この記事で分かること
カスタマーエンジニアから転職を選ぶ主な理由
カスタマーエンジニアに将来性はある?
カスタマーエンジニアの経験を活かせる職種5選

カスタマーエンジニアの職に従事されている方々の中には

「カスタマーエンジニアから転職したほうがいいのかな?」

と考えている方も少なからずいらっしゃるでしょう。カスタマーエンジニアの仕事は高いプレッシャーにさらされ、過密な勤務体系やキャリアアップの難しさが転職を検討する主な理由になっています。

この記事では、カスタマーエンジニアとしてのキャリアに疑問を抱え、転職を考える読者を対象に次のキャリアにおすすめの職種をご紹介します。

それぞれの職種に転職した場合、これまでの経験やスキルをどのように活かせるかも詳しく解説していますので、転職先選びで悩んでいる方もぜひ最後まで読んで転職活動にお役立てください!

【まずはチェック!!】求人数の多い大手転職サービスが人気!おすすめの求人数比較表!

大手転職サービスの取り扱い求人件数を独自調査。転職サービスの専任担当者が最新の取り扱い求人情報を確認し、求人数比較表にまとめています。転職活動にあたってはエージェントやサイトを積極的に活用しましょう。まずは一通りサービスを体験してみて自分にあったサービスを見つけることをおすすめします。比較表はこちら。

右にスクロールできます

おすすめ リクルートエージェント doda マイナビAGENT リクナビNEXT パソナキャリア ビズリーチ リクルートダイレクトスカウト マイナビ転職 エン転職 JACリクルートメント type
特色 全年代・全業界 全年代・全業界 全業界 全年代・全業界 ハイクラス・女性向け ハイクラス全年代・業界 ハイクラス・全年代 全年代・全業界 全年代・全業界 ハイクラス 全業界・首都圏
求人数 495,663件 256,211件 非公開 798,000件以上 44,294件 141,048件 403,417件 非公開 137,506件 21,468件 2,405件
求人の豊富さ
ポイント 非公開求人も多数 エージェント・サイト両方の利用が可能 地方の求人も充実 企業からのオファーあり オファーも受けられる 2種類のスカウトあり 登録するとスカウトが多数届く スカウトサービスあり 利用者の満足度が高い コンサルタントのサポートが手厚い とくにエンジニア、20代、女性の求人に強み

2024年11月19日調査:各転職エージェントの取り扱い求人件数・各転職サイトの掲載求人数

カスタマーエンジニアはきつい?転職したくなる3つの理由

カスタマーエンジニアから転職を検討する大きな理由として、次の3つが挙げられます。

  • プレッシャーがきつい
  • 残業が多い
  • キャリアアップが難しい

一つずつ見ていきましょう。

プレッシャーがきつい

カスタマーエンジニアの業務は、顧客からの即時対応を求められるため、高いプレッシャーに晒されることが多々あります。クライアントのビジネスに直結するトラブルを解決するため、精神的な負担が大きく、ストレスが蓄積しやすい職種です。

また予期せぬシステム障害や緊急対応が必要なケースでは、短時間で高度な技術的判断を下さなければならず、これがさらなるプレッシャーへとつながります。

転職を希望するカスタマーエンジニアのなかには、このような精神的圧力を理由に、よりバランスの取れた職務や職場環境を求める方も少なくありません。

残業が多い

カスタマーエンジニアは顧客の問題を解決するという重要な役割があるため、予期せぬトラブルや緊急の対応が求められることも頻繁にあります。その結果、稼働時間が長引き、プライベートな時間が犠牲になるケースも少なくありません。

実際に多くのカスタマーエンジニアが、残業による疲弊やワークライフバランスの乱れを理由に転職を検討することが多いです。このように、自分のライフスタイルや仕事に対する価値観に見合っていないと感じたときにキャリアチェンジを検討するようになります。

キャリアアップが難しい

カスタマーエンジニアがキャリアアップを望むのに苦戦する主な理由は、明確な昇進の道が限られている点です。多くの企業では、技術サポートの役割に特化しており、その範囲を超えるキャリアの進路が用意されていないことが少なくありません。

実際の現場では専門技術を要求されるものの、管理職やより戦略的なポジションへのステップアップの機会が限られているため、長期間同じ職務に留まることになりかねません。

そのため、個人のキャリア成長への願望と現実とのギャップに直面し転職を検討する場合があります。

カスタマーエンジニアに将来性はある?

カスタマーエンジニアを転職したいと思うことはあっても、実際に転職を決断するのには勇気が必要ですよね。

カスタマーエンジニアを続けるかどうかを考える上で、将来性を見極めることは重要です。ここでは、カスタマーエンジニアの仕事について改めて見てみましょう。

  • カスタマーエンジニアの役割と責任
  • カスタマーエンジニアの平均年収
  • カスタマーエンジニアの主なキャリアパス
  • カスタマーエンジニアからの転職リスク
  • 転職市場でのカスタマーエンジニアの立ち位置

それではひとつずつ解説します。

カスタマーエンジニアの役割と責任

カスタマーエンジニアは顧客の技術的な問題を解決する役割を担っています。

業務内容には製品やサービスのインストール、トラブルシューティング、定期的なメンテナンスといった作業が含まれることが多く、顧客からの技術的な質問に答えたり、教育やトレーニングを提供したりすることもあります。

カスタマーエンジニアの任されている責任は大きく、顧客の満足を保つためには技術的な専門知識だけでなく優れたコミュニケーション能力や問題解決能力が求められます。

また新しい技術を習得し続ける必要があり、常に変化する顧客のニーズに応える柔軟性も重要です。

カスタマーエンジニアの平均年収

カスタマーエンジニアの平均年収は、業界や経験年数などによってばらつきがありますが、ある程度の傾向を見ることができます。

一般的に、初級レベルのカスタマーエンジニアであれば年収は低めです。経験を積み専門技術を磨いた中級から上級レベルになると年収は向上する傾向にあります。

リーダーやマネージャーといった役職に就くチャンスがあれば収入も上がりますが、先ほど転職理由で説明したとおり、ステップアップの機会が限られているのが現状です。

カスタマーエンジニアの主なキャリアパス

カスタマーエンジニアの主なキャリアパスには、技術的な専門性を深めて技術リーダーやシニアエンジニアになる道、マネジメントスキルを活かしてチームリーダーやマネージャーへと進む道、または営業やマーケティングに関する知識を生かしてセールスエンジニアやプロダクトマネージャーへ転身する道などがあります。

一部のカスタマーエンジニアは、深い業界知識を活かして独立してコンサルタントやフリーランサーとして働くことを選ぶケースも見られます。

カスタマーエンジニアからの転職リスク

カスタマーエンジニアからの転職を考える場合、まず確認すべきは新たな職場の業務内容とカスタマーエンジニアとしての経験がどの程度活かせるかです。

新しい環境では専門技術や顧客対応のスキルが求められる可能性が高く、それらを即座に提供できない場合、スムーズな移行が困難になることがあります。

またカスタマーエンジニア特有の知識が必要とされない職種への転職では、スキルの再学習や資格取得の必要性が生じることもリスクとして考えられます。

さらに転職活動自体が精神的、経済的な負担になり得るため、安定した収入源を失うリスクや、新たな職場での人間関係構築に伴うストレスも考慮に入れるべきです。このようなリスクを踏まえたうえで、転職は慎重に計画する必要があります。

転職市場でのカスタマーエンジニアの立ち位置

カスタマーエンジニアは、顧客からの技術的な問い合わせやトラブルシューティングを担う重要な職種ですが、転職市場ではその専門性が高く評価される場合もあれば、特定の業界や技術に限定されやすいこともあります。

技術変化が激しいIT業界の中で、カスタマーエンジニアが持つ深い製品知識や顧客対応スキルは他職種への転職時に有利な要素となる可能性があります。

しかし新しい業界や職種に適応するためには、これらのスキルを補完するような新たな技術や知識の習得が求められることもあります。

企業がデジタルトランスフォーメーションを進める中で、カスタマーエンジニアの経験が他のIT関連職へのステップアップに役立つと同時に、転職市場での競争力を維持するためには継続的なスキルアップが不可欠です。

カスタマーエンジニアから転職を考えるべき3つのサイン

カスタマーエンジニアから転職を考えるべき主なサインは、以下の3つです。

まず技術や製品に対する熱意が冷めてしまい、毎日の業務に情熱を感じられなくなった場合です。これは、自身のスキルやキャリアの成長が停滞している兆候かもしれません。

次にワークライフバランスが取れず、過度なストレスや疲労が蓄積している状況です。健康を害する前に環境を変えることが重要です

。最後に市場価値を高めたいと考えているが、カスタマーエンジニアのポジションではそれが見込めない場合です。自己実現や経済的な報酬を得るためにも、新たなキャリアへの転向が必要になることがあります。

これらのサインを感じたら、転職を真剣に検討するタイミングかもしれません。

カスタマーエンジニアの経験を活かせる職種5選

カスタマーエンジニアから転職する場合、これまでの経験を活かせる職種を選ぶことが転職成功の鍵を握ります。この章ではカスタマーエンジニアの強みをいかせる職種として、次の5つを紹介します。

① セールスエンジニア
② テクニカルサポート
③ ネットワークエンジニアへの移行
④ ITコンサルタント
⑤ システムアナリスト

一つずつ見ていきましょう。

① セールスエンジニア

セールスエンジニアは技術的な知識とセールススキルを兼ね備えた職種です。お客様のニーズを理解し最適な製品やサービスを提案する役割を担います。

この職種には幅広いキャリアパスがあり、経験を積むことでアカウントマネージャーやビジネス開発マネージャーへとステップアップすることが可能です。

セールスエンジニアにはコミュニケーション能力と問題解決能力が求められ、カスタマーエンジニアの経験は顧客との関わり方や技術的な知識を豊富に持っているため、この職種への転職に有利です。

カスタマーエンジニアからセールスエンジニアへの転職を成功させるためには、これらのスキルを前面に出し営業戦略への理解を深めることが重要です。

セールスエンジニアに向いている人の特徴

セールスエンジニアに向いている人は、技術的知識とともに、顧客とのコミュニケーション能力を持っている必要があります。製品の機能やメリットをわかりやすく説明し、顧客のニーズに合わせたソリューションを提案できる柔軟性が求められるためです。

また新しい技術トレンドに敏感であり、常に学習を続ける好奇心も重要です。チームワークを重視し営業と連携して成果を出す協調性もセールスエンジニアには不可欠でしょう。

経験・スキルをセールスエンジニアで活かすには

カスタマーエンジニアで培った製品知識は、顧客のニーズに合った製品やソリューションを提案する際に不可欠です。またトラブルシューティングの経験は、顧客の技術的な問題を理解し解決策を提示する能力を高めます。

顧客とのコミュニケーション経験は、信頼関係を築き、長期的な顧客関係を発展させるための基盤となります。複雑な技術的事項をわかりやすく説明するスキルも、セールスエンジニアの役割で重要とされるでしょう。

② テクニカルサポート

2つ目におすすめする職種は、テクニカルサポートです。

この仕事は、顧客からの問い合わせに対して技術的な支援を提供する役割を担います。トラブルシューティング、製品やサービスの操作説明、アップデートのサポートといった業務を行い、顧客満足度の向上に大きく貢献します。

キャリアパスとしては、経験を積むことでテクニカルサポートリーダーやマネージャーに昇進する機会があり、より専門的な技術力やチームマネジメント能力が求められます。

テクニカルサポートに向いている人の特徴

テクニカルサポートへの転職を目指す方は、コミュニケーション能力が高く、問題解決能力を有していることが重要です。さらに顧客のニーズを把握し適切な技術的サポートを提供する能力も必須です。

忍耐力も不可欠であり、時には困難な状況や高圧的な顧客にも対処しなければなりません。また新しい技術やプロダクトに対する学習意欲が強い人は、この分野でのキャリアアップにおいて有利です。

経験・スキルをテクニカルサポートで活かすには

カスタマーエンジニアで培った技術的知識や顧客とのコミュニケーション能力は、テクニカルサポートの職場でも非常に重要です。転職に際しては、問題解決能力や製品知識を前面に出してアピールすると良いでしょう。

顧客からの技術的な問い合わせに対応する際、カスタマーエンジニアの経験が活きるので、その点を強調することで面接官の関心を引くことが可能です。

またチームで協力して作業を進めるスキルや、ストレスの多い状況下でも冷静に対応できる能力も、テクニカルサポートの職での強みになります。

③ ネットワークエンジニアへの移行

続いてカスタマーエンジニアからネットワークエンジニアへの転職は、技術的なスキルと顧客対応の経験を活かす絶好の機会となります。

ネットワークエンジニアは、企業の情報システムの基盤となるネットワークの設計、構築、運用を行います。

従って、ネットワークに関する深い知識が求められますが、カスタマーエンジニアの経験がある方は、トラブルシューティングの能力や顧客とのコミュニケーションスキルが強みになります。

キャリアパスも多様で、セキュリティやクラウド技術への専門性を深めることも可能です。

ネットワークエンジニアに向いている人の特徴

ネットワークエンジニアに向いている人の特徴として、まず深い技術的知識と強い解析能力が求められます。ネットワークの設計、構築、運用には、複雑な問題を効率的に解決できる論理的思考が不可欠です。

また継続的な学習意欲も重要です。テクノロジーの進化は速く、最新の知識を常にアップデートしていく必要があります。さらにチームやクライアントとの円滑なやり取りのためには、コミュニケーション能力も大切です。

経験・スキルをネットワークエンジニアで活かすには

カスタマーエンジニアで培ったスキルをネットワークエンジニアへ転身する際には、トラブルシューティング、顧客対応、技術的知識などが活かせます。トラブルシューティングの能力は、ネットワークが抱える問題を的確に解決するために不可欠です。

また顧客対応スキルは、内部ステークホルダーやクライアントとのコミュニケーションにおいて重宝されます。技術的な知識は、ネットワークインフラの設計や管理に直接的に応用することができます。

さらにドキュメンテーションと報告のスキルも、ネットワークのパフォーマンスをモニターし上層部への効果的な報告書を作成するために有効です。

④ ITコンサルタント

ITコンサルタントへの転職は、カスタマーエンジニアが持つ技術知識と顧客とのコミュニケーション能力を活かせる職種です。ITコンサルタントはクライアントのビジネス課題を解決するために、技術的な解決策を提案しプロジェクトの計画から実行、評価まで関与します。

キャリアパスとしては、プロジェクトのリーダーやマネージャー、さらにはパートナーとしての立場を目指すルートがあります。顧客の要望に対する深い理解とコンサルティングスキルが必要とされるため、カスタマーエンジニアの経験が直接役立つことも多いです。

そのため転職先で即戦力として期待されることが多く、転職後のキャリアアップにつながることも少なくありません。

ITコンサルタントに向いている人の特徴

ITコンサルタントに適した人は、強い分析力と問題解決能力を持っていることが重要です。また技術のトレンドを敏感に察知しそれらを戦略的な観点でビジネスに応用できる視点が求められます。

コミュニケーション能力も重要で、クライアントのニーズを理解し彼らとの信頼関係を築きながらプロジェクトを推進できることが不可欠です。組織内外の多様なステークホルダーと効果的に連携できる協調性やチームワークも重要な特性です。

カスタマーエンジニアの経験を活かして、技術的な知識と顧客対応のスキルをITコンサルタントとしてさらに発展させることが可能です。

経験・スキルをITコンサルタントで活かすには

カスタマーエンジニアとして身についた顧客のニーズを理解し適切なソリューションを提案する能力は、ITコンサルタントの業務を遂行する上で必須です。さらに技術面での問題解決能力も高く評価されます。

このようなスキルを活かすためには、業界のトレンドや新技術について常にアップデートを保ちながら、それまでの経験を新しいビジネスシーンに適応させる柔軟性が求められます。

⑤ システムアナリスト

最後に紹介する職種は、システムアナリストです。システムアナリストは、企業が使用する情報システムの設計や改善に関わる重要な役割を担っており、その業務内容はビジネス要件の分析から始まり、システム設計、テスト、導入まで幅広くあります。

カスタマーエンジニアとして得た技術的知識と、顧客からのフィードバックをシステム改善に活かす能力がこの職に適しています。キャリアパスとしては、初級アナリストから始まり、プロジェクトリーダーやシステムマネージャーへとステップアップすることが可能です。

システムアナリストに向いている人の特徴

システムアナリストに向いている人は、複雑なシステムを概観しそれを構成する要素を理解して最適化する能力が必要です。細かいディテールに注意を払いつつ、大局的な視野を持ち、問題解決能力を発揮することが求められます。

またカスタマーエンジニアとして得た顧客とのコミュニケーションスキルや、技術的な知識を用いて、顧客のニーズを分析しそれをシステムの仕様に反映させる柔軟性も重要です。チームでの作業が多いため、協調性とリーダーシップを兼ね備えた対人スキルも不可欠です。

経験・スキルをシステムアナリストで活かすには

カスタマーエンジニアで培ったスキルをシステムアナリストで活かすには、主に顧客の要件定義や問題解決能力、技術的知識を応用することです。

顧客から直接フィードバックを受け取り、要望を理解する能力は、システムアナリストがシステム仕様を決定する際に不可欠です。またカスタマーエンジニアが持つ技術的な背景知識は、新システムの設計や既存システムの改善で役立ちます。

これらのスキルを通じて、カスタマーエンジニアはシステムアナリストとしての新しいキャリアパスを築くことができるでしょう。

カスタマーエンジニアから転職を成功させるコツ

続いてカスタマーエンジニアからの転職活動において、押さえておくべきコツをまとめます。

  • 自己分析とキャリアプランニング
  • 面接での説得力を高めるには
  • 人脈の重要性と転職エージェントの活用

一つずつ見ていきましょう。

自己分析とキャリアプランニング

自己分析とキャリアプランニングは、転職成功への重要なステップです。

自己の強みや弱み、価値観、興味を理解することで自分に合った仕事を見つけ出すことができます。また長期的なキャリアパスを設計することで目指すべき方向性が明確になり、転職活動が具体的で効率的に進められます。

具体的な事例として、カスタマーエンジニアの経験を生かしてセールスエンジニアやITコンサルタントに転職した成功例があります。これらの職種は、技術知識に加えて顧客とのコミュニケーション能力が重要とされるため、カスタマーエンジニアのスキルセットが活かされます。

自己分析を通じてこれまでの経験を整理し、新たなキャリア目標に繋げることが求められます。

面接での説得力を高めるには

面接での説得力を高めるためには、具体的なエピソードの共有と自身の強みをアピールすることが不可欠です。

カスタマーエンジニアの経験から得た解決策の提案能力や顧客との成功した経験談は、面接官に好印象を与えます。さらにチームでの協働や緊急時の対応スキルなど、過去の実績を具体的に話すことであなたの能力が伝わりやすくなるでしょう。

またポジションに応じた学びや成長の意欲を示すことで将来性もアピールできます。これらを通じて、面接官に自分がどのように貢献できるかを説得力をもって伝えましょう。

人脈の重要性と転職エージェントの活用

転職活動において人脈の重要性は非常に高く、業界のコネクションが新しい機会を開く鍵となります。昨今の転職市場では、紹介や推薦が面接の扉を開けるきっかけとなることがしばしばあります。

転職活動中に人脈を広げる方法として、業界セミナーやイベントへの積極的な参加をおすすめします。実際にその業界で働いている人の話を聞くことで、転職後のミスマッチを防ぐこともできます。

また人脈のひとつとして、転職エージェントの活用も転職成功の要です。エージェントは市場の最新情報を持っており、個々のスキルや経験に合った仕事にマッチングさせるプロです。

自己分析やキャリアプランニングのサポート、面接対策も行っていることが多いため、初めての転職で不安な方にも心強いパートナーになるでしょう。

カスタマーエンジニアから転職の際は大手総合型転職サービスもチェック!おすすめ6選

次に、カスタマーエンジニアから転職するのにおすすめの大手の総合型転職サービスをご紹介します。以下の6つのサービスです。

  • doda
  • リクルートエージェント
  • マイナビAGENT
  • リクナビNEXT
  • ハタラクティブ
  • エン転職

こちらも、紹介文中の求人数は2024年10月28日の数字です。では、順に見ていきましょう。

doda

「doda」は、エージェントサービスと一体型の転職サイトです。アドバイザーによるサポートも受けられます。

基本データ

doda
URL https://doda.jp/
求人数 公開求人293,142件

おすすめポイント

dodaは求人サイトの中でもトップクラスの求人数を誇っており、その点が大きなメリットです。もちろん扱っている求人の業種・職種も多岐にわたります。
トップページからすぐに職種別のページに移動でき、希望の職種の求人がチェックしやすくなっています。転職エージェントとの一体型なので、アドバイザーのサポートも受けることが可能です。

dodaのおすすめポイント
トップクラスの求人数
希望の職種の求人がチェックしやすい
アドバイザーのサポートを受けることが可能

口コミ

自身で業界や職種などのジャンルをある程度決めておく必要はありますが、やはり大手なので案件数については群を抜いて多かったです。毎日のようにメールで新しい求人を送ってもらえ、他の人に人気がある求人や自分の経歴、タイプに合った求人なども色々と届いていました。(引用元:Jobmark

現在の職種でキャリアアップを目的とした転職なら多くの案件を紹介してもらえるかもしれません。ですが、30代で未経験の職種、現職とは無関係の業種を希望する場合は案件の提示もかなり少なくなります。(引用元:Jobmark

リクルートエージェント

「リクルートエージェント」は、人材ビジネス大手のリクルートが運営する転職エージェントです。

基本データ

リクルートエージェント
URL https://www.r-agent.com/
求人数 公開求人480,333件 / 非公開求人239,403件

おすすめポイント

リクルートエージェントは、何と言ってもトップクラスの求人数が特長です。求人数が非常に多いため、さまざまな業種・職種の求人を多数保有。拠点も関東・関西を中心に全国にあります。
また担当してくれるアドバイザーは、基本的に希望の業種の専門的な知識があります。総合型ながら、一部職種やUターン・Iターンなどは専門サイトも用意されています。

リクルートエージェントのおすすめポイント
トップクラスの求人数
さまざまな業種・職種の求人を多数保有
アドバイザーは、希望の業種の専門的な知識がある

口コミ

未経験業界、職種違いの転職を希望してリクルートエージェントに登録しました。新しいことにチャレンジしたいタイミングだったので、どんな企業が自分に合いそうかのアドバイスをもらい、30件ほどの求人を紹介してもらいました。また、初回の面接時には面接練習のサポートもしてもらいました。(引用元:Jobmark

サイトには転職のことを手取り足取り教えます!みたいなこと書いてあるくせに、こちらのなかなかまとまらない気持ちを述べた時も『何が言いたいんですか?結論から述べてください』ということを言われました。(引用元:みん評

マイナビAGENT

「マイナビAGENT」は、人材サービス大手のマイナビグループによる転職エージェントサービスです。

基本データ

マイナビAGENT
URL https://mynavi-agent.jp/
求人数 非公開

おすすめポイント

履歴書や職務経歴書のサポートが充実、初めての転職や未経験の職種希望でも安心して利用可能です。オリコン顧客満足度調査の転職エージェントの部で2023年・2024年連続で1位となっているなど、高い評価を受けています。いくつかの業界については特化型のページもあります。
全国に拠点があり、大都市圏以外で仕事を探している人にも最適です。

マイナビAGENTのおすすめポイント
履歴書や職務経歴書のサポートが充実、初めての転職や未経験の職種希望でも安心して利用可能
オリコン顧客満足度調査の転職エージェントの部で2023年・2024年連続で1位
全国に拠点があり、大都市圏以外で仕事を探している人にも最適

口コミ

求人の数は色々な業界をカバーした上で非常に多かったし、その情報に関しても「転職活動をする上でこの情報は最低限欲しい」という情報は一通り網羅されているほどその「質」の部分も結構良かったように感じます。(引用元:BEST WORK

第二新卒として転職ができる年齢だったため、現在とは違う業種の求人を紹介してほしいと依頼したが、紹介された求人は全て現職と同じ業界のものだった。(引用元:みん評

リクナビNEXT

リクナビNEXT

「リクナビNEXT」は、大手の株式会社リクルートによる定番の転職サイトです。サイトの見やすさや使いやすさにも定評があります。

基本データ

リクナビNEXT
URL https://next.rikunabi.com/
求人数 公開求人133,000件以上

おすすめポイント

圧倒的な求人数を誇り、扱っている業種・職種も幅広い内容です。サイトが使いやすいほか、企業と直接やり取りできる仕組みも整備。
「気になるリスト」「オファーを待つ」などを利用すれば、公開求人・非公開求人の企業からオファーがもらえます。そのほか「グッドポイント診断」など自己分析ツールも利用可能です。

リクナビNEXTのおすすめポイント
圧倒的な求人数を誇り、扱っている業種・職種も幅広い
企業と直接やり取りできる仕組みを整備
公開求人・非公開求人の企業からオファーがもらえる

口コミ

求人数の多さは、利用していて安心感を感じる事が出来ましたし、業種のバリエーションの多さも豊富でした。普通に転職を考えて、転職先を探す上では選んで間違いの無いサイトだと思います。(引用元:みん評

希望するような求人もあまり多くなく、何かしら特化したタイプの転職サイト(職種や業界に特化したサイト)と比較するとイマイチ精度が低く感じた。(Jobmark

ハタラクティブ

「ハタラクティブ」は、20代の就職・転職が得意で未経験の求人を多く扱う転職エージェントです。

基本データ

ハタラクティブ
URL https://hataractive.jp/
求人数 公開求人4,619件

おすすめポイント

未経験の就職にも強いのが最大の特長です。サポートも手厚く、転職が初めての人におすすめ。求人も未経験OKが多いので応募しやすいでしょう。対応の早さも特長ですぐに求人を紹介してもらえるため、2週間で内定が決まる場合もあります。
ただしすでに述べたように対象は20~30代ぐらいまでの若年層が中心なので、それ以上は対応してもらえません。

ハタラクティブのおすすめポイント
未経験の就職にも強いのが最大の特長
サポートが手厚く、転職が初めての人におすすめ
対応の早さが特長ですぐに求人を紹介してもらえる

口コミ

無料で何度も面談を行なったり、メジャーな就職サイトには掲載されていない独自の求人もあったりしました。その中から自分の希望に合った求人情報を紹介してくれました。面接指導も何度も満足いくまで行っていただき、最終的には一番気に入った企業に転職を成功させることができました。(引用元:みん評

私は営業職を希望したところ、経験者でないと無理と。このエージェントサイトは未経験でも入社が叶えられるところを武器にして企業説明していなかったか?と思い不信感。(引用元:みん評

エン転職

「エン転職」は、人材サービス大手の一つエン・ジャパン株式会社による転職サイトです。エージェントサービスも利用できます。

基本データ

エン転職
URL https://employment.en-japan.com/
求人数 148,825件

おすすめポイント

求人は取材の上掲載されており、安心度が高いと言えるでしょう。職種未経験歓迎・業種未経験歓迎の求人も多数あります。転職エージェントとしても利用でき、非公開求人も数多く保有
サイトが見やすく使いやすいのも特長です。職種別のページやエリア別のページにもすぐに移動でき、検索するのも楽でしょう。

エン転職のおすすめポイント
求人は取材の上掲載されており、安心度が高い
職種未経験歓迎・業種未経験歓迎の求人が多数
非公開求人を数多く保有

口コミ

細やかに職種や希望要件などで絞り込んで探すことができたので、短時間で希望に近い企業を探すことができました。それぞれの企業についても結構詳しく情報があったので良かったです。(引用元:みん評

求人内容と実際の業務がかなり違っている。例えば、webマーケティングでの募集なのに、いざ面接で話を伺うと新規開拓の営業がメインの業務だったりと正直時間の無駄であった。面接担当者も応募がくるように業務内容を脚色していると言っていたが、脚色というよりただの詐欺ではと感じた。(引用元:みん評

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここまでカスタマーエンジニアから転職し、新たなキャリアに進むポイントについて詳しく説明してきました。

カスタマーエンジニアとして直面する様々な困難な状況から、新たな職種へキャリアチェンジを考えることは自然な流れです。カスタマーエンジニアからの主な転職理由として、プレッシャー、過度な残業、限られたキャリアパスが転職への一歩となることもあります。

この記事では、カスタマーエンジニアから転職先の候補として、セールスエンジニアやITコンサルタントなどのさまざまな職種について考察しました。

実際に転職活動を進める上では、自己分析や面接の準備、そして適切な人脈の構築が不可欠となります。中でも適切な転職エージェントの選択は、大きな助けとなるでしょう。

この記事の内容が、より充実したキャリアを築くための一助となれば幸いです。

【チェック!】求人数が豊富な大手転職サービス比較表!