間に特に以下のポイントに注意して行動し、ギャップを感じた場合は早めに上司や教育担当者に相談することが重要です。
- 試用期間中のポイント
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- 業務内容や職場環境が説明と一致しているか確認
- 積極的に様々なスタッフとコミュニケーションを取る
- 自分の強みを活かせる場面や役割を見つける
- 疑問点や不安は早めに上司や教育担当者に相談
- 大きなミスマッチを感じた場合は冷静に判断する
もし大きなミスマッチを感じた場合は、試用期間内に冷静に判断し、場合によっては早期の転職も視野に入れることが長期的なキャリア形成につながります。
転職エージェントの活用法
看護師で転職10回以上の経験がある方こそ、転職エージェントを上手に活用すべきです。
エージェントに自分の転職歴や理由を包み隠さず伝え、「どのような環境なら長く働けるか」を明確に伝えましょう。転職回数が多い場合、より丁寧なキャリアカウンセリングを受けられる看護師専門のエージェントを選ぶことをおすすめします。
担当エージェントには、特に重視したい条件(例:教育体制が充実している、残業が少ないなど)を明確に伝え、その条件に合った求人を紹介してもらうよう依頼しましょう。
転職エージェントからの情報だけでなく、自分自身でも病院や施設の情報を集め、照らし合わせることも大切です。良いエージェントは、あなたの転職回数の多さをマイナスではなく、豊富な経験としてポジティブにアピールする方法を提案してくれるはずです。
- エージェント活用のコツ
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- 看護師専門のエージェントを選ぶ
- 転職歴や理由を包み隠さず伝える
- 「どのような環境なら長く働けるか」を明確に伝える
- 特に重視したい条件を明確に伝える
- 複数のエージェントを併用する(同じ求人への重複応募は避ける)
みんなが使っている転職サービス上位6選 【1,382人に聞いた転職サービス利用状況】
実際に登録したことのある転職サービスについてアンケートをとりました。アンケート結果として、みんなが使っている転職サービスの上位6サービスは以下です。
- 1位|リクルートエージェント(821人)
- 2位|doda(564人)
- 3位|リクナビNEXT(389人)
- 4位|マイナビAGENT(312人)
- 5位|ビズリーチ(288人)
- 6位|エン転職(282人)
※転職サービスの利用アンケート(クラウドワークス) 回答数:1,382 / 集計期間:2024年09月19日~10月03日
1位|リクルートエージェント(利用回答数:821人) 圧倒的な求人数
「リクルートエージェント」は、求人数、安定したサービス品質で、まずは登録が必須のエージェントです。
まず何と言っても求人数が多いことがおすすめの理由として挙げられます。転職成功の実績も多く、優れているのは求人の数だけではありません。業界に精通したアドバイザーが在籍しているので、ぴったりの求人を見つけ出してくれます。求人やサービスの質・量ともにトップクラスで転職エージェントとしては定番・王道のサービスです。
営業・技術系を中心にあらゆる業種・職種をカバー。総合型ながら条件ごとに特化したページもあり、使いやすいのも人気の理由です。
- リクルートエージェントのおすすめポイント
- 求人数が圧倒的に多い
- 業界に精通したアドバイザーが在籍
- 条件ごとに特化したページがあり使いやすい
基本データ
リクルートエージェント | |
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求人数 | 公開求人474,685件/非公開求人399,542件(2024年10月22日現在) |
提供サービス | エージェントサービス、提出書類の添削、面接対策、独自に分析した業界・企業情報の提供 |
拠点 | 東京・北海道・宮城・宇都宮・さいたま・千葉・横浜・金沢・新潟・長野・静岡・名古屋・京都・大阪・神戸・岡山・広島・高松・福岡 |
URL | https://www.r-agent.com/ |
2位|doda(利用回答数:564人) エージェント/サイトの一体型で自分でも応募が可能
「doda」は、人材紹介・転職支援を行う大手「パーソルキャリア」が運営する総合型転職サイトです。エージェントサービスも利用できる点が人気の理由の1つになっています。
dodaも求人数が多く、非公開求人も条件が良いものが多いのが大きなポイントです。
また転職サイトと転職エージェントの一体型で、使い方の自由度が高いのもおすすめポイント。エージェントサービスでは専任のキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。なお企業との対応は採用プロジェクト担当が行い、求職者と企業とでそれぞれ別のプロフェッショナルが対応します。
- dodaのおすすめポイント
- 非公開求人も好条件多数
- 転職サイトと転職エージェントの一体型で自由度が高い
- 専任のキャリアアドバイザーがサポート、企業は別のプロフェッショナルが対応
基本データ
doda | |
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求人数 | 公開求人262,342件/非公開求人31.049件(2024年10月22日現在) |
提供サービス | スカウトサービス、年収査定、合格診断、レジュメビルダー、「自己PR」発掘診断、転職タイプ診断、はたらく女性のためのモヤモヤ解消診断、オンライン仕事力診断 |
拠点 | 東京・横浜・札幌・仙台・静岡・名古屋・大阪・京都・神戸・岡山・広島・福岡・鹿児島 |
URL | https://doda.jp/consultant/ |
3位|リクナビNEXT(利用回答数:389人) 求人サイト群の中でも最大級の求人数と使いやすさ
「リクナビNEXT」は大定番の転職サイトで、サイトの見やすさや使いやすさにも定評があります。
エージェントなしの狭義の転職サイトの中では、求人数はトップクラス。新規の求人も多く、定期的にチェックすることで希望に合う求人に出会える可能性が高まります。
ツールが便利でサイトが使いやすいのも特長です。たとえば「気になるリスト」を使うと、気になる企業や後でゆっくりチェックしたい企業をリスト化できるほか、気になるに追加した企業から面接のオファーが来る可能性があります。
そのほか、公開求人・非公開求人の企業からオファーがもらえる「オファーを待つ」、自己分析ツール「グッドポイント診断」などがあります。
- リクナビNEXTのおすすめポイント
- サイトが見やすく使いやすい
- 狭義の転職サイトでは最大級の求人数
- 多くの人が利用している定番の転職サイト
基本データ
リクナビNEXT | |
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求人数 | 公開求人824,000件以上(2024年10月22日現在) |
提供サービス | オファー、気になるリスト、グッドポイント診断 |
URL | https://next.rikunabi.com/ |
4位|マイナビAGENT(利用回答数:312人) 20代・30代の求人に強い
「マイナビAGENT」は、さまざまな転職サイトを運営している株式会社マイナビによる転職エージェントです。きめ細かいサポートが受けられると評価されています。
とくに20代・30代の求人が多いので、その世代の人にはおすすめです。また全国に拠点があり地方の求人も充実しているので、大都市圏以外で探している人にもぴったりです。
履歴書や職務経歴書のサポートも充実、初めての転職でも安心して利用できます。IT、営業など業種・職種別のサービスもあります。自分が探している業種と一致するならより探しやすくなるでしょう。
- マイナビAGENTのおすすめポイント
- 20代・30代の求人が多い
- 地方の求人も充実
- 履歴書や職務経歴書のサポートもあり安心
基本データ
マイナビAGENT | |
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公開求人数 | 非公開 |
提供サービス | エージェントサービス |
拠点 | 拠点情報はこちらをご確認ください |
URL | https://mynavi-agent.jp/ |
5位|ビズリーチ(利用回答数:288人) ハイクラス向けで企業からスカウトが受けられる
「ビズリーチ」は、ハイクラス求人が多いのが特徴の転職サイトです。厳密にはスカウト型のサイトで、エージェントではありません。登録するとヘッドハンターや企業からのスカウトが受けられます。
最大の特長は、ハイクラス求人が多いことです。年収1,000万円以上の求人が1/3以上を占めています。一定以上の経験やスキルがある人が転職活動するのに役立つサービスです。
もう1つの大きな特徴として、登録するだけでヘッドハンターや企業からスカウトが届く点があります。以前は「スカウト」と「プラチナスカウト」の2種がありましたが、今は「プラチナスカウト」に一本化されています。プラチナスカウト経由での採用は全体の約70%。採用される可能性が高く、スカウトが届いたら大きなチャンスです。実際、企業からスカウトが届いた場合は書類選考が免除されます。
基本的にヘッドハンターはアドバイスをしませんが、場合によってはアドバイスをもらえることもあります。無料プランと有料プランがあり、有料プランは制限なく求人に応募できます。
- ビズリーチのおすすめポイント
- ヘッドハンターや企業からのスカウトが受けられるハイクラス向けサイト
- 企業からプラチナスカウトが来た場合は即面接が可能
- 有料プランなら制限なく求人に応募できる
基本データ
ビズリーチ | |
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求人数 | 公開求人138,081件(2024年10月22日現在) |
提供サービス | スカウトサービス、有料プラン(プレミアムステージ) |
拠点 | 東京・大阪・名古屋・福岡・静岡・広島 |
URL | https://www.bizreach.jp/ |
6位|エン転職(利用回答数:282人) サイトが使いやすく情報も充実、利用者の満足度が高い
「エン転職」は、人材サービス大手の一つエン・ジャパン株式会社による転職サイトです。エージェントサービスも利用できます。
オリコン顧客満足度調査の転職サイト部門で、2018年から2024年まで7年連続で総合満足度No.1となっています。サイトの使いやすさは定評があり、自力で検索・応募するのに適したサービスです。口コミなどの情報も充実しており、企業間の比較検討もしやすくなっています。
さらに転職サイトのほか転職エージェントとしても利用することができ、非公開求人も多数保有しています。大手ですが最大手ほどでない規模で、きめ細かいサポートを受けることが可能。また女性向けのページのほか、ミドルや若手ハイキャリアなどに特化した関連サイトもあります。
- エン転職のおすすめポイント
- 2018年から2024年まで7年連続で総合満足度No.1
- サイトが使いやすいほか情報も充実
- 非公開求人も多数保有
基本データ
エン転職 | |
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求人数 | 公開求人152,678件(2024年10月22日現在) |
提供サービス | エージェントサービス |
URL | https://employment.en-japan.com/ |
まとめ
看護師として転職10回以上の経験は、一見するとネガティブな印象を与えるかもしれませんが、多様な経験こそが他の看護師にはない大きな強みとなります。
豊富な職場経験を通じて培った適応力や幅広い看護スキル、様々な医療現場への理解は、今後のキャリアにおいて大きな武器になるでしょう。転職回数の多さをポジティブに転換し、自分だけの独自のキャリアパスを切り開いていくことが重要です。
次の転職では、これまでの経験から学んだことを活かし、自分に本当に合った職場を見つけるための準備と工夫を心がけましょう。