- この記事で分かること
- 財務からの転職は「分析力」や「リスク管理能力」などを活かそう
- 「IT業界」や「営業職」「マーケティング職」などへの転職も向いている
- 財務から「経理」「会計士」「FP」への転職も考えてみよう
- 財務からの転職におすすめの転職サービス16選
この記事は、財務の仕事から他の業界への転職を検討している方に向けて、キャリアチェンジにおすすめの業種・職種を紹介します。
財務の世界は専門性が高いことから、財務から異業種への転職は難しいといわれます。この壁を乗り越えて転職を成功させるためには、自身の強みを生かせる分野を見極めることが重要です。
財務から転職を検討中の方や既に転職活動中の財務経験者の方は、この記事を読んで財務の経験・スキルを異業種に関連付けるヒントにお役立てください。
【まずはチェック!!】求人数の多い大手転職サービスが人気!おすすめの求人数比較表!
大手転職サービスの取り扱い求人件数を独自調査。転職サービスの専任担当者が最新の取り扱い求人情報を確認し、求人数比較表にまとめています。転職活動にあたってはエージェントやサイトを積極的に活用しましょう。まずは一通りサービスを体験してみて自分にあったサービスを見つけることをおすすめします。比較表はこちら。
右にスクロールできます
おすすめ | リクルートエージェント | doda | マイナビAGENT | リクナビNEXT | パソナキャリア | ビズリーチ | リクルートダイレクトスカウト | マイナビ転職 | エン転職 | JACリクルートメント | type |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
特色 | 全年代・全業界 | 全年代・全業界 | 全業界 | 全年代・全業界 | ハイクラス・女性向け | ハイクラス全年代・業界 | ハイクラス・全年代 | 全年代・全業界 | 全年代・全業界 | ハイクラス | 全業界・首都圏 |
求人数 | 495,663件 | 256,211件 | 非公開 | 798,000件以上 | 44,294件 | 141,048件 | 403,417件 | 非公開 | 137,506件 | 21,468件 | 2,405件 |
求人の豊富さ | |||||||||||
ポイント | 非公開求人も多数 | エージェント・サイト両方の利用が可能 | 地方の求人も充実 | 企業からのオファーあり | オファーも受けられる | 2種類のスカウトあり | 登録するとスカウトが多数届く | スカウトサービスあり | 利用者の満足度が高い | コンサルタントのサポートが手厚い | とくにエンジニア、20代、女性の求人に強み |
詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
2024年11月19日調査:各転職エージェントの取り扱い求人件数・各転職サイトの掲載求人数
Contents
財務から異業種への転職を考える主な理由
財務担当者が異業種への転職を考える理由は、多岐にわたりますが、主に以下の3つの動機が挙げられます。
- 財務から異業種への転職を考える主な理由
-
- キャリアアップ
- 職場環境や給与への不満
- 財務職特有のストレス
ひとつずつ見ていきましょう。
財務担当者が異業種への転職を考える理由①キャリアアップ
キャリアアップは、多くの財務担当者が異業種へ転職を考える重要な動機です。特にキャリアの停滞感や成長の限界を感じた際に、転職は新たな職務経験とスキルの獲得、そして職位の向上を実現する手段となり得ます。
実際、経理や会計の専門知識を持つ財務担当者は、たとえばスタートアップ企業でのCFOポジションなど、幅広い業界で高い需要があります。より挑戦的な役割や責任あるポジションを求める財務担当者は、自らの専門性を活かしながら異業種へのシフトを通じてキャリアの幅を広げ、プロフェッショナルとしての成長を目指すことができます。
財務担当者が異業種への転職を考える理由②職場環境や給与への不満
財務担当者が異業種へ転職を考える際、職場環境に対する不満や給与への不満が一因となるケースがあります。
長時間労働や休日出勤が常態化している職場や、専門スキルを持つ財務担当者であっても市場価値に見合わない給与や待遇に不満を持つことも少なくありません。
転職市場での需要を理解し適正な給与を得るためには、自身のスキルを正しく評価してもらえる職場を見極めることが重要です。
財務担当者が異業種への転職を考える理由③財務職特有のストレス
財務職は高い専門性と責任の伴う仕事ですが、それには特有のストレスが存在します。
絶え間ない締め切りや四半期ごとの決算報告による圧力、絶えず変動する市場や経済状況への対応、これらが精神的な重圧となることがあります。また予期せぬ財務的な問題が発生した場合、解決するための責任が重くのしかかることもあります。
こういったストレスは、職場を離れてもなかなか解消されないことがあり、プライベートにも影響を及ぼすことがあります。このような理由が、財務担当者がキャリアチェンジを考える動機の一つとなっています。
財務からの転職が難しい理由とは
財務職からの転職が難しいとしばしば言われる最大の理由は、この分野の専門性の高さにあります。
財務担当者は、数値に対する深い理解、複雑な会計原則への精通、予算策定や財務分析の能力など特定の専門知識とスキルを要求されます。
財務関連職への直接的な転職であれば特に価値がある一方で、異業種への転職を目指す際は必ずしもその専門性が通用しない場合があります。
異業種では、財務の専門スキルよりも柔軟性や他分野の知識が優先されることも少なくありません。そのため財務の方が異業種への転職を考える際には、自身の専門性をどのように別の業界に適用できるか、または追加的なスキルをどのように習得するかが、転職成功への鍵を握ります。
財務からの転職の難しさを克服するには
財務からの転職は難しいとされがちですが、次のポイントを押さえることでその難しさを乗り越えることが可能です。
- 財務からの転職の難しさを克服するポイント
- 財務の専門知識・スキルを転職市場での強みに変える
- 新たなスキルの拡充
- 長期的なキャリアプランに合う転職先の選定
それではひとつずつ見ていきましょう。
財務の専門知識・スキルを転職市場での強みに変える
財務担当者が異業種への転職を検討する際、自身の経験とスキルをどのように活かせるかを見極めることが重要です。
財務の仕事で培う分析力や予算管理能力、精密なデータ処理能力は、あらゆる業界で高く評価されます。また、財務報告や経営分析の経験は、戦略立案や意思決定の役割にも有効です。問題解決能力やコミュニケーションスキルも、財務職から異業種への転職にあたり強みとなるでしょう。
新たなスキルの拡充
財務職からの転職を成功させるためには、業界のトレンドを理解して求められるスキルを新たに身につけることが不可欠です。
たとえばテクノロジーの進化に伴いITスキルが重視される傾向にあります。そのためデータ分析やプログラミングの基礎を学ぶことは、職種を問わず市場価値を高めるでしょう。
また財務のバックグラウンドを活かして予算管理や財務分析のスキルを強調しながら、プロジェクトマネジメントやリーダーシップのトレーニングにも取り組むことで、マネジメントポジションへの転職の可能性を広げます。
このように常に業界のニーズに合わせたスキルセットを拡充する積極性が、財務職からのキャリアチェンジにおいて重要となります。
長期的なキャリアプランに合う転職先の選定
価値観に合った転職先を選定する際には、自身のキャリア目標を見極めることが欠かせません。
そのためには自己分析を通して価値観を明らかにし、仕事のやりがいや成長の機会、バランスの取れたライフスタイルを提供してくれる会社かどうかを見極める必要があります。
また、転職市場のトレンドを把握し、求められるスキルと自身のスキルセットを照らし合わせることも大切です。転職エージェントを活用して、適切な企業へのマッチングを図りましょう。
自己理解を深め、慎重に転職先を選定することで、転職後の満足度を高めることができます。
財務から転職に活かせる経験・スキル
財務から異業種へキャリアチェンジする際に強みとなる経験・スキルには、次のようなものがあります。
- 財務から転職に活かせる経験・スキル
-
- 分析力
- 予算管理能力
- 精密な数値管理能力
- リスク管理能力
- 交渉スキル
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
財務からの転職に活かせる経験・スキル① 分析力
財務のプロが別の業界へ転職する際、最も強力な武器となるのが分析力です。
データを精査しトレンドを読み解く能力は、市場の変動を予測し戦略的な意思決定を行う際に不可欠です。特に予算案の作成や業眀分析を通じて磨かれるこの力は、マーケティングやプロダクト開発などの分野でも高く評価されます。
異業種へのシフトを考えている財務担当者は、この強みを前面に打ち出すことが成功へのカギとなるでしょう。
財務からの転職に活かせる経験・スキル② 予算管理能力
財務職で培った予算管理能力は多くの職種で求められる重要なスキルです。
たとえばマーケティングやプロジェクト管理の分野では、限られた予算内で最大の効果を引き出すための計画が必要です。また予想外の支出に対処し経費を適切に管理する能力は、スタートアップや中小企業での資金繰りに直結しビジネスの成功に不可欠です。
財務担当者が転職活動でアピールすべき点は、数字に強く、財務面から企業の利益を最適化する戦略を立案・実行できる点にあります。
財務からの転職に活かせる経験・スキル③ 精密な数値管理能力
財務から異業種へ転職する際には、精密な数値管理が大きな武器となります。これらはすべての業種で求められる普遍的な能力であり、特にデータ駆動型の意思決定が重視されている現代のビジネス環境においてはさらに価値が増します。
たとえばマーケティングやプロジェクト管理の分野では、ROI分析や予算配分など数値に基づく戦略的な判断が不可欠です。財務職経験者がこれらのスキルを持っていることで、異業種でも業績向上に直結する貢献が期待できます。
財務からの転職に活かせる経験・スキル④ リスク管理能力
財務経験者が異業種への転職を検討する際、その強みの一つとしてリスク管理能力が挙げられます。
財務業務では、市場変動、クレジットリスク、流動性リスクなど多岐にわたるリスクを常に認識し、それらを最小限に抑えるための戦略を策定し実行します。たとえばプロジェクト管理やビジネス開発など、リスク評価と対応が求められる多くの職種においてこのスキルは価値があります。
リスクを見極め、適切な対処法を早期に提案できる能力は信頼を得るために重要なスキルと考えられます。
財務からの転職に活かせる経験・スキル⑤ 交渉スキル
財務担当者は、業務の中で様々なステークホルダーとの価格交渉や契約の議論を重ねる必要があります。その結果、論理的な思考と洞察力、対人スキルが磨かれています。
これらは異業種への転職においても有効で、新しい職場でのプロジェクトや予算の交渉、さらには自身の雇用条件を決める際にも役立つでしょう。
たとえば財務担当者がマーケティング業界へ転職する場合、広告代理店とのコスト交渉などでそのスキルを存分に発揮することが可能です。交渉スキルはどの業界においても重宝されるため、転職市場における強みとなります。
財務から転職におすすめの業界・職種
財務から異業種への転職を考える際には、その経験とスキルを生かせる業界や職種を選ぶことが重要です。財務のスキルセットと経験を有効に活用しキャリアを発展させる異業種には、次のようなものがあります。
- 財務から転職におすすめの業界・職種
- IT業界
- コンサルティング業界
- マーケティング職
- 人事(HR)職
- 営業職
それぞれの業界・職種で活かせる財務のスキル・経験について、詳しく見ていきましょう。
財務から「IT業界」への転職
財務からIT業界へ転職する際、特に分析力は非常に価値があります。分析力はデータ駆動型のIT企業において、意思決定や戦略立案に不可欠です。
膨大なデータを解析し戦略的な意思決定を支援する能力は、ITプロジェクトを成功に導きます。また予算管理能力はプロジェクトのコスト管理や資金調達に直結し、IT産業におけるリソース配分の最適化に寄与します。
またリスク管理能力と交渉スキルも、ITプロジェクトの多様なリスクを予測・回避し外部業者との契約交渉においても重要となります。これらのスキルは、IT業界での新たなキャリアパスを築くための強力な武器となります。
財務から「コンサルティング業界」への転職
財務担当者がコンサルティング業界への転職を検討する際、財務のポジションで磨かれた分析力は、クライアント企業の財務状況を正確に評価し改善案を提案する際に役立ちます。
また精密な数値管理能力はコンサルタントとしての信頼性を築き、効果的な戦略を提示する際に重宝するでしょう。交渉スキルも同様に重要で、クライアントやステークホルダーとの関係構築において互いに有益な結果を導き出せます。
これらのスキルは、財務からコンサルティング業界へのスムーズな移行を支援し成功に導く重要な要素となります。
分析力が求められるコンサルタントは、財務データの解釈に優れている必要があり、財務担当者はこの点で競争力を持っています。
財務から「マーケティング職」への転職
財務担当者がマーケティング職への転職を検討する際、財務で培ったスキルと経験を有効に活用できます。
分析力は市場のトレンドを読み解き、消費者データを分析する上で役立ちます。また予算管理能力は、マーケティングキャンペーンの効率的なコスト管理に貢献します。精密な数値管理スキルはキャンペーンの成果測定とROIの計算に必要であり、リスク管理能力は不確実な市場環境下での戦略立案に重要です。
交渉スキルは、外部のベンダーや広告代理店との交渉を円滑に進めるために有効です。これらのスキルを活かすことでマーケティング職での成功が期待できます。
財務から「人事(HR)職」への転職
財務担当者が人事(HR)職へ転職する際には、財務経験を生かした多くのスキルが有効です。
特に予算管理能力は、人事部門での給与体系や福利厚生の策定に役立ちます。また財務の仕事で培った分析力は、人材データの分析や人事戦略の策定において重要です。数字を管理する能力は人事部門における労務管理や報酬システムの運用に直結しますし、リスク管理能力は、労働関連の法規遵守やコンプライアンスの確保で求められます。
これらのスキルを強調することで、人事職の転職市場における競争力を高めることができます。
財務から「営業職」への転職
財務職から営業職へのキャリアチェンジでは、まず分析力が役立ちます。財務職で培ったデータ分析能力を営業戦略の策定に活用することで市場のトレンドや顧客のニーズを正確に捉えることができます。
また予算管理能力は、営業予算の適切な配分と効果的な経費削減に有効です。精密な数値管理や報告スキルも重要で、営業成績の分析や上層部への報告をより精度高く行うことが可能です。
さらにリスク管理能力は商談での潜在的な問題点を事前に回避するのに役立ち、交渉スキルは顧客との契約条件を決定する際に重宝します。これらのスキルと経験は、営業職としての成功に不可欠な要素です。
財務から経理への転職を考えてみよう
財務からの転職先として、経理は自然な流れと言えます。なぜなら、財務務経験によって培われた分析力、予算管理、精密な数値管理・報告能力、リスク管理、交渉スキルはすべて経理の職務に直結するスキルだからです。
特に中小企業やスタートアップ企業では、財務的な知見を持つ方が経理担当者になることに価値を見い出すでしょう。
この章では財務から経理への転職について、以下の側面から考察します。
- 財務から「経理」への転職
- 財務と経理の違い
- 経理職への転職のメリット
- 経理職への転職のデメリット
- 財務から経理への転職成功のポイント
それではひとつずつ見ていきましょう。
財務と経理の違い
財務と経理の違いは、職務の範囲と責任の所在にあります。財務は企業の資金調達や資本構造の最適化、投資意思決定などを担当し企業全体の財政健全性を維持する役割を持っています。
一方、経理は日々の取引の記録、会計報告、請求書の処理、給与計算などを行い、正確な財務情報を提供することで企業の運営をサポートします。
財務から経理へのキャリアチェンジを検討する際には、財務で培った広範な経済知識や戦略的思考力が強みになると考えられます。
経理職への転職のメリット
財務から異業種への転職を考える際に検討すべきメリットとして、新たなキャリアパスの開拓、異業種特有の挑戦、そして多様なスキルセットの獲得が挙げられます。
強力な分析力や予算管理能力は財務の専門職から他業種への移行にあたって非常に価値のあるスキルとなるでしょう。さらに組織内での意思決定プロセスへの影響力を持つことも可能になります。
また財務職に固有のストレスから離れ、ワークライフバランスの改善を図ることも非常に重要なポイントです。
経理職への転職のデメリット
経理職への転職を考える際、デメリットとしては、将来的なキャリアパスが比較的限定的になる可能性が挙げられます。財務から経理に移行することによって専門性が高まる分、他の分野への転職が難しくなるかもしれません。
たとえばクリエイティブや戦略立案など多方面にわたるスキルが必要とされる職種では、経理職特有の専門スキルが直接活用しにくい場合があります。また財務や経理のポジションは組織構造内で限られた数しか存在しないため、昇進の機会が制限されることもあり得ます。
これらのことから、転職先として経理職を選ぶ場合は長期的なキャリアのビジョンと照らし合わせて、慎重に判断することが求められます。
財務から経理への転職成功のポイント
財務から経理への転職成功のためには、まず財務で培ったスキルを経理業務にどのように活かせるかを明確にすることが大切です。
経理では日々の取引記録や決算業務が中心となりますが、財務経験者は予算管理や財務分析の知識を活かし経営者に対する資金繰りや財務戦略の提案ができる点が強みです。たとえば財務での予算策定の経験が、予算達成に向けた経営判断の助けとなり、経理部門の信頼を得やすくします。
また財務担当者の精密な数値管理と報告の経験は、正確な経理処理とタイムリーな財務報告に直結するでしょう。
財務から会計士への転職を考えてみよう
財務担当者が会計士への転職を検討する場合、既存の専門性を活用できる点が大きな魅力です。長期的な視点でキャリアを考えるならば、公認会計士資格の取得が有意義なステップとなるでしょう。
この章では、以下の内容について説明します。
- 財務から「会計士」への転職
- 会計士としてのキャリアパス
- 公認会計士資格取得のメリット
- 財務から会計士への転職のデメリット
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
会計士としてのキャリアパス
会計士としてのキャリアパスは多岐にわたり、公認会計士試験に合格後の入所経験を経て、監査法人でキャリアをスタートする方が多いです。監査法人での経験を積むことにより、財務諸表の監査だけでなくIPO支援や財務アドバイザリー業務などにも携わることができます。
一方で、会計士資格を活かして金融機関や企業の経理部門、または独立して税理士やコンサルタントとして活動する道も開けています。
公認会計士資格取得のメリット
公認会計士資格取得のメリットは、その難易度の高さによるキャリアの幅広さにあります。これにより監査法人はもちろん、企業の内部監査、コンプライアンス担当など、更に多岐にわたるキャリアオプションが開かれます。
また公認会計士は財務諸表の信頼性を担保する役割も果たし、企業経営に直接関わる重要なポジションとなることができます。
高い社会的信用と収入の安定・向上も期待できるため、長期的なキャリア形成において非常に価値のある資格と言えるでしょう。
財務から会計士への転職のデメリット
財務から会計士への転職には複数のデメリットが存在します。まず長期にわたる試験勉強と資格取得プロセスに伴う時間的、経済的負担が大きい点が挙げられます。
さらに合格後も継続的な研修が必要であり、キャリアの途中での切り替えには転職市場の厳しさもあるため、即戦力として認識されるまでに時間がかかる可能性があります。
また専門性が高い職業であるため、会計業界の内部でのみ適用可能なスキルに偏り、他業界への転職の際には適応しづらい場合も考えられます。これらの点を熟慮し転職を検討することが求められます。
財務からFP(ファイナンシャルプランナー)への転職を考えてみよう
財務担当者がFP(ファイナンシャルプランナー)への転職を検討することは、既に培ったスキルセットを活かしながら新たなキャリアパスを築く絶好の機会です。
FPの業務は個人や企業の資金計画の策定にあり、これには財務経験者が備えている分析力や資金管理の技術が役立ちます。
この章では以下の側面から考察します。
- 財務から「FP(ファイナンシャルプランナー)」への転職
- 財務からFPへの転職のメリット
- 財務からFPへの転職のデメリット
- 財務スキルが活きるFP業務
- FP資格取得の流れ
それでは見ていきましょう。
財務からFPへの転職のメリット
財務経験者がファイナンシャルプランナー(FP)への転職を考える際、そのメリットは明らかです。まず財務職で培った金融知識と数値分析能力が、資産管理や税金対策などのFP業務に直接活かせます。
またクライアントに対する提案力や説得力も重要となり、これまでの経験が役立ちます。さらに財務職の厳密なリスク管理経験は、より個人に寄り添った金融リスクのコンサルティングに有効です。
財務からFPへの転職のデメリット
財務からFP(ファイナンシャルプランナー)への転職にはいくつかのデメリットが存在します。
まず財務の知識をFPの業務に直接適用できない場合があります。FPは個人の資産管理やライフプランニングに関する深い知識と経験が必要とされるためです。またクライアント一人ひとりに合わせた提案をするカスタマイズ能力が求められます。
さらに財務職が持つ企業向けの経験は必ずしも個人向けの金融プランニングには直結しないため、職務の幅を広げるための努力が必要です。
財務職で培ったスキルを活かすには、FPとしての専門性を高めるために追加の資格取得や研修を検討すると良いでしょう。これらの点を踏まえた上で、FPへの転職を検討することが重要です。
財務スキルが活きるFP業務
財務担当者は数値分析に長けており、顧客資産の分析・計画立案に財務スキルが役立ちます。またリスク管理能力は、投資リスクを適切に評価し顧客にとって安全な金融商品選定に不可欠です。
財務経験者は、これらの職務に必要なスキルをすでに持っているため、ファイナンシャルプランナーとして高いパフォーマンスを発揮することが期待されます。
FP資格取得の流れ
ファイナンシャルプランナー(FP)資格を取得するためのプロセスは、主に以下のステップで構成されます。
まずFP技能検定試験の2級または3級を取得します。これには、独学もしくは通信講座、専門学校などでの学習が一般的です。合格後、実務経験の要件があればそれを満たし最終的には1級FP技能検定試験に挑戦します。
国家資格であるCFP認定試験に進むこともできますが、こちらは更に高度な専門知識と実務経験が求められます。詳しくは日本FP協会などの公式情報を参照しましょう。
FP資格取得のプロセスは地道な努力を必要としますが、財務の経験を活かせるFPの資格を取得するでキャリアの幅を広げることができます。
財務から最適な転職先を見つけるための最終ステップ
財務からの転職を考える場合、最適な転職先を見つけるためには自己分析が不可欠です。自分の価値観やキャリアの目標を明確にし、これまでの経験やスキルが活かせる業界や職種を慎重に選びましょう。
この章では、最適な転職先を見つけるための最終ステップとして次の内容をまとめます。
- 財務から最適な転職先を見つけるための最終ステップ
- 自分に合った企業文化の見極め
- 長期的なキャリアビジョンの重要性
- 常に学び続ける姿勢の必要性
それでは順に見ていきましょう。
自分に合った企業文化の見極め
財務からの転職は、自分に合った企業文化の理解と適合が成功の鍵となります。良い企業文化は職場での幸福度と生産性を高め、自身の価値観やキャリア目標に合致する環境で働くことができれば、転職は大きな成功へとつながります。
企業文化を見極める際には、まず企業のビジョン、ミッション、価値観を調べて、それらが自分のキャリア目標とどのように一致するかを考慮することが重要です。さらに従業員の口コミや企業の社会への貢献度、労働条件などの情報を収集し自分が日々の業勜において実感できる充実感や満足感をイメージしてみることが推奨されます。
自身の価値観に合う企業文化の中で働くことは、長期的なキャリアの継続と発展につながります。転職先を選ぶ際には、単に給与や職務内容だけではなく、企業文化との相性も念入りに評価することが重要です。
長期的なキャリアビジョンの重要性
財務からの転職活動において長期的に明確なキャリアビジョンがあると、どのような職種や業界が自分の将来的な目標に合致しているのかを判断する基準になります。
財務分野からの転職を検討する際には、現在のスキルや経験を活かせる職種を見極めることが第一に必要です。たとえば分析力や予算管理能力などの財務経験は、IT業界やコンサルティング業界など多岐にわたる分野で求められるスキルです。
キャリアチェンジは単に短期的な職場の変化ではなく、将来にわたる自己実現につながることを踏まえ、自身のキャリアビジョンをしっかりと定めてそれに沿った転職先を選ぶことが肝要です。
常に学び続ける姿勢の必要性
財務からの転職においては、常に学び続ける姿勢が重要です。特に財務担当者が異業種に挑戦する際、新しい環境で求められるスキルセットや業界知識への適応力は欠かせません。
転職市場では業界や職種によって求められる専門知識が変わり、技術の進歩も早いため、情報を常にアップデートし続ける必要があります。
自らのスキルを磨き続け、柔軟に学ぶ姿勢を保っている人が転職市場での競争を優位に進めることができます。新しい挑戦にはリスクが伴いますが、学び続けることでそれらを克服し新たなキャリアの可能性を広げることができるでしょう。
財務から転職をお考えの方へおすすめしたい転職エージェント・転職サイト
では、財務から転職をお考えの方へおすすめしたい転職エージェント・転職サイトをご紹介します。よりよい条件の財務の求人を探せるエージェント、おすすめの転職先としてご紹介したコンサルタントに強みのある転職エージェントです。以下の通りです。
- ジャスネットキャリア
- Hupro(ヒュープロ)
- MS Agent
- SYNCA
- Hi Standard
- AXIS CONSULTING
- コトラ
- ムービン・ストラテジック・キャリア
- ANTELOPE CAREER CONSULTING
- My Vision
なお、紹介文中の求人数は2024年8月18日現在の数字です。では、1つずつ見ていきましょう。
ジャスネットキャリア
「ジャスネットキャリア」は、経理と財務に特化している転職エージェントです。
基本データ
ジャスネットキャリア | |
---|---|
URL | https://career.jusnet.co.jp |
求人数 | 公開求人4,362件(全職種) |
対象エリア | 関東地方、関西地方、中部地方 |
おすすめポイント
キャリアアップや転職のノウハウ集や企業のインタビュー、年収や働き方診断など、多くの役立つコンテンツがサイトに掲載。
また、サポートは一生涯のサポートを宣言されており、仕事を紹介するだけではなく、求職者のキャリアに寄り添い学びの機会や福利厚生の提供、ライフステージに合わせた働き方の提案など、様々なサポートを提供します。
- ジャスネットキャリアのおすすめポイント
- 多くの役立つコンテンツがサイトに掲載されている
- 一生涯のサポートを宣言
- 仕事を紹介するだけではなく、様々なサポートを提供
Hupro(ヒュープロ)
「Hupro(ヒュープロ)」は、士業や管理部門に特化した、転職エージェントです。
基本データ
Hupro(ヒュープロ) | |
---|---|
URL | https://hupro-job.com |
求人数 | 公開求人857件(財務のみ) |
対象エリア | 全国 |
おすすめポイント
税理士や会計業界の中では、求人公開数第一位を保有しているため、多くの求人の中からより自分に合った求人を探せます。
また、エージェントは士業や管理部門の求職者のことを考え手間をかけないフローでサービスを提供。また、企業とのつながりが深いため、一般の求人では得られないリアルな情報が提供可能です。
- Hupro(ヒュープロ)のおすすめポイント
- 税理士や会計業界の中では、求人公開数第一位を保有
- 士業や管理部門の求職者のことを考え手間をかけないフローでサービスを提供
- 企業とのつながりが深いため、一般の求人では得られないリアルな情報が提供可能
MS Agent
「MS Agent」は、経理・人事・法務・会計士・税理士・弁護士に特化した転職エージェントです。
基本データ
MS Agent | |
---|---|
URL | https://www.jmsc.co.jp |
求人数 | 公開求人2,262件(財務のみ) |
対象エリア | 全国 |
おすすめポイント
30年以上の管理部門・士業に特化した人材サービスの実績があり、そこから得られたノウハウを活かして求職者の転職をサポートします。
また、アドバイザーは財務に精通しており徹底サポートが可能。MS Agentのみが取り扱っている求人が多数あるため、他では条件が合わなかった方にもおすすめです。
- MS Agentのおすすめポイント
- 30年以上の管理部門・士業に特化した人材サービスの実績がある
- アドバイザーは財務に精通しており徹底サポートが可能
- MS Agentのみが取り扱っている求人が多数ある
SYNCA
「SYNCA」は、管理部門に特化した転職サイトです。
基本データ
SYNCA | |
---|---|
URL | https://candidate.synca.net |
求人数 | 51件(財務・開示の合計) |
対象エリア | 全国 |
おすすめポイント
財務に特化したページがあるため、簡単に求人検索することが可能。また、スキルを可視化させるために求職者の市場価値を診断を行い、企業とのミスマッチを未然に防ぎます。
取り扱う求人の幅は広く、中小や大手、ベンチャー企業まであり求職者の可能性を発揮できる企業を紹介。企業に応募することもできますが、企業からのスカウト機能もついていますよ。
- SYNCAのおすすめポイント
- 財務に特化したページがあるため、簡単に求人検索することが可能
- 中小や大手、ベンチャー企業まで取り扱う求人の幅が広い
- 企業からのスカウト機能もついている
Hi Standard
「Hi Standard」は、公認会計士やUSCPAに強みを持つ特化型転職エージェントです。
基本データ
Hi Standard | |
---|---|
URL | https://hi-standard.pro/ |
求人数 | 非公開 |
対象エリア | 全国 |
おすすめポイント
転職市場に詳しいキャリアアドバイザーが求職者及び企業の両方を担当し、ミスマッチを防ぎます。求人の紹介から応募書類の添削、面接対策まで一人ひとりに寄り添ってトータルサポート。
また、キャリアプランを求職者と一緒に考えてもらえるので、希望に沿った仕事への転職のためのトータルプランニングが提供されます。
- Hi Standardのおすすめポイント
- 転職市場に詳しいキャリアアドバイザーが求職者及び企業の両方を担当し、ミスマッチを防ぐ
- 求人の紹介から応募書類の添削、面接対策まで一人ひとりに寄り添ってトータルサポート
- 求職者の希望に沿った転職のためのトータルプランニングを提供
AXIS CONSULTING
「AXIS CONSULTING」は、コンサルタントや経営幹部候補に特化してキャリア支援を提供しています。
基本データ
AXIS CONSULTING | |
---|---|
URL | https://www.axc.ne.jp |
求人数 | 非公開 |
対象エリア | 全国 |
おすすめポイント
未経験からコンサルタントへの転職もサポート。財務としての経験を活かして活躍することが可能です。コンサルタントを熟知したプロにより、求職者の経験や希望にマッチした最適なキャリアプランの提案や、企業のニーズに沿った応募書類の添削や面接対策が受けられます。
- AXIS CONSULTINGのおすすめポイント
- 未経験からコンサルタントへの転職もサポート
- 財務としての経験を活かして活躍することが可能
- コンサルタントを熟知したプロによるキャリア支援を受けられる
コトラ
「コトラ」は、プロフェッショナルやハイクラスに特化した転職情報サイトです。
基本データ
コトラ | |
---|---|
URL | https://www.kotora.jp |
求人数 | 26,272件(全職種) |
対象エリア | 全国 |
おすすめポイント
業界に精通したキャリアコンサルタントが在籍しており、未経験からでもコンサルタントを目指すことが可能。転職体験記が多く記載されており、未経験からの転職成功例も多数あります。
求職者のスキルや可能性を正しく把握して、業界出身の専門チームにより転職活動をサポート。
- コトラのおすすめポイント
- 未経験からでもコンサルタントを目指すことが可能
- 転職体験記が多く記載されており、未経験からの転職成功例も多数
- 求職者のスキルや可能性を正しく把握して、業界出身の専門チームにより転職活動をサポート
ムービン・ストラテジック・キャリア
「ムービン・ストラテジック・キャリア」は、コンサル業界への転職支援実績No.1のエージェントです。
基本データ
ムービン・ストラテジック・キャリア | |
---|---|
URL | https://www.movin.co.jp |
求人数 | 非公開 |
対象エリア | - |
おすすめポイント
コンサルタント未経験でも利用可能で、多様なバックグラウンドからコンサルタントへの支援実績があります。コンサルタント経験者がキャリアコンサルタントをしており、徹底的に求職者と向き合いサポート。
過去に数十万件もの転職支援を行なったノウハウを活かし、面接対策や応募書類の添削などが受けられます。
- ムービン・ストラテジック・キャリアのおすすめポイント
- コンサルタント未経験でも利用可能で、多様なバックグラウンドからコンサルタントへの支援実績あり
- コンサルタント経験者がキャリアコンサルタントをしている
- 過去に数十万件もの転職支援を行なったノウハウを活かして転職を支援
ANTELOPE CAREER CONSULTING
「ANTELOPE CAREER CONSULTING」は金融とコンサルティング業界に特化した転職エージェントです。
基本データ
ANTELOPE CAREER CONSULTING | |
---|---|
URL | https://www.antelope.co.jp |
求人数 | 非公開 |
対象エリア | - |
おすすめポイント
第二新卒から30代をメインに、未経験からコンサルティング業界への支援実績があります。コンサルティング業界に詳しい専門のコンサルタントから求職者に有益な情報を提供し、求職者のキャリアを通した自己実現をサポート。通常の面接はもちろん、ケース面接やモデリンク試験など特殊な面接のサポートも行います。
- ANTELOPE CAREER CONSULTINGのおすすめポイント
- 第二新卒から30代をメインに、未経験からコンサルティング業界への支援実績がある
- コンサルティング業界に詳しい専門のコンサルタントから求職者に有益な情報を提供
- 通常の面接はもちろん、ケース面接やモデリンク試験など特殊な面接もサポート
My Vision
「My Vision」は、コンサルに特化した転職エージェントです。
基本データ
My Vision | |
---|---|
URL | https://my-vision.co.jp |
求人数 | 非公開 |
対象エリア | - |
おすすめポイント
コンサルティング業界が未経験の方でも利用でき、優秀で質の高いコンサルタントにより、コンサル転職の情報提供から、適切なファームや求人ポジションの紹介、選考対策まで幅広く支援します。
また、過去の面接内容を分析し作成した独自の面接対策資料や想定頻出問題集を提供しているため、安心して面接に臨めますよ。
- My Visionのおすすめポイント
- コンサルティング業界が未経験の方でも利用できる
- 優秀で質の高いコンサルタントが転職活動を幅広く支援
- 過去の面接内容を分析し作成した独自の面接対策資料や想定頻出問題集を提供
財務から転職の際は大手総合型転職サービスもチェック!おすすめ6選
次に、財務から転職するのにおすすめの大手の総合型転職サービスをご紹介します。以下の6つのサービスです。
- doda
- リクルートエージェント
- マイナビAGENT
- リクナビNEXT
- ハタラクティブ
- エン転職
こちらも、紹介文中の求人数は2024年8月18日の数字です。では、順に見ていきましょう。
doda
「doda」は、エージェントサービスと一体型の転職サイトです。アドバイザーによるサポートも受けられます。
基本データ
doda | |
---|---|
URL | https://doda.jp/ |
求人数 | 公開求人253,569件 |
おすすめポイント
dodaは求人サイトの中でもトップクラスの求人数を誇っており、その点が大きなメリットです。もちろん扱っている求人の業種・職種も多岐にわたります。
トップページからすぐに職種別のページに移動でき、希望の職種の求人がチェックしやすくなっています。転職エージェントとの一体型なので、アドバイザーのサポートも受けることが可能です。
- dodaのおすすめポイント
- トップクラスの求人数
- 希望の職種の求人がチェックしやすい
- アドバイザーのサポートを受けることが可能
口コミ
自身で業界や職種などのジャンルをある程度決めておく必要はありますが、やはり大手なので案件数については群を抜いて多かったです。毎日のようにメールで新しい求人を送ってもらえ、他の人に人気がある求人や自分の経歴、タイプに合った求人なども色々と届いていました。(引用元:Jobmark)
現在の職種でキャリアアップを目的とした転職なら多くの案件を紹介してもらえるかもしれません。ですが、30代で未経験の職種、現職とは無関係の業種を希望する場合は案件の提示もかなり少なくなります。(引用元:Jobmark)
リクルートエージェント
「リクルートエージェント」は、人材ビジネス大手のリクルートが運営する転職エージェントです。
基本データ
リクルートエージェント | |
---|---|
URL | https://www.r-agent.com/ |
求人数 | 公開求人445,584件 / 非公開求人239,527件 |
おすすめポイント
リクルートエージェントは、何と言ってもトップクラスの求人数が特長です。求人数が非常に多いため、さまざまな業種・職種の求人を多数保有。拠点も関東・関西を中心に全国にあります。
また担当してくれるアドバイザーは、基本的に希望の業種の専門的な知識があります。総合型ながら、一部職種やUターン・Iターンなどは専門サイトも用意されています。
- リクルートエージェントのおすすめポイント
- トップクラスの求人数
- さまざまな業種・職種の求人を多数保有
- アドバイザーは、希望の業種の専門的な知識がある
口コミ
未経験業界、職種違いの転職を希望してリクルートエージェントに登録しました。新しいことにチャレンジしたいタイミングだったので、どんな企業が自分に合いそうかのアドバイスをもらい、30件ほどの求人を紹介してもらいました。また、初回の面接時には面接練習のサポートもしてもらいました。(引用元:Jobmark)
サイトには転職のことを手取り足取り教えます!みたいなこと書いてあるくせに、こちらのなかなかまとまらない気持ちを述べた時も『何が言いたいんですか?結論から述べてください』ということを言われました。(引用元:みん評)
マイナビAGENT
「マイナビAGENT」は、人材サービス大手のマイナビグループによる転職エージェントサービスです。
基本データ
マイナビAGENT | |
---|---|
URL | https://mynavi-agent.jp/ |
求人数 | 非公開 |
おすすめポイント
履歴書や職務経歴書のサポートが充実、初めての転職や未経験の職種希望でも安心して利用可能です。いくつかの業界については特化型のページもあります。
全国に拠点があり、大都市圏以外で仕事を探している人にも最適です。
- マイナビAGENTのおすすめポイント
- 履歴書や職務経歴書のサポートが充実
- 初めての転職や未経験の職種希望でも安心して利用可能
- 大都市圏以外で仕事を探している人にも最適
口コミ
求人の数は色々な業界をカバーした上で非常に多かったし、その情報に関しても「転職活動をする上でこの情報は最低限欲しい」という情報は一通り網羅されているほどその「質」の部分も結構良かったように感じます。(引用元:BEST WORK)
第二新卒として転職ができる年齢だったため、現在とは違う業種の求人を紹介してほしいと依頼したが、紹介された求人は全て現職と同じ業界のものだった。(引用元:みん評)
リクナビNEXT
「リクナビNEXT」は、大手の株式会社リクルートによる定番の転職サイトです。サイトの見やすさや使いやすさにも定評があります。
基本データ
リクナビNEXT | |
---|---|
URL | https://next.rikunabi.com/ |
求人数 | 公開求人169,000件以上 |
おすすめポイント
圧倒的な求人数を誇り、扱っている業種・職種も幅広い内容です。サイトが使いやすいほか、企業と直接やり取りできる仕組みも整備。
「気になるリスト」「オファーを待つ」などを利用すれば、公開求人・非公開求人の企業からオファーがもらえます。そのほか「グッドポイント診断」など自己分析ツールも利用可能です。
- リクナビNEXTのおすすめポイント
- 圧倒的な求人数を誇り、扱っている業種・職種も幅広い
- 企業と直接やり取りできる仕組みを整備
- 公開求人・非公開求人の企業からオファーがもらえる
口コミ
求人数の多さは、利用していて安心感を感じる事が出来ましたし、業種のバリエーションの多さも豊富でした。普通に転職を考えて、転職先を探す上では選んで間違いの無いサイトだと思います。(引用元:みん評)
希望するような求人もあまり多くなく、何かしら特化したタイプの転職サイト(職種や業界に特化したサイト)と比較するとイマイチ精度が低く感じた。(Jobmark)
ハタラクティブ
「ハタラクティブ」は、20代の就職・転職が得意で未経験の求人を多く扱う転職エージェントです。
基本データ
ハタラクティブ | |
---|---|
URL | https://hataractive.jp/ |
求人数 | 公開求人4,350件 |
おすすめポイント
未経験の就職にも強いのが最大の特長です。サポートも手厚く、転職が初めての人におすすめ。求人も未経験OKが多いので応募しやすいでしょう。対応の早さも特長ですぐに求人を紹介してもらえるため、2週間で内定が決まる場合もあります。
ただしすでに述べたように対象は20~30代ぐらいまでの若年層が中心なので、それ以上は対応してもらえません。
- ハタラクティブのおすすめポイント
- 未経験の就職にも強いのが最大の特長
- サポートが手厚く、転職が初めての人におすすめ
- 対応の早さが特長ですぐに求人を紹介してもらえる
口コミ
無料で何度も面談を行なったり、メジャーな就職サイトには掲載されていない独自の求人もあったりしました。その中から自分の希望に合った求人情報を紹介してくれました。面接指導も何度も満足いくまで行っていただき、最終的には一番気に入った企業に転職を成功させることができました。(引用元:みん評)
私は営業職を希望したところ、経験者でないと無理と。このエージェントサイトは未経験でも入社が叶えられるところを武器にして企業説明していなかったか?と思い不信感。(引用元:みん評)
エン転職
「エン転職」は、人材サービス大手の一つエン・ジャパン株式会社による転職サイトです。エージェントサービスも利用できます。
基本データ
エン転職 | |
---|---|
URL | https://employment.en-japan.com/ |
求人数 | 139,904件 |
おすすめポイント
求人は取材の上掲載されており、安心度が高いと言えるでしょう。職種未経験歓迎・業種未経験歓迎の求人も多数あります。転職エージェントとしても利用でき、非公開求人も数多く保有。
サイトが見やすく使いやすいのも特長です。職種別のページやエリア別のページにもすぐに移動でき、検索するのも楽でしょう。
- エン転職のおすすめポイント
- 求人は取材の上掲載されており、安心度が高い
- 職種未経験歓迎・業種未経験歓迎の求人が多数
- 非公開求人を数多く保有
口コミ
細やかに職種や希望要件などで絞り込んで探すことができたので、短時間で希望に近い企業を探すことができました。それぞれの企業についても結構詳しく情報があったので良かったです。(引用元:みん評)
求人内容と実際の業務がかなり違っている。例えば、webマーケティングでの募集なのに、いざ面接で話を伺うと新規開拓の営業がメインの業務だったりと正直時間の無駄であった。面接担当者も応募がくるように業務内容を脚色していると言っていたが、脚色というよりただの詐欺ではと感じた。(引用元:みん評)
まとめ
財務分野から異業種への転職におすすめの業界・職種について、この記事ではIT、コンサルティング、マーケティングなどを挙げて説明しました。
財務担当として培った分析力や予算管理能力などのスキルは、異業種への転職においても高く評価されるポイントです。実際に財務から転職をする場合は、転職エージェントを活用してキャリアチェンジを成功に導きましょう。
この記事を読んだ方がこれまでキャリアを振り返り、より充実した職業人生への一歩を踏み出せることを願っています。