ADHDの方は、仕事を探すときに不安を感じてしまうことがあるのではないでしょうか。面接まで進めないのではないか、面接できても特性のことを批判されるのではないか、採用されても続けられるのかどうか…。

そんなとき転職成功と定着に向けてサポートしてくれるのが転職エージェントです。この記事ではADHDの方におすすめの、オープン就労向けの障害者/障がい者特化型の転職エージェントと、クローズ就労でも利用できる総合型を中心とした転職エージェントの両方を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

なおこれ以降「障がい(障害)」の表記は、「障がい(障害)」を中心に、ほかの単語と結びついている場合は慣例などを参考に使い分けます。

Contents

ADHDの方におすすめの特化型転職エージェント12選

では、早速ADHDの方におすすめの転職エージェントのうち、障害者/障がい者特化型について解説します。次の12のサービスをご紹介します。

  • LITALICO仕事ナビ
  • かべなし求人ナビ(旧:デイゴー求人ナビ)
  • dodaチャレンジ
  • ランスタッドチャレンジド
  • at GPエージェント
  • マイナビパートナーズ紹介
  • 障害者/障がい者雇用バンク
  • アビリティスタッフィング
  • エージェント・サーナ
  • DIエージェント
  • サーチコア
  • LHH転職エージェント Social Partners

いずれもADHDであることを伝えたうえで転職活動ができるサービスです。順に見ていきましょう。

LITALICO仕事ナビは定番で求人も多く使いやすい

「LITARICO仕事ナビ」は、就労移行支援事務所も運営しているリタリコによる転職エージェントです。

障がい(障害)のある方向けの転職エージェントとしては定番です。サイトの作りも、障がい(障害)のある方が自分に合わせた検索がしやすいようになっています。

エリアはどうしても東京が多くなってしまいますが、クリエイティブ系やIT・エンジニア系などADHDの人に適した求人も扱っています

そのほか就労移行支援施設や就労継続支援A型/B型の施設の検索も可能です。コラムによる情報発信も充実しており、情報収集にも役立つでしょう。

LITARICO仕事ナビのおすすめポイント
障がい(障害)のある方が自分に合わせた検索がしやすいサイト
クリエイティブ系やIT・エンジニア系などADHDの人に適した求人を扱っている
就労移行支援施設や就労継続支援A型/B型の施設の検索も可能

基本データ

LITARICO仕事ナビ
公開求人数 3,608件(2025年7月15日現在)
提供サービス 書類添削、面接対策
拠点 東京
URL https://snabi.jp/

口コミ・評判

リタリコというサイトを登録してみるといいかもね

実際、適応障害でしんどかった時にお世話になりましたので(引用元:X

私のいまの、障害者雇用の就職先は、実はリタリコさんのエージェントさん経由なのだ(引用元:X

リタリコ仕事ナビと電話した

障害者雇用の週20時間以上の壁が😢

私の希望勤務日数と時間じゃあ紹介するものないって言われた😔(引用元:X

かべなし求人ナビ(旧:デイゴー求人ナビ)は就労移行支援や就労継続支援も確認できる

「かべなし求人ナビ(旧:デイゴー求人ナビ)」は、障害者/障がい者向けの転職支援サービスです。介護・医療系の人材サービスを展開する株式会社エス・エム・エスが運営しています。

「フレックスあり」「マルチタスクへの配慮」といった、ADHDの人への配慮がある案件を検索可能。求人検索と応募では、キャリアプランナーに相談することができます。案件は東京中心ですが、全国に対応。地方在住で求人が見つからなかった場合も、定期的にチェックするとよいでしょう。

障害者/障がい者枠での転職向け求人のほか、就労移行支援施設や就労継続支援A型・B型も調べることが可能です。

かべなし求人ナビ(旧:デイゴー求人ナビ)ナビのおすすめポイント
ADHDの人への配慮がある案件を検索可能
求人検索と応募では、キャリアプランナーに相談することができる
案件は東京中心だが、全国に対応

基本データ

かべなし求人ナビ(旧:デイゴー求人ナビ)
公開求人数 292件(2025年7月15日現在)
提供サービス キャリアプランナー相談
拠点 東京
URL https://dei-go.com/

口コミ・評判

他のエージェントと比較すると始めたてのサービスで手厚くサポートをしてくれるのではないかと思い登録しました。 実際、担当の方のLINEを用いた密な連絡や書類添削の早さもあり安心して転職活動を行うことができました。 その結果、初めての障害者雇用枠でしたが、希望の条件で内定をもらうことができて満足です。(引用元:キャリズム

身体的な障害があり、転職活動に不安でしたが、キャリアプランナーの方の返信ペースが早く気軽に連絡できたのが良かったです。 希望した条件に合った求人を紹介してくださいました。(引用元:キャリズム

障害者雇用でのエージェントでデイゴー求人ナビは絶対使わない方が良い。希望していない案件しか紹介してくれない(引用元:X

dodaチャレンジは幅広い求人を扱っておりサポートにも配慮あり

「dodaチャレンジ」は、転職エージェント「doda」の障害者/障がい者特化型のサービスです。人材サービス最大手の1つパーソルグループによる運営です。

障害者/障がい者枠のハイキャリア向けの求人も扱っており、求人の幅が広いのが特長です。大手企業や正社員の求人も多数保有しています。ADHDの方におすすめのエンジニア系や在宅の求人もあります。

そのほか個別のサポートが充実。障害者/障がい者採用の専門的な知識や情報を持った専任のキャリアアドバイザーが在籍しており、パーソナリティも考慮した提案が受けられます。

dodaチャレンジのおすすめポイント
障害者/障がい者枠のハイキャリア向けの求人を扱っている
大手企業や正社員の求人を多数保有
専任のキャリアアドバイザーが在籍

基本データ

dodaチャレンジ
公開求人数 非公開
提供サービス 書類添削、模擬面接、企業との調整・交渉代行、入社後フォロー
拠点 東京・大阪・名古屋
URL https://doda.jp/challenge/promo/shutoken01.html

口コミ・評判

みんな、dodaチャレンジ、ええよ。電話面談後すぐに求人沢山紹介してくれた。あとちゃんと大手のお仕事も入れてくれてるから年収高めのとこも紹介してくれてる。受かる受からないじゃなく、希望をもって紹介してくれてるとこが嬉しい。あとヒアリングしっかりしてくれる。(引用元:X

私はdodaチャレンジを使ってキャリアアドバイザーとすり合わせしながら転職をしました(引用元:X

dodaチャレンジで障害雇用求人に応募したら「推薦条件が合わないので推薦出来ません」だって😏(引用元:X

ランスタッドチャレンジドは職歴があってよい条件希望の人におすすめ

「ランスタッドチャレンジド」は、外資系の人材サービス会社ランスタッドによる障害者/障がい者の方向け求人をまとめたページです。

ADHDの方に適しているITエンジニアやWeb・クリエイティブの求人もあります。健常者向けと遜色ない条件の求人も多くあり、給与にこだわりがある方におすすめです。ただし正社員の職歴がないとサポートが受けられない場合もあるなど、条件がよい分やや応募する際の条件も厳しめとなっています。

1都3県と大阪では精神保健福祉士の支援が受けられるのが大きな特長です。

ランスタッドチャレンジドのおすすめポイント
ADHDの方に適しているITエンジニアやWeb・クリエイティブの求人あり
健常者向けと遜色ない条件の求人も多数保有
1都3県と大阪では精神保健福祉士の支援が受けられる

基本データ

ランスタッドチャレンジド
公開求人数 565件(2025年7月15日現在)
提供サービス エージェントサービス
拠点 北海道・山形県・宮城県・福島県・栃木県・茨城県・群馬県・埼玉県・千葉県・神奈川県・東京都・新潟県・静岡県・愛知県・三重県・大阪府・京都府・兵庫県・広島県・香川県・愛媛県・福岡県・宮崎県・熊本県・鹿児島県
URL https://www.randstad.co.jp/challenged/

口コミ・評判

てんかん持ちだけどオープンにして障害者雇用枠で就職してめちゃくちゃ天職だったから多分企業選びが悪いか運がないか別の問題があるか

なお私も新卒時はしこたま落とされて、色々あってから最終的にランスタッドの障害者雇用部門に斡旋してもらった

マジであの時の担当者さんに感謝してる(引用元:X

ランスタッドの障害者向けエージェント、大阪も精神・発達に対応してる。今まで首都圏だけだったんだよね、すごい。(引用元:X

ランスタッドの精神障害求人、一般で働いたことが2-3年あるのが前提とかもうその時点で使えないのですが(引用元:X

atGPエージェントはスカウトサービスもあり

「atGP」は定番転職サービスの1つで、就労移行支援事業など障がい(障害)のある方向けの就労サービスを提供する株式会社ゼネラルパートナーズによる運営です。

転職サイトとして利用できるほか、エージェントサービスも提供しておりさまざまなサポートが受けられます。求人はADHDの方向けのクリエイティブ関連やIT・エンジニア関連も多数保有しています。

さらに2種類のスカウトサービスがあり、「プラチナスカウト」は面接が確約のスカウトです。管理部門に強いハイクラス求人を扱う「atGPハイクラス」もあります。

atGPエージェントのおすすめポイント
転職サイトとして利用できる
求人はADHDの方向けのクリエイティブ関連やIT・エンジニア関連を多数保有
プラチナスカウトは面接が確約されている

基本データ

atGPエージェント
公開求人数 1,387件(2025年7月15日現在)
提供サービス 面接日程調整、志望動機や自己PRのアドバイス、模擬面接、面接後の振り返り、入社日調整、退職相談
拠点 東京・大阪・名古屋
URL https://www.atgp.jp/

口コミ・評判

dodaチャレンジさんとatGPさんはまじで良い。私的にはとても親切だった。感謝しかない。(引用元:X

前回の時はATGPさんが転職のときに「書類これだけ応募しとかないと受かんないっす!」って無理やり応募させて(応募したらキャンセルできない)とかなかったから好印象だし、人にも勧めてるんですよね〜(引用元:X

atGP、書類全然通らないやん笑

障害者雇用無理なのでは(引用元:X

マイナビパートナーズ紹介は特例子会社ならではのアドバイスを企業・求職者に提供

「マイナビパートナーズ紹介」は、マイナビグループの特例子会社である株式会社マイナビパートナーズによる障害者/障がい者に特化した求人紹介サービスです。

大手企業の求人も保有しており、ADHDの方に適した営業職もあります。障がい(障害)に詳しい専門カウンセラーがサポート。運営元が特例子会社のため、企業へのアピールのポイントなどにも精通しており的確なサポートが得られます

また企業が障害者/障がい者を受け入れる際のノウハウも蓄積。企業にアドバイスすることも可能で、掲載求人にも働きやすさが期待できます。

マイナビパートナーズ紹介のおすすめポイント
大手企業の求人を保有している
障がい(障害)に詳しい専門カウンセラーがサポート
企業へのアピールのポイントなどにも精通している

基本データ

マイナビパートナーズ紹介
公開求人数 非公開
提供サービス 書類添削、面接対策、面接の日程調整、入社日の調整、定着支援
URL https://mpt-shoukai.mynavi.jp/

口コミ・評判

マイナビパートナーさんはちゃんと紹介してくれるから良い子のみんなはdodaチャレンジじゃなくてマイナビパートナーを使おうね(引用元:X

マイナビパートナーズ⋯首都圏、関西圏、名古屋という限定。事務職が多かった印象。ただ、求人数が少なめ。マイナビの安心感があるのは、頼れる。(引用元:X

求職中にサイトを拝見して登録申請したが、5日以内にメールか何らかの連絡をしますという自動メールが来たきり、一切連絡なし。(引用元:Google Map

障害者雇用バンクはとくに20代・30代向け求人に強みあり

「障害者雇用バンク」は障がい者/障害者/障がい者の方向けとしては定番の転職サービスです。

とくに20代・30代の障がい(障害)のある方におすすめです。営業系やエンジニア系などのADHDの方に合う求人を多く保有しています。

就労移行支援事業所や就労継続支援事業所の紹介など、トータルな転職・就業サービスを提供。ハローワークの情報もサイト内で確認できます。

障害者雇用バンクのおすすめポイント
20代・30代の障がい(障害)のある方におすすめ
営業系やエンジニア系などのADHDの方に合う求人を多数保有
トータルな転職・就業サービスを提供

基本データ

障害者雇用バンク
公開求人数 1,969件(2025年7月15日現在)
提供サービス 書類選考サポート、面接対策、就労移行支援事業所の紹介
拠点 東京
URL https://syogai-koyo-bank.com/

口コミ・評判

ちなみにおじさんは面接がド下手クソすぎて、障害者雇用バンクのエージェントを頼りました。めちゃくちゃ丁寧だったのでオススメです👍(引用元:X

今の企業は障害者雇用バンクっていう障害者向けのエージェントサイトで入ったんよね。

個人的には結構おすすよね。。。(引用元:X

障害者雇用バンク、半分でもいいからリモートがあるのがいいって言ってるのに全然リモートないとこばっか紹介してくるし、車でしか行けない求人紹介してくるし、クソッ!てなったな😭(引用元:X

アビリティスタッフィングは精神障害者/障がい者に特化しておりフォローも手厚い

「アビリティスタッフィング」は、 リクルートグループが運営する障害者/障がい者向け人材紹介事業です。

精神障害者/障がい者の方向けのサービスで、もちろん精神障害にふくまれる発達障害の方も利用できます。エンジニアや営業など、ADHDの方に適した求人も扱っています。今のところ対応エリアは首都圏なので、東京周辺で仕事を探している方にぴったりです。

求人への応募は、紹介のほか直接応募も可能。さらにフォローが手厚く、定着率が高いのも特徴です。入社後も精神保健福祉士等の資格をもった専門家から、定期的に面談などのサポートを受けることができます。

アビリティスタッフィングのおすすめポイント
精神障害にふくまれる発達障害の方も利用できる
入社後も精神保健福祉士等の資格をもった専門家からサポートを受けられる
フォローが手厚く、定着率が高い

基本データ

アビリティスタッフィング
公開求人数 275件(2025年7月15日現在)
提供サービス 求人照会、入社後のフォロー
拠点 東京
URL https://ability.r-staffing.co.jp/

口コミ・評判

私はリクルートのアビリティスタッフィングを利用しました

今の会社に入社するきっかけにもなりましたが10年近く前のことです

担当してくれた方がとても良い方だったので実際の企業面接前にトレーニングしてくれたり色々お世話になりました(引用元:X

私はハローワークで探してたけど見つからず、リクルートのアビリティスタッフィングに登録したら面接会から就職までこぎつけました。(引用元:X

アビリティスタッフィング全然書類選考通らない…結局障害者雇用は身体だけで精神はお呼びじゃないってこと?(引用元:X

エージェント・サーナは業界トップクラスの求人数で非公開求人が85%

「エージェント・サーナ」は、障害者/障がい者採用支援30年以上となる株式会社イフによる障害者/障がい者専門の転職エージェントです。

求人数が業界トップクラスで、非公開求人も多数。全案件の約85%を占めています。選択肢が多いのが大きなメリットです。ADHDの方に向いている職種では営業職が多めです。なお対応エリアは関東・東海・関西となっています。

またサービスもマッチングがていねいで、入社後のギャップを抑えることにも成功。短期離職率が0.5%ときわめて低い水準を実現しています。

エージェント・サーナのおすすめポイント
求人数が業界トップクラス
全案件の約85%が非公開求人
マッチングが丁寧で短期離職率が0.5%

基本データ

エージェント・サーナ
公開求人数 1,433件(2025年7月15日現在)
提供サービス 就労条件の調整、面談対策、入社後のフォロー
拠点 東京
URL https://www.agent-sana.com/

口コミ・評判

エージェントサーナさん、しっかりしてる😄こんな私に4社も紹介してくれた。ありがとうございます😊どれも大手ばかりで、私には敷居が高いかな😅(引用元:X

私はエージェントサーナというところを利用して、現在障害者枠で働いています。エージェントさんはとても優しいし、頼りがいのある方で、とても良い印象ですよー( ´ ▽ ` )(引用元:X

糞エージェントサーナが勤務地の少なさもさることながら障害内容身体ばかみたいに細分化して精神一括りっておかしいやろがボケカス(引用元:X

DIエージェントは希望に合わせて求人を新規開拓してくれる

「DIエージェント」は、障害者/障がい者の雇用支援・教育事業を行う株式会社D&Iによる障害者/障がい者特化型の転職支援サービスです。

ヒアリングした希望に合わせて、求人を新規に開拓してくれるのが最大の特徴です。ADHDの方の特性を踏まえた提案が期待できます。

提案数が少ないと言われることもありますが、マッチングがていねいなため数が絞られることが理由です。収入アップの事例はもちろん、配慮してもらえる環境への転職の事例もあります。

DIエージェントのおすすめポイント
ヒアリングした希望に合わせて、求人を新規に開拓してくれる
ADHDの方の特性を踏まえた提案が期待できる
マッチングが丁寧

基本データ

DIエージェント
公開求人数 非公開
提供サービス 書類作成サポート、面接対策、求人提案、入社日調整
拠点 東京
URL https://di-agent.dandi.co.jp/

口コミ・評判

障害者雇用を求めてDIエージェントに登録したら、予想の数倍以上の規模の会社からの求人が送られてきてビビる……40のオッサン障害者に社保完備でねんしう400万のきうじんて……(引用元:X

DIエージェントとの面談終わったのだ!!怖い人が来るかもって思ってたけど優しく丁寧な対応で良かったのだ(引用元:X

障害者就職支援のDIエージェント、登録しても全く1つたりとも紹介無いし

直接電話もしたのに、以降連絡は「紹介できる求人がない」との定型文メールしか来ないし(引用元:X

サーチコアは事務系・IT系特化のサイト/エージェント一体型で年収400万円以上も狙える

「サーチコア」は、障がい(障害)のある方のための事務系・IT系に特化した就職/転職情報サイトです。転職サイトではありますが、転職支援サービスも提供しており転職エージェントとしても利用できます。障害者/障がい者雇用に取り組むサーチコア株式会社が運営しています。

エージェントサービスを利用すれば、年収400万円以上も可能です。英語力が活かせる求人など、スキルを磨いてきた方向けの求人も扱っています。

求人開拓にも対応しているので、ADHDの特性に合わせた求人を探してくれるでしょう。なお現在は首都圏の1都3県が対象エリアとなっています。

サーチコアのおすすめポイント
エージェントサービスを利用すれば、年収400万円以上も可能
スキルを磨いてきた方向けの求人も扱っている
求人開拓にも対応している

基本データ

サーチコア
公開求人数 137件(2025年7月15日現在)
提供サービス 応募書類添削、推薦文、面接日程調整、面接対策、入社時の交渉、アフターフォロー
拠点 東京
URL http://www.search-core.co.jp/

口コミ・評判

障害のある方の就職で親身に アドバイスをいただける エージェント さんだと思います。(引用元:Google Map

これまで何社か転職エージェントのお世話になりましたが、一番きめ細かく丁寧にサポート頂きました。

過去1番条件をつけた転職でしたが、希望に見合った求人をご紹介いただき、転職できたのもありがたかったです。(引用元:Google Map

もう何カ月立つかわからないが、何の連絡もない。問い合わせたみたら、何もないとの答えだった。何もないならないで、連絡してくればいいのに。(引用元:Google Map

LHH転職エージェント Social Partnersはステップアップ転職や年収アップに強みあり

「LHH転職エージェント Social Partners」は、障害者/障がい者採用の専門的な知識を持つコンサルタントによる転職支援サービスです。世界的な人材サービス大手アデコグループが提供しています。

障害者/障がい者支援専門のコンサルタントが在籍、適切なサポートを提供。もちろんADHDをはじめとした発達障害の方の転職にも対応しています。

またもともと障害者/障がい者枠以外の人材サービスのため、ステップアップの転職支援も得意だと言えるでしょう。ADHDの方の年収アップの事例もあります。

LHH転職エージェント Social Partnersのおすすめポイント
障害者/障がい者支援専門のコンサルタントが在籍
ステップアップの転職支援も得意
ADHDの方の年収アップの事例あり

基本データ

LHH転職エージェント Social Partners
公開求人数 425件(2025年7月15日現在)
提供サービス 求人提案、応募に関するアドバイス、面接日程の調整、企業との調整
URL https://jp.lhh.com/occupation/socialpartners

口コミ・評判

障害者雇用の就職/転職活動ではあまり話題に上ることはないですが、私は転職にあたってSocial Partnersを使いました。アデコグループ自体が外資系だからなのか、外資系企業への転職に強い印象。コンサルタントの方には大変お世話になりました。(引用元:X

書類選考が通ったときは、応募した企業の面接の想定質問を教えてもらえます。実際に面接を受けた際も想定から大きなずれを感じなかったので面接も戸惑いはありませんでした。(引用元:うつ病経験者の日記

障害者雇用の転職エージェントLHHの初回面談、まさかの10分で終了。「30〜60分の面談」って事前説明やったのに。しかも、こっちが話してる途中で通話切られて、最後の挨拶もなかった(引用元:X

ADHDの方におすすめの転職エージェント5選

続いて、ADHDの方が利用するのにおすすめの一般就労向けの転職エージェントについてまとめます。以下の5つです。

  • ハタラクティブ
  • キャリアスタート
  • DYM就職
  • リクルートエージェント
  • doda

クローズ就労はもちろん、そのとき保有している求人の種類など条件が合えば障がい(障害)を伝えても対応してもらえるでしょう。順に見ていきます。

【まずはチェック!!】求人数の多い大手転職サービスが人気!おすすめの求人数比較表!

大手転職サービスの取り扱い求人件数を独自調査。転職サービスの専任担当者が最新の取り扱い求人情報を確認し、求人数比較表にまとめています。転職活動にあたってはエージェントやサイトを積極的に活用しましょう。まずは一通りサービスを体験してみて自分にあったサービスを見つけることをおすすめします。比較表はこちら。

右にスクロールできます

おすすめ リクルートエージェント doda マイナビAGENT リクナビNEXT パソナキャリア ビズリーチ リクルートダイレクトスカウト マイナビ転職 エン転職 JACリクルートメント type
特色 全年代・全業界 全年代・全業界 全業界 全年代・全業界 ハイクラス・女性向け ハイクラス全年代・業界 ハイクラス・全年代 全年代・全業界 全年代・全業界 ハイクラス 全業界・首都圏
求人数 610,813件 253,488件 非公開 1,184,000件以上 49,382件 174,801件 526,623件 非公開 103,884件 22,265件 2,485件
求人の豊富さ
ポイント 非公開求人も多数 エージェント・サイト両方の利用が可能 地方の求人も充実 企業からのオファーあり オファーも受けられる 2種類のスカウトあり 登録するとスカウトが多数届く スカウトサービスあり 利用者の満足度が高い コンサルタントのサポートが手厚い とくにエンジニア、20代、女性の求人に強み

2025年8月29日調査:各転職エージェントの取り扱い求人件数・各転職サイトの掲載求人数

ハタラクティブはサポートが手厚く初めての転職・就職にもおすすめ

ハタラクティブ

「ハタラクティブ」は、フリーター・既卒・第二新卒など20代の就職・転職が得意な転職エージェントです。

未経験・フリーターの就職にも強いのが最大の特長です。サポートも手厚く親身なので、気後れすることなく転職活動をすることが可能。ADHDの方も相談しやすいでしょう。

適職診断を提供しているので、自分の強みがわからなかったりキャリアプランの方向性に迷っていたりする場合も参考になります。もちろんアドバイザーに相談することも可能です。

ハタラクティブのおすすめポイント
未経験・フリーターの就職にも強い
サポートが手厚く親身でADHDの方も相談しやすい
適職診断を提供している

基本データ

ハタラクティブ
公開求人数 5,241件(2025年7月15日現在)
提供サービス アドバイザー、LINE相談
拠点 東京・大阪・横浜・名古屋・福岡
URL https://hataractive.jp/

口コミ・評判

とにかくサポート体制がしっかりしていて、職務経歴書の書き方から面接の受け方まで徹底的に教えてもらえます。お陰で自分のような求職活動の苦手な人間でも無事正社員へと転職成功しました。(引用元:みん評

無料で何度も面談を行なったり、メジャーな就職サイトには掲載されていない独自の求人もあったりしました。その中から自分の希望に合った求人情報を紹介してくれました。

面接指導も何度も満足いくまで行っていただき、最終的には一番気に入った企業に転職を成功させることができました。私自身にしっかりと向き合ってくれたので、満足しています。(引用元:みん評

もう障害者雇用枠でいいやってなりました

現にネットのハタラクティブの転職エージェントには断られました

病気、治してから来てくださいって(引用元:X

キャリアスタートは職歴なしからの実績も多く内定率・定着率も高い

「キャリアスタート」は、若手のキャリア形成を応援する第二新卒・既卒専用の転職エージェントです。

20代に特化したサービスだけあり、第二新卒の転職はもちろん職歴のない既卒やフリーターからの就職の実績も多数あります。

マッチングから面接対策までアドバイザーのサポートもていねいで、それは数字にも現れています。内定率は80%以上、転職してからの定着率は90%以上と高い水準。20代に限られますが、ADHDの方も相談してみるとよいでしょう。

キャリアスタートのおすすめポイント
面接や書類作成のサポートを提供
内定率は80%以上
マッチングの精度が高く、転職後の定着率は90%以上

基本データ

キャリアスタート
公開求人数 非公開
提供サービス 面接トレーニング、書類作成サポート
拠点 東京・大阪
URL https://careerstart.co.jp/

口コミ・評判

失敗もありましたが、キャリアサポーターの方と伴走して転職活動が進められたことで、本当に大きな喜びや心強さがありました。その結果、一番に希望していた会社への内定がかないました。(引用元:Google Map

我ながら厳しい条件で仕事を探していたのですが、他社では「紹介できる企業がない」「書類で落ちた」と言われ、そこで担当者とのやり取りが途絶える中、1番親身に熱血に関わってくれたのがキャリアスタートでした。(引用元:Google Map

最初は丁寧に対応してくださったのですが、通院があると言った数日後の電話で「企業は探したけど、通院してるから、もし〇〇さんに何かあったら企業側が保証できないとかなんとかで対応できないから断られた。マイナビとか見て自力で探してください」と言われました。(引用元:Google Map

DYM就職は未経験可・研修充実の求人が多く入社後のフォローもあり安心

「DYM就職」は、既卒・フリーター・ニートの就職に強い転職エージェントです。未経験可、研修充実などの企業の求人が多いのが特長です。

未経験の仕事でも、マッチングを意識した提案が受けられます。もちろんサポートもしっかり受けられて安心です。ADHDの方も相談してみる価値があるでしょう。

内定後の調整やフォローはもちろん、入社後もフォローが可能です。とくにIT系は成長業界でありながら人手不足ですが、未経験からのチャレンジOKのIT系求人も多く転職後も安定が期待できます。

DYM就職のおすすめポイント
未経験可、研修充実などの企業の求人が多い
内定後の調整やフォローはもちろん、入社後もフォローが可能
未経験からのチャレンジOKのIT系求人も多い

基本データ

DYM就職
公開求人数 非公開
提供サービス 面接対策、退職・入社手続きの相談
拠点 東京・仙台・名古屋・京都・大阪・福岡・札幌・広島
URL https://www.dshu.jp/

口コミ・評判

こちらが積極的に働きたい意思を見せると担当者の方も良く対応してくれます。

面接の練習も「ここは〜〜の言い方に変えようか」等指摘してもらえる上、相手に良い印象を与えるならどんな話し方や表現をすればいいかも丁寧に教えて頂けました。(引用元:Google Map

私を担当してくださったエージェントの方はとても丁寧で親身になってサポートしてくれました。これまで正社員の経験が無く、年齢的にも30代ということもあり色々不安がありましたが、相談させていただいていくうちに前向きな気持ちになっていきました。(引用元:Google Map

マニュアルなのか担当してくれたエージェントの方のやり方なのか知りませんが、全体的に作業感が凄く感じられました。(引用元:Google Map

リクルートエージェントは圧倒的な求人数で定番・王道のサービス

「リクルートエージェント」は、人材ビジネス大手のリクルートが運営する転職エージェントです。

何と言ってもその求人数の多さが特長です。ADHDの方にも適している営業・技術系を中心に、あらゆる業種・職種をカバー。選択肢が多くなるので、転職成功の実績も多くなっています。

また業界に精通したアドバイザーが在籍しており、希望の業種の専門的な知識のあるアドバイザーからアドバイスを受けることが可能です。もちろん仕事の紹介にはじまり、書類作成のサポート、面接対策も実施しています。

リクルートエージェントのおすすめポイント
求人数の多さに強みあり
ADHDの方にも適しているあらゆる業種・職種をカバー
業界に精通したアドバイザーが在籍している

基本データ

リクルートエージェント
公開求人数 585,765件(2025年7月15日現在)
提供サービス 提出書類の添削、面接対策、独自に分析した業界・企業情報の提供
拠点 東京・北海道・宮城・宇都宮・さいたま・千葉・横浜・金沢・新潟・長野・静岡・名古屋・京都・大阪・神戸・岡山・広島・高松・福岡
URL https://www.r-agent.com/

口コミ・評判

今回初めてリクルートの転職エージェントとやらのお世話になったけど、「明日がこの書類の期限ですよ」みたいなリマインドとかしてくれるし、模擬面接とか履歴書チェックとかもしてくれてめっちゃ助かった

特に鬱陶しいくらいリマインドしてくれるのがADHD民にとってありがたすぎた(引用元:X

担当してくれたエージェントさんはすごく親切な方でした。エージェント代理で日程調整や書類提出の対応をしてくださるサポート事務局の方も丁寧です。リクルートに限らず、合う合わないや当たり外れはどうしてもあると思います。(引用元:みん評

精神疾患について理解がない人はいますよね。私はリクルートエージェントの人と転職面談をしたときに「適応障害があと何日で治るのか、お医者さんに聞いてきてください。」と言われました。それが分かったらこんなに苦労しないのに。(引用元:X

dodaはエージェント/サイト一体型で条件のよい非公開求人も多い

dodaは、人材ビジネス大手のパーソルグループが提供する転職サイトです。エージェントサービスと一体型で、アドバイザーによるサポートも受けられます。

dodaも求人数が多いのが大きなメリットとなっています。また非公開求人も条件が良いものが多いと高評価を受けています。

サイトとエージェントの一体型なので、自分で求人を探して応募することも可能。自由度が高いのも使いやすいポイントです。ADHDの方にとっても利用しやすいでしょう。

dodaのおすすめポイント
エージェントサービスと一体型
求人数が多く、非公開求人も条件が良い
自分で求人を探して応募することが可能

基本データ

doda
公開求人数 249,376件(2025年7月15日現在)
提供サービス 応募書類や面接対策のサポート、転職活動の手続き代行、スカウトサービス、年収査定、合格診断、レジュメビルダー、各種オンライン診断(自己PRなど)
拠点 東京・横浜・札幌・仙台・静岡・名古屋・大阪・京都・神戸・岡山・広島・福岡・鹿児島
URL https://doda.jp/consultant/

口コミ・評判

私が職選びや面接や転職後のことで抱える不安や疑問にも一つ一つ答えて下さり、大変心強かったのが印象的でした。レスポンスに関しては、まれに時間がかかることもありましたが、全体的に満足しています。(引用元:みん評

非常に親身になって話を聞いてくれて、面談の感想や今後の悩みなども素直にお話することができました。求人も他の転職エージェントからは紹介されない求人を多く紹介してくれました。(引用元:みん評

当時は適応障害で焦りとかあったからしゃーないとは言えもうちょい考えなあかんかったな

dodaのエージェントクソ過ぎるわ(引用元:X

転職エージェントと転職サイトの違いを確認

ここで、転職エージェントと転職サイトの違いについて確認しておきましょう。また転職エージェントは、さらに以下の2つのタイプに分けられます。

  • 総合型転職エージェント
  • 特化型転職エージェント

1つずつ解説していきます。

転職エージェント

「転職エージェント」は、転職サービスの中でも転職活動のサポートをしてくれるのが大きな特徴だと言えます。具体的には、求人の提案、書類添削、面接対策、企業との調整や交渉などのサポートが提供されています。

また、登録したり担当者から直接教えてもらったりしないと知ることができない非公開求人があるのも、特徴であり転職サイトとの違いでもあります。

そのほか、エージェント経由でないと応募できず、自分で応募できないエージェントも少なくありません。その点も特徴だと言えるでしょう。

そして転職エージェントは、総合型と特化型に分けることができます。

総合型転職エージェント

総合型の転職エージェントは、職種や求職者の年齢などで限定せず幅広い求人を扱うタイプです。ノンジャンルの求人で数も多くなりがちなため、総合型の転職エージェントサービスを提供しているのは大手の人材サービス会社が多い傾向があります。

どちらかと言えば広く浅くさまざまな種類の求人を扱うので、自分の希望する求人とは違う求人も多いと言えるでしょう。しかし希望に合う求人に出会える確率も比較的高くなります。

特化型転職エージェント

特化型の転職エージェントは、職種や求職者の属性などによって限定した求人を扱うタイプのエージェントです。ジャンルが絞られるため求人はその分少なくなりますが、自分に合う特化型ならマッチする求人が多く効率よく求人を探すことができるのがメリットです。

障害者/障がい者特化型のエージェントも数多く存在しています。ただし障害者/障がい者特化型を利用する場合、基本的に手帳を持っていることが前提です。

また障害者/障がい者特化型にもさまざまなタイプがあり、身体・精神・発達すべての障がい(障害)を扱うエージェントもあれば精神に特化しているエージェントもあります。

転職サイト

転職サイトは、掲載されている求人から自分で検索して応募するタイプのサービスです。

転職サイトでは転職活動のサポートはありません。その点が転職エージェントとの大きな違いです。サポートは受けられませんが、そのぶんすべて自分で決めることができて自由度が高いとも言えます。クローズ就労を目指す場合に適しています。

また、非公開求人がないのも転職エージェントとの違いです。

ADHDの方向け転職エージェントの選びのポイント

続いて、ADHDの方向け転職エージェントの選びのポイントについてまとめます。以下の点が挙げられます。

  • オープン就労かクローズ就労かを決める
  • 希望に合う求人が多いサービスを選ぶ
  • 初めは複数を併用して絞り込んでいく

順に見ていきましょう。

オープン就労かクローズ就労かを決める

まず、オープン就労にするかクローズ就労にするかを決めましょう。

オープン就労は障がい(障害)を開示して転職活動・就労するスタイルです。クローズ就労は障がい(障害)を開示せずに転職活動・転職するスタイルです。

オープン就労は配慮が受けられる反面、求人の選択肢が狭まり給与など条件も下がるのが一般的です。

クローズ就労は健常者の転職と同じなので、条件がよく求人数が多いのが最大のメリットです。ただし配慮が受けられないというデメリットがあります。

クローズの場合は、総合型の転職エージェントや転職サイトを利用します。オープンの方は障害者/障がい者特化型です。ただし一部の総合型でも障害者/障がい者枠の求人を保有しており、オープン就労でも利用できます。

希望に合う求人が多いサービスを選ぶ

オープンかクローズかが決まると、おのずとサービスが絞り込まれていきます。すでに述べたようにオープンなら障害者/障がい者特化型、クローズなら総合型が一般的です。

またさらに細かく見ていくと、オープンなら自分と同じ障がい(障害)のある方の実績が多いところを選びましょう。たとえば障がい(障害)の種類で見た場合に、すでにご紹介したアビリティスタッフィングのように精神障害専門のサービスもあります。

クローズなら、自分が希望する職種や業界の求人・実績が多いところを選びましょう。条件が合うなら、もちろん健常者向けの業種特化型エージェントなどもおすすめです。

初めは複数を併用して絞り込んでいく

初めは複数のエージェントに登録して、相性や対応を見ながら絞り込むのが賢い利用方法でおすすめです。

組み合わせは自分の状態の程度に合わせて自分にメリットがあるように選びましょう。たとえば複数の障害者/障がい者特化型に登録したり、障害者/障がい者特化型と総合型の組み合わせたりするパターンが考えられます。業種にこだわりがあるなら、障害者/障がい者特化型と業種特化型、総合型と業種特化型の組み合わせもよいでしょう。

ADHDの方が転職エージェントを利用するメリット

ADHDの方が転職エージェントを利用するメリットについて解説します。具体的には以下の点が挙げられます。

  • 条件を理解したうえで求人を紹介してもらえる
  • 将来のキャリアプランを考えてくれる
  • 選考のためのサポートが受けられる
  • 企業との調整・交渉を代行してくれる

ADHDの方に限らないメリットもありますが、とくにADHDの方にとって助けになる点もあるでしょう。順に見ていきます。

条件を理解したうえで求人を紹介してもらえる

まず1つ目のメリットは、条件や特性を理解したうえで求人を紹介してもらえる点です。オープンでもクローズでも希望をヒアリングしてから提案してもらえます。そのためオープンはもちろんクローズでも、希望の条件や苦手なことなどを伝えておくと希望を踏まえた提案が受けられます。

また困りごとや不安がある場合は相談に乗ってくれるでしょう。とくに特化型でオープン就労を希望するなら、より具体的な相談が可能でくわしいアドバイスが受けられます。

将来のキャリアプランを考えてくれる

次に、将来のキャリアプランを考えてくれる点が挙げられます。もちろん希望をヒアリングしたうえで考えてくれるので、一方的に押し付けられるわけではありません。この点もオープン/クローズ共通ですが、やはりオープン就労向けの障害者/障がい者特化型のエージェントの方が実情に合ったプランを立ててもらえるでしょう。

ただし依存しすぎてはよくありません。

自分の人生をどうしていくかということなので、自ら考える積極性も必要です。

選考のためのサポートが受けられる

さらに、選考のためのサポートを受けられる点も心強いでしょう。提出書類の添削、面接対策などが一般的です。志望動機・自己PR・性格などについてのアドバイスを受けることで、適切な言い回しで特性をうまく伝えることが可能になります。応募先企業の情報に基づいて、興味を持ってもらえるアピールができるでしょう。

面接対策は模擬面接を行ってくれるエージェントも少なくありません。繰り返し練習することが可能です。

企業との調整・交渉を代行してくれる

また、企業との調整や交渉を代行してくれるのもエージェントならではです。具体的には、面接の日程調整、勤務条件や配慮の交渉、入社日の調整などが挙げられます。

とくに条件面の交渉は、個人だとどのぐらい希望を押し出してよいのかわかりづらいものです。しかしエージェントなら、経験により希望を伝えてよい範囲を理解していたり、うまく交渉する技術に長けていたりします

コミュニケーションが苦手な場合も

安心して任せられるでしょう。

ADHDの方が転職を成功させるポイント

次に、ADHDの方が転職を成功させるポイントについてまとめます。以下の点が挙げられます。

  • 自身の障がい(障害)特性と必要な配慮を理解する
  • 条件に合わない仕事は避ける
  • 徐々に慣らしていくつもりで仕事を探す
  • 専門家のサポートを受ける

順に見ていきましょう。

自身の障がい(障害)特性と必要な配慮を理解する 200

まず、自身の障がい(障害)特性と必要な配慮を理解することが大切です。自分が苦手に感じること、自分にとってストレスになることを自覚しましょう。苦手なこと、ストレスのもとを避けることで、ストレスを減らして満足度を高められます。またどの程度苦手に感じるかも理解しましょう。

それらをもとにすると、配慮してほしいことが明確になります。たとえば程度が軽いならクローズやセミクローズが選択肢になります。しっかりした配慮が必要ならオープンで障害者/障がい者枠が選択肢となるでしょう。

このように、自分の状態に合わせた条件が絞られるようになります。

条件に合わない仕事は避ける

また条件に合わない仕事は避けるようにしましょう。やりたい仕事よりも、まずはストレスを感じづらい仕事を選ぶ方が長い目で見るとよいためです。

とくに焦ってくると条件を下げたり妥協したりしがちです。しかし条件から外れた企業に入ってしまうと、結局続かない可能性が高いと言えるでしょう。

徐々に慣らしていくつもりで仕事を探す

また、徐々に慣らしていくつもりで仕事を探すことも重要です。

給与ややりがいなどに関しては、いきなり高いレベルを求めない方が長い目で見ると得策です。まずは継続して働いたという実績をストレスの少ないところで作って、少しずつ希望に近づける方が現実的です。

具体的には、初めは短時間や出勤日数が少ない求人が適しています。場合によっては、就労移行支援や就労継続支援の利用も考えることも選択肢になるでしょう。

専門家のサポートを受ける

また専門家のサポートを受けながら転職活動を進めることも大切です。症状や状態に関しては主治医やカウンセラー、転職活動においては転職エージェントのアドバイザーやハローワークの相談窓口などに相談しながら活動しましょう。

主観的になりすぎるのを抑えて、客観的な意見がもらえるのが最大のメリットです。

ADHDの方が転職エージェントを利用するときの注意点

次に、ADHDの方が転職エージェントを利用するときの注意点について解説します。以下の点があります。

  • 希望に合わない求人に応募する必要はない
  • 経歴やスキルは正直に伝える
  • 同じ求人に複数のエージェントから応募しない
  • 転職時期が決まっていないとサポートが受けられないこともある
  • キャリアアドバイザーと合わないときは交代してもらう

1つずつ見ていきましょう。

希望に合わない求人に応募する必要はない

まず、希望に合わない求人に応募する必要はありません。紹介してもらったらすべて応募しなくてはいけないわけではありません。希望に合わない求人には無理して応募しなくてよいので、転職エージェントにもそう伝えましょう。

応募を無理強いしてくるエージェントは、成績など自分の都合を優先している可能性もあります。しつこい場合は、利用を控える、担当者を代えてもらうなど対処した方がよいかもしれません。

ただし本命の練習として応募するような場合は、希望に合わなかったとしてもメリットがあります。理由を確認して判断しましょう。

経歴やスキルは正直に伝える

また、経歴やスキルは正直に伝えなくてはなりません。よい条件の求人を紹介してもらいたい、都合の悪いことは隠しておきたいというような場合も事実を伝えましょう。

ウソがばれた場合、エージェントとの信頼関係が壊れてしまいます。経歴詐称などは退会させられるリスクもあります。やはり正直に伝えることが大切です。むしろすべて正直に話して、どうしたら企業に上手に伝えられるか相談する方がよいでしょう。

同じ求人に複数のエージェントから応募しない

また、同じ求人に複数のエージェントから応募してはいけません。

企業から見ると、入社が決まった場合は紹介してきたエージェントに報酬を払います。しかし複数から応募すると、どのエージェントに報酬を払うか問題になってしまいます。そのため転職エージェントでは、ほかのエージェントから応募済みの求人に応募することは認められていません。

応募時にエージェントにバレなかったとしても、氏名や経歴が同じ人から応募があれば企業側はすぐ気が付きます。転職エージェントにバレたら紹介してもらえなくなるリスクがあります。

ただしほかのエージェントで断られた場合に再チャレンジするのは、状況次第ではOKです。とくにほかのエージェントの社内選考で落ちていた場合は、企業に評価してもらえる可能性が残っています。再チャレンジする価値があると言えるでしょう。

転職時期が決まっていないとサポートが受けられないこともある

転職時期が決まっていないとサポートが受けられないこともあります。転職への熱意が低いと受け取られるためです。

エージェントは、紹介した人が入社するとその企業から報酬を受け取ります。そのため可能性が高い人が優先される傾向があります。とくに、率直なところ障害者/障がい者向けの求人は数が少ないのが実情です。そのため、あまり熱意のない人にわざわざ案件を紹介してくれる可能性は低いと言えるでしょう。

あまりはっきりしていない場合でも、3か月以内希望などある程度具体的な数字を伝えるのがおすすめです。

キャリアアドバイザーと合わないときは交代してもらう

キャリアアドバイザーと相性が悪い、対応がよくないと感じたら交代を依頼しましょう。自分の転職の成功にかかわることなので、気を遣う必要はありません。申し出てもまったく問題ありません。本人に言いづらい場合は、カスタマーセンターや問い合わせフォームからでもよいでしょう。

ただし本当に対応がよくないかは、冷静に判断することが大切です。タイミングなどによってはどうしても求人を紹介できない場合もありますし、合否は企業が決めるものです。不満に感じることがあっても、担当者のせいではない場合も十分ありえます。

状態によっては就労移行支援サービスも検討する

就労がまだ難しい状態なら、まず就労移行支援サービスを利用するのもおすすめです。

就労移行支援サービスでは、仕事をするのに当たって必要な対人関係の築き方や就職にじかに役立つスキル習得などができます。障害者手帳がなくても利用できるケースもあります。

利用する際は、通いやすいか、どんなことが学べるかなどをポイントに選ぶとよいでしょう。

適職を探すための手順

次に、適職を探すための手順について解説します。以下の流れで行います。

  1. ADHDの特性を理解する
  2. 深い自己分析を行う

順に見ていきましょう。

1. ADHDの特性を理解する

まず、ADHDの特性を理解しましょう。ADHDの場合、「不注意型」「多動・衝動型」と両方の特性を持つケースがあります。ADHDの典型的なパターンを知ることで、自分でも気づいていなかった特性がわかる可能性があります。

2. 深い自己分析を行う

続いて、深い自己分析を行います。初めに確認した一般的な特性のうち、自分はどんな傾向があるか、どんなことをしがちかを理解しましょう。自分個人の特性を理解することで、避ける、仕組み作りでカバーするなど苦手なことにも対処できるようになります。

自己分析の方法

自己分析を行う際は、まず自分で自分の性格や長所・短所を書き出してみるとよいでしょう。文字にして可視化するのがポイントです。似ている内容を並べてみたりすると、自分の傾向が見えてくることもあります。自分では見つけにくい場合は、過去のエピソードから性格を導き出したり、好き・嫌い、得意・苦手を考えてみたりするとよいでしょう。

そのほかには、周りの人に聞くという方法があります。普段からよく接している家族や友人に聞いてみましょう。客観的な意見を言ってくれるはずです。

また、転職エージェントなどが提供している性格診断も参考になるでしょう。

面接ではADHDを上手に伝える

面接ではADHDを上手に伝えることが大切です。以下の側面から解説します。

  • ADHDの方が面接に苦手意識がある理由
  • 苦手なことや困りごととその対策を伝える
  • 必要なサポートを伝える

オープン就労なら、先方も事前にADHDということは理解しています。そのため相手の質問に答えれるだけでよいでしょう。これから解説する内容は、オープン就労でない場合にどのように伝えるかの参考になるものです。

ADHDの方が面接に苦手意識がある理由

ADHDの方が面接に苦手意識がある理由にはいくつか理由があります。主な例としては以下が挙げられます。

  • 相手の話していることがよく理解できない
  • じっとしていられない
  • 支離滅裂な回答をしてしまう

過緊張になるととくにうまくやり取りができなくなりがちです。過緊張を防ぐためには、面接中なら深呼吸する、あらかじめ時間をかけて練習するなどが有効です。やり取りできる状態であるという前提で、、どのような内容を伝えるべきか見ていきましょう。

苦手なことや困りごととその対策を伝える

面接では、苦手なことや困りごととその対策を伝えましょう。得意なことのアピールよりもある意味で重要だと言えます。

どのようなことが苦手か、困りごとになるかを率直に言葉にします。そのうえで、自分でそれに対してどのように対策しているかも伝えましょう。対策していると伝えることで、相手の印象がよくなります。

必要なサポートを伝える

自分で対処しきれないことについては、必要なサポートを伝えましょう。どのようなサポートがあると困りごとが起こらないかを事実に基づいて言葉にしてください。

またサポートがあればどんな力を発揮できるかも伝えると、先方へのアピールにもなります。評価につながるかの末井もあります。

ADHDの方に向いている職業

最後に、ADHDの方に向いている職業について解説します。以下のような仕事だと言えるでしょう。

ADHDの方に向いている職業
  • 集中して取り組める仕事
  • 自分のペースで進められる仕事
  • 勤務時間の自由度が高い仕事
  • クリエイティブ系の仕事

順に解説していきます。オープン就労では上記の環境を整えるよう配慮されることも少なくありませんが、クローズ就労では自分で仕事内容や職場環境を確認する必要があります。自分の特性も考えながら参考にしてみてください。

集中して取り組める仕事

まず、集中して取り組める仕事です。ADHDの方はスケジュール管理が苦手な傾向があります。またマルチタスクが苦手な人も多いでしょう。そのため、1つのことに集中できる職場であれば、スケジュール管理やマルチタスクの必要なしに仕事に取り組むことができます。

クリエイティブ系の仕事は比較的集中して進めることができるでしょう。またほかの職種でも、職場の環境や配慮により集中しやすくなっているケースもあります。

自分のペースで進められる仕事

さらに、自分のペースで進められる仕事にも向いています。具体的には、締め切りなどで急かされないような仕事です。営業、プログラマー、エンジニアなどは自分のペースで進められることが多いでしょう。

ただしいずれもコミュニケーションが必要な点には

注意してください。

また一般に、プログラマーやエンジニアには締め切りがある点にもご注意ください。さらに営業は、ノルマが課せられている場合、達成するために急いだり業務が一時期に集中したりすることもあり得ます。

勤務時間の自由度が高い仕事

勤務時間の自由度が高い仕事も、ADHDの人にとって働きやすいと言えるでしょう。スケジュール管理が苦手でも、あまりマイナスにならないからです。

具体的には、フレックスやコアタイムの決まっていない在宅ワークなどです。あるいはシフト制で、毎日決まった時間に出勤する必要がないといったケースも当てはまります。

職種については、いろいろなパターンがあります。正社員でもクリエイティブ系やIT系などは比較的自由度が高いと言えるでしょう。

クリエイティブ系の仕事

また、クリエイティブ系の仕事も向いています。ADHDの方には、創造性や独創性がある方も多くいるからです。自由な発想ができるなど特性がプラスに働きます。とくに好きなことなら集中力も高まるためなおさらです。

具体的には、デザイナー、イラストレーターなどの仕事があります。

クリエイティブ系の仕事は仕事の進め方や勤務体系も自由度が高いことが多く、

その意味でもADHDの方にとって働きやすいと言えるでしょう。

転職エージェント利用の流れ

最後に、転職エージェントを利用する際の流れをまとめます。多少エージェントによって異なる可能性もありますが、一般的には以下の流れです。

  1. 登録
  2. 面談
  3. 求人紹介と応募
  4. 履歴書添削と面接対策
  5. 内定・条件交渉
  6. 入社と入社後フォロー

順に見ていきましょう。

1. 登録

登録は、基本的に公式サイトから行います。サイトの中に申し込みフォームや入力ページへのリンクがあるのが一般的です。

必要事項を入力していくだけです。すでに述べた通り正直に入力しましょう。

2. 面談

登録が済むと、エージェント側から連絡があります。日程を調整して面談を行います。禁煙はオンラインや電話に対応していることがほとんどです。

入力した内容をもとに、現在の就労や症状の状況や希望などをヒアリングしてもらいます。経歴や質問したいことをまとめておくとスムーズでしょう。

3. 求人紹介と応募

ヒアリングした希望などをもとに、求人を紹介してもらえます。ただしタイミングによっては紹介できる求人がないこともあります。理解しておきましょう。

応募したい企業があれば応募へと進みます。エージェント側が代行して応募してくれるのが一般的です。エージェントによっては社内選考がある場合もあります。

4. 履歴書添削と面接対策

応募に当たっては、履歴書や職務経歴書の添削が受けられます。

アドバイザーは企業の募集の背景などを理解しているので、応募書類の添削では企業にうまくアピールできるようなアドバイスが受けられます。

また面接に向けて、模擬面接などの練習やアドバイスを受けることも可能です。面接対策も事情に精通しているので活用することがおすすめです。

5. 内定・条件交渉

面接のうえ、企業に評価されれば内定です。内定が決まってからも、条件の交渉や入社日の調整をしてくれます。個人で条件について交渉するのは難しいものですが、プロに一任することができます。

6. 入社と入社後フォロー

入社後も、定着のためのフォローをしてくれるエージェントも少なくありません。

ADHDの方も転職エージェントを賢く利用しよう

ADHDの場合、成人して仕事をするようになってから気づくこともあります。仕事でミスをしてしまったりすると、仕事自体に不安感を感じてしまうかもしれません。しかし適切な環境で配慮を受けながらであれば、苦手なことをカバーしながら働くことが十分可能です。

ADHDの方が仕事を探すには、転職エージェントが強い味方になります。ぜひこの記事を参考にして、自分に合った転職エージェントを見つけてさらには納得できる仕事に就いてください。応援しています。