- この記事で分かること
- 経理職は転職先でも「財務知識」や「データ管理能力」を活かせる
- 転職先は「コンサル業界」「IT業界」「不動産業界」が向いている
- 「教育・研修業界」「金融業界」への転職もおすすめ
- 経理からの転職におすすめの転職サービス16選
経理職から転職を考える場合、その豊富な財務知識と経験は異業種でも活かすことができます。
経理職は日々の数字との格闘や報告の正確さが求められる厳しい仕事ですが、これらの経験が転職市場での大きな強みになるのです。
この記事では、経理からの転職におすすめの業界・職種を紹介します。さらに経理職で培った経験と強みが転職先の職種でどのように活かせるかや、転職後のキャリアアップの仕方についても解説しています。
経理職から異業種への転職をしたい方、すでに転職活動中の元経理の方は、ぜひこの記事を最後まで読んでキャリアチェンジの参考にしてみてください。
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Contents
経理職から転職に活かせる経験・スキル
経理職から転職する場合に強力なアドバンテージとなる経験とスキルは、次のようなものがあります。
- 経理職から転職に活かせる経験・スキル
-
- 財務知識
- 精密なデータ管理能力
- 締め切りを守る厳密さ
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
財務知識
経理職で培った財務知識は、転職市場において非常に高い評価を受ける資産です。会計の基本を理解していることは、予算管理やコスト削減に直結し事業戦略の立案にも貢献できます。
企業経営においては、財務状況を正確に把握し適切な意思決定を行う能力が不可欠とされています。そのため、経理職での経験は、財務分析や予算管理など、数字を扱う他の多くの職種へのスムーズな移行を可能にします。
加えて予算の策定やコスト削減の提案など、直接的な会社の利益に寄与する提案ができるため、マネジメント層への道も開けます。抜群の財務知識は、経理職からの転職において強力な後押しとなるでしょう。
精密なデータ管理能力
次に、経理業務における正確なデータ入力やレポート作成の能力は、データ分析が求められる職種での転職にも役立ちます。
たとえばプロジェクト管理やシステム開発など、データを扱う様々な業務で正確な情報の収集、整理、分析が求められます。経理職では日常的に財務諸表の作成や監査対応など誤差のないデータ管理を実行しているため、これらの経験が転職市場で高く評価されます。
またデータの精度が事業の意思決定に直結するため、経理職から得たこの能力は、組織全体の成果に寄与することができるでしょう。
締め切りを守る厳密さ
3つ目に、確定申告などの締め切りを守る経理職の厳密さは、プロジェクト管理が必要な環境でも評価されることでしょう。これは転職先でも高く評価されるスキルです。
財務報告や税務申告は定期的に厳しい期限内で完了させる必要があるため、時間管理と効率的な作業が求められます。この厳格な期限遵守は、プロジェクト管理、イベントの企画運営、プログラム開発など、多様な分野における成功のカギとなります。
締め切りを守る姿勢はあらゆる業種で求められる普遍的な資質であり、転職を成功させるための強力な武器となり得るのです。
次の章からは、これらの経理の経験・スキルを活かした他業種への転職先について、ひとつずつ詳しく考察していきます。
経理職から「コンサルティング業界」への転職
経理職からの転職先として、コンサルティング業界は魅力的な選択です。
コンサルタントは企業の課題を解決することが主な業務のため、経理職の経験はここで役立ちます。特に財務分析能力や、細部にわたる精密なデータ管理能力は、クライアント企業の経営状態を理解し有効な提案を行う上で重宝されるでしょう。
またプロジェクトの締め切りを守る厳密さも、コンサルティング業界で求められる資質です。コンサルティングファームは多岐にわたる業種をカバーしており、経理職からの知見を活かすことで戦略立案や業務改善プロジェクトなど、多種多様な案件に携わることができます。
この章では次の内容について説明します。
- 経理職から「コンサルティング業界」
- 経理職から転職に「コンサル業界」がおすすめな理由
- ファイナンシャルコンサルタントで活かせる経験・スキル
- リスクマネジメントコンサルタントで活かせる経験・スキル
- 内部監査コンサルタントで活かせる経験・スキル
- 経理職からコンサル業界に転職してキャリアアップするには
それではひとつずつ見ていきましょう。
経理職から転職に「コンサル業界」がおすすめな理由
経理職の経験が役立つ転職先としてコンサルティング業界がおすすめされる一つの大きな理由は、経理職で身に付けた技術や知識が直接的に活用できる場が多いからです。
財務分析や予算管理などのスキルは、企業の経営戦略を考えるコンサルティング業務にとって不可欠であり、経理職の経験は見込み顧客との信頼構築にもつながります。また厳格なデータ管理や締切を守る姿勢は、プロジェクトマネジメントの面で高く評価されることが多く、転職市場でも競争力があります。
このように経理職からのスキルセットはコンサルティング業界において有効であり、転職に際しても大きなアドバンテージとなるでしょう。
ファイナンシャルコンサルタントで活かせる経験・スキル
ファイナンシャルコンサルタントは、組織や個人の財務戦略を策定し資金管理や投資の助言をする専門職です。経理職からの転職者は、会計の知識と財務分析能力を活かすことができます。
具体的には経理で身につけた正確な数字の扱いや財務報告書の作成経験が、クライアントの決算書分析や予算計画の策定に直接役立ちます。また法規制への理解は、コンプライアンスの観点から財務アドバイスを提供する場面で重宝されます。
リスクマネジメントコンサルタントで活かせる経験・スキル
リスクマネジメントコンサルタントの仕事内容には、企業のリスク分析・評価からリスク対策の立案、リスク管理プロセスの設計・実装まで幅広い業務があります。
経理職から転職した場合に活かせる経験とスキルには、財務分析や予算管理などの財務知識や、正確なデータ管理と分析能力があります。これらのスキルはリスク評価に不可欠な財務データの解釈や、リスクの数値化・モデリングに直接活用可能です。また経理業務の厳格な締切遵守は、リスク管理対策のタイムリーな実行にもつながります。
これらの経験はリスクマネジメント業務においても高い価値を持ち、転職後に即戦力としての貢献が期待できます。
内部監査コンサルタントで活かせる経験・スキル
経理職での経験が活かせる転職先の職種に内部監査コンサルタントがあります。
内部監査コンサルタントは、企業のリスク管理と業務改善を目的とし内部統制の評価や監査計画立案など幅広い業務に関わります。経理職で養われた財務知識が精緻な財務報告の評価に直結し、また細かいデータへの配慮が求められる監査業務では、経理職の精密なデータ管理能力が大いに役立ちます。
さらに経理業務で培われた厳守すべき締め切りに対する認識は、監査業務における計画的なスケジュール管理に重要な要素となります。転職者がこれらのスキルを活かすことでキャリアチェンジにおいて有意義なキャリアアップを目指せます。
経理職からコンサル業界に転職してキャリアアップするには
経理職からコンサルティング業界への転職を考える際には、既に持っている専門知識とスキルを活かしさらに市場価値を高めるためのステップを踏むことが重要です。
まずはコンサルティング領域の専門分野を深めます。業界のトレンドを把握し必要な資格やスキルを取得することで競争力を高めることが可能です。加えて他業種の知見を取り入れつつ自己ブランディングを行うことで、キャリアアップを実現できます。
経理職から「IT業界」への転職
経理職からIT業界への転職は、財務知識や精密なデータ管理能力を活かせる機会が豊富にあります。IT企業の財務部門でのニーズはもちろんのこと、データ分析や予算管理などのテクニカルな役割も経理経験者には適しています。
さらにERPシステムの導入や管理など、経理職特有の知識が求められる職種も存在します。IT業界は変化が速く、経理職が持つ締め切りを守る厳密さもプロジェクト管理などで高く評価されるでしょう。
この章では次の内容を説明します。
- 経理職から「IT業界」
- 経理職から転職に「IT業界」がおすすめな理由
- 財務データ分析担当で活かせる経験・スキル
- 会計経理システムの開発・運用で活かせる経験・スキル
- データアナリストで活かせる経験・スキル
- 経理職からIT業界に転職してキャリアアップするには
それでは順に見ていきましょう。
経理職から転職に「IT業界」がおすすめな理由
経理職からIT業界への転職がおすすめな理由は、まず経理の基本的なスキルセットが強く求められている点です。
財務知識は企業の経営判断に不可欠であり、精密なデータ管理能力はITシステムの設計や分析業務で大きなアドバンテージになります。また経理職に求められる緻密な作業と締め切りへの厳格な対応は、プロジェクト管理やシステム開発におけるタイムマネジメントとしても有効です。
さらに経理職での経験は、IT業界の成長に伴う財務関連のニーズが高まる中で特に価値があります。企業の財務効率化や新規事業の分析といった分野で、経理職の知見は直接的に貢献することでしょう。
財務データ分析担当で活かせる経験・スキル
経理職から財務データ分析担当への転職では、会計知識や財務データへの深い理解が求められます。この職種は財務レポートの作成や予算計画の策定、さらには予測モデルの構築などを行い、企業の財務戦略を支える重要な役割を担います。
経理職での経験は、数字に対する正確さや会計ルールへの精通、精緻なデータ管理能力といった点で活かすことができます。また会計ソフトの操作スキルや複雑な財務報告書の読解力も、データ分析のスピードと質を高めるために役立ちます。
経理職から財務データ分析担当への転職は、自身の専門知識を活用してキャリアの幅を広げる絶好の機会といえます。
会計経理システムの開発・運用で活かせる経験・スキル
会計・経理システムの開発と運用の分野では、経理職で養われた精密なデータ管理能力と財務知識が大いに役立ちます。
経理業務で用いられるソフトウェアは正確な財務情報が必要不可欠であり、その開発や運用には実際の経理経験が強く求められます。転職者は経理で使用していた会計ソフトウェアの実務知識を活かして、ソフトウェアの機能改善やユーザビリティの向上に貢献できます。
また経理業務における締め切りを守る厳格さは、プロジェクト管理やタイムラインの遵守に直結します。システム開発プロジェクトではこのようなプロジェクトマネジメント能力が重宝されます。
転職を検討している経理職の方々は、これらのスキルを活かしてIT分野での新たなキャリアを築くことができるでしょう。
データアナリストで活かせる経験・スキル
経理職で養われたデータ管理能力や精密な分析スキルは、データアナリストとしての転職に有利に働きます。データアナリストは、企業の大量のデータを解析し重要なビジネス上の意思決定をサポートする役割を担います。
経理経験を活かせるポイントには、膨大な財務データの処理経験、データに基づいた洞察力、細部にわたる精度の高い分析が挙げられます。これらの経験はデータの正確性や信頼性を保証する上で不可欠です。また経理としての厳格な締め切り管理は、プロジェクトを適切なタイミングで推進する能力を示しており、データ分析プロジェクトにも生かすことができます。
データドリブンな意思決定の重要性が高まる現代において、経理経験者はデータアナリストとして価値の高いスキルセットを持って転職市場に適応できると考えられます。
経理職からIT業界に転職してキャリアアップするには
経理職からIT業界への転職を成功させキャリアアップを目指すには、まず経理で培った財務知識やデータ管理能力が重宝されるポジションを狙うことが重要です。会計ソフトウェアの開発や財務データの分析など、経理経験を活かせる職種に注目しましょう。
次にIT業界特有の知識を身につけるための研修や資格取得に積極的に取り組みます。そして持ち前の締め切りを守る厳密さでプロジェクト管理スキルも磨き、IT業界での価値を高めていきます。
職場での実例や他の転職者の成功事例を積極的に学びながら、柔軟な思考で新しい知識を取り入れることが、経理職からのキャリアアップへの道を切り開く鍵となります。
経理職から「不動産業界」への転職
経理の経験を活かして、不動産業界への転職を考える人も多くいます。不動産業界は財務分析や資金管理のスキルが求められるため、経理職の経験は非常に役立ちます。
たとえば物件の価値評価や投資計画の策定には、経理職で培った詳細な財務知識が直接的に応用可能です。また不動産取引には細かい数字の管理と正確な契約書の作成が必要で、経理職での精密なデータ管理能力が重宝されます。
この章では、次の側面から考察します。
- 経理職から「不動産業界」
- 経理職から転職に「不動産業界」がおすすめな理由
- アセットマネージャーで活かせる経験・スキル
- 不動産仲介・売買担当で活かせる経験・スキル
- プロパティマネージャーで活かせる経験・スキル
- 経理職から不動産業界に転職してキャリアアップするには
それでは順に見ていきましょう。
経理職から転職に「不動産業界」がおすすめな理由
経理職の経験がある方は、不動産業界への転職においても貴重な資産となります。
この業界では財務知識と精密なデータ管理能力が求められます。経理職で培ったこれらのスキルは、不動産取引の分析や物件の価値評価、また投資案件のリスク管理など多岐にわたって応用することが可能です。
加えて契約締結時の細かな数字のチェックや、複雑な税務処理の経験は、不動産関連の金融業務でも大きな強みになります。このような能力は不動産業界においても緊急性を持って求められており、経理職からのスムーズなキャリアチェンジが可能な業界と考えられます。
アセットマネージャーで活かせる経験・スキル
経理職の経験がアセットマネージャーとしてのキャリアに役立つことは明らかです。経理職で培った財務知識は、資産運用の計画や投資戦略を立案する際に不可欠です。
また精密なデータ管理能力は、不動産ポートフォリオの分析や資産のパフォーマンス追跡に直接活かせます。締め切りを守る厳密さも、市場の変動に迅速に対応し投資家への報告を期限内に行うためには重要なスキルとなります。
経理職の経験を活かしアセットマネージャーとしての新たなキャリアを築くことは、様々な分野での知見を深め、高度な財務分析能力を持つプロフェッショナルに成長する絶好のチャンスと言えるでしょう。
不動産仲介・売買担当で活かせる経験・スキル
経理職から不動産仲介・売買担当への転職は、その分析力と細かい数字へのこだわりが生かされる分野です。経理職で磨かれた財務知識は、不動産の価値評価や投資収益の計算に直結します。
また精密なデータ管理能力は、取引における重要書類の正確な管理やスムーズな手続きを実現し顧客からの信頼を勝ち取ることができます。締め切りを守る厳密さも、スピーディーな市場対応が求められる不動産業界で非常に重要です。
これらの経理職の経験・スキルを活かし不動産業界での新たなキャリアを築くことができます。
プロパティマネージャーで活かせる経験・スキル
経理職から転職を考えている場合、プロパティマネージャーとしてのキャリアは魅力的な選択肢です。プロパティマネージャーは、不動産の運用・維持管理を通じて物件の価値を最大化する役割を担います。
経理職の経験は、賃料の収集や運用経費の管理など物件の財務面で直接活かされます。また精密なデータ管理能力や締め切りを守る厳密さは、物件管理や契約業務の正確性を保つために不可欠です。
予算策定や財務報告などの経験も、プロパティマネージャーとしての業務に直結し効率的な物件運用に貢献するでしょう。
経理職から不動産業界に転職してキャリアアップするには
経理職から不動産業界への転職を考える際、持ち前の財務知識と精密なデータ管理能力を活かしアセットマネージメントやプロパティマネジメントなどの専門職に適応するのが一つのキャリアパスです。
キャリアアップを目指すには、経理業務に加え、不動産業界特有の市場分析や法規制の知識を身に付けることが重要です。今までの経験を生かしつつ、不動産投資のトレンドや物件の価値評価など、新たなスキルを積極的に学ぶことが業界での成功には不可欠です。
経理職から「教育・研修業界」への転職
経理職の経験を活かし教育・研修業界に転職することは、新しいキャリアパスの形成に非常に有効です。
この業界では、経理業務で身につけた財務知識が会計や財務に関する研修の講師として活かせます。また正確なデータ管理能力や締め切りを守る姿勢は、教育コンテンツの作成や研修プログラム運営において重要な資質となります。
実際に経理業務の経験者は、受講生に対するリアルな事例を交えた実践的な指導が可能であり、その知識や経験を通して参加者の実務スキル向上に大きく寄与できるでしょう。
この章では、次の内容について詳しく説明します。
- 経理職から「教育・研修業界」
- 経理職から転職に「教育・研修業界」がおすすめな理由
- 財務講師で活かせる経験・スキル
- 企業の経理職研修プログラム開発で活かせる経験・スキル
- 教育コンサルタントで活かせる経験・スキル
- 経理職から教育・研修業界に転職してキャリアアップするには
それでは順に見ていきましょう。
経理職から転職に「教育・研修業界」がおすすめな理由
経理職から転職を検討する場合、教育・研修業界がおすすめな理由はいくつかあります。
まず経理職で要求される精密なデータ管理能力や財務知識は、教育プログラムの企画や予算管理に直結します。また経理業務で培った締め切りを守る厳密さや細部にわたる注意力は、教材作成や講義の準備において大いに役立つでしょう。
さらに組織の財務状況を理解しているため、事業の収益性向上に寄与する提案が可能です。教育・研修分野は人材育成の重要性が高まる中で需要が増しており、経理職からのスキルと経験が活かせるフィールドと言えます。
財務講師で活かせる経験・スキル
経理職の経験を持つ方が財務講師として転職する際には、その豊富な実務知識が大きな強みとなります。実際の勘定処理や財務分析、予算管理の経験は教材の具体例として活かせ、生徒に対する信頼性を高める要素です。
また経理業務における厳密なデータ管理能力と精度を要求される作業態度は、教育の現場でも求められる品質を保証するのに役立ちます。税法や会計基準などの最新の変化にも敏感である必要があり、経理職の経験は常にアップデートされた知識を提供する上で不可欠です。
教える側にも絶えず学びを求める姿勢が求められるため、この点でも経理職からの知見は転職後に有効といえるでしょう。
企業の経理職研修プログラム開発で活かせる経験・スキル
経理職の経験者は、企業における研修プログラム開発において、その豊富な財務知識と実務経験を活かすことができます。特に財務報告の作成や予算管理、税務処理など実際に経験した業務は、実践的な研修コンテンツを設計する際に重宝されます。
また緻密なデータ管理能力や締め切りに対する厳格な姿勢も、高品質な教育プログラムを提供するための基盤となります。これらのスキルは経理研修における財務講師の役割を担い、次世代の経理人材を育て上げるためにも不可欠です。
経理職の経験を持つ方は、教育・研修業界への転職を検討する際に、これらの能力をアピールポイントとして挙げることができるでしょう。
教育コンサルタントで活かせる経験・スキル
経理職の経験をもつ方が教育コンサルタントへ転職する際は、財務知識とデータ管理能力が強みとなります。教育コンサルタントは企業や学校に対しカリキュラム開発や教育プログラムの提案を行い、その効果を数値で示すことが求められます。
たとえば財務教育プログラムの開発では経理職での実務知識が直接活かされる場面が多く、予算管理やコスト削減のノウハウは企業研修において非常に重宝されます。また厳しい締め切りを守る姿勢は、プロジェクト管理における信頼性を高める要素となり得るでしょう。
教育コンサルタントとしてキャリアを積むことで経理の専門性を教育の場に活かし、より大きな影響を与えることが可能です。
経理職から教育・研修業界に転職してキャリアアップするには
経理職から教育・研修業界への転職は、財務知識と教育的能力を活かしてキャリアアップを目指せる選択です。具体的には経理経験を生かした財務講師や経理職研修プログラム開発、企業の教育コンサルタントとしての働きかけが考えられます。
これらの職種では、経理業務における厳密なデータ管理能力や精密な作業への理解を活かし、実務経験を踏まえたリアルな研修内容を提供することができます。経理職から教育・研修業界へ転職する際には、経験を生かしたコース設計や教材作成の知識を磨き、さらなるキャリアアップを目指しましょう。
経理職から「金融業界」への転職
経理職から金融業界への転職を目指す人は多いです。
金融業界では財務知識や精密なデータ管理能力が求められ、経理職で磨いたスキルを活かすことが可能です。具体的には経理経験者はクレジット分析や財務アドバイザリーなど、多岐にわたる金融サービスで力を発揮できます。
この章では、以下の面から考察していきます。
- 経理職から「金融業界」
- 経理職から転職に「金融業界」がおすすめな理由
- 企業財務アナリストで活かせる経験・スキル
- 投資銀行業務で活かせる経験・スキル
- 金融プランナーで活かせる経験・スキル
- 経理職から金融業界に転職してキャリアアップするには
それではひとつずつ見ていきましょう。
経理職から転職に「金融業界」がおすすめな理由
金融業界は経理職のスキルを生かせる転職先としておすすめです。これらのスキルを武器に、経理職からのスムーズな転職とキャリアアップが期待できるでしょう。
経理職から金融業界への転職は、財務知識と精密なデータ管理能力を活かせます。特に企業財務アナリスト、投資銀行業務、および金融プランナーはおすすめの職種です。これらの職種では経理経験者は、予算計画や資金管理、投資分析など、数値に強い背景を生かしつつ、さらに高度な財務戦略や顧客対応に関わることができます。
また精密なデータ管理能力は、金融取引の正確性と信頼性を確保する上で不可欠です。厳密な締め切りを守る経験も、市場の瞬間的な変動に迅速かつ効果的に対応する金融業務において強みとなります。
企業財務アナリストで活かせる経験・スキル
企業財務アナリストは経理職の経験を生かしやすい職種です。この職には、財務報告の作成や財務分析、予算策定などの知識が不可欠で、経理職で磨いた精密なデータ管理能力や、財務知識が直接活かされます。
また財務プロセスの改善提案などに関しても経理職の経験が強みとなり、企業の財務健全性を向上させるための戦略策定に貢献できます。
経理職からのスキルセットは企業財務アナリストに移行する上で非常に価値があり、転職市場での競争力を高めることが期待できます。
投資銀行業務で活かせる経験・スキル
経理職での経験は、投資銀行業務への転職において大きな強みになります。
投資銀行では、会社の財務状況を分析し企業の合併や買収(M&A)、新規公開株(IPO)などの複雑なトランザクションを支援します。経理で得た財務知識と分析能力は、企業の業績評価や財務モデリングに直接活用できます。
また緻密なデータ管理能力や締め切りへの厳密な対応は、高い精度とタイムリーな業務遂行を求められる投資銀行の環境に適しています。経理職から投資銀行への転職は、金融市場の知識を深め、高度な財務戦略を学ぶ絶好の機会となります。
金融プランナーで活かせる経験・スキル
金融プランナーは個人や企業の財務計画の策定に関わる専門職であり、経理職から転職する際には経理で培った財務知識やデータ分析能力が即戦力となります。
経理職で身につけた責任感と厳密な締め切りへの配慮は、クライアントの信頼を構築する上で不可欠であり、同時に多様な金融商品に関するリサーチや分析は精密なデータ管理能力を要求されます。
経理職の現場で積み上げた経験は、金融プランナーとしての顧客の資産管理や投資計画の提案時に深い洞察と正確なアドバイスを提供する基盤となり、キャリアアップにもつながります。
経理職から金融業界に転職してキャリアアップするには
経理職から金融業界に転職してキャリアアップするためには、まず経理職で培った財務知識と精密なデータ管理能力をアピールすることがポイントです。そして、それらが金融市場の分析やリスク管理にどのように応用できるかを明確にします。
さらに金融業界は常に変化しているため、経理職での経験を活かしながら金融の最新トレンドに対する知識や資格取得で専門性を高めることが求められます。
これらのステップを踏むことで経理職からの転職者は金融業界においてより戦略的な役割を果たしキャリアを一層飛躍させることが可能です。
経理職から異業種への転職のメリット・デメリット
続いて、経理職から異業種に転職する際のメリットとデメリットについて説明します。
- 経理職から異業種への転職のメリット・デメリット
- 経理職から異業種への転職のメリット
- 経理職から異業種への転職のデメリットと対策
ひとつずつ見ていきましょう。
経理職から異業種への転職のメリット
経理職から異業種への転職には多くのメリットがあります。
まず新しい業界での知識やスキルの習得が挙げられ、これにより自身の市場価値を高めることが可能です。また新たな業務や職場環境によって刺激を受け、キャリアの幅を広げることができます。
経理の経験を活かした分析力や注意深さは、多くの異業種でも重宝されます。さらに経理職特有の厳しい締め切りや精度の高い仕事ぶりは、どの業界でも評価されるため、転職時に有利に働くでしょう。
異業種の転職を通じ、自己実現の場を広げつつ、経理職として培った貴重なスキルセットを生かすことができるのです。
経理職から異業種への転職のデメリットと対策
経理職から異業種への転職は、新たな環境に適応する必要がある点がデメリットとなり得ます。しかしこれは適切な対策で乗り越えることが可能です。
異なる業務内容や企業文化に戸惑うことがあるため、事前に徹底的なリサーチとスキルの見直しを行い、転職後のポジションで何が求められるかを把握しておくことが重要です。
また経理の専門性が評価されないリスクがありますが、通用する汎用性の高い能力をアピールすることで転職市場における自己の価値を高めることができます。
経理から転職をお考えの方へおすすめしたい転職エージェント・転職サイト
では、経理から転職をお考えの方へおすすめしたい転職エージェント・転職サイトをご紹介します。よりよい条件の経理の求人を探せるエージェント、おすすめの転職先としてご紹介した経理職などに強みのある転職エージェントです。以下の通りです。
- MS Agent
- ジャスネットキャリア
- 経理エージェント
- Hupro(ヒュープロ)
- SYNCA
- WARC AGENT
- JAC Recruitment
- アガルートキャリア
- パソナキャリア
- リクルートダイレクトスカウト
なお、紹介文中の求人数は2024年8月18日現在の数字です。では、1つずつ見ていきましょう。
MS Agent
「MS Agent」は、管理部門や士業に特化した転職エージェントです。
基本データ
MS Agent | |
---|---|
URL | https://www.jmsc.co.jp |
求人数 | 公開求人2,916件(経理のみ) |
対象エリア | 全国 |
おすすめポイント
「MS Agent」は経理などの管理部門や士業に関連する求人に強みを持ち、30年以上にわたって転職支援を行ってきた実績があります。取り扱う求人の90%が非公開求人であり、一般には公開されていない特定の企業との契約に期待できます。
またこちらのサービスを利用した転職者の多くは年収アップにつながっており、キャリアアップを目指す人にとっては大きな魅力です。専門のキャリアアドバイザーによる個別相談会も開催しており、初めての転職に不安を感じる人にも手厚いサポートを提供しています。
- MS Agentのおすすめポイント
- 管理部門や士業に関連する求人に強みを持っている
- 取り扱う求人の90%が非公開求人
- サービスを利用した転職者の多くが年収アップにつながっている
ジャスネットキャリア
「ジャスネットキャリア」は、経理や財務会計事務に特化している転職エージェントです。
基本データ
ジャスネットキャリア | |
---|---|
URL | https://career.jusnet.co.jp |
求人数 | 公開求人2,242件(経理のみ) |
対象エリア | 関東地方、関西地方、中部地方 |
おすすめポイント
ジャスネットキャリアは、経理や会計といった専門職の転職市場の状況を常に深堀し、転職希望者に対して具体的なアドバイスを行っています。
個々の目標に合わせてカスタマイズされたアドバイスを提供しており、求職者一人ひとりに合ったサポートをするのが特徴です。
- ジャスネットキャリアのおすすめポイント
- 個々の目標に合わせてカスタマイズされたアドバイスを提供
- 求職者一人ひとりに合ったサポートをするのが特徴
経理エージェント
「経理エージェント」は、経理人材に特化した転職エージェントです。
基本データ
経理エージェント | |
---|---|
URL | https://keiri-agent.com |
求人数 | 公開求人64件 |
対象エリア | 全国 |
おすすめポイント
エージェント全員が経理専門の転職サポート歴10年以上あり、求職者は専門のベテランによりサービスを受けることができます。
また、蓄積した過去の転職事例から、経理エージェント独自のアドバイスを得られます。個別面談により希望条件を把握、求人紹介から入社日までフォローします。
- 経理エージェントのおすすめポイント
- エージェント全員が経理専門の転職サポート歴10年以上
- 蓄積した過去の転職事例から、経理エージェント独自のアドバイスを得られる
- 個別面談により希望条件を把握、求人紹介から入社日までフォロー
Hupro(ヒュープロ)
「Hupro(ヒュープロ)」は、士業や管理部門に特化した、転職エージェントです。
基本データ
Hupro(ヒュープロ) | |
---|---|
URL | https://hupro-job.com |
求人数 | 公開求人3,183件(経理のみ) |
対象エリア | 全国 |
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- Hupro(ヒュープロ)のおすすめポイント
- 士業・管理部門に関する求人掲載数で業界トップクラス
- 忙しい士業や管理部門の方々にも、手軽に転職活動を進められる環境を提供
- わずか10分の電話相談で利用者の市場価値を的確に把握
SYNCA
「SYNCA」は、管理部門に特化した転職サイトです。
基本データ
SYNCA | |
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URL | https://candidate.synca.net |
求人数 | 360件(経理のみ) |
対象エリア | 全国 |
おすすめポイント
経理に特化したページもあるため、求人情報を安易に探すことが可能。業界出身の専門チームにより希望する仕事を提供することも可能です。
転職活動は、職務経歴書の作成、面接対策など幅広くサポートします。また、ジョブマーケットの最新の動向や応募したい企業の情報なども提供可能です。
- SYNCAのおすすめポイント
- 経理に特化したページもある
- 業界出身の専門チームが転職活動を幅広くサポート
- ジョブマーケットの最新の動向や応募したい企業の情報なども提供可能
WARCエージェント
「WARCエージェント」は、ベンチャーや上場企業の管理部門への転職に特化した転職エージェントです。
基本データ
WARCエージェント | |
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URL | https://agent.warc.jp |
求人数 | 非公開 |
対象エリア | - |
おすすめポイント
未経験からの経営企画への転職は難しいとされていますが、お金に関わりのある経理なら予めスキルを持っていると判断され、実際に転職実績も保有されています。
求職者と企業の両方に寄り添った人材紹介を行なっており、良質な転職活動を提供しています。
- WARCエージェントのおすすめポイント
- 転職が難しいとされている未経験から経営企画への転職実績を保有
- 求職者と企業の両方に寄り添った人材紹介を行っている
JAC Recruitment
「JAC Recruitment」は、年収800万円から1,500万円以上を目指すハイクラス・ミドルクラスの転職エージェントです。
基本データ
JAC Recruitment | |
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URL | https://www.jac-recruitment.jp |
求人数 | 公開求人620件(経営企画のみ) |
対象エリア | 全国 |
おすすめポイント
企業の採用責任者とのパイプが太く、管理職やエグゼクティブ、技術職などの専門職の領域に特化した転職で多くの実績を誇ります。
また、高い専門性を持ったコンサルタントが1,400人以上も在籍。未経験から経営企画への転職例や、経営企画で活躍できる人の特徴や役立つ資格、年収などをコンテンツでまとめているため、参考にしてみてください。
- JAC Recruitmentのおすすめポイント
- 企業の採用責任者とのパイプが太い
- 専門職の領域に特化した転職で多くの実績を誇る
- 高い専門性を持ったコンサルタントが1,400人以上も在籍
アガルートキャリア
「アガルートキャリア」は、経営企画専門の転職エージェントです。
基本データ
アガルートキャリア | |
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URL | https://agaroot-career.jp/corporateplanning/ |
求人数 | 非公開 |
対象エリア | - |
おすすめポイント
非公開求人を多数保有しており、有名企業やスタートアップ、外資など魅力的な求人を幅広く保有されています。未経験の求人も保有しているため、気になる求人があれば早めに相談することがおすすめです。
また、経営企画専門のエージェントならではの求人紹介や、豊富な経験に基づく応募書類の添削や面接対策、条件交渉をサポートしてもらえますよ。
- アガルートキャリアのおすすめポイント
- 非公開求人を多数保有しており、有名企業やスタートアップ、外資など魅力的な求人を幅広く保有
- 未経験の求人も保有
- 経営企画専門のエージェントならではのサポート
パソナキャリア
「パソナキャリア」は、人材派遣会社の株式会社パソナによる転職エージェントです。
基本データ
パソナキャリア | |
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URL | https://www.pasonacareer.jp |
求人数 | 2,146件(経営企画、事業企画の合計) |
対象エリア | 全国 |
おすすめポイント
経営企画未経験可の求人も200件以上保有されています。企業と求職者のマッチング力と提案力を強みとされており、迅速かつ丁寧に転職活動を進められます。
もちろん、履歴書添削や面接対策、年収交渉の代行も行っているため、どんな方でも安心して利用できますよ。
- パソナキャリアのおすすめポイント
- 経営企画未経験可の求人を200件以上保有
- 企業と求職者のマッチング力と提案力が強み
- 履歴書添削や面接対策、年収交渉の代行も行っており、誰でも安心して利用できる
リクルートダイレクトスカウト
「リクルートダイレクトスカウト」は、スカウト型のハイクラス転職サイトです。自分が応募するのではなく、登録してスカウトを待つ方式です。
基本データ
リクルートダイレクトスカウト | |
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URL | https://directscout.recruit.co.jp/ |
求人数 | 公開求人15,492件(経営・事業企画の合計) |
対象エリア | 全国 |
おすすめポイント
登録すると、企業からのダイレクトスカウトやエージェントからのスカウトが届くようになります。数が多いのも特長で、レジュメ登録1ヶ月の平均スカウト受信数は23通。
経営企画などのハイキャリアの求人に大きな強みがあり、キャリアアップを希望する場合やマネジメント経験がある場合に適しています。もともと「キャリアカーバー」という名称でしたが、2021年に改名しました。
- リクルートダイレクトスカウトのおすすめポイント
- 登録すると、企業からのダイレクトスカウトやエージェントからのスカウトが届く
- スカウトの数が多いのも特長
- ハイキャリアの求人に大きな強みがある
経理から転職の際は大手総合型転職サービスもチェック!おすすめ6選
次に、経理から転職するのにおすすめの大手の総合型転職サービスをご紹介します。以下の6つのサービスです。
- doda
- リクルートエージェント
- マイナビAGENT
- リクナビNEXT
- ハタラクティブ
- エン転職
こちらも、紹介文中の求人数は2024年8月18日の数字です。では、順に見ていきましょう。
doda
「doda」は、エージェントサービスと一体型の転職サイトです。アドバイザーによるサポートも受けられます。
基本データ
doda | |
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URL | https://doda.jp/ |
求人数 | 公開求人253,569件 |
おすすめポイント
dodaは求人サイトの中でもトップクラスの求人数を誇っており、その点が大きなメリットです。もちろん扱っている求人の業種・職種も多岐にわたります。
トップページからすぐに職種別のページに移動でき、希望の職種の求人がチェックしやすくなっています。転職エージェントとの一体型なので、アドバイザーのサポートも受けることが可能です。
- dodaのおすすめポイント
- トップクラスの求人数
- 希望の職種の求人がチェックしやすい
- アドバイザーのサポートを受けることが可能
口コミ
自身で業界や職種などのジャンルをある程度決めておく必要はありますが、やはり大手なので案件数については群を抜いて多かったです。毎日のようにメールで新しい求人を送ってもらえ、他の人に人気がある求人や自分の経歴、タイプに合った求人なども色々と届いていました。(引用元:Jobmark)
現在の職種でキャリアアップを目的とした転職なら多くの案件を紹介してもらえるかもしれません。ですが、30代で未経験の職種、現職とは無関係の業種を希望する場合は案件の提示もかなり少なくなります。(引用元:Jobmark)
リクルートエージェント
「リクルートエージェント」は、人材ビジネス大手のリクルートが運営する転職エージェントです。
基本データ
リクルートエージェント | |
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URL | https://www.r-agent.com/ |
求人数 | 公開求人445,584件 / 非公開求人239,527件 |
おすすめポイント
リクルートエージェントは、何と言ってもトップクラスの求人数が特長です。求人数が非常に多いため、さまざまな業種・職種の求人を多数保有。拠点も関東・関西を中心に全国にあります。
また担当してくれるアドバイザーは、基本的に希望の業種の専門的な知識があります。総合型ながら、一部職種やUターン・Iターンなどは専門サイトも用意されています。
- リクルートエージェントのおすすめポイント
- トップクラスの求人数
- さまざまな業種・職種の求人を多数保有
- アドバイザーは、希望の業種の専門的な知識がある
口コミ
未経験業界、職種違いの転職を希望してリクルートエージェントに登録しました。新しいことにチャレンジしたいタイミングだったので、どんな企業が自分に合いそうかのアドバイスをもらい、30件ほどの求人を紹介してもらいました。また、初回の面接時には面接練習のサポートもしてもらいました。(引用元:Jobmark)
サイトには転職のことを手取り足取り教えます!みたいなこと書いてあるくせに、こちらのなかなかまとまらない気持ちを述べた時も『何が言いたいんですか?結論から述べてください』ということを言われました。(引用元:みん評)
マイナビAGENT
「マイナビAGENT」は、人材サービス大手のマイナビグループによる転職エージェントサービスです。
基本データ
マイナビAGENT | |
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URL | https://mynavi-agent.jp/ |
求人数 | 非公開 |
おすすめポイント
履歴書や職務経歴書のサポートが充実、初めての転職や未経験の職種希望でも安心して利用可能です。いくつかの業界については特化型のページもあります。
全国に拠点があり、大都市圏以外で仕事を探している人にも最適です。
- マイナビAGENTのおすすめポイント
- 履歴書や職務経歴書のサポートが充実
- 初めての転職や未経験の職種希望でも安心して利用可能
- 大都市圏以外で仕事を探している人にも最適
口コミ
求人の数は色々な業界をカバーした上で非常に多かったし、その情報に関しても「転職活動をする上でこの情報は最低限欲しい」という情報は一通り網羅されているほどその「質」の部分も結構良かったように感じます。(引用元:BEST WORK)
第二新卒として転職ができる年齢だったため、現在とは違う業種の求人を紹介してほしいと依頼したが、紹介された求人は全て現職と同じ業界のものだった。(引用元:みん評)
リクナビNEXT
「リクナビNEXT」は、大手の株式会社リクルートによる定番の転職サイトです。サイトの見やすさや使いやすさにも定評があります。
基本データ
リクナビNEXT | |
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URL | https://next.rikunabi.com/ |
求人数 | 公開求人169,000件以上 |
おすすめポイント
圧倒的な求人数を誇り、扱っている業種・職種も幅広い内容です。サイトが使いやすいほか、企業と直接やり取りできる仕組みも整備。
「気になるリスト」「オファーを待つ」などを利用すれば、公開求人・非公開求人の企業からオファーがもらえます。そのほか「グッドポイント診断」など自己分析ツールも利用可能です。
- リクナビNEXTのおすすめポイント
- 圧倒的な求人数を誇り、扱っている業種・職種も幅広い
- 企業と直接やり取りできる仕組みを整備
- 公開求人・非公開求人の企業からオファーがもらえる
口コミ
求人数の多さは、利用していて安心感を感じる事が出来ましたし、業種のバリエーションの多さも豊富でした。普通に転職を考えて、転職先を探す上では選んで間違いの無いサイトだと思います。(引用元:みん評)
希望するような求人もあまり多くなく、何かしら特化したタイプの転職サイト(職種や業界に特化したサイト)と比較するとイマイチ精度が低く感じた。(Jobmark)
ハタラクティブ
「ハタラクティブ」は、20代の就職・転職が得意で未経験の求人を多く扱う転職エージェントです。
基本データ
ハタラクティブ | |
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URL | https://hataractive.jp/ |
求人数 | 公開求人4,350件 |
おすすめポイント
未経験の就職にも強いのが最大の特長です。サポートも手厚く、転職が初めての人におすすめ。求人も未経験OKが多いので応募しやすいでしょう。対応の早さも特長ですぐに求人を紹介してもらえるため、2週間で内定が決まる場合もあります。
ただしすでに述べたように対象は20~30代ぐらいまでの若年層が中心なので、それ以上は対応してもらえません。
- ハタラクティブのおすすめポイント
- 未経験の就職にも強いのが最大の特長
- サポートが手厚く、転職が初めての人におすすめ
- 対応の早さが特長ですぐに求人を紹介してもらえる
口コミ
無料で何度も面談を行なったり、メジャーな就職サイトには掲載されていない独自の求人もあったりしました。その中から自分の希望に合った求人情報を紹介してくれました。面接指導も何度も満足いくまで行っていただき、最終的には一番気に入った企業に転職を成功させることができました。(引用元:みん評)
私は営業職を希望したところ、経験者でないと無理と。このエージェントサイトは未経験でも入社が叶えられるところを武器にして企業説明していなかったか?と思い不信感。(引用元:みん評)
エン転職
「エン転職」は、人材サービス大手の一つエン・ジャパン株式会社による転職サイトです。エージェントサービスも利用できます。
基本データ
エン転職 | |
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URL | https://employment.en-japan.com/ |
求人数 | 139,904件 |
おすすめポイント
求人は取材の上掲載されており、安心度が高いと言えるでしょう。職種未経験歓迎・業種未経験歓迎の求人も多数あります。転職エージェントとしても利用でき、非公開求人も数多く保有。
サイトが見やすく使いやすいのも特長です。職種別のページやエリア別のページにもすぐに移動でき、検索するのも楽でしょう。
- エン転職のおすすめポイント
- 求人は取材の上掲載されており、安心度が高い
- 職種未経験歓迎・業種未経験歓迎の求人が多数
- 非公開求人を数多く保有
口コミ
細やかに職種や希望要件などで絞り込んで探すことができたので、短時間で希望に近い企業を探すことができました。それぞれの企業についても結構詳しく情報があったので良かったです。(引用元:みん評)
求人内容と実際の業務がかなり違っている。例えば、webマーケティングでの募集なのに、いざ面接で話を伺うと新規開拓の営業がメインの業務だったりと正直時間の無駄であった。面接担当者も応募がくるように業務内容を脚色していると言っていたが、脚色というよりただの詐欺ではと感じた。(引用元:みん評)
まとめ
経理職から異業種への転職は、適切なスキルと知識を活かしながら新しい挑戦をする機会です。
経理職の経験やスキルを活かせる転職先としてコンサルティング業界やIT業界などがあり、多岐にわたる分野で経理職の経験を生かした活躍が期待されます。
経理職から転職する際には、リクルートエージェントなどの転職エージェントを活用することで、転職プロセス全般にわたり手厚いサポートを受けることができます。
各転職エージェントには業界専門のアドバイザーが在籍しているため、経理職の経験を生かした異業種への転職案件を紹介してくれるため、さまざまな選択肢の中から自分に合ったキャリアパスを見つけることができるでしょう。
この記事を参考にして、転職活動で成功をつかめることを願っています。経理職で培った豊富な経理経験を武器に、新たな分野でのキャリアアップを目指しましょう。