年収250万円の手取り額は約201万円となりますが、「年収250万円はやばい」と言われることもあり、パートで働くか正社員になるか悩んでいる方も多いのでは?

この記事では、年収250万円の手取り計算方法から生活レベル、パートとの比較、女性の働き方まで徹底解説します。ぜひ最後まで読んで、生活設計やキャリアプランの参考にしてみてください!

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2025年7月10日調査:各転職エージェントの取り扱い求人件数・各転職サイトの掲載求人数

Contents

年収250万円の手取りは約201万円!計算方法と月収の目安

年収250万円の手取り額は約201万円となり、税金や社会保険料で約49万円が差し引かれます。

【年収250万円の手取り額・月収の目安】

年収 月収
額面 250万円 21万円
手取り額 約201万円 約17万円

※年収は 税金・社会保険料・手取り計算シミュレーション(あなたの給料を入力してパッと計算) | 税金・社会保障教育 より
※月収は 【2025年度対応】手取り計算|月給シミュレーション|ファンジョブ より
※どちらも千の位を四捨五入

ここでは具体的な計算方法と控除項目について詳しく解説します。

  • 年収250万円の手取り額の詳細計算
  • 年収250万円のボーナスあり・なしの手取り差
  • 年収250万円の税金・社会保険料の内訳

それでは順に見ていきましょう。

年収250万円の手取り額の詳細計算

年収250万円の手取り計算は、額面年収から各種控除を差し引くことで算出されます。一般的に手取り額は額面の約80%となり、年収250万円では約201万円が手取り額の目安です。

計算の流れは、まず給与所得控除(55万円)と基礎控除(48万円)を適用して課税所得147万円を求め、そこから所得税と住民税を算出します。同時に、厚生年金・健康保険・雇用保険の社会保険料も計算し、これらすべてを額面から差し引いて最終的な手取り額を決定します。

年収250万円のボーナスあり・なしの手取り差

年収250万円でボーナスありの場合、年間の手取り総額はほとんど変わりませんが、月額の手取りが変わってきます。

ボーナスなしの場合

  • 月収(額面):21万円(250万円÷12ヶ月)のため、手取り月額約17万円

ボーナスあり(年間約10%と仮定)の場合

  • 月収(額面):約18.8万円のため、手取り月額約15万円
  • ボーナス:年間約25万円

この違いは、月々の家計管理に大きく影響します。ボーナスありの働き方では、年末の大きな支出や貯蓄に回しやすいメリットがある一方、ボーナスなしの場合は毎月安定した収入が得られるため、家計の予測が立てやすくなります。

年収250万円の税金・社会保険料の内訳

年収250万円の場合、税金と社会保険料が以下のように控除されます。

社会保険料は、厚生年金219,600円、健康保険120,000円、雇用保険13,750円の合計353,350円です。これらは労使で折半負担するため、実質的な負担率は軽減されています。

【年収250万円の手取り額計算】
<独身・ボーナスなしの場合>

年収 月収
額面 2,500,000円 208,333円
厚生年金 219,600円 18,300円
健康保険 120,000円 10,000円
雇用保険 13,750円 1,145円
所得税 22,200円 1,850円
住民税 91,100円 7,591円
手取り額 2,033,350円 169,447円

<配偶者あり(扶養内パート123万円以下)の場合>

年収 月収
額面 2,500,000円 208,333円
厚生年金 219,600円 18,300円
健康保険 120,000円 10,000円
雇用保険 13,750円 1,145円
所得税 2,800円 233円
住民税 55,600円 4,633円
手取り額 2,088,250円 174,022円

<独身・ボーナスあり(年10%)の場合>

年収 月収
額面 2,500,000円 187,500円
(うち賞与) 250,000円
厚生年金 231,495円 19,291円
健康保険 126,500円 10,541円
雇用保険 13,750円 1,145円
所得税 21,300円 1,775円
住民税 89,300円 7,441円
手取り額 2,017,655円 147,307円

※出典:税金・社会保険料・手取り計算シミュレーション(あなたの給料を入力してパッと計算) | 税金・社会保障教育
※25歳の場合
※所得税は復興税込み、住民税は調整控除後で計算所得税は22,200円(復興税込み)、住民税は91,100円となります。給与所得控除55万円と基礎控除48万円を差し引いた課税所得147万円に対して課税されます。

年収250万円はやばい?年収偏差値と同世代との比較

年収250万円の年収偏差値は40.5と、全国平均を下回る水準です。これは下位約30%に位置することを意味し、同世代と比較すると低い収入レベルといえます。

【年収250万円の正社員の年収偏差値】

年収額面 250万円
年収偏差値 総合 40.5
高卒 41.2
大卒 39.2
中小企業 41.2

※出典:年収偏差値チェッカー
※25歳の場合

ここでは、以下の観点から比較分析します。

  • 同世代との年収比較
  • 業界別年収と年収250万円の位置づけ

それでは詳しく見ていきましょう。

同世代との年収比較

25歳時点での年収250万円は、以下のような位置づけになります。

20代の年収中央値との比較

dodaの調査によると20代全体の年収中央値は345万円であり、年収250万円は95万円も低い水準となっています。

【年収中央値】

年齢 全体 男性 女性
全体 380万円 420万円 340万円
20代 345万円 360万円 300万円

※出典:正社員の年収中央値は?男女別・年齢別・都道府県別にも解説(平均年収ランキング【最新版】) |転職ならdoda(デューダ)

年齢別の平均年収との比較

年収250万円は22歳の平均年収(297万円)をやや下回る水準で、23歳以降の平均年収と比較すると大きく下回ります。特に25歳の平均年収(388万円)との差は138万円にも及ぶため、年齢を重ねるにつれて同世代との年収格差が拡大する傾向にあります。

【20代の平均年収の年齢別推移】

年齢 平均年収 平均月収(所定内給与額) 平均賞与(年間賞与その他特別給与額)
20歳 295.0万円 21.6万円 36.3万円
21歳 314.9万円 21.9万円 52.3万円
22歳 297.4万円 22.5万円 27.5万円
23歳 323.2万円 23.4万円 42.0万円
24歳 359.7万円 24.4万円 66.7万円
25歳 387.9万円 25.1万円 86.4万円
26歳 407.3万円 26.2万円 92.8万円
27歳 426.7万円 27.2万円 100.5万円
28歳 439.8万円 27.8万円 106.7万円
29歳 466.6万円 29.1万円 116.9万円

※出典:厚生労働省の2023年(令和5年) 賃金構造基本統計調査 をもとに算出
※平均年収は、「所定内給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額」により算出(所定内給与額は各種手当を除く)
※短時間労働者(パートタイム労働者)を除く

これらのデータから、年収250万円は20代前半では許容範囲内ですが、20代後半に向けてはキャリアアップや転職による年収改善が重要であることが分かります。

【参考】年齢別の平均年収・年収中央値

年齢

平均年収

年収中央値

20歳

295.0万円 250万円
21歳 314.9万円

250万円

22歳

297.4万円 300万円
23歳 323.2万円

300万円

24歳

359.7万円 320万円
25歳 387.9万円

350万円

26歳

407.3万円 353万円
27歳 426.7万円

380万円

28歳

439.8万円 390万円
29歳 466.6万円

400万円

30歳

471.7万円 400万円
31歳 491.7万円

400万円

32歳

507.8万円 400万円
33歳 529.3万円

400万円

34歳

539.1万円 420万円
35歳 557.3万円

420万円

36歳

582.2万円 420万円
37歳 602.5万円

430万円

38歳

626.2万円 440万円
39歳 625.0万円

450万円

40歳

654.4万円 450万円
20代 360万円

30代

451万円
40代 519万円

50代以上

607万円

※出典

業界別年収と年収250万円の位置づけ

年収250万円は以下の業界では標準的な水準です。

  • 宿泊業・飲食サービス業:平均264万円
  • 農林水産・鉱業:平均333万円
  • サービス業:平均378万円

これらの業界では年収250万円は決して低くありませんが、IT業界(平均649万円)や金融業(平均652万円)と比較すると大きな差があります。

【参考】業種別の平均年収・月収

業種 平均年収 内訳
平均月収
(給料・手当)
賞与
全体平均 460万円 388万円 71万円
電気・ガス・熱供給・水道業 775万円 636万円 139万円
金融業、保険業 652万円 503万円 149万円
情報通信業 649万円 529万円 120万円
学術研究、専門・技術サービス業、教育・学習支援業 551万円 451万円 100万円
建設業 548万円 467万円 81万円
複合サービス業 535万円 418万円 117万円
製造業 533万円 430万円 103万円
運輸業、郵便業 473万円 410万円 63万円
不動産業、物品賃貸業 469万円 406万円 63万円
医療、福祉 404万円 351万円 52万円
卸売業、小売業 387万円 333万円 54万円
サービス業 378万円 335万円 43万円
農林水産・鉱業 333万円 290万円 44万円
宿泊業、飲食サービス業 264万円 248万円 16万円

※出典:国税庁令和5年分 民間給与実態統計調査」の「(第 13 図)業種別の平均給与」より
※月給は「給料・手当 ÷ 12ヶ月」で算出
※正社員以外を含む

年収250万円の手取りでパート VS 正社員どちらがお得?

年収250万円をパートと正社員で比較すると、手取り額はほぼ同じですが、社会保障や将来性の面で大きな違いがあります。扶養内パートとの比較も含めて、最適な働き方を検討しましょう。

  • パートで年収250万円を達成する働き方と必要時間 
  • 扶養内パートとの手取り比較と損益分岐点 
  • 正社員のメリット・デメリットと長期的な影響 
  • 130万円・150万円の壁との関係と対策

それでは順に見ていきましょう。

パートで年収250万円を達成する働き方と必要時間

年収250万円をパートで達成するには、以下の働き方が必要です。

時給別の必要労働時間
  • 時給1,200円:週40時間(年間約2,083時間)
  • 時給1,300円:週37時間(年間約1,923時間)
  • 時給1,500円:週32時間(年間約1,667時間)

パートで年収250万円を達成した場合、社会保険に加入することになり、手取りは約201万円となります。この場合、正社員とパートの手取り額はほぼ同じになりますが、正社員の方が昇給や賞与の可能性があります。

扶養内パートとの手取り比較と損益分岐点

扶養内パート(年収123万円以下)の場合、手取りは約100万円となります。年収250万円(手取り約201万円)と比較すると、年収差151万円に対して手取り差101万円となり、50万円の差は社会保険料の負担によるものです。

手取り比較
  • 年収250万円(正社員・パート):手取り約201万円
  • 年収123万円(扶養内パート):手取り約100万円

時給換算すると、扶養内パートは年収の82%が手取りとなる一方、年収250万円では80%となります。そのため短期的には扶養内パートの効率が良く見えますが、将来の年金受給額や社会保障を考慮すると正社員にメリットがあります。

正社員のメリット・デメリットと長期的な影響

正社員のメリットは、厚生年金により将来の年金額が国民年金のみより月額約5-7万円増加すること、傷病手当金や出産手当金などの手厚い社会保障、昇進・昇給の機会があることです。また、住宅ローンの審査でも有利になります。

デメリットは社会保険料負担(年額約35万円)の重さと、働き方の自由度が低いことです。しかし長期的に見ると、正社員として10年働けば年金受給額の差だけで社会保険料負担を回収できる計算になります。

130万円・150万円の壁との関係と対策

年収250万円は130万円の壁と150万円の壁をともに超えているため、フルタイムの働き方として位置づけられます。これらの壁により配偶者の税負担が増加し、社会保険料も発生します。

各種の壁との関係
  • 103万円の壁(2025年から123万円
  • 130万円の壁(社会保険加入義務)
  • 150万円の壁(配偶者特別控除の減額開始)

年収250万円では各種の壁を超えることによる負担増がありますが、将来の年金受給額増加などの長期的メリットを重視するなら正社員継続が有利でしょう。

年収250万円の女性が知っておくべき働き方のポイント

年収250万円で働く女性にとって、ライフステージに応じた働き方の選択が将来の安定に大きく影響します。独身から結婚・出産まで、それぞれの段階で最適な働き方を検討しましょう。

  • 独身女性の場合の生活設計とキャリア戦略 
  • 結婚・出産を見据えた働き方の選択肢 
  • 女性に人気の年収250万円台の職種と特徴

それでは順に見ていきましょう。

独身女性の場合の生活設計とキャリア戦略

年収250万円の独身女性は、手取り約201万円(月額17万円)での生活設計が必要です。20代女性の年収中央値は300万円のため、やや低い水準ですが、計画的なキャリア形成により収入アップが可能です。

独身時代は正社員として働くメリットが大きく、厚生年金への加入により将来の年金額が増加します。また、スキルアップや資格取得への投資時間も確保しやすいため、積極的な自己投資がおすすめです。

結婚・出産を見据えた働き方の選択肢

年収250万円の女性が結婚・出産を考える場合、正社員継続と扶養内パートへの変更、どちらにもメリットがあります。正社員継続では出産手当金(日給の3分の2を98日間支給)や育児休業給付金を受給できます。

一方、扶養内パート(年収123万円以下)への変更では、社会保険料負担がなくなり配偶者の扶養控除を維持できます。配偶者の年収や家族の価値観を考慮して選択することが重要です。

キャリア継続のメリット
  • 厚生年金により将来の年金額が増加
  • 出産手当金・育児休業給付金の受給資格
  • キャリアの継続性確保
扶養内パートへの変更のメリット
  • 家事・育児との両立がしやすい
  • 配偶者の扶養控除を維持
  • 社会保険料負担なし

女性に人気の年収250万円台の職種と特徴

女性に人気の年収250万円台の職種には、

  • 一般事務
  • 経理事務
  • 受付業務

があります。これらの職種は女性の活躍が期待され、ワークライフバランスを重視した働き方が可能です。また、ホテルスタッフ、アパレル販売、美容関連などのサービス系職種も女性に人気があります。

ただし年収以外にも、時短勤務制度や育児休暇制度など、長期的なキャリア継続がしやすい環境が整っているかどうかも重要なポイントです。

年収250万円(手取り201万円)の生活レベルと家計管理

年収250万円の手取り201万円での生活レベルは地域や家族構成によって大きく異なります。一人暮らしから家族持ちまで、現実的な生活シミュレーションを通じて家計管理のポイントを解説します。

  • 一人暮らしの生活費シミュレーションと貯蓄額 
  • 家族がいる場合の生活水準と必要な対策 
  • 年収250万円でできること・できないこと

それでは順に見ていきましょう。

一人暮らしの生活費シミュレーションと貯蓄額

年収250万円(手取り月17万円)での一人暮らしでは、次のような生活費配分が目安です。

月額手取り17万円での生活費内訳例
  • 家賃:5-6万円
  • 食費:3万円
  • 光熱費:1万円
  • 通信費:1万円
  • 交通費:1万円
  • その他・雑費:2万円
  • 貯蓄:2-3万円

しかし都市部では家賃が高額になるため、貯蓄は月1万円程度に減少することも。そのため、シェアハウスや実家通勤、地方での就職などの工夫により生活費を抑制することが重要です。

家族がいる場合の生活水準と必要な対策

年収250万円で配偶者や子どもがいる場合、単独収入では生活が困難なため、配偶者の就労が必須となります。配偶者が扶養内パート(年収123万円)で働く場合、世帯年収は373万円、手取りは約301万円まで改善されます。

その他の対策として、住居費削減(公営住宅・親族住宅の活用)、食費節約(自炊中心・業務用食材の活用)、各種支援制度の活用(児童手当・自治体の助成金)が効果的です。

家計改善の対策
  • 配偶者の就労(パート・正社員)
  • 住居費の削減(公営住宅・親族住宅の活用)
  • 食費節約(自炊中心・業務用食材の活用)
  • 各種支援制度の活用(児童手当・自治体の助成金)

年収250万円でできること・できないこと

年収250万円では基本的な生活維持と少額の貯蓄、国内旅行(年1-2回)、趣味への投資(月1-2万円程度)ができるでしょう。しかし住宅購入は住宅ローンの審査通過が困難で、海外旅行や高額な習い事、十分な老後資金準備は難しくなります。

生活の質を向上させるには、収入アップまたは支出の最適化が必要です。支出の最適化には、固定費(家賃・通信費・保険料)の見直しが効果的です。

実現可能なこと
  • 基本的な生活維持
  • 少額の貯蓄(年間20-40万円)
  • 国内旅行(年1-2回)
  • 趣味への投資(月1-2万円程度)
実現が困難なこと
  • 住宅購入(住宅ローンの審査通過が困難)
  • 海外旅行
  • 高額な習い事や自己投資
  • 十分な老後資金の準備

【参考】年収・月収の額面・手取り早見表

以下は、年収の額面から年収の手取りと額面月収・額面手取りが一目でわかる早見表です。参考にしてみてください。

年収額面

年収手取り 額面月収 月収手取り
200万円 161万円 17万円

14万円

240万円

192万円 20万円 17万円
250万円 201万円 21万円

17万円

300万円

237万円 25万円 21万円
350万円 276万円 29万円

24万円

360万円

285万円 30万円 25万円
400万円 314万円 33万円

27万円

420万円

314万円 35万円 29万円
450万円 351万円 38万円

31万円

500万円

389万円 42万円 35万円
550万円 423万円 46万円

38万円

600万円

460万円 50万円 41万円
650万円 497万円 54万円

44万円

700万円

527万円 58万円 46万円
750万円 559万円 63万円

50万円

800万円

591万円 67万円 53万円
850万円 625万円 71万円

56万円

900万円

658万円 75万円 59万円
950万円 691万円 79万円

62万円

1000万円

724万円 83万円 65万円
1100万円 788万円 92万円

72万円

1200万円

852万円 100万円 78万円
1300万円 913万円 108万円

83万円

1400万円

967万円 117万円 89万円
1500万円 1019万円 125万円

94万円

1800万円

1183万円 150万円 110万円
2000万円 1295万円 167万円

121万円

2500万円

1554万円 208万円 147万円
3000万円 1774万円 250万円

170万円

※手取り額の計算方法

どちらも千の位を四捨五入。

年収250万円からの収入アップ戦略

年収250万円から収入を向上させるには、スキルアップ、転職、副業、資格取得の4つのアプローチがあります。それぞれの具体的な方法と期待できる効果について解説します。

年収250万円からの収入アップ戦略
  1. スキルアップにより現職での昇給を目指す
  2. 転職による年収アップ 
  3. 副業・ダブルワークでの追加収入獲得 
  4. 専門資格取得による長期的なキャリアアップ

それでは順に見ていきましょう。

① スキルアップにより現職での昇給を目指す

現職での昇給を目指すスキルアップでは、

  • ITパスポート
  • 簿記2級
  • MOS(Excel Expert)
  • TOEIC600点以上

といった資格の取得が効果的です。

また業務スキルの向上として、

  • Excel・PowerPointの高度な活用
  • プレゼンテーション能力
  • 業務効率化の提案・実行
  • 後輩指導・チームリーダー経験

も評価されます。年間10万~20万円の昇給を目標に、継続的な自己投資を行いましょう。

② 転職による年収アップ

年収250万円からの転職では、年収320万円~380万円の求人を中心に活動することで収入アップを目指しましょう。

狙い目の職種は以下のとおりです。

  • 営業職:年収300-400万円
  • IT関連職:年収320-450万円
  • 事務職(大手企業):年収280-350万円
  • 製造業技術職:年収300-400万円

転職エージェントを活用すれば条件交渉のサポートも受けられます。転職活動期間は3-6ヶ月を見込み、現職を続けながら活動することでリスクを最小限に抑えられます。

③ 副業・ダブルワークでの追加収入獲得

年収250万円に副業で月3-5万円をプラスすれば、年収350万円台に到達できます。おすすめの副業と目指す副業収入は、以下のとおりです。

  • Webライティング:月2-5万円
  • データ入力:月1-3万円
  • オンライン講師:月3-8万円
  • 週末アルバイト:月2-4万円
  • フリマアプリ販売:月1-3万円

在宅でできる副業は通勤時間不要で効率的ですが、本業への影響や確定申告の手続きを考慮し、無理のない範囲で取り組むことが重要です。

④ 専門資格取得による長期的なキャリアアップ

専門性の高い資格取得により大幅な年収アップが期待できます。たとえば以下のような資格が候補になります。

  • 宅地建物取引士:年収350-500万円
  • 社会保険労務士:年収400-600万円
  • ITストラテジスト:年収450-700万円
  • 公認会計士:年収500-800万円

これらの資格は取得に1年~3年かかるのが一般的ですが、長期的なキャリアアップには非常に効果的です。資格取得支援制度がある企業への転職も含めて検討してみることをおすすめします。

みんなが使っている転職サービス上位6選 【1,382人に聞いた転職サービス利用状況】

実際に登録したことのある転職サービスについてアンケートをとりました。アンケート結果として、みんなが使っている転職サービスの上位6サービスは以下です。

  • 1位|リクルートエージェント(821人)
  • 2位|doda(564人)
  • 3位|リクナビNEXT(389人)
  • 4位|マイナビAGENT(312人)
  • 5位|ビズリーチ(288人)
  • 6位|エン転職(282人)

転職サービスの利用アンケート(クラウドワークス) 回答数:1,382 / 集計期間:2024年09月19日~10月03日

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基本データ

リクルートエージェント
求人数 公開求人474,685件/非公開求人399,542件(2024年10月22日現在)
提供サービス エージェントサービス、提出書類の添削、面接対策、独自に分析した業界・企業情報の提供
拠点 東京・北海道・宮城・宇都宮・さいたま・千葉・横浜・金沢・新潟・長野・静岡・名古屋・京都・大阪・神戸・岡山・広島・高松・福岡
URL https://www.r-agent.com/

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2位|doda(利用回答数:564人) エージェント/サイトの一体型で自分でも応募が可能

「doda」は、人材紹介・転職支援を行う大手「パーソルキャリア」が運営する総合型転職サイトです。エージェントサービスも利用できる点が人気の理由の1つになっています。

dodaも求人数が多く、非公開求人も条件が良いものが多いのが大きなポイントです。

また転職サイトと転職エージェントの一体型で、使い方の自由度が高いのもおすすめポイント。エージェントサービスでは専任のキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。なお企業との対応は採用プロジェクト担当が行い、求職者と企業とでそれぞれ別のプロフェッショナルが対応します。

dodaのおすすめポイント
非公開求人も好条件多数
転職サイトと転職エージェントの一体型で自由度が高い
専任のキャリアアドバイザーがサポート、企業は別のプロフェッショナルが対応

基本データ

doda
求人数 公開求人262,342件/非公開求人31.049件(2024年10月22日現在)
提供サービス スカウトサービス、年収査定、合格診断、レジュメビルダー、「自己PR」発掘診断、転職タイプ診断、はたらく女性のためのモヤモヤ解消診断、オンライン仕事力診断
拠点 東京・横浜・札幌・仙台・静岡・名古屋・大阪・京都・神戸・岡山・広島・福岡・鹿児島
URL https://doda.jp/consultant/

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3位|リクナビNEXT(利用回答数:389人) 求人サイト群の中でも最大級の求人数と使いやすさ

「リクナビNEXT」は大定番の転職サイトで、サイトの見やすさや使いやすさにも定評があります。

エージェントなしの狭義の転職サイトの中では、求人数はトップクラス。新規の求人も多く、定期的にチェックすることで希望に合う求人に出会える可能性が高まります。

ツールが便利でサイトが使いやすいのも特長です。たとえば「気になるリスト」を使うと、気になる企業や後でゆっくりチェックしたい企業をリスト化できるほか、気になるに追加した企業から面接のオファーが来る可能性があります。

そのほか、公開求人・非公開求人の企業からオファーがもらえる「オファーを待つ」、自己分析ツール「グッドポイント診断」などがあります。

リクナビNEXTのおすすめポイント
サイトが見やすく使いやすい
狭義の転職サイトでは最大級の求人数
多くの人が利用している定番の転職サイト

基本データ

リクナビNEXT
求人数 公開求人824,000件以上(2024年10月22日現在)
提供サービス オファー、気になるリスト、グッドポイント診断
URL https://next.rikunabi.com/

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4位|マイナビAGENT(利用回答数:312人) 20代・30代の求人に強い

「マイナビAGENT」は、さまざまな転職サイトを運営している株式会社マイナビによる転職エージェントです。きめ細かいサポートが受けられると評価されています。

とくに20代・30代の求人が多いので、その世代の人にはおすすめです。また全国に拠点があり地方の求人も充実しているので、大都市圏以外で探している人にもぴったりです。

履歴書や職務経歴書のサポートも充実、初めての転職でも安心して利用できます。IT、営業など業種・職種別のサービスもあります。自分が探している業種と一致するならより探しやすくなるでしょう。

マイナビAGENTのおすすめポイント
20代・30代の求人が多い
地方の求人も充実
履歴書や職務経歴書のサポートもあり安心

基本データ

マイナビAGENT
公開求人数 非公開
提供サービス エージェントサービス
拠点 拠点情報はこちらをご確認ください
URL https://mynavi-agent.jp/

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5位|ビズリーチ(利用回答数:288人) ハイクラス向けで企業からスカウトが受けられる

「ビズリーチ」は、ハイクラス求人が多いのが特徴の転職サイトです。厳密にはスカウト型のサイトで、エージェントではありません。登録するとヘッドハンターや企業からのスカウトが受けられます

最大の特長は、ハイクラス求人が多いことです。年収1,000万円以上の求人が1/3以上を占めています。一定以上の経験やスキルがある人が転職活動するのに役立つサービスです。

もう1つの大きな特徴として、登録するだけでヘッドハンターや企業からスカウトが届く点があります。以前は「スカウト」と「プラチナスカウト」の2種がありましたが、今は「プラチナスカウト」に一本化されています。プラチナスカウト経由での採用は全体の約70%。採用される可能性が高く、スカウトが届いたら大きなチャンスです。実際、企業からスカウトが届いた場合は書類選考が免除されます。

基本的にヘッドハンターはアドバイスをしませんが、場合によってはアドバイスをもらえることもあります。無料プランと有料プランがあり、有料プランは制限なく求人に応募できます。

ビズリーチのおすすめポイント
ヘッドハンターや企業からのスカウトが受けられるハイクラス向けサイト
企業からプラチナスカウトが来た場合は即面接が可能
有料プランなら制限なく求人に応募できる

基本データ

ビズリーチ
求人数 公開求人138,081件(2024年10月22日現在)
提供サービス スカウトサービス、有料プラン(プレミアムステージ)
拠点 東京・大阪・名古屋・福岡・静岡・広島
URL https://www.bizreach.jp/

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6位|エン転職(利用回答数:282人) サイトが使いやすく情報も充実、利用者の満足度が高い

「エン転職」は、人材サービス大手の一つエン・ジャパン株式会社による転職サイトです。エージェントサービスも利用できます。

オリコン顧客満足度調査の転職サイト部門で、2018年から2024年まで7年連続で総合満足度No.1となっています。サイトの使いやすさは定評があり、自力で検索・応募するのに適したサービスです。口コミなどの情報も充実しており、企業間の比較検討もしやすくなっています。

さらに転職サイトのほか転職エージェントとしても利用することができ、非公開求人も多数保有しています。大手ですが最大手ほどでない規模で、きめ細かいサポートを受けることが可能。また女性向けのページのほか、ミドルや若手ハイキャリアなどに特化した関連サイトもあります。

エン転職のおすすめポイント
2018年から2024年まで7年連続で総合満足度No.1
サイトが使いやすいほか情報も充実
非公開求人も多数保有

基本データ

エン転職
求人数 公開求人152,678件(2024年10月22日現在)
提供サービス エージェントサービス
URL https://employment.en-japan.com/

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まとめ

この記事では年収250万円の手取り額や生活レベル、働き方の選択肢について詳しく解説しました。

年収250万円の手取りは約201万円で、年収偏差値40.5と平均を下回る水準です。パートと正社員では手取り額に大きな差はありませんが、社会保障面で正社員にメリットがあります。

女性の場合は、ライフステージに応じた働き方の選択が重要で、独身時代は正社員としてキャリアを積み、結婚・出産時は家族の状況に応じて働き方を調整することが賢明です。

現在の収入に不安を感じている方は、スキルアップ、転職、副業のいずれかまたは組み合わせにより、確実に収入アップが可能です。この記事を参考に、具体的な行動を起こしてみてください!

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