人材サービスのグローバル企業の大手と言えばアデコ。アデコが提供する転職エージェントがLHH転職エージェントです。しかし外資系というと、使う人を選ぶのでは?と疑問に思う人もいることでしょう。
この記事では、独自アンケートで集めたLHH転職エージェントの評判・口コミを紹介します。さらに口コミをもとに、LHH転職エージェントに合う人を解説します。利用を検討中の方は参考にしてみてください。
- この記事でわかること
- LHH転職エージェントの基本情報
- LHH転職エージェントの利用がおすすめの人の特徴
- 【独自アンケート】LHH転職エージェントのリアルな評判・口コミ
- LHH転職エージェントに関するよくある質問&回答と注意点
Contents
LHH転職エージェントの概要と特徴
初めに、LHH転職エージェントの概要と特徴を確認しましょう。まず基本データをまとめます。
基本データ | |
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求人数 | 公開求人10762件/非公開求人54,436件(2025年8月8日現在) |
提供サービス | 求人紹介、書類添削、面接対策、面接日程の調整、採用条件の交渉、入社時期の調整、円満退社のアドバイス |
拠点 | 首都圏 〒101-0021 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX(南ウイング) 8F 関西 〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪タワーA 14F 東海 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3-18-1 ナディアパークビジネスセンタービル19F |
運営会社 | アデコ株式会社 |
URL | https://jp.lhh.com |
特徴 |
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続いて、表中の3つの特徴について解説します。
専門領域に特化した職種別の転職コンサルタント
在籍している転職コンサルタントは、それぞれ専門領域に特化した「職種別」の担当者です。「業界別」になっている転職エージェントが多い中、職種別の場合はスキルや実績などをより正確に把握・評価できるというメリットがあります。
逆に業界の知識がないのでは?と不安に思う必要もありません。コンサルタントは産業・業界別のチームに細分化されているため、業界の慣例や最新情報にも精通しています。職種×業界の両面の知識があるので、安心してサポートを任せられるでしょう。
企業と求職者の両方を担当する360度式コンサルティング
さらに、コンサルタントは1人が企業と求職者を担当する「360度式コンサルティング」の体制となっています。多くの転職エージェントでは企業担当者と求職者の担当者が別になっていることが少なくありません。分業には効率がよいというメリットがありますが、LHH転職エージェントでは考えあって両方を担当しています。
企業と求職者の両方と直接コミュニケーションが取れるため、企業の文化や雰囲気、求職者の個性やスキルを把握できます。その状態で両者の橋渡しとなるため、マッチングの精度が高くなるのです。同じ担当者が企業・求職者に接することで、社風や個性の面でもマッチするかどうか判断しやすくなります。アドバイスもより的確になることが期待できます。
アデコグループのハイキャリア転職エージェント
LHH転職エージェントは、スイスに本拠地のあるグローバル企業アデコグループが提供するサービスです。アデコグループは人材サービス最大手の1つであり、60を超える国に5000以上の拠点を構えています。非常に安定している企業だと言えるでしょう。
さらにサービス面でも、大手ならではの実績やノウハウの実績があります。サービスにもその蓄積が反映されています。もちろん日本国内での実績も豊富なので、日本特有の事情に合わせたサービス提供が可能です。安定感と地域性の両方を兼ね備えていると言えるでしょう。
こんな人におすすめ
「LHH転職エージェント」は、外資系アデコグループによる転職エージェントです。次のような人におすすめです。
- LHH転職エージェントがおすすめの方
- 外資系企業やグローバル企業を希望している人
- ハイクラス求人を探している人
- 手厚いサポートを受けたい人
それぞれについて解説します。
外資系企業やグローバル企業を希望している人
LHH転職エージェント自体が外資系ということもあり、扱っている求人も外資系や日経グローバル企業に強みがあります。そのため海外との接点のある仕事がしたいような場合にとくに向いています。
国内勤務はもちろん、海外勤務を視野に入れた転職活動にも適していると言えるでしょう。勤務地の条件を海外にして検索すると、さまざまな業界・職種の求人がヒットします。エリアも東南アジア、中南米、オーストラリアなど世界中に広がっています。
ハイクラス求人を探している
また外資系企業は給与など待遇がよく、ハイクラス求人に該当する案件が多くあります。
キャリアアップや給与アップなどを目指してハイクラス求人を探している人にもおすすめです。
もちろん外資系に限らず、日系企業のハイクラス求人もあります。参考に、年収800万円以上の求人は全体の約65%、1000万円以上も40%弱となっています。当然それに見合う実績やスキルが求められますが、スキルや実績の蓄積がある人はそれに見合う評価が得られる企業が見つかるかもしれません。
手厚いサポートを受けたい人
すでに述べたように、アドバイザーは業種ではなく職種別の担当制で、企業と求職者の両方を担当しているのが特徴です。そのため、両者のニーズを理解した提案が可能となっています。
さらに、書類添削や面接対策などアドバイザーのサポートも親身でていねいだと高く評価されています。公式サイトでは、利用者の88%が「丁寧で親身な対応・サポート」を評価しています。初めての外資系へのチャレンジ、初めての転職など、手厚いサポートを希望する人に適していると言えるでしょう。
LHH転職エージェントの評判
実際にLHH転職エージェントを利用した人から寄せられた同サービスの評判をご紹介します。
- 良い評判・口コミとメリット
- 自分の市場価値が知れた
- 専任のキャリアコンサルタントがしっかりサポートしてくれた
- 厳選された企業のみを取り扱っている
- 年収800万円以上の求人が多数掲載されている
- 適性調査が役に立った
- 外資系がとても充実している
- ベンチャーや日系大手企業などの一般職の求人が多め
- サポートが充実していた
- 業種ごとの担当のフォローが手厚く的確だった
- 担当者と企業の連絡が密だった
- 面接対策のおかげで転職に成功した
- コンサルタントの業界知識が深かった
- 企業理解が深くサポートも具体的だった
- 悪い評判・口コミとデメリット
- 担当者の連絡が遅いことがあった
- 希望条件とはマッチしていない求人を紹介された
- 全体的に高収入の求人が少ない
- 初期の登録作業にやや時間がかかる
- 全体的なレスポンスが遅い
- 求人件数が少ない
- 電話がしつこい
- まともにサポートしてもらえなかった
- 案件が少なかった
- 社内選考の結果が出るのが遅い
- 求人票に間違いがあった
- 担当者が突然音信不通になった
- フォロー・連絡がなかった
良い評判とメリット
良い評判とメリット
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実際に利用をしてみて、自分の市場価値を知ることができることで転職市場において自分の価値がどのくらいなのかを知ることができ、マイバリューを客観的に知ることができて、今後のキャリア形成においてもとても参考になることです。
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非常に満足しています。専任のキャリアコンサルタントがしっかりサポートしてくれたおかげで自分に合った求人を見つけることができました。面接対策や履歴書の添削も丁寧に行ってくれたため自信を持って応募できました。また定期的に進捗を確認してくれたので安心感がありました。一人で悩むことなく転職活動を進めることができ感謝しています。
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厳選された企業のみを取り扱っているので、年収や福利厚生だけでなく社風や離職率といった可視化されていない部分にも安心する事が出来ます。また職種ごとにコンサルタントが分かれているため、専門性の高いアドバイスを頂けます。
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LHH転職エージェントは年収800万円以上の求人が多数掲載されていること、また専門分野に精通したコンサルトがしっかりアドバイスをくれるので転職に悩んでいた自分でも安心して転職活動することができました。
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なかなか転職を決められない人へ独自の分析シートを用いながら適性検査をする試みがあり、私自身はその調査が非常に役立ちました。今後の方向性を知る大事なきっかけになったので、モチベーションアップにもオススメです。
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他に比べると外資系がとても充実しており、そこに応募してスムーズに転職活動をすることができました。わたしが希望する職種と外資系非公開求人を複数紹介してもらって無事希望通りのところに出会えました。私みたいに語学を活かしたければおすすめです。
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実際に利用してみて良かったことはベンチャーや日系大手企業などの一般職の求人が多めなことや、質の高い案件(年収高い、ポジションあり)が多かったことです。事前に企業の情報についても詳しく知ることができた点も良かったです。
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【良かった点】
•面接対策あり
•必要書類添削あり
•レスポンス早かった(引用元:Google Map)
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自身だけでは書類選考で落ちてしまうような大手企業への内定を勝ち取った。業種ごとに精通した専門の担当エージェントさんがおり、かなり手厚くフォローしてもらえる。またそのエージェント自身が企業の担当者といい関係を築いているようで、事前にかなり精度の高い情報や細かなフィードバックを得られる。(引用元:Google Map)
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エージェントは親切で業界に詳しく、また企業さんとの連絡も密に取れておりとてもお陰でとても良い結果を出すことが出来ました。(引用元:Google Map)
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各企業に営業さんがついていることで、企業の人事や採用状況を深く理解している方が
多く面接対策を具体的に行うことができました。
書類選考は通過しても1次面接に通過せず苦しんでいたので、
これが有効に働き、正社員の内定を得ることができました。(引用元:BEST WORK)
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消費財業界に詳しいコンサルタントでした。
色々とお話しいただき、ときには深く突っ込んだ内容にもなり、気付きが貰えたと思います。
結果もって現職にとどまる決意をしましたが、担当コンサルタントの方からは激励をいただき、本当に感謝しています。(引用元:BEST WORK)
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各企業に営業さんがついているため
クライアント企業への理解度が違います。
ですので、面接対策もより具体的になり面接準備が上手くいきました。
自分から主体的にサポートをお願いしなければ放置されますが
逆に主体性を見せると積極的にサポートしてくれます。(引用元:BEST WORK)
→右にスクロールできます。
これらの良い評判とメリット、さらにWeb上の評判からわかるLHH転職エージェントのプラス面の特徴・傾向として、次の点があると言えるでしょう。
- よい条件の求人が多い
- サポートが手厚い
- 自分の適性や市場価値がわかる
- マッチングの精度が高い
- アデコグループという大手の安心感がある
それぞれについて、補足・解説します。
よい条件の求人が多い
利用者の口コミから、扱っている求人の条件がよいことがわかります。そのため、紹介された求人への満足度も高くなっています。
具体的には、ハイクラスに強いだけあって給与面の満足度がとくに高いと言えるでしょう。事実、利用者の2/3が年収アップに成功しており、異業種への転職でも250万円の大幅アップを実現した例もあります。サポートの手厚さともかかわりますが、ていねいなヒアリングによる提案力の高さも年収アップが多い一因となっています。
サポートが手厚い
口コミを見てもわかるメリットが、すでに述べた同サービスの特徴であるサポートの手厚さです。書類の添削、面接対策、こまめな進捗確認など、安心して転職活動を進められるサポートが充実しています。
公式サイトにもある通り約9割の人がサポートに満足しており、手厚い支援が期待できます。仮にズレや違和感がある場合は、自分の希望をしっかり言葉にして伝えましょう。それでも改善されないなら担当者を変更してもらうことをおすすめします。たまたまよくない担当者だった、という状態を解消できるはずです。
自分の適性や市場価値がわかる
さらに自己理解が深まるのも口コミからわかるメリットです。サポートを通じて自分の市場価値を知ることができた、適性検査で適性を理解することができたという声があります。
ていねいなヒアリングに基づいてサポートを提供しているため、自分の価値に見合った提案を受けることができます。また戦国武将になぞらえた診断がオンラインで提供されており、まずはそちらを利用してみるのも参考になるでしょう。
転職を成功させるためには、自分を知ることが非常に重要です。LHH転職サービスでは、そのための仕組みがあると言えます。
マッチングの精度が高い
マッチングの精度の高さも、満足度が高いポイントとなっています。公式サイトにある利用者のアンケートからわかるLHH転職サービスのメリットの1つです。
この理由としては、面接時のヒアリングの精度が高いこと、保有求人が幅広いこと、コンサルタントの理解力が高いことなどが挙げられるでしょう。上でご紹介した口コミの中にも、「しっかりサポートしてくれたおかげで自分に合った求人を見つけることができました。」という言葉があります。
アデコグループという大手の安心感がある
さらに世界的な人材サービス大手のアデコグループが提供しているという点も、メリットであると同時に安心材料となるでしょう。
国内で転職エージェントを提供している人材サービスの大手企業はいくつかありますが、日系企業が中心です。外資系やグローバル系を希望する場合、世界基準を理解しているサービスの方が適切なサポートが受けられます。そのような場合、アデコグループによるサービスだという点は大きな利点となるでしょう。
悪い評判とデメリット
悪い評判とデメリット
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自分の場合、担当者の連絡が遅いことがあったことで希望をする求人を紹介をし、後日その求人をエントリーをしようと連絡をしたのですが、なかなか電話に出なかったことがあったのでその点不便に感じたことがあったことです。
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最初のカウンセリングで自分の希望や状況をしっかり伝えたつもりでしたがその後提案された求人はあまりマッチしていないものばかりでした。さらにサポートの連絡も遅くこちらから確認しないと進展が分からないことが多かったです。もう少しこちらのニーズを理解してもらえるとよかったと思います。
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大手に比べると求人が少ないので、希望に合う仕事が見つからない場合があります。年収を上げるために転職活動を始めましたが、全体的に高収入の求人が少ないです。また地域によって求人の数も質も偏っているように感じました。
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LHH転職エージェントで少しだけ残念だったところは、初期の登録作業にやや時間がかかってしまうところだとおもいます。やはり最初にめんどくさいと思ってしまうとなかなか進めるのに億劫になってしまいます。またサイトデザインが時代を感じさせるデザインなのも個人的にはマイナスです
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全体的なレスポンスが遅いというのが一番懸念される内容であり、簡易的な質問においても3日程度待たされるというのが日常茶飯事でした。他では1対1の対応も行っているので、今後は転職希望者に寄り添うサービスを強化させて欲しいです。
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他の求人向けのエージェントと比べれば求人件数は少なかったです。そのため自分が希望する条件のものが見つかりにくくてもうちょっと求人件数が多ければよかったのです。また厳選した求人を取り扱ってますが、私の住むエリアは少ないです。
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実際に利用してみて悪かったことは電話がしつこく、連絡の頻度を含めてエージェントの対応が合わないと感じたところです。また、自分が希望していた条件とは異なる求人を勧められたことがあり、対応に困ったことがありました。
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上っ面の会話だけして親身になって相談に乗る気もゼロ。登録したって全く案件なんて紹介もしないし、アドバイスもしてきません。むしろエージェントととしてどうなの?というレベルの回答をしてきます。(引用元:Google Map)
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そもそもLHHが持っている案件が少ないので、仕事を紹介できないんじゃないかと。初日に的外れな案件紹介が数件きただけで、あとは3ヶ月間音沙汰なし。(引用元:Google Map)
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エントリーして社内選考になって結果が出るのが遅すぎる。
結果はまもなくでると思わせ振りに言い、人のスケジュールもおさえる割にギリギリまで結果を引き延ばす印象。(通過者には早めに伝えてるのだろうが。)人を選りすぐろうとして、不採用の者を蔑ろにしすぎ。(引用元:Google Map)
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当初の紹介された時の求人票と実際の内容と異なっていたことが後々に発覚しました。
確認不足といって謝罪はされましたが、それだけ。(引用元:BEST WORK)
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話をしていて、具体的な指摘やアドバイスもなく、ただ褒めるばかり。
希望の企業の求人を持ってくる事なく、聞いた事ない企業ばかり勧められました。
数社面接も受けていると、ある日突然音信不通に!(引用元:BEST WORK)
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全くよくありません。
ただ紹介して終わり、フォローもないし、連絡もない。(引用元:BEST WORK)
→右にスクロールできます。
上記の口コミやWeb上の評判から、悪い面・デメリットとしては以下の点があると言えます。
- 担当者の対応がよくない
- 求人数が少ない
- 登録に手間がかかる
- 地方の求人が少ない
- 転職できないと判断されると対応が冷たくなる
それぞれについて口コミをもとに深堀していきます。
担当者の対応がよくない
担当者の対応がよくないという声がいくつかありました。具体的には、やり取りのレスポンスが遅い、希望にマッチしていない求人を紹介されたなどです。
しかしこれはどの転職エージェントでも一定数見られる意見であり、LHH転職エージェントに限ったデメリットとは言えません。担当者を変えてもらうこともできるので、対応がよくないと感じたらまずは担当変更をお願いしてみてください。それで解決することが少なくありません。
求人数が少ない
求人数が少ないという意見もあります。確かに、総合型の最大手エージェントと比べると少ないと言えるでしょう。とくに以下でも述べますが、地方の求人が少ない傾向があるのは事実です。
しかしこれもやむを得ない面もあります。LHH転職エージェントは特化型というわけではありませんが、外資系やハイクラスの求人に強みがあります。そのため総合型の最大手よりは求人が限定されることとなり、自然と求人数も少なくなってしまうのです。
登録に手間がかかる
会員登録するのに手間がかかるという意見もあります。しかしこれもやむを得ないと言えます。入力する事項が特別多いわけでもなく、標準的な範囲です。
また入力は登録の時だけなので、いったん登録してしまえばそれ以降は何度も入力する必要はありません。手間に感じるかもしれませんが、その点は理解して登録しましょう。
地方の求人が少ない
すでに述べた求人数が少ないという口コミにも関連しますが、LHH転職エージェントは地方の求人が少ないというデメリットがあります。これもまた外資系やハイクラス求人が地方に少ないということの表れなのですが、確かに事実です。また地方の拠点が少ない点もデメリットです。
求人数や拠点に関しては、同サービスだけで解決するのは難しいと言えます。地方在住の場合は、地元密着型のエージェントや最大手のエージェントを併用するなどしてカバーしましょう。
転職できないと判断されると対応が冷たくなる
またWeb上の評判として、転職できないと判断されると対応が冷たくなる、という意見を見かけることがあります。エージェントもボランティアではなくビジネスです。転職活動のサポートをして企業に入社してもらうことで、企業から報酬を受け取っています。そのため、利益にならない人には手をかけようとしない担当者が一部存在するようです。
これもまたサポートの質にかかわることなので、対応が不十分だと感じたら担当者を変更してもらいましょう。ただし経歴やスキルと希望の間のギャップが大きすぎると、案件紹介のしようがない場合もあります。それが原因になっていないか自分でも確認しましょう。
LHH転職エージェントとほかのハイクラス特化型エージェントとの比較
続いて、LHH転職エージェントとほかのハイクラス特化型の転職エージェントを比較してみましょう。それぞれの特徴が理解しやすくなります。ここでは以下の3つのエージェントと比較してみます。
- JACリクルートメント
- ビズリーチ
- リクルートダイレクトスカウト
順に見ていきます。
JACリクルートメントとの違い
「JACリクルートメント」は日系の転職エージェントですが、外資系・ハイクラス求人に強みがあるなどLHH転職エージェントとも共通する点があります。異なる点としては以下の点が挙げられます。
【JACリクルートメントとLHH転職エージェントの違い】
JACリクルートメント | LHH転職エージェント | |
求人の傾向 | ハイクラスが多い | JACよりはハイクラスが少ない |
求人数 | 2万件以上 | 6万件以上(非公開含む) |
スカウト・オファー | あり | なし |
まず求人の質・内容に関して、両者を比較するとJACリクルートメントの方がハイクラス求人が多い傾向があります。LHH転職エージェントのハイクラス求人が少ないわけではありませんが、比較すると相対的に少なくなっています。
その結果として、求人数はLHH転職エージェントの約6万件に対してJACリクルートメントは約2万件です。ただしJACリクルートメントは非公開求人の件数が公表されていないため、公開求人・非公開求人の合計の詳細はわかりません。
また、JACリクルートメントはスカウトサービスがあり、コンサルタントからアプローチを受けることがあります。それに対してLHH転職エージェントではスカウトがなく、自ら応募して企業と接点を作っていくことになります。
ビズリーチとの違い
「ビズリーチ」はテレビCMなどにより知名度の高いハイクラスに強みのある転職エージェントです。LHH転職エージェントとの違いとしては、以下の点が挙げられます。
【ビズリーチとLHH転職エージェントの違い】
ビズリーチ | LHH転職エージェント | |
サービスの種類 | スカウト型 | エージェント型 |
求人数 | 約16万件 | 約6万件 |
得意分野 | 管理職など | 外資系など |
まず大きな違いとして、ビズリーチは登録したらスカウトを待つスカウト型のサービスだという点が挙げられます。LHH転職エージェントはエージェントのサポートを受けながら企業に応募するスタイルなので、待つのではなく積極的に活動する必要があります。スカウト型には忙しくても自分で活動する必要がないといったメリットがありますが、エージェント型は自分が希望する企業にアプローチできる自由度の高さというメリットがあります。
また求人数を比較すると、ビズリーチの方が多くなっています。
さらに求人の得意分野を比較すると、LHH転職エージェントが外資系に強みがあるのに対してビズリーチは管理職などに強みがある点が異なります。ビズリーチは結果的に日系企業が多くなるため、求人数の差にも影響していると言えるでしょう。
リクルートダイレクトスカウトとの違い
「リクルートダイレクトスカウト」は、人材サービス最大手のリクルート社によるハイクラス特化型の転職サービスです。LHH転職エージェントとは以下の点が異なっています。
【リクルートダイレクトスカウトとLHH転職エージェントの違い】
リクルートダイレクトスカウト | LHH転職エージェント | |
サービスの種類 | スカウト型 | エージェント型 |
求人数 | 約50万件 | 約6万件 |
得意分野 | 営業・企画など | 外資系など |
まず、リクルートダイレクトスカウトはスカウト型のサービスだという点が大きな違いとなっています。経歴などの情報を登録したら、企業からのアプローチを待つスタイルです。自分から応募するLHH転職エージェントとは、企業との接点を持つスタートが異なります。
また求人数に関しては、リクルートダイレクトスカウトの方がかなり多くなっています。これは次に述べる得意分野とも関係があると考えられます。
求人の得意分野を見ると、リクルートダイレクトスカウトは営業や企画などの職種が多めとなっています。LHH転職エージェントは外資系に強みがあり、その点も異なっている点です。
LHH転職エージェントとほかの主要転職エージェントとの比較
続いて、ほかの主要な転職エージェントとの違いについても比較してみましょう。ここでは以下のエージェントとの違いを解説します。
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビAGENT
いずれも総合型の定番エージェントです。順に見ていきましょう。
リクルートエージェントとの違い
「リクルートエージェント」は、人材サービス最大手のリクルート社による総合型の転職エージェントです。転職エージェントの定番かつ代表的な存在となっています。LHH転職エージェントとは、以下の点が異なっています。
【リクルートエージェントとLHH転職エージェントの違い】
リクルートエージェント | LHH転職エージェント | |
求人の傾向 | 営業・技術系ほか幅広い | 外資系・ハイクラス |
求人数 | 公開求人50万件以上 | 非公開ふくめ約6万件 |
一言で言えば、規模が大きな違いです。まず求人の傾向を見ると、リクルートエージェントは総合型で幅広い求人を扱っています。そしてそれにより、求人数もおのずと多くなっています。
求人全体の母数は圧倒的にリクルートエージェントの方が多いため、希望に合う求人数も多いと言えるかもしれません。しかしその代わり膨大な数の希望とはズレる求人も含まれているため、効率が落ちるのも事実です。
外資系を希望するなら、両者のデメリットを補い合うように併用するのがおすすめです。
dodaとの違い
「doda」は、人材サービス大手パーソルキャリア社による転職サービスです。リクルートエージェントと同様、定番かつ代表的な転職サービスだと言えるでしょう。LHH転職エージェントと比較すると、以下の点が異なっています。
【dodaとLHH転職エージェントの違い】
doda | LHH転職エージェント | |
サービスの種類 | サイト/エージェント一体型 | エージェント型 |
スカウト | あり | なし |
求人数 | 公開求人約25万件 | 非公開ふくめ約6万件 |
まず、dodaは転職サイトと転職エージェントの一体型だという点が挙げられます。そのためdodaでは、エージェントの紹介経由でなく公開求人を自分で検索して自分で応募することも可能です。
またdodaにはスカウトサービスがある点も異なります。登録した情報をもとに、ヘッドハンターからスカウトが届く可能性があります。
さらに、dodaは総合型ということもあり求人数にも大きな違いがあります。ただしリクルートエージェント同様、ハイクラスや外資系を希望する場合dodaは効率が悪くなってしまいます。そのため、どちらを使うか悩むなら、1つだけでなく両者を併用するのがおすすめです。
マイナビAGENTとの違い
「マイナビAGENT」は、人材サービス大手のマイナビグループによる転職エージェントです。LHH転職エージェントとは、以下の点が異なっています。
【マイナビAGENTとLHH転職エージェントの違い】
マイナビAGENT | LHH転職エージェント | |
強みのある年代 | 20代後半~30代 | 30代以上 |
ハイクラス求人 | 少ない | 多い |
まず、マイナビAGENTは20代後半~30代の若い世代に強みがある点が異なります。マイナビは新卒の就職活動の定番で、若手を求める企業との太いパイプを持っています。そのため中途採用の転職市場でも、若手に強みがあるのです。
求人の条件・収入面について、マイナビAGENTは若手向けの求人が多くなっておりハイクラス求人が少ない点も異なります。一定のキャリアを持ちハイクラス転職をめざすなら、LHH転職エージェントの方が適しています。
強みのある年代や求人の違いがはっきりしているため、両者を併用してもあまりメリットは得られません。転職活動を成功させるためには自分に合う方を選ぶのがおすすめです。
LHH転職エージェントを最大限に活用するためのポイント
次に、LHH転職エージェントを最大限に活用するためのポイントについて解説します。以下の点が挙げられます。
- コンサルタントの意見でも検討する
- 気になる点はすぐに質問する
- 希望条件の優先順位を決める
- 転職の意欲が強いと伝える
- 複数の転職エージェントを併用する
順に見ていきましょう。
コンサルタントの意見でも検討する
まず、コンサルタントの意見でも、受け入れるかどうかよく検討してから決めましょう。どんな意見でもそのまま受け入れてしまうと、最終的に結果に満足できなくなってしまう可能性があるためです。
すでに述べた通り、LHH転職エージェントはサポートが手厚いと高く評価されており、意見をゴリ押しされることは少ないかもしれません。しかし提案内容が自分の希望とズレていないか、希望と違ったとしてもよいと思えるかどうかを検討すべきです。自分のキャリアに関わることは、自分でもよく考えて判断しましょう。
気になる点はすぐに質問する
また、気になる点はすぐに質問するようにしましょう。上記の項目と重なる部分があるかもしれません。気になる点をすぐ確認することで、多くのメリットが得られます。
まず認識のズレを防ぎ、希望を理解してもらえるようになります。その結果、提案内容の精度も高まります。認識のズレが少なくなっていくためです。当然、納得のいく案件に出会いやすくなります。また質問することで自分のあいまいさや不安も解消され、納得感も高まります。自分のブレもなくなっていくでしょう。
希望条件の優先順位を決める
LHH転職エージェントが得意とするハイクラス求人を希望する場合は、とくに希望条件の優先順位を決めることが大切です。優先順位を決めておくことで、後悔のもととなる妥協を避けつつ現実的な転職活動ができるようになります。
一切妥協しないという姿勢だと、すべての希望条件に適う求人に出会える可能性は非常に低くなります。ハイクラス求人ならなおさらです。絶対に譲れない条件と妥協してもよい条件を決めて区別することで、納得できる求人が見つかる可能性が高くなります。
転職の意欲が強いと伝える
また、転職の意欲が強いとコンサルタントに伝えることもポイントです。優先的に対応してもらえる可能性が高まるためです。
転職エージェントも人材を紹介して報酬を得るビジネスなので、転職に成功しそうな人に優先的に対応する傾向があります。転職の意欲が高い人は、転職するかどうか迷っている人と比べて転職する可能性が高いとみなされます。そのため優先的に求人を紹介したりサポートしたりしてもらえる確率が高まるのです。
複数の転職エージェントを併用する
また、複数の転職エージェントを併用することも重要です。ハイクラス求人は数が少ないため、複数のエージェントを利用することでチャンスを増やすことができます。
併用するときのポイントは、希望に合う特化型と総合型とを組み合わせることです。ハイクラス求人や外資系の求人希望なら、少なくとも1つは総合型の大手エージェントを同時に利用しましょう。初めは多めに登録して、コンサルタントとの相性や提案される求人内容を見ながら自分に合うところに絞り込んでいくのがおすすめです。
併用におすすめの転職エージェント
LHH転職エージェントと併用するのにおすすめの転職エージェントをご紹介します。以下のエージェントです。
- リクルートエージェント
doda
ミドルの転職
エンワールド
doda X
ビズリーチ
JACリクルートメント
上記のエージェントと組み合わせてLHH転職エージェントを利用することで、転職成功の確率を高めることができます。1つずつ見ていきます。
リクルートエージェント
- 公開・非公開ともに求人数が圧倒的に多い
- 業界に精通したアドバイザーのサポートが受けられる
- 求人の紹介数が多く、短期集中の転職活動に向いている
LHH転職エージェントと組み合わせることで、求人数の少なさをカバーできるようになります。LHH転職エージェントで効率よく外資・ハイクラス求人を探しつつ、選択肢を増やすことができるでしょう。
リクルートエージェントの基本データ | |
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求人数 | 公開求人512,696件/非公開求人402,840件(2025年1月17日現在) |
提供サービス | エージェントサービス、提出書類の添削、面接対策、独自に分析した業界・企業情報の提供 |
拠点 | 東京・北海道・宮城・宇都宮・さいたま・千葉・横浜・金沢・新潟・長野・静岡・名古屋・京都・大阪・神戸・岡山・広島・高松・福岡 |
URL | https://www.r-agent.com/ |
doda
- 大手「パーソルキャリア」が運営する総合型転職サイト
- 求人数が多く、非公開求人も条件が良いものが多い
- 転職サイトと転職エージェントの一体型で、使い方の自由度が高い
やはり併用することで求人数の面でカバーすることができます。またdodaは転職サイトとしても利用できるので、LHH転職エージェントの紹介数を補う形で気になる求人に応募してみましょう。
dodaの基本データ | |
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求人数 | 公開求人258,200件/非公開求人25,693件(2025年1月13日現在) |
提供サービス | 応募書類や面接対策のサポート、転職活動の手続き代行、スカウトサービス、年収査定、合格診断、レジュメビルダー、各種オンライン診断(自己PRなど) |
拠点 | 東京・横浜・札幌・仙台・静岡・名古屋・大阪・京都・神戸・岡山・広島・福岡・鹿児島 |
URL | https://doda.jp/consultant/ |
ミドルの転職
- 30代・40代のミドル専用ハイクラス転職サイト
- スカウトサービスを利用して、エージェントを通じて応募
- 「気になるリスト」で企業からアプローチが受けられたりする
ハイクラス求人の取り扱いが多いので、併用することで求人探しの効率がさらにアップします。転職サイトでLHH転職エージェントのような紹介が受けられないので、自発的に求人チェックすることが必要です。
ミドルの転職の基本データ | |
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求人数 | 公開求人322,463件(2025年1月13日現在) |
提供サービス | スカウトサービス、エージェント |
URL | https://mid-tenshoku.com/ |
エンワールド
- 外資系・日系グローバル企業のハイクラス転職特化型の転職エージェント
- 大手のエン・ジャパンのグループ企業による運営で、安心感あり
- サポートもきめ細かくていねいで、外資系的な違和感を感じることがない
併用することで、外資系・グローバル企業の求人に出会えるチャンスが増えます。ただしLHH転職エージェントより公開求人の数が少ないので、単体で利用するのではなく必ず併用しましょう。
エンワールドの基本データ | |
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求人数 | 公開求人1,151件(2025年1月13日現在) |
提供サービス | キャリアプランニング、レジュメ作成アドバイス、面接対策 |
拠点 | 東京・大阪・名古屋 |
URL | https://www.enworld.com/ |
doda X
- パーソルキャリアが運営するハイクラス向けの転職サイト
- 自分で仕事を探して応募できるほか、スカウトも受けられる
- ほとんどの求人が年収800万円以上で、2,000万円クラスの非公開求人もあり
併用することで、チェックできるハイクラス求人の数を増やすことができます。スカウトを受けられて便利ではありますが、LHH転職エージェントのようなサポートがありません。やはり組み合わせがおすすめです。
doda Xの基本データ | |
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求人数 | 公開求人62,519件(2025年1月13日現在) |
提供サービス | ヘッドハンティングサービス、転職カウンセリング、キャリアコーチング |
URL | https://doda-x.jp/ |
ビズリーチ
- ハイクラス求人が多いのが特徴のスカウト型の転職サイト
- スカウト経由での採用は全体の約70%。企業からのスカウトは書類選考が免除
- 場合によってはヘッドハンターからアドバイスをもらえる
ビズリーチもハイクラス求人のスカウトが受けられるのでチャンスを増やすことができます。しかしdoda Xと同様、エージェントのサポートがありません。LHH転職エージェントのサポートを受けながら利用しましょう。
ビズリーチの基本データ
ビズリーチ | |
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求人数 | 公開求人146,947件(2025年1月13日現在) |
提供サービス | スカウトサービス、有料プラン(プレミアムステージ) |
URL | https://www.bizreach.jp/ |
JACリクルートメント
- ハイクラス求人を中心に外資系やグローバル企業にも強い転職サイト
- コンサルタントが直に企業・求職者の双方とコンタクトを取る
- 幅広い求人の中から比較検討して応募することが可能
ハイクラス求人、外資系やグローバル求人に強みがあるので、希望に合う求人が見つかる可能性をアップできます。両者を併用することで相乗効果が得られるでしょう。
JACリクルートメントの基本データ
JACリクルートメント | |
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求人数 | 公開求人21,154件(2025年1月13日現在) |
提供サービス | コンサルティング |
URL | https://www.jac-recruitment.jp/ |
職種別サービス詳細
続いて、LHH転職エージェントによる職種別の転職サービスの詳細をご紹介します。職種や業界など、以下のケースの転職についてまとめます。
- 営業・マーケティング職
- 経理・財務職
- ITエンジニア・クリエイティブ
- 人事・総務
- エンジニア(電気・機械・化学系)
- 建設・不動産
- 医薬品・バイオ・医療機器・ヘルステック
- LHH Executive & International
- 障がい者の転職(Social Partners)
- 弁護士・法務・コンプライアンス
1つずつ見ていきます。
営業・マーケティング職
まず、営業・マーケティング職についてです。営業職は人材のニーズが高まっており、転職市場でも求人数が増えていくことが予想されています。しかし同時に求職者の意欲が高まっている面があり、競争が激化する可能性があります。
即戦力となることが期待される傾向が強いため、同業種での実績や再現性のあるスキルがないかどうかを棚卸して、企業に伝わるようアピールすることが重要となります。
LHH転職エージェントならではの強み
LHH転職エージェントでは専門職ごとに専門知識のあるコンサルタントが担当します。もちろん営業・マーケティング職でも、自らもその分野で活躍してきたコンサルタントが担当してくれます。営業職・マーケティング職への深い理解があり、スキルの適切な評価とアピールが可能です。
さらにほかの職種も同様ではありますが、あらゆる可能性を検討したうえで求職者の価値を最大限に生かせるポジションを提案してくれます。
転職事例
【50代(男性)】
品質管理・購買(食品メーカー)/年収600万→品質管理(フードサービス)/年収750万
・転職回数が多かったが、逆にさまざまな職場での経験のおかげで特に購買や物流の知識に理解あり
・マネジメント経験あり
→企業側にご経歴の内容をしっかり見てもらうことで、管理職として採用
【40代(男性)】
ディレクター(アパレルメーカー)/年収2,000万→ディレクター(アパレルメーカー)/年収2,200万
・新たな環境でクリエイティブな仕事にチャレンジしたいという希望
・人柄もよく大きな実績あり
→担当している企業に募集ポジションはなかったが提案、水面下で動いていた新規事業での採用が決定
経理・財務職
経理・財務職は、求人数は多いものの年齢を重ねるごとに求められるスキルレベルが高まる傾向があります。
社内の昇進ポスト不足によりマネージャークラスの人が転職を考える傾向が強まっているのが、現在の経理・財務職の転職市場に見られる流れです。そのほか、就業先への関心が「仕事内容」よりも「会社そのもの」へ向かう傾向もあります。
LHH転職エージェントならではの強み
経理・財務職に精通した専門コンサルタントが多数在籍しており、専門的なアドバイスやサポートを受けることができます。
転職事例
【40代(女性)】
経営企画(現地法人のメーカー)/年収1,000万→経営企画(メーカー)/年収1,100万
・メーカーの現地法人にて経営企画部門として中計・M&Aなど幅広い業務に従事
・日本企業のカルチャーマッチが問題ないか、業務領域の経験を生かせるのかを重視
→専門的なキャリア形成や今後の駐在の可能性も踏まえ、グローバルメーカーに入社を決断
【40代(男性)】
経理(メーカー)/年収900万→経理(メーカー)/年収900万
・現職の業界の先行きに不安を感じ転職を決断
・成長している優良企業での経理職の求人を紹介
→成長業界で、海外勤務にもチャレンジできる環境に転職
ITエンジニア・クリエイティブ
2030年には約59万人のIT人材不足が予測されており、経験のある求職者にとってチャンスが多い状態となっています。案件の多いサービスを利用することで、希望条件を満たす求人を見つけられる可能性が高くなるでしょう。
LHH転職エージェントならではの強み
取引社数は6,000社を超えており(2024年9月時点)、幅広い求人を扱っているのが大きな強みとなっています。たとえば社内SEの求人が豊富です。
そのほか20代~50代の幅広い年齢層に対応しているほか、Iターン・Uターン希望者にも大企業の地方採用求人などを紹介しています。またグローバルネットワークの強みとして、 日本在住外国人へのサポートが充実しているのも特長です。
転職事例
【30代(男性)】
DevOpsエンジニア(シンクタンク、コンサルティングファーム)/年収620万→DevOps・クラウドエンジニア(コンサルティングファーム)/年収1,032万
・入社3か月で実際の業務内容が入社前の説明と異なり、転職を考えるように
・短期間の在籍での転職で悩んでいた
→経験、人柄やコミュニケーション能力、成長意欲、主体性など高い評価を得て内定
【20代半ば(女性)】
システムエンジニア(大手日系SIer)/年収580万→ソリューションコンサルタント(シンクタンク系コンサルティングファーム)/年収720万
・約3年間システム開発の上流から下流までの一連の業務を経験
・コンサルティングから携わりより付加価値を提供できるポジションへ
→企業との深い関係性で、求めるスキル・人物像を正確に把握し採用
人事・総務
人事・総務は、社内の人材不足から採用に力を入れている企業も多く、人事の求人数は増加傾向にあります。求人数は多いのですが年齢を重ねるごとに求められるスキルレベルが高まる職種です。
またDX導入などに伴い、ツールやデータの活用ができる人材へのニーズが高まっていくことが予想されます。
LHH転職エージェントならではの強み
人事・総務職に精通した専門コンサルタントが在籍しており、専門的なサポートを受けることができます。企業の独占情報なども保有しており、さまざまな可能性を加味したうえで最適な提案をしてもらえます。
転職事例
【50代(男性)】
取締役管理本部長(IT)/年収1,300万→CFO(IT)/年収1,350万
・ITベンチャー企業でIPOを目指したが頓挫、転職を決意
・企業に求めるキーワードは、「成長性」「IPO」「代表の想い」
→本人・企業がお互いに魅力を感じられる出会いがあり、入社へ
エンジニア(電気・機械・化学系)
さまざまな生活環境の変化により、AIをはじめさまざまな技術の開発や向上がメーカーに求められるようになっています。そのため製造業×エンジニア職は採用競争が激化しており、売り手市場となっています。その状態は続くでしょう。
しかし好待遇に見合う高い採用基準が設けられていることも少なくありません。そのため、自分のスキルやキャリアビジョンに合った求人を見つけることがポイントとなります。
LHH転職エージェントならではの強み
LHHのコンサルタントは、多くがメーカーの技術職出身者です。専門知識を持ち、技術者の視点を理解した転職支援を提供することが可能です。
また希望に合う求人がない場合も、企業に働きかけて独自の求人を開拓することも行っています。
転職事例
【50代(男性)】
施工管理(プラント設備施工会社)/年収550万→設備技術(石油化学メーカー)/年収700万
・勤務地限定が希望条件の一つ
・スキルにマッチしそうな企業をリストアップ、ニーズと採用の可能性について確認
→もう一つの条件であった化学メーカーという希望も叶え、年収もアップ
【50代(男性)】
エンジニアリングPM(プラントエンジニアリング事業者)/年収1,250万→エンジニアリングPM(大手オーナー事業者)/年収1,350万
・EPC業界で30年以上の経験、海外でのプラント建設工事にも豊富な経験あり
・オーナー側での転職を望んで転職活動
→海外工場の建設を計画している企業で、海外プロジェクトでの長年の経験が評価され内定
建設・不動産
資材価格の高騰などマイナス要素もあるものの、高い需要が見込まれる分野もあり全体として求人数は堅調に推移すると予想されています。
さらに業界の高齢化と技術の継承という視点から、若手・中堅の採用に積極的な企業も多く存在。資格保有者やDX経験者へのニーズが高い状態が継続するでしょう。
LHH転職エージェントならではの強み
建設・不動産業界も、ほかの業界や職種と同様に専門知識のあるコンサルタントが対応してくれる点が強みになっています。希望条件に加えて、価値観やキャリアパスについても親身に考え、自分では気付いていなかった強みや価値観を引き出してくれるでしょう。
さらに求人がない会社にも積極的にアプローチしてくれます。
職事例
【32歳男性】
保安業務従事者(電気保安協会)/年収515万→太陽光発電所の保守管理(再生可能エネルギー会社)/年収800万
→希望の特別高圧での電気主任技術者専任で年収285万円アップを実現
【28歳女性】
プロパティマネジメント(電鉄系不動産会社)/年収470万→アセットマネジメント(大手ディベロッパー系AM会社)/年収630万
→PM→AMにキャリアアップと年収160万円アップを実現
医薬品・バイオ・医療機器・ヘルステック
メディカル系の職種は、IT技術の活用やビジネスモデルの変化により、求人数も高い水準が予想されています。即戦力となる業界での経験や、DX・データ分析など活用できるスキルへのニーズが高いと言えるでしょう。
専門性が高ければ高いほど求人は限られます。医療・薬品などはその典型とも言え、いつでも求人があるわけではありません。経験やスキル、希望条件を正確に伝えることが、転職をスムーズに進めるポイントです。
LHH転職エージェントならではの強み
在籍しているコンサルタントは必要となる専門的な要素を熟知しており、的確なマッチングが可能となっています。医薬品・バイオ・医療機器・ヘルステック分野は特に専門性が高く、スキルに加えて業界特有の慣習や最新動向の理解が必須です。同社のコンサルタントは、それぞれの業界・職種だけでなく企業のカルチャーや環境にも精通しています。
また、企業との強い信頼関係により非公開案件を多数保有していること、転職支援実績が豊富なことも強みとなっています。
転職事例
【40代(女性)】
データサイエンティスト(IT業界)/年収800万→データサイエンティスト(バイオ系スタートアップ)/年収900万
・データサイエンスの専門性をもともとの専門バイオ領域で生かしたいと転職
・内定したものの年収が想定以下で一度は辞退
→継続的な双方とのコミュニケーションにより、希望年収で再オファー、内定受諾
【30代(男性)】
品質管理(内資系製薬メーカー)/年収560万→品質管理職(外資系製薬メーカー)/年収710万
・キャリアをアップさせたいと希望
・将来の製造管理者という点で企業と本人の希望が一致
→品質管理、法令関連の手続きや学術的な対応の経験が評価
LHH Executive & International
LHH Executive & Internationalでは、ハイクラス、エグゼクティブ案件をはじめ多くの魅力的なコンフィデンシャル案件を紹介しています。
各種業界・職種に精通した経験豊富なバイリンガルコンサルタントが多数在籍。大手からスタートアップベンチャーまで幅広いネットワークを保有しています。
LHH転職エージェントならではの強み
外資系ならではのネットワークから、グローバル・ボーダーレスな案件の紹介が可能です。
在籍コンサルタントは各職種に精通し、経験・実績ともに豊富。しかもバイリンガルなので外資系企業やグローバル企業とのコミュニケーションも確実です。
求職者に企業の文化やビジョン、具体的な業務内容や職場環境などをくわしく伝えることで、求職者がよりよい判断を下せるようにサポートしています。
転職事例
【40代前半(男性)】
事業企画(大手生命保険会社)/年収1,200万→生命保険業界向けコンサルタント(BIG4大手コンサルティングファーム)/年収1,470万
・生命保険会社において全社横断で課題解決を担当
・保険業界全体の課題を解決したいとコンサルティングファームへの転職を決断
→保険業界の知見やマネジメントの経験により、コンサル未経験からマネージャ職で入社
【40代(男性)】
グループマネージャー(モビリティサービス)/年収1,300万→シニアマネージャー(EC Web業界)/年収1,350万
・前職では新規ビジネスの立ち上げに従事
・より大きな組織をマネジメントし、ビジネス成長に貢献できるポジションを志向
→経験・マネジメント経験を活かせる大手グループ会社の管理職で内定
障がい者の転職(Social Partners)
障がいのある方が次のステップへ進むサポートを行っています。年収アップやキャリアアップ、そしてワークライフバランスの向上を目指す方に、経験やスキルを生かせる職場を提案してくれます。
多岐にわたる業界や職種の求人を保有。障がい者枠だけでなく一般採用の人材紹介も行っており、幅広い選択肢の中から最適な求人を見つけることができるでしょう。
LHH転職エージェントならではの強み
一般採用の人材紹介も行っているため、障がい者枠以外の求人も提案できます。そのため年収アップやキャリアアップも視野に入れた転職活動が可能に。スキルや経験を正当に評価してもらえる職場が見つかります。
担当するのは、障がいをお持ちの方専門のコンサルタント。専門知識に基づくサポートが得られます。
転職事例
【50代 身体(腎臓)】
経営企画等(メーカー)/年収700万台→公共団体/年収700万台
・体調に配慮しつつ年収を維持できる職場を希望
→働きやすい環境への転職を実現。
【30代 精神(ASD)】
研究機関での翻訳業務/年収200万台→金融/年収400万台
・任期付契約のため、翻訳の経験を生かせる職場を探して転職活動
→異業種ながら、事前課題の精度の高さや向上心が評価され内定
弁護士・法務・コンプライアンス
弁護士・法務・コンプライアンス関連は、求人数が増加することが予想されます。企業のコンプライアンス遵守やリスク管理、ガバナンス強化に取り組む企業が多いためです。
実務経験の内容や業界特有の法律知識などが求められる傾向がありますが、実務は未経験の場合も法律事務所での勤務経験などがあれば採用の可能性が高まります。経験・スキルの棚卸と適切なアピールがポイントです。
LHH転職エージェントならではの強み
リーガル&コンプライアンスチームは、弁護士・法務職・コンプライアンス職のキャリアやマーケットに精通した専任のコンサルタントが最適な仕事を紹介してくれます。さらに全員のコンサルタントが業界に精通しており、転職市場での価値を正確に把握することが可能です。
またLHH転職エージェント(アデコ株式会社)は、日本組織内弁護士協会(JILA)の公式スポンサーでもあります。法務コンプライアンス部門の採用責任者、採用パートナー弁護士との強いパイプを築いています。
転職事例
【40代(男性)】
法務(外資金融機関)/年収1,400万→法務(日系fintech企業)年収1,500万
・外国籍で海外の弁護士資格を保有、家庭の事情で転職活動
・海外の法律知識と英語のできる人を将来的に採用したいとヒアリングしていた企業に紹介
→会社のニーズと求職者の強み・経験がマッチし、転職を実現
【30代(女性)】
社内弁護士(大手保険会社)/年収1,100万→社内弁護士(大手不動産会社)年収1,350万
・所属していた組織の変革が、自身の描くキャリアの方向性と合わなくなり転職を決意
・これまでの経験を生かしつつ、子育てと仕事を両立できる職場を希望
→能力と前向きな姿勢が評価され内定、仕事と子育てを両立しながら幹部候補として活躍
申し込みの流れ
LHH転職エージェントの申し込みの流れは以下の通りです。
- 申し込みの流れ
- 1. 会員登録
- 2. カウンセリング
- 3. 求人紹介などの情報提供
- 4. 応募企業の選定
- 5. 応募
- 6. 選考・面接
- 7. 内定・入社
1つずつ見ていきます。
1. 会員登録
初めに会員登録を行います。登録は公式サイト中の「LHHに登録」ボタンなどから登録できます。専用のフォームが開くので、氏名や生年月日・メールアドレスを入力しましょう。ごく基本的なことですが、メールアドレスに間違いがあると続きの登録ができなくなるので注意してください。
続いて、指示に従って職務経験や希望条件を入力していきます。
2, カウンセリング
登録した内容に合致する求人が見つかれば、カウンセリングの連絡が届きます。求人についての説明はもちろん、転職活動におけるアドバイスなども受けられます。
対面にも対応していますが、オンラインや電話で実施することも可能です。希望に合う方法を選びましょう。
3. 求人紹介などの情報提供
さらに、随時求人紹介などの情報を提供してもらえます。企業の求める人物像や条件・経歴に自分がマッチしている場合は、非公開求人を紹介してもらえることも。
対応は、職種別の担当コンサルタントが行います。スキルや経歴を深く理解したうえで情報を提供してくれるでしょう。
4. 応募企業の選定
提案された求人の中に応募したいところがあれば応募へと進みます。もちろんコンサルタントが許可なしに応募することはありません。希望に合わない求人は断ることが可能です。
5. 応募
応募はコンサルタントが代行して行います。必要となる提出書類は、過去の事例などに基づいて合格する可能性が高まるようアドバイスが受けられます。
6. 選考・面接
企業の選考を通過して面接へと進む場合も、日程調整はコンサルタントが行います。また面接の前にも対策としてアドバイスを受けることが可能です。応募先の社風などを踏まえて、企業にアピールできる受け答えができるようになるでしょう。
7. 内定・入社
必要に応じて、企業との条件交渉や入社時期の調整も行ってもらえます。また在職中の場合は、スムーズに退職するためのアドバイスも受けられます。
さらに、入社したらおしまい、というわけではありません。質問や不安があれば相談に乗ってもらえます。
よくある質問
無料で利用できますか。
利用可能です。転職相談から入社に至るまですべてのサービスに料金はかかりません。
登録時の面談はオンラインでも可能ですか。
もちろん可能です。面談には対面のほか、電話やSkype、Zoomなどでも対応しています。
いずれの面談方法でもカウンセリング内容は同じですので、オンラインでも安心してご利用ください。
在職中でも利用できますか。
利用可能です。転職を決意する前の、転職について考え始めた段階から利用できます。
また、実際に転職活動を始めてからではなく、転職について考え始めた段階から相談した方が、転職が成功するケースが多いです。
取り扱いのある業種や職種について教えてください。
対応している職種は以下の通りです。
- NOTE
-
- IT系
- クリエイティブ系
- マーケティング系
- 営業系
- 販売・サービス系
- ファッション系
- エンジニア(電気・電子・機械)系
- エンジニア(化学・素材・食品・化粧品)系
- エンジニア(プラント・インフラ・エネルギー)系
- メディカル系
- 人事・労務系
- 総務・広報
- 法務・知財
- 経理・財務系
- 経営・経営/事業企画系
- コンサルタント系
- 内部統制・監査系
- 購買・物流・貿易系
- 金融系
- 建築・不動産系
- 事務系
- その他
取り扱いのある主な業界は以下の通りです。
- NOTE
-
- IT・通信系
- 広告・メディア系
- メーカー系
- 商社系
- 金融・保険系
- 不動産・建設系
- コンサルティング・会計・法律系
- サービス系
- 流通・小売系
- 運輸・物流系
- その他
このように、様々な業種や職種の取り扱いがありますので、安心してご登録ください。
注意点
LHH転職エージェントは、一定の経験がありスキルや実績を活かしたい人には向いていますが経験の浅い人にはあまり向いていません。
同社の強みである外資系の求人は、給与面など待遇がよくハイクラス求人に当たるためです。どの求人も待遇に応じた能力が求められます。
そのため第二新卒やフリーターから転職を目指す場合は、あまり満足できないでしょう。
なお、紹介がないことはあっても登録そのものを断れることは少ないと言えます。
20代や30代前半で経歴が浅い人は、未経験に強いサービスを利用しましょう。外資系にチャレンジしたい場合も、計画的に段階を踏むことを考えてまずは実績作りと割り切って経験を積む方が堅実な方法です。
合わないときの退会の方法は?
マイページの「各種手続き」から登録削除することができます。
- 注意!
- 登録削除すると、アデコグループのそのほかのサービスもすべて利用できなくなります。たとえば派遣サービスなどを利用している場合は注意しましょう。
電話
公式サイトに記載なし
LHH転職エージェントを利用して転職を成功させよう
LHH転職エージェントは、ハイクラス求人・外資系求人に強みのある転職エージェントです。またサポートの手厚さに定評があり、利用者の満足度も高くなっています。
地方の求人が少ないため都市部以外の人にはやや使いづらい面があるかもしれませんが、ハイクラス・外資系を希望するならぜひ登録してみてください。そしてこの記事のポイントなどを参考に、上手にサービスを活用して転職を成功させてください。応援しています。