IT業界の今後がどうなるのか、気になりますよね。「IT業界は将来性がない」なんて声も聞きますが、本当にそうなのでしょうか?
この文章では、IT業界の現状、課題、そして今後の展望を徹底解説します。AIやIoT、クラウドなど、最近よく耳にするキーワードが今後のIT業界でのキャリアにどのように影響を与えるのか、詳しく紹介していきます。
IT業界に興味がある方、IT業界へのキャリアチェンジを考えている方は必見です!ぜひ参考にしてくださいね。
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Contents
IT業界の現状と課題
IT業界の今後について検討するために、まずはIT業界の現状と課題について詳しく解説します。
IT業界は、デジタル化が加速する現代社会において中核を担う重要な産業です。しかし急速な技術革新や人材不足、働き方改革など、様々な課題に直面しています。
ここでは、IT業界の現状を理解し、業界が抱える課題について詳しく解説していきます。
- IT業界とは
- 国内IT市場規模の推移
- IT業界の転職市場動向
- IT業界の平均年収
- IT業界が抱える課題
それでは順に見ていきましょう。
IT業界とは
IT業界は、情報技術(Information Technology)に関連するサービスや製品を提供する企業群で構成される産業分野です。具体的には、システム開発やソフトウェア開発、クラウドサービス、データセンター運営、IT機器の製造・販売などが含まれます。
近年では、AI(人工知能)やIoT(Internet of Things)、ブロックチェーンなど、最新技術を活用した新しいサービスも次々と生まれており、業界の裾野は急速に広がっています。
特に企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進により、IT業界の重要性は一層高まっており、社会のあらゆる分野でITの活用が不可欠となっています。
国内IT市場規模の推移
国内IT市場は着実な成長を続けており、2023年度の市場規模は約20兆円に達すると予測されています。特にクラウドサービスやAI関連市場が急成長しており、年率10%以上の伸びを示しています。
またコロナ禍を契機としたデジタル化の加速により、企業のIT投資は増加傾向にあります。特にDX関連投資は、2025年までに約3兆円規模まで拡大すると見込まれています。
このように、国内IT市場は今後も持続的な成長が期待される分野となっています。
IT業界の転職市場動向
IT業界の転職市場は、慢性的な人材不足を背景に活況を呈しています。
特にAIエンジニアやデータサイエンティスト、クラウドエンジニアなど、先端技術分野での求人は多く、未経験者の採用にも積極的な企業が増えています。
30代のIT業界への転職も増加傾向にあり、特にDX推進による需要拡大を背景に、業界未経験からの転職者も増加しています。ただし、技術の進化が速いため、継続的なスキルアップが求められる点には注意が必要です。
IT業界の平均年収
IT業界の平均年収は、業種や職種、企業規模によって大きく異なりますが、全産業平均を上回る水準となっています。
特にAIエンジニアやデータサイエンティストなどの専門職は、経験者であれば年収800万円以上も珍しくありません。またクラウドエンジニアも需要が高く、経験に応じて年収は上昇傾向にあります。
ただし、プログラマーやSEなど一般的なIT職種では年収400〜600万円程度が一般的となっています。
IT業界が抱える課題
IT業界は現在、深刻な人材不足や長時間労働、技術革新への対応など、様々な課題に直面しています。
特に人材不足は深刻で、2030年には最大約79万人のIT人材が不足すると予測されています。またプロジェクトの納期遅延や品質低下、従業員の過重労働なども大きな課題となっています。
さらにグローバル競争の激化により、日本のIT企業の国際競争力低下も懸念されています。これらの課題に対して、働き方改革の推進や人材育成の強化、海外人材の活用など、様々な取り組みが進められています。
今後のIT業界に将来性がないと言われる理由
今後のIT業界は急速な技術革新やグローバル競争の激化により、その将来性を懸念する声も聞かれます。
特に「IT業界は将来性がない」「IT業界はやめとけ」といった意見の背景には、以下のような懸念があります。
- 技術の陳腐化が早い
- AIによる仕事量の減少
- 激務・長時間労働
- 若手優遇の転職市場
- 人材の供給過剰
それでは順に見ていきましょう。
技術の陳腐化が早い
今後のIT業界で想定される最大の特徴の一つは、技術の進化スピードが非常に速いことです。
プログラミング言語やフレームワーク、開発手法は数年で大きく変化し、以前は主流だった技術が急速に陳腐化することも珍しくありません。そのため、IT業界で働く人々は常に新しい技術を学び続ける必要があり、これが大きな負担となることがあります。
特に30代以降のエンジニアは、若手との技術力の差に悩むケースも多く、キャリアの継続に不安を感じる要因となっています。また技術の陳腐化は個人のスキルだけでなく、企業のシステムやサービスにも影響を与えるため、継続的な投資と更新が必要となります。
AIによる仕事量の減少
今後、IT業界では、AIやロボティクスの進化によりプログラミングやシステム開発の一部が自動化される可能性が指摘されています。
特にChatGPTなどの生成AIの登場により、基本的なコーディング作業や単純なシステム開発タスクは、AIが代替する可能性が高まっています。これにより、従来型のプログラマーやシステムエンジニアの仕事が減少するのではないかという懸念が広がっています。
またAIによる自動化は開発工程だけでなく、テストやデバッグ、保守運用など、IT業界の様々な業務に影響を与える可能性があります。
激務・長時間労働
IT業界は今後も、長時間労働や過重労働の問題が懸念されています。
特に開発プロジェクトの納期が迫ると、深夜残業や休日出勤が常態化するケースも少なくありません。またシステムトラブルへの緊急対応や、24時間365日のサービス運用など、不規則な勤務を強いられることも多いです。
このような労働環境は、ワークライフバランスの崩壊やメンタルヘルスの悪化を招く原因となっており、若手エンジニアの早期離職や業界離れの要因となっています。
さらにリモートワークの普及により、仕事とプライベートの境界が曖昧になるという新たな課題も生まれています。
若手優遇の転職市場
IT業界の今後を懸念する理由として、転職市場の若手優遇の傾向も挙げられます。
IT業界の転職市場では若手エンジニアが優遇される傾向が強く、年齢による採用の壁が存在します。特に35歳以上のエンジニアは、転職時に年齢による不利を感じるケースが多く報告されています。
これは若手の方が最新技術への適応が早く、また人件費も抑えられるという企業側の考えが背景にあります。
このような状況から、IT業界で今後働くことを考えた場合に、40代以降のキャリアに不安を感じる声も多いのです。特に管理職やプロジェクトマネージャーへのキャリアチェンジができない場合、将来的な収入面での不安が大きくなります。
人材の供給過剰
IT業界を今後目指す方にとっては、人材の供給過剰による転職市場の競争激化も懸念事項のひとつです。
近年はIT人材需要の高まりを受けて、プログラミングスクールや専門学校、大学でのIT人材育成が活発化しています。これにより、特に若手の人材供給が増加しており、将来的な需給バランスの崩れが懸念されているのです。
また海外からのIT人材の流入も増加しており、特に新興国からの低コストな人材との競争も激化しています。このような状況は、給与水準の低下や雇用の不安定化につながる可能性があり、IT業界の将来性に疑問を投げかける要因となっています。
IT業界は今後も成長し続けるのか?
続いて、IT業界の今後の成長性についても見ていきましょう。
デジタル化が進む現代社会において、IT業界の重要性は一層高まっています。しかし技術革新やグローバル競争の激化により、その成長の持続性について様々な議論があります。
ここでは、IT業界の将来性について、市場規模の予測や転職市場の動向から分析していきます。
- 国内IT市場規模の予測
- グローバルなIT市場の動向
- 10年後のIT業界の転職市場動向
それでは順に見ていきましょう。
国内IT市場規模の予測
国内IT市場は、2030年までに30兆円規模まで成長すると予測されています。特にDXの推進により、企業のIT投資は今後も拡大傾向が続くと見込まれています。
またAI・IoT、クラウドコンピューティング、5G関連など、新しい技術分野の市場も急成長しており、2025年には合計で約10兆円規模に達すると予想されています。
さらに政府のデジタル化推進策により、行政システムの刷新や地方自治体のデジタル化なども進むため、公共分野でのIT需要も拡大が見込まれています。このように、国内IT市場は今後も持続的な成長が期待されています。
グローバルなIT市場の動向
グローバルIT市場は、2030年までに年平均5%以上の成長率で拡大すると予測されています。特に新興国でのデジタル化の進展により、アジア太平洋地域での成長が顕著です。
またAIやクラウド、ブロックチェーンなどの先端技術分野では、グローバルプレイヤーによる競争が激化しており、技術革新のスピードも加速しています。
日本企業にとっては、グローバル競争での存在感の維持が課題となっていますが、独自の技術力や品質管理能力を活かした差別化により、成長機会を見出すことが可能とされています。
10年後のIT業界の転職市場動向
10年後のIT業界の転職市場は、より専門性と実践力が重視される方向に進むと予測されています。
特にAIやデータサイエンス、クラウド、セキュリティなどの専門分野では、慢性的な人材不足が続くと見込まれており、高度な技術力を持つ人材への需要は今後も高まると予想されています。
またDX推進により、業界を問わずIT人材への需要が拡大するため、IT業界未経験からの転職機会も増加すると考えられています。ただし、技術の進化が速いため、継続的なスキルアップと専門性の確立が、キャリアの安定性を確保する上で重要となります。
IT業界で今後伸びる急成長分野
IT業界で今後さらなる発展が期待されている分野には、次のようなものが考えられます。
- AI(人工知能)と機械学習
- IoT(Internet of Things)
- クラウドコンピューティング
- サイバーセキュリティ
- VR(仮想現実)とAR(拡張現実)
- メタバース
- X-Tech(クロステック)
- ブロックチェーン技術
- 5G・次世代通信技術
IT業界はデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速とともに著しい成長を遂げており、これらの分野は企業のデジタル化ニーズの高まりとともに人材需要も拡大傾向にあります。それでは一つずつ見ていきましょう。
AI(人工知能)と機械学習
今後のIT業界で、AI(人工知能)と機械学習は特に注目を集める急成長分野です。
ChatGPTをはじめとする生成AIの登場により、企業のAI活用への関心は一層高まっています。AIは業務の効率化やコスト削減、新しいサービスの創出など、ビジネスに革新的な変化をもたらす可能性を秘めています。
特に機械学習エンジニアやAIアーキテクトなどの専門職は、高い年収と安定した雇用が期待できる人気の職種となっています。
またAIの社会実装が進むにつれて、AIのリスク管理や倫理的な配慮も重要なテーマとなってきており、技術面だけでなく、社会的な側面からもAIの知識を持つ人材への需要が高まっています。
IoT(Internet of Things)
IoTは、あらゆるモノがインターネットにつながる技術として、製造業やスマートシティなど幅広い分野で活用が進んでいます。
センサーやデバイスから収集されるビッグデータの分析により、業務の効率化や新しいサービスの創出が可能となります。
特に製造現場では、設備の予防保全や生産性の向上などにIoTが活用され、デジタルツインと呼ばれる仮想空間での製造プロセスのシミュレーションも実現しています。
IoT技術者には、ハードウェアとソフトウェアの両方の知識が求められ、データ分析やセキュリティの専門性も必要とされます。今後は5Gの普及に伴い、よりリアルタイムな制御や監視が可能となり、IoTの活用範囲はさらに広がると予測されています。
クラウドコンピューティング
クラウドコンピューティングは、IT業界の基盤技術として不可欠な存在となっています。
AWSやAzure、GCPなどの主要クラウドプラットフォームは、企業のDX推進に欠かせないインフラとして急速に普及しています。クラウドの活用により、企業は初期投資を抑えながら柔軟なシステム構築が可能となり、リモートワークの普及にも大きく貢献しています。
クラウドエンジニアは、システムの設計から運用まで幅広い知識が求められ、特にマルチクラウド環境の構築や運用に精通した人材への需要が高まっています。
またクラウドネイティブな開発手法やマイクロサービスアーキテクチャの採用も増加傾向にあり、これらの技術に対応できるエンジニアの育成が課題となっています。
サイバーセキュリティ
サイバーセキュリティは、デジタル社会の安全を守る重要な分野として注目されています。
企業のデジタル化が進むにつれて、サイバー攻撃のリスクも高まっており、セキュリティ対策の重要性は年々増しています。特にランサムウェアやフィッシング詐欺などの脅威が深刻化する中、セキュリティ専門家への需要は急増しています。
セキュリティエンジニアには、最新の攻撃手法や対策技術への理解が求められ、インシデント対応や脆弱性診断など、高度な専門性が必要とされます。
またクラウドセキュリティやゼロトラストセキュリティなど、新しいセキュリティ概念への対応も重要な課題となっています。今後も企業のセキュリティ投資は増加傾向にあり、セキュリティ人材の不足は続くと予測されています。
VR(仮想現実)とAR(拡張現実)
VRとARは、エンターテインメントだけでなく、教育や医療、製造業など幅広い分野での活用が期待されています。特にメタバースの概念が普及する中、VR/AR技術は新しいコミュニケーション手段として注目を集めています。
VR/ARエンジニアには、3Dグラフィックスやモーションセンシング、空間認識などの技術に加え、ユーザー体験(UX)への深い理解が求められます。
また5Gの普及により、よりリッチなVR/ARコンテンツの配信が可能となり、新しいビジネスモデルの創出も期待されています。今後は、デジタルツインやスマートファクトリーなど、産業用途でのVR/AR活用も加速すると予測されています。
メタバース
メタバースは、仮想空間上に構築される新しいデジタル世界として注目を集めています。ソーシャルVRやバーチャルイベント、デジタルアート取引など、様々な活用方法が模索されています。
メタバース開発には、3D空間構築やブロックチェーン、NFTなど、多岐にわたる技術の理解が必要とされます。またメタバース内でのコミュニケーションやコマースを実現するためのプラットフォーム開発も重要な分野となっています。
今後は企業の商談やイベント、教育・研修など、ビジネス用途でのメタバース活用が増加すると予測されており、関連技術者への需要も高まっています。
X-Tech(クロステック)
X-Techは、従来の産業とテクノロジーを掛け合わせた新しいビジネスモデルを生み出す分野として注目されています。FinTech(金融)、MedTech(医療)、EdTech(教育)など、様々な業界でデジタル化による革新が進んでいます。
X-Tech分野では、業界知識とIT技術の両方を理解し、新しいサービスを創造できる人材が求められています。特にアジャイル開発やデザイン思考など、新しい開発手法に精通した人材への需要が高まっています。
また規制対応やセキュリティ、データプライバシーなど、各業界特有の課題への理解も重要となっています。
ブロックチェーン技術
ブロックチェーン技術は、暗号資産だけでなく、契約の自動化(スマートコントラクト)やサプライチェーン管理など、ビジネスでの活用が広がっています。
特にDeFi(分散型金融)やDAO(分散型自律組織)など、新しい組織形態やサービスの基盤技術として注目されています。
ブロックチェーンエンジニアには、分散システムやセキュリティ、暗号技術などの深い理解が求められ、Solidity等のスマートコントラクト開発言語のスキルも必要とされます。
またブロックチェーンの社会実装に向けて、法規制や既存システムとの統合など、様々な課題解決が求められています。
5G・次世代通信技術
5Gは、高速・大容量・低遅延の通信を実現する次世代通信規格として、IoTやAR/VRなどの基盤技術となっています。自動運転や遠隔医療、スマートシティなど、様々な分野での活用が期待されています。
通信エンジニアには、無線通信やネットワーク技術に加え、エッジコンピューティングやネットワークスライシングなど、5G特有の技術への理解が求められます。
またBeyond 5G/6Gを見据えた研究開発も進んでおり、より高度な通信技術の開発が続いています。今後は、産業用途での5G活用が本格化し、ローカル5Gの導入も加速すると予測されています。
今後のIT業界で求められる人材像
IT業界の今後は、さらなる技術革新が進展することをお伝えしてきました。
しかし今後のIT業界では、技術力だけでなく、ビジネス感覚やコミュニケーション能力を併せ持つ人材が必要です。企業のデジタル化が加速する中、技術と課題解決力の両方を駆使しながら、新しい価値を創造していく必要があるからです。
特に以下のような人材は、今後さらに重要性を増すと予測されています。
- 変化に対応できる柔軟な人
- 複合的なスキルを持つ人
- コミュニケーション能力の高い人
- 問題解決能力の高い人
- 倫理観を持つ人
それでは順に見ていきましょう。
変化に対応できる柔軟な人
IT業界の今後は、技術の進化が非常に速く、新しい技術やツールが次々と登場します。そのため、変化に対応できる柔軟な姿勢を持った人材が強く求められています。
特に新しい技術に対する学習意欲と、それを実践に活かせる実行力が重要です。またビジネス環境の変化にも敏感で、顧客のニーズや市場動向を理解し適切な技術選択ができる判断力も必要とされます。
さらに失敗を恐れず、新しいことにチャレンジする精神も、IT業界で成功するために欠かせない要素となっています。変化を前向きに捉え、常に自己成長を続けられる人材は、IT業界で高い評価を得ることができます。
複合的なスキルを持つ人
今後のIT業界では、単一の専門分野だけでなく、複数の技術やスキルを組み合わせて価値を生み出せる人材が重宝されます。
たとえば、プログラミングスキルとデザインセンス、データ分析能力とビジネス知識など、異なる分野のスキルを組み合わせることで、より効果的な問題解決が可能となります。
また技術的なスキルだけでなく、プロジェクトマネジメントやリーダーシップなど、ソフトスキルも重要視されています。特にAIやクラウドなどの先端技術と、従来のシステム開発の知識を併せ持つ人材は、企業のDX推進において重要な役割を果たすことができます。
コミュニケーション能力の高い人
IT業界はチームでの開発やプロジェクト推進が一般的であり、今後のIT業界でも高いコミュニケーション能力が不可欠です。特に技術的な内容を非エンジニアにも分かりやすく説明できる能力や、顧客の要望を適切に理解し実現可能な提案ができる能力が重要視されています。
またリモートワークが一般化する中、オンラインでのコミュニケーションスキルも必須となっています。さらにグローバル化が進む中、英語でのコミュニケーション能力も重要性を増しています。
社内外の関係者と円滑なコミュニケーションを図れる人材は、IT業界で大きな価値を生み出すことができます。
問題解決能力の高い人
IT業界では、日々新しい課題や問題が発生します。そのため、問題の本質を理解し効果的な解決策を見出せる能力が重要です。
特に技術的な問題だけでなく、ビジネス上の課題も含めて総合的に解決策を考えられる人材が求められています。また問題解決にあたっては、論理的思考力とクリエイティブな発想力の両方が必要とされます。
さらに問題の予防や早期発見ができる先見性も重要な能力です。顧客の潜在的なニーズを理解し、価値のある解決策を提案できる人材は、IT業界で高い評価を得ることができます。
倫理観を持つ人
今後のIT業界において、倫理的な判断力を持ち、社会に貢献できる技術者は重要な存在となります。
昨今ではSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みも重要視され、環境負荷の低減や社会課題の解決に貢献できる技術開発が求められています。
このような状況下で、企業のコンプライアンスや情報セキュリティポリシーを理解し、適切に遵守できる人材は、企業価値の向上にも貢献できます。特に管理職やリーダー的立場の人材には、より高い倫理観と責任感が求められています。
今後のIT業界で求められるスキル
今後のIT業界で活躍するためには、技術の進化に合わせて継続的なスキルアップが不可欠です。特に次のスキルの習得が重要になってきています。
- AI・機械学習
- データサイエンス
- IoT
- クラウドコンピューティング
- セキュリティ
- ブロックチェーン
- UXデザイン
これらの技術は単独で習得するのではなく、効果的に組み合わせ、ビジネス価値を創出できる総合的なスキルも求められています。それでは一つずつ見ていきましょう。
AI・機械学習
今後のIT業界で最も需要の高い専門分野の一つとして、AI・機械学習のスキルがあります。
具体的には、Pythonなどのプログラミング言語を使用した機械学習モデルの開発や、深層学習フレームワーク(TensorFlow、PyTorchなど)の活用能力が求められます。また数理統計やアルゴリズムの基礎知識も重要です。
特に注目されているのが、自然言語処理や画像認識、予測分析などの応用分野です。AIモデルの開発だけでなく、モデルの評価や改善、実運用環境への展開まで、幅広いスキルが必要とされています。
データサイエンス
今後のIT業界でも、データサイエンスのスキルは、ビッグデータ時代における重要な専門性として注目され続けていくでしょう。
データの収集・加工から分析、可視化まで、一連のプロセスを担当できる能力が求められます。特にSQL、Python、Rなどのデータ分析言語や、Tableau、Power BIなどの可視化ツールの活用スキルが重要です。
また統計学やデータマイニングの知識、ビジネス課題を理解しデータ分析に落とし込める能力も必要です。さらに分析結果を分かりやすく説明し、意思決定に活かせるコミュニケーション能力も重視されています。
IoT
IoT分野では、センサーデバイスからクラウドまでの全体アーキテクチャを理解し、システムを設計・構築できるスキルが求められています。特に組み込みシステムの開発やネットワーク通信、リアルタイムデータ処理の知識が重要です。
また収集したデータの分析や活用方法を提案できる能力も必要とされています。セキュリティの観点からは、IoTデバイスの脆弱性対策や、エッジコンピューティングでのセキュア通信の実装スキルも重要です。
5Gの普及に伴い、より高度なIoTシステムの開発スキルへの需要が高まっています。
クラウドコンピューティング
現在も今後も、IT業界においてクラウドコンピューティングのスキルは必須の要素です。
AWS、Azure、GCPなどの主要クラウドプラットフォームの設計・構築・運用スキルが求められます。特にマイクロサービスアーキテクチャやコンテナ技術(Docker、Kubernetes)、サーバーレスアーキテクチャなどの知識が重要です。
またクラウドネイティブな開発手法やDevOpsの実践、インフラのコード化(IaC)なども重要なスキルとなっています。クラウドのコスト最適化やセキュリティ対策、マルチクラウド環境の管理能力も、今後さらに重要性を増すと予測されています。
セキュリティ
今後のIT業界で、セキュリティスキルはデジタル社会の安全を守る重要な専門性として注目されています。ネットワークセキュリティや暗号技術の基礎知識に加え、最新の攻撃手法や対策技術への理解が求められます。
特にクラウドセキュリティやコンテナセキュリティ、ゼロトラストセキュリティなど、新しいセキュリティ概念への対応が重要です。またセキュリティ監査やインシデント対応、フォレンジック調査などの実践的なスキルも必要とされています。
さらにセキュリティポリシーの策定や従業員教育など、組織全体のセキュリティレベル向上に貢献できる能力も重要視されています。
ブロックチェーン
ブロックチェーン技術のスキルは、次世代の分散型システムを支える重要な専門性として注目されています。分散台帳技術の基礎やコンセンサスアルゴリズム、暗号技術などの理解が必要です。
特にスマートコントラクトの開発(Solidity等)やdApps(分散型アプリケーション)の構築スキルが求められています。またNFTやDeFiなどの応用分野への理解も重要です。
さらにブロックチェーンの特性を活かしたビジネスモデルの提案や、既存システムとの統合方法を設計できる能力も求められています。
UXデザイン
UXデザインのスキルは、ユーザー中心のサービス開発において重要性を増しています。
ユーザー調査やペルソナ設計、ユーザージャーニーマップの作成など、UXデザインの基本プロセスを実践できる能力が求められます。特にFigmaなどのデザインツールの活用スキルやプロトタイピング、ユーザビリティテストの実施能力が重要です。
またアクセシビリティやユニバーサルデザインへの理解も必要とされています。デザイン思考を活用したプロジェクト推進や、デザインシステムの構築・運用のスキルも、今後さらに重要性を増すと予測されています。
今後のIT業界で躍進する職種
ここまでの内容を踏まえ、今後のIT業界で躍進すると思われる職種について、主な業務と必要なスキルをご紹介します。
特に以下の職種は、高度なスキルと知識が求められる一方で年収も高水準となっており、IT業界のキャリアパスとして注目を集めています。
- AIエンジニア
- データサイエンティスト
- クラウドエンジニア
- セキュリティエンジニア
- UXデザイナー
それでは順に見ていきましょう。
AIエンジニア
主な業務 |
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必要なスキル |
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AIエンジニアは、人工知能システムの設計・開発から運用まで幅広い業務を担当する職種です。機械学習や深層学習のアルゴリズムを理解し、実際のビジネス課題に適用できる能力が求められます。
キャリアパスとしては、プロジェクトリーダーを経て、AI部門のマネージャーや技術統括責任者(CTO)を目指すことができます。また高度な専門性を活かしてAIコンサルタントとして独立したり、スタートアップを立ち上げたりするケースも増えています。
年収は経験者であれば600万円から1,000万円以上も期待できる、今後のIT業界の注目職種です。
データサイエンティスト
主な業務 |
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必要なスキル |
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データサイエンティストは、これからのIT業界で最も重要視されている職種のひとつです。
主な業務は、ビッグデータの分析を通じて企業の意思決定をサポートすることです。統計学や機械学習の知識を活かし、データから有益な洞察を導き出す能力が重要です。
キャリアパスとしては、分析業務からマネジメント職へのステップアップも可能で、企業のデータ戦略を主導する立場として活躍することができます。
クラウドエンジニア
主な業務 |
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必要なスキル |
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今後のIT業界で特に有望なクラウドエンジニアは、AWSやAzure、GCPなどのクラウドプラットフォームを活用したシステム構築・運用を行う職種です。インフラ構築やセキュリティ対策など、幅広い知識が必要とされます。
キャリアパスとしては、クラウドアーキテクトやインフラ部門のマネージャーへの道が開かれており、クラウドコンサルタントとしての独立も可能です。市場価値の高さから経験者の転職も活発で、年収500万円から800万円以上を狙えることも特徴です。
セキュリティエンジニア
主な業務 |
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必要なスキル |
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セキュリティエンジニアは、今後のIT業界で必要不可欠とされる職種です。企業のシステムやネットワークのセキュリティ対策を担当し、セキュリティ監査やインシデント対応など専門的な知識と経験が求められます。
キャリアパスとしては、CISO(最高情報セキュリティ責任者)やセキュリティ部門の統括マネージャーを目指すことができます。またセキュリティコンサルタントとして独立したり、セキュリティベンダーで活躍したりする道も開かれています。
IT業界での需要の高さから、年収は経験者で600万円から1,000万円以上となることも今後想定される職種です。
UXデザイナー
主な業務 |
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必要なスキル |
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今後のIT業界で需要が伸びていくと思われるUXデザイナーは、ユーザー体験を重視したデジタルプロダクトの設計を行う職種です。デザインスキルやユーザー心理の理解に加え、プロトタイピングなどの幅広い知識が必要とされます。
キャリアパスとしては、UX部門のマネージャーやクリエイティブディレクターを目指せるほか、プロダクトマネージャーへの転身も可能です。またフリーランスのUXコンサルタントとして独立するケースも増えています。
経験を積むことで年収500万円から700万円以上も視野に入れることができ、今後のIT業界で人気が高まると想定される職種です。
今後のIT業界で働くメリット
IT業界は、今後、デジタル化が加速する現代社会において最も重要な産業の一つです。IT業界の将来性を考えると、キャリアを築く場として非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。
特にこれからのIT業界でキャリアを築くメリットには、以下のような点が挙げられます。
- 高収入の可能性
- 自己成長
- 柔軟な働き方
- グローバルな活躍
それでは順に見ていきましょう。
高収入の可能性
IT業界は他業界と比較して、全体的に給与水準が高い傾向にあります。特にAIエンジニアやデータサイエンティストなどの専門職は、経験を積むことで年収1,000万円以上も十分狙える職種です。
またベンチャー企業では実力次第で早期の昇進も可能で、ストックオプションなどの成果報酬も期待できます。転職市場でも、IT人材の需要は高く、経験者であれば年収アップを実現しやすい環境といえます。
自己成長
IT業界は技術革新が激しく、常に新しい知識やスキルを習得する機会に恵まれています。企業も従業員の技術力向上に積極的で、社内研修や資格取得支援などの制度が充実していることが多いです。
またオープンソースコミュニティへの参加や技術カンファレンスへの参加など、業界全体で知識共有の文化が根付いており、自己成長の機会が豊富に存在します。
柔軟な働き方
IT業界は他業界に先駆けて、リモートワークやフレックスタイム制を導入している企業が多く存在します。特にコロナ禍以降、この傾向は一層強まっています。
またフリーランスとして働くことも比較的容易で、自分のライフスタイルに合わせた働き方を選択できます。ワークライフバランスを重視しながら、キャリアを築いていけることがIT業界の大きな魅力の一つです。
グローバルな活躍
IT業界はグローバル化が進んでおり、海外企業との協業や、海外拠点での勤務機会も多く存在します。
英語力があれば、外資系企業での就業や、グローバルプロジェクトでの活躍も可能です。またオンラインでの国際協業も一般的となっており、日本にいながら世界を相手にビジネスを展開することができます。
IT業界で今後活躍するための転職戦略 ~5つのステップ~
今後のIT業界でキャリアを成功させるためには、戦略的なキャリアプランが必要です。市場価値の高いスキルを身につけながら自身の強みを活かせる職種や企業を見極めることが、転職成功のカギとなります。
ここでは、IT業界での転職を成功させるための具体的なステップについて解説します。
- 自分の強みと弱みを理解する
- キャリアプランを明確にする
- スキルアップを続ける
- 情報収集を怠らない
- 転職エージェントを活用する
それでは順に見ていきましょう。
① 自分の強みと弱みを理解する
これからのIT業界で転職を成功させるには、まず自身のスキルや経験を客観的に分析することが重要です。
技術スキルだけでなく、プロジェクトマネジメントやコミュニケーション能力なども含めて、自分の市場価値を正確に把握しましょう。
またIT業界の中でも自分が得意とする分野や、逆に苦手な分野を明確にすることで、より適切な転職先を選択することができます。転職市場での自分のポジショニングを理解することが、成功への第一歩となります。
② キャリアプランを明確にする
今後のIT業界では、変化に対応するための長期的なキャリアビジョンを持つことが重要です。5年後、10年後の自分のありたい姿を具体的にイメージし、そこに向かうためのステップを明確にしましょう。
たとえば、専門性を極めるのか、マネジメント職を目指すのか、起業を視野に入れるのかなど、キャリアの方向性を定めることで、より効果的な転職活動が可能になります。
また転職後のキャリアパスについても、面接時に具体的に説明できるように準備しておくことが大切です。
③ スキルアップを続ける
今後のIT業界において市場価値を維持するためには、継続的なスキルアップが不可欠です。転職を考える前から、市場価値の高いスキルの習得を始めることをおすすめします。
オンライン学習プラットフォームやプログラミングスクールなどを活用し、実践的なスキルを身につけましょう。特に今後伸びる分野であるAI、クラウド、セキュリティなどの知識は、転職市場での競争力を高める重要な要素となります。
④ 情報収集を怠らない
これからのIT業界で転職を成功させるためには、業界動向や最新技術のトレンドについて常にアンテナを張っておくことが重要です。業界ニュースやテクノロジーブログの購読、技術カンファレンスへの参加など、様々な方法で情報収集を行いましょう。
またSNSを活用して、業界内のネットワークを築くことも効果的です。最新の求人動向や給与相場についても定期的にチェックすることで、より戦略的な転職活動が可能になります。
⑤ 転職エージェントを活用する
今後のIT業界では、専門的な知識を持つ転職エージェントを活用することで、より効率的な転職活動が可能です。
エージェントは最新の業界動向や求人情報、企業の内部情報を持っており、また給与交渉のサポートも期待できます。特にIT業界に特化したエージェントは技術的な背景を理解した上でのマッチングが可能なため、より適切な転職先を見つけやすくなります。
さらに複数のエージェントを併用することで、より多くの選択肢から自分のキャリアビジョンに合った転職先を見つけましょう。
みんなが使っている転職サービス上位6選 【1,382人に聞いた転職サービス利用状況】
実際に登録したことのある転職サービスについてアンケートをとりました。アンケート結果として、みんなが使っている転職サービスの上位6サービスは以下です。
- 1位|リクルートエージェント(821人)
- 2位|doda(564人)
- 3位|リクナビNEXT(389人)
- 4位|マイナビAGENT(312人)
- 5位|ビズリーチ(288人)
- 6位|エン転職(282人)
※転職サービスの利用アンケート(クラウドワークス) 回答数:1,382 / 集計期間:2024年09月19日~10月03日
1位|リクルートエージェント(利用回答数:821人) 圧倒的な求人数
「リクルートエージェント」は、株式会社リクルートによる転職エージェントです。求人数、安定したサービス品質でまずは登録が必須のエージェントです。
まず何と言っても求人数が多いことがおすすめの理由として挙げられます。転職成功の実績も多く、優れているのは求人の数だけではありません。業界に精通したアドバイザーが在籍しているので、ぴったりの求人を見つけ出してくれます。求人やサービスの質・量ともにトップクラスで転職エージェントとしては定番・王道のサービスです。
営業・技術系を中心にあらゆる業種・職種をカバー。総合型ながら条件ごとに特化したページもあり、使いやすいのも人気の理由です。
- リクルートエージェントのおすすめポイント
- 求人数が圧倒的に多い
- 業界に精通したアドバイザーが在籍
- 条件ごとに特化したページがあり使いやすい
基本データ
リクルートエージェント | |
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求人数 | 公開求人474,685件/非公開求人399,542件(2024年10月22日現在) |
提供サービス | エージェントサービス、提出書類の添削、面接対策、独自に分析した業界・企業情報の提供 |
拠点 | 東京・北海道・宮城・宇都宮・さいたま・千葉・横浜・金沢・新潟・長野・静岡・名古屋・京都・大阪・神戸・岡山・広島・高松・福岡 |
URL | https://www.r-agent.com/ |
2位|doda(利用回答数:564人) エージェント/サイトの一体型で自分でも応募が可能
「doda」は、人材紹介・転職支援を行う大手「パーソルキャリア」が運営する総合型転職サイトです。エージェントサービスも利用できる点が人気の理由の1つになっています。
dodaも求人数が多く、非公開求人も条件が良いものが多いのが大きなポイントです。
また転職サイトと転職エージェントの一体型で、使い方の自由度が高いのもおすすめポイント。エージェントサービスでは専任のキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。なお企業との対応は採用プロジェクト担当が行い、求職者と企業とでそれぞれ別のプロフェッショナルが対応します。
- dodaのおすすめポイント
- 非公開求人も好条件多数
- 転職サイトと転職エージェントの一体型で自由度が高い
- 専任のキャリアアドバイザーがサポート、企業は別のプロフェッショナルが対応
基本データ
doda | |
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求人数 | 公開求人262,342件/非公開求人31.049件(2024年10月22日現在) |
提供サービス | スカウトサービス、年収査定、合格診断、レジュメビルダー、「自己PR」発掘診断、転職タイプ診断、はたらく女性のためのモヤモヤ解消診断、オンライン仕事力診断 |
拠点 | 東京・横浜・札幌・仙台・静岡・名古屋・大阪・京都・神戸・岡山・広島・福岡・鹿児島 |
URL | https://doda.jp/consultant/ |
3位|リクナビNEXT(利用回答数:389人) 求人サイト群の中でも最大級の求人数と使いやすさ
「リクナビNEXT」は、大手の株式会社リクルートによる定番の転職サイトです。サイトの見やすさや使いやすさにも定評があります。
エージェントなしの狭義の転職サイトの中では、求人数はトップクラス。新規の求人も多く、定期的にチェックすることで希望に合う求人に出会える可能性が高まります。
ツールが便利でサイトが使いやすいのも特長です。たとえば「気になるリスト」を使うと、気になる企業や後でゆっくりチェックしたい企業をリスト化できるほか、気になるに追加した企業から面接のオファーが来る可能性があります。
そのほか、公開求人・非公開求人の企業からオファーがもらえる「オファーを待つ」、自己分析ツール「グッドポイント診断」などがあります。
- リクナビNEXTのおすすめポイント
- サイトが使いやすい
- 狭義の転職サイトでは最大級の求人数
- 大手の株式会社リクルートによる定番の転職サイト
基本データ
リクナビNEXT | |
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求人数 | 公開求人824,000件以上(2024年10月22日現在) |
提供サービス | オファー、気になるリスト、グッドポイント診断 |
URL | https://next.rikunabi.com/ |
4位|マイナビAGENT(利用回答数:312人) 20代・30代の求人に強い
「マイナビAGENT」は、さまざまな転職サイトを運営している株式会社マイナビによる転職エージェントです。きめ細かいサポートが受けられると評価されています。
とくに20代・30代の求人が多いので、その世代の人にはおすすめです。また全国に拠点があり地方の求人も充実しているので、大都市圏以外で探している人にもぴったりです。
履歴書や職務経歴書のサポートも充実、初めての転職でも安心して利用できます。IT、営業など業種・職種別のサービスもあります。自分が探している業種と一致するならより探しやすくなるでしょう。
- マイナビAGENTのおすすめポイント
- 20代・30代の求人が多い
- 地方の求人も充実
- 履歴書や職務経歴書のサポートもあり安心
基本データ
マイナビAGENT | |
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公開求人数 | 非公開 |
提供サービス | エージェントサービス |
拠点 | 拠点情報はこちらをご確認ください |
URL | https://mynavi-agent.jp/ |
5位|ビズリーチ(利用回答数:288人) ハイクラス向けで企業からスカウトが受けられる
「ビズリーチ」は、ハイクラス求人が多いのが特徴の転職サイトです。厳密にはスカウト型のサイトで、エージェントではありません。登録するとヘッドハンターや企業からのスカウトが受けられます。
最大の特長は、ハイクラス求人が多いことです。年収1,000万円以上の求人が1/3以上を占めています。一定以上の経験やスキルがある人が転職活動するのに役立つサービスです。
もう1つの大きな特徴として、登録するだけでヘッドハンターや企業からスカウトが届く点があります。以前は「スカウト」と「プラチナスカウト」の2種がありましたが、今は「プラチナスカウト」に一本化されています。プラチナスカウト経由での採用は全体の約70%。採用される可能性が高く、スカウトが届いたら大きなチャンスです。実際、企業からスカウトが届いた場合は書類選考が免除されます。
基本的にヘッドハンターはアドバイスをしませんが、場合によってはアドバイスをもらえることもあります。無料プランと有料プランがあり、有料プランは制限なく求人に応募できます。
- ビズリーチのおすすめポイント
- ヘッドハンターや企業からのスカウトが受けられるハイクラス向けサイト
- 企業からプラチナスカウトが来た場合は即面接が可能
- 有料プランなら制限なく求人に応募できる
基本データ
ビズリーチ | |
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求人数 | 公開求人138,081件(2024年10月22日現在) |
提供サービス | スカウトサービス、有料プラン(プレミアムステージ) |
拠点 | 東京・大阪・名古屋・福岡・静岡・広島 |
URL | https://www.bizreach.jp/ |
6位|エン転職(利用回答数:282人) サイトが使いやすく情報も充実、利用者の満足度が高い
「エン転職」は、人材サービス大手の一つエン・ジャパン株式会社による転職サイトです。エージェントサービスも利用できます。
オリコン顧客満足度調査の転職サイト部門で、2018年から2024年まで7年連続で総合満足度No.1となっています。サイトの使いやすさは定評があり、自力で検索・応募するのに適したサービスです。口コミなどの情報も充実しており、企業間の比較検討もしやすくなっています。
さらに転職サイトのほか転職エージェントとしても利用することができ、非公開求人も多数保有しています。大手ですが最大手ほどでない規模で、きめ細かいサポートを受けることが可能。また女性向けのページのほか、ミドルや若手ハイキャリアなどに特化した関連サイトもあります。
- エン転職のおすすめポイント
- 2018年から2024年まで7年連続で総合満足度No.1
- サイトが使いやすいほか情報も充実
- 非公開求人も多数保有
基本データ
エン転職 | |
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求人数 | 公開求人152,678件(2024年10月22日現在) |
提供サービス | エージェントサービス |
URL | https://employment.en-japan.com/ |
まとめ
この記事では、IT業界の今後の展望と、これからのIT業界で求められる人材像、スキル、職種、そしてIT業界への転職成功のポイントについて解説しました。
IT業界は今後も技術革新が急速に進み、常に新しい可能性を秘めています。AIやIoT、クラウドなど私たちの生活を大きく変える技術が生まれ続けている一方で、転職市場では人材不足が叫ばれています。
IT業界の現状は課題も多く、「IT業界はやめとけ」といった否定的な声があることも否定できませんが、柔軟な働き方ができる企業やグローバルに活躍できる機会が増えており、高収入でやりがいのある仕事もたくさんあります。
ぜひ、この情報を参考に、あなただけのキャリアプランを立ててみてください。IT業界は、あなたを待っています!