- この記事でわかること
- 営業事務からキャリアチェンジを考える際に重要なポイント4つを解説
- 人気の転職先は経理・人事・営業職など
- 資格取得やスキルアップのための準備手順を分かりやすく解説
- キャリアチェンジ成功のポイント、よくある質問も紹介
「営業事務からキャリアチェンジして新しい一歩を踏み出したい」
そんな思いを抱える方に向けて、この記事では営業事務から人気の転職先を紹介します。さらにキャリアチェンジしても活かせるスキルや、転職成功のための実践的なノウハウまで詳しく解説していきます。
営業事務の経験は、様々な職種で活かせる貴重なキャリアです。この記事を読めば、あなたの次のキャリアステージに向けたヒントがきっと見つかるはずです。
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2024年12月23日調査:各転職エージェントの取り扱い求人件数・各転職サイトの掲載求人数
Contents
営業事務のキャリアチェンジで知っておくべきこと
まず最初に、営業事務からキャリアチェンジを検討するにあたって知っておくべきことを解説します。
- 営業事務職の現状と課題
- キャリアチェンジで得られるメリット
- キャリアチェンジのデメリット
- 適切な転職タイミングの見極め方
それでは順に見ていきましょう。
営業事務職の現状と課題
営業事務職は多くの企業においてバックオフィスの要として機能していますが、近年のデジタル化やAI化の進展により業務内容や求められる役割が大きく変化しています。
具体的な課題として、定型業務の自動化による仕事の縮小やキャリアパスの不明確さが挙げられます。また営業事務は専門性を築きにくく、給与の上昇幅も比較的小さいという特徴があります。
このような状況下で、多くの営業事務経験者が自身のキャリアについて見直しを始めています。特に入社3〜5年目頃になると、将来のキャリアパスについて悩む方が増える傾向にあります。
キャリアチェンジで得られるメリット
営業事務からキャリアチェンジすることで以下のようなメリットが期待できます。
まずより専門的なスキルを身につけることで市場価値の向上が見込めます。たとえば経理や人事など、専門性の高い職種への転換は、将来的な収入アップにつながる可能性が高くなります。
また業務の範囲が広がることでより多くの経験を積むことができます。これは長期的なキャリア形成において大きな強みとなります。さらに自身の適性や興味に合った職種に転換することで、仕事への満足度が向上しモチベーションの維持にもつながります。
キャリアチェンジのデメリット
営業事務からキャリアチェンジを検討する際、考慮すべきデメリットはいくつか存在します。
まず新たな職種への理解が不十分であると、転職後に業務内容や業界環境の違いに適応するのに苦労する可能性が高まります。また、経験が浅い分野への転職は、給与面で不利になるケースも少なくありません。
さらに転職活動には時間と労力が必要で、しばしば仕事との両立にストレスを感じることになりかねません。加えて専門性が求められる職種への転職の場合、必要な資格やスキルを持っていないとその準備に一定の期間が必要になります。
これらのデメリットを理解し計画的に取り組むことが、キャリアチェンジ成功への重要なステップといえるでしょう。
適切な転職タイミングの見極め方
営業事務職からの転職のタイミングは、慎重に見極める必要があります。
一般的に営業事務として2~3年程度の経験を積んでからのキャリアチェンジが望ましいとされています。この期間に基本的なビジネススキルや業界知識を習得でき、次のステップに活かすことができるためです。
ただし、次の点については注意が必要です。まず会社の繁忙期は避けること、そして転職市場の動向も考慮に入れましょう。求人が豊富な時期を狙うことで、より良い条件での転職が期待できます。
さらに次の職種で必要となる資格や知識の習得にも時間を確保することが重要です。
営業事務のキャリアチェンジに人気の転職先
営業事務の経験を活かして転職できる職種は意外と多岐にわたります。
ここでは、営業事務経験者に選択されやすい転職先と、それぞれの職種の特徴や必要なスキルについて解説します。
- 経理・財務職
- 人事・総務職
- 営業職
- その他の選択肢
それでは順に見ていきましょう。
経理・財務職
経理・財務職は、営業事務経験者にとって人気の高いキャリアチェンジ先の一つです。
営業事務での経験で培った数字への親和性があり、正確な事務処理能力が活かせる職種といえます。特に請求書の発行や売上管理などの業務経験がある方は、スムーズな転換が期待できます。
基礎的な会計知識の習得は必須となります。日商簿記3級程度の知識は最低限必要とされ、できれば2級の取得を目指すことをおすすめします。そのほか、会計ソフトの操作スキルも重要です。
しかし多くの企業では研修制度を整えているため、意欲があれば十分にキャリアチェンジが可能な職種といえます。また未経験からの転職でも、数値管理の経験や取引先とのやり取りの経験は経理業務でも活かすことができます。
人事・総務職
人事・総務職は、営業事務で培った社内外との連絡調整能力や文書作成スキルが大いに活かせる転職先です。人事・総務職では、社内の様々な部門とのコミュニケーションが必要とされます。
具体的には、採用活動のサポートから従業員の育成計画、評価制度の運用まで、幅広い業務を担当します。また労働法規の知識も必要となりますが、これは入社後に徐々に習得していくことが可能です。
営業事務経験者は社内の業務フローを理解していることが多いため、人材育成や業務改善の面で即戦力となれる可能性が高いでしょう。また会社全体の運営に関わる重要な役割を担う職種のため、将来的なキャリアの可能性も広がります。
営業職
営業事務から営業職へのキャリアチェンジは、顧客との接点を持つ機会が多い営業事務経験者にとって自然な選択肢の一つです。
営業のバックオフィス業務を経験していることで提案書や見積書の作成、データ管理にも長けているため、効率的な営業活動が期待できます。
ただし数字へのプレッシャーや、積極的な提案力が求められる点には注意が必要です。営業事務とは異なり、自ら目標を達成するための行動力や顧客のニーズを引き出す力が必要となります。
しかし営業事務時代の人脈や業務知識を活かすことでスムーズな営業活動を展開できる可能性が高く、実績次第で大きな年収アップも期待できます。
その他の選択肢
上記以外にも、以下のような職種が候補として挙げられます。
- カスタマーサポート職
- マーケティング職
- プロジェクトマネージャー
たとえばカスタマーサポート職では、顧客対応の経験を直接活かせます。またデータ分析や資料作成スキルを活かしてマーケティング職を目指すことも可能です。プロジェクトマネージャーとしては、調整力や管理能力が大きな武器となります。
これらの職種では営業事務での経験を基礎としながら、より専門的なスキルを身につけることでキャリアアップを図ることができるのが魅力です。特にデジタルツールの活用経験やコミュニケーション能力は、どの職種でも重宝される強みとなるでしょう。
いずれの職種を選ぶ場合にも、転職市場の動向を見極めながら、自身の適性や価値観に合った転職先を見極めることが重要です。
営業事務のキャリアチェンジに活かせるスキル
営業事務がキャリアチェンジの際に強みとなるスキルは多岐にわたります。
転職市場で営業事務の強みとなる代表的なスキルには、次のようなものがあります。
- 基本的なビジネススキル
- PCスキル・事務処理能力
- コミュニケーション力
それぞれのスキルが次のステップでどのように活かせるかについて、詳しく見ていきましょう。
基本的なビジネススキル
営業事務として働く中で自然と身についている次のようなビジネススキルは、どの職種でも重要な基礎となります。
- ビジネス文書の作成能力
- スケジュール管理能力
- 営業数値の管理・予実管理の経験
- PDCAサイクルを回す力
特にビジネス文書の作成能力は、多くの職種で即戦力として評価されます。営業事務では、社内外向けの様々な文書を日常的に作成しており、この経験は大きな強みとなります。
またスケジュール管理能力や締切意識の高さも、重要なスキルとして挙げられます。営業部門での実務経験は、会社の売上に直結する部門での経験として評価され、数値管理や予実管理の経験は、将来的な管理職への道も開いてくれます。
また日々の業務で培われたPDCAサイクルを回す力は、どの職種でも必要とされる普遍的なスキルといえるでしょう。
PCスキル・事務処理能力
営業事務として身につけたPCスキルは、現代のビジネスシーンでは必須の能力です。中でも転職先でも評価されやすいスキルには、次のようなものがあります。
- Excel(データ集計、関数の活用)
- Word(ビジネス文書作成)
- PowerPoint(プレゼン資料作成)
- 各種業務システムの操作経験
- 正確かつスピーディーな入力スキル
特にExcelでのデータ集計や関数の活用経験、Wordでのビジネス文書作成、PowerPointでのプレゼン資料作成など、基本的なオフィスソフトの使用経験はどの職種でも重宝されます。
また正確かつスピーディーな入力スキルや、各種業務システムの操作経験も強みとなります。特に基幹システムやCRMなどの社内システムの使用経験は、新しい職場でのシステム習得にも活かせます。
デジタル化が進む現代では、これらのスキルを持っていることで新しい環境への適応もスムーズになるでしょう。
コミュニケーション力
営業事務職での最大の強みの一つが、社内外の多様な関係者とのコミュニケーション経験です。具体的には以下のようなスキルが挙げられます。
- 顧客対応力
- 社内調整能力
- 報告・連絡・相談の的確な実行
- チームワーク力
- 電話応対スキル
これらのコミュニケーションスキルは、どの職種でも高く評価されます。
特に営業部門という会社の最前線で培われた臨機応変な対応力やチームワーク力は、どの職にキャリアチェンジしても貴重な財産となるでしょう。
また電話やメールでの適切なコミュニケーション能力、クレーム対応の経験なども、転職後の様々な場面で活きてくると考えられます。これらのソフトスキルは、長期的なキャリア形成においても非常に重要な要素となります。
営業事務からキャリアチェンジするための準備
営業事務からキャリアチェンジを実現するためには、計画的な準備が不可欠です。
ここでは、スムーズな転職を実現するために必要な準備について、実践的なアドバイスをご紹介します。
- 取得しておきたい資格
- スキルアップ方法
- 行動計画の立て方
それでは順に見ていきましょう。
取得しておきたい資格
営業事務からキャリアチェンジを目指す方にとって、特定の資格取得は新たな職種への扉を開く鍵になることがあります。
たとえば経理職を目指す場合は、日商簿記検定がほぼ必須といえます。取得には3級から始めて、できれば2級まで合格しておくことをおすすめします。
また職種を問わず有用な資格として、Microsoft Office Specialist(MOS)があります。特にExcelとWordの資格はPCスキルの証明として評価されます。
そのほか、人事職を目指すのであれば社会保険労務士、総務職では行政書士など専門性の高い資格にチャレンジすることで転職時の強みとなるでしょう。
転職活動において、資格取得は知識習得の証明になるだけでなく、採用担当者に学習意欲をアピールすることにもつながります。
スキルアップ方法
営業事務からキャリアチェンジを考える際、スキルアップにはオンライン学習や実務研修など様々な方法があります。
まず、オンラインコースや夜間・週末のクラスを通じて、新しい職種で求められる知識を習得することが重要です。特に経理や人事などの職種では、専門的なソフトウェアの操作スキルや会計基準の知識が必要となるため、関連する研修やセミナーの受講が有効です。
また、実務経験を積むために、社内でのローテーションやプロジェクトベースでの参加を希望したり、ボランティア活動を通じて実践的な経験を得ることもスキルアップにつながります。
さらに業界セミナーや異業種交流会に参加して、業界のトレンドを学ぶこともキャリアチェンジに欠かせないステップです。これらのスキルアップ方法を組み合わせることで、営業事務からの転職に成功するための基盤を築くことができます。
行動計画の立て方
営業事務からキャリアチェンジを目指すにあたり、具体的な行動計画を立てることは極めて重要です。
まずは目標とする業界や職種を特定し、その職種で要求されるスキルや資格をリストアップします。次に、これらのスキルや資格を習得するためのスケジュールを作成し、日々の勉強時間や週末の講座受講などを計画に取り込みます。
また実際の職務経験を積むためのインターンシップやボランティアの機会を探し、積極的に参加することも考慮に入れることをおすすめします。
転職活動の計画には、履歴書や職務経歴書の作成、模擬面接の実施、転職エージェントとの面談設定なども含めるようにしましょう。
営業事務のキャリアチェンジ成功のポイント
営業事務のキャリアチェンジを実現するためには、営業事務での経験を活かしながら、効果的な転職活動を展開することが重要です。
この章では、営業事務のキャリアチェンジ成功のために押さえておくべきポイントを解説していきます。
- 転職市場での強みの活かし方
- 書類選考突破のコツ
- 転職エージェントの活用方法
- 転職活動での注意点
それでは順に見ていきましょう。
転職市場での強みの活かし方
営業事務からキャリアチェンジを考える際、強みを最大限活かすことが成功への鍵です。
営業事務の経験者には、他職種にはない独自の強みがあります。まず営業部門との密な連携により培われた営業感覚は、どの職種でも重宝される強みとなります。また顧客対応や社内調整で磨かれたコミュニケーション能力も、大きなアピールポイントになります。
これらの強みを転職市場で活かすには、具体的なエピソードを交えながら自己PRすることが効果的です。たとえば営業サポート業務で実現した業務効率化やクレーム対応での成功体験など、数値化できる実績があれば、より説得力のあるアピールが可能です。
転職市場では、こうした実務経験に基づく具体的なスキルや成果が高く評価されます。営業事務の経験を棚卸しして、新しい職種でも活かせる要素をまとめておきましょう。
書類選考突破のコツ
書類選考を突破するためには、応募書類の作成に特に注力する必要があります。
職務経歴書では、営業事務での経験を新しい職種と関連付けて記載することがポイントです。特に数値化できる実績や具体的な業務改善の事例などを明確に示しましょう。
また志望動機では、なぜその職種を選んだのか、どのように自身のスキルを活かせるのかを論理的に説明することが重要です。安易な理由や感情的な表現は避け、具体的なビジョンと準備状況を示すことで真摯な姿勢をアピールできます。
履歴書の添え状や自己PRでは、熱意と同時に現実的な視点も忘れずに。未経験分野への挑戦に対する謙虚さと、学ぶ意欲の両方を表現することを心がけましょう。
転職エージェントの活用方法
営業事務からの転職成功のためには、転職エージェントの活用が不可欠です。
まずはキャリアチェンジ支援の実績が豊富な転職エージェントを選びましょう。特に営業事務からの転職成功例を多く持つエージェントは、実践的なアドバイスが期待できます。
また対応する業界や職種の範囲、保有求人の質と量なども重要な選択基準となります。大手エージェントと専門エージェントそれぞれの特徴を理解し必要に応じて併用することも効果的です。複数のエージェントを比較検討し、自身のニーズに最も合うものを選ぶことをおすすめします。
エージェントとの初回面談ではキャリアチェンジの方向性を具体的に伝え、市場動向について幅広く情報収集します。ポイントは、エージェントの提案をただ受けるだけでなく自身の考えも積極的に伝えることです。そして定期的なコミュニケーションを通じて、活動状況や市場情報を担当エージェントと共有し、必要に応じて軌道修正を行うことも大切です。
転職活動での注意点
営業事務からの転職活動を進める上で、いくつか注意すべきポイントがあります。
まず希望する職種の求人内容をよく確認し必要なスキルや経験と自身の現状のギャップを把握することが重要です。未経験分野への挑戦の場合、この差を埋めるための準備期間を十分に確保しましょう。
また現在の年収や待遇にこだわりすぎないことも大切です。キャリアチェンジ直後は一時的に条件が下がることもありますが、長期的なキャリア形成を見据えた判断が必要です。
さらに複数の企業に同時に応募する場合は、スケジュール管理を徹底し各社の選考状況を適切に把握・管理することが重要です。
これらのステップを地道に実行することで、目標とするキャリアチェンジを現実のものにできるでしょう。
営業事務からのキャリアチェンジに関するFAQ
営業事務からのキャリアチェンジを考える中で多くの方が感じる不安や疑問について、詳しく解説していきます。
- 営業事務から未経験職種への転職は可能ですか?
- 営業事務から30代で転職するのは厳しいですか?
- 営業事務から転職すると給与は下がりますか?
- 営業事務の経験はキャリアにならないって本当ですか?
それでは順に見ていきましょう。
営業事務から未経験職種への転職は可能ですか?
営業事務から未経験の職種へのキャリアチェンジは十分に可能です。実際に営業事務の経験を活かして、経理や人事など別分野に転職を果たしたケースは多くあります。
転職の成功には以下のポイントが重要となります。
まず、これまでの業務で培ったスキルを新たな職種にどう応用できるかを明確にすること、次に未経験分野に関する知識やスキルを学ぶための努力を惜しまない姿勢、そして転職市場におけるリサーチを行い、自己の強みを活かせる業界や企業を見つけることです。
さらに、転職エージェントを利用することで未経験でも歓迎される求人を見つけやすくなります。
営業事務から30代で転職するのは厳しいですか?
法律上、年齢による採用制限は原則として禁止されています。しかし実際の採用市場では、職種や業界によって求められる経験年数や適性が異なるため、年齢によって選択肢に違いが出てくる可能性はあります。
30代後半以降のキャリアチェンジでは、これまでの経験やスキルを最大限活かせる職種を選ぶことが重要です。また即戦力として活躍できる準備を整えることで年齢に関係なく評価される機会が増えます。
自分が持つ経験やスキルをどのように転職市場で活かせるかを考え、戦略的に転職活動を行いましょう。また転職エージェントに相談しながら、年齢を考慮した現実的なキャリアプランを立てることをおすすめします。
営業事務から転職すると給与は下がりますか?
営業事務からのキャリアチェンジにおいて、給与の心配はよくある問題ですが、転職による給与の増減は職種や経験によって状況が異なります。
未経験分野へのキャリアチェンジの場合、一時的に給与が下がることはありますが、スキルアップに伴って徐々に上昇していくケースが一般的です。特に経理や人事などの専門職では、資格取得や実務経験を積むことで比較的早い段階での待遇改善が期待できます。
また営業職へのキャリアチェンジの場合は、成果次第で大きく収入が伸びる可能性もあります。このようなことを踏まえ、長期的なキャリアビジョンを持ち、一時的な収入減少を成長のための投資と捉えることが重要です。
また、転職エージェントからの情報も給与水準の見極めに有効です。
営業事務の経験はキャリアにならないって本当ですか?
営業事務の経験はキャリアにならないという声を耳にすることがありますが、これは一概に正しいとは言えません。
営業事務では、顧客対応、社内調整、データ管理など、ビジネスの基本となるスキルを総合的に習得できるためです。加えて時間管理やチームワークを強化する機会も豊富にあります。
これらの経験は、様々な業界や職種への転職において非常に価値があると見なされます。実際、営業事務の経験を活かして、より専門的な職種へとステップアップしている事例も数多く見られます。
みんなが使っている転職サービス上位6選 【1,382人に聞いた転職サービス利用状況】
実際に登録したことのある転職サービスについてアンケートをとりました。アンケート結果として、みんなが使っている転職サービスの上位6サービスは以下です。
- 1位|リクルートエージェント(821人)
- 2位|doda(564人)
- 3位|リクナビNEXT(389人)
- 4位|マイナビAGENT(312人)
- 5位|ビズリーチ(288人)
- 6位|エン転職(282人)
※転職サービスの利用アンケート(クラウドワークス) 回答数:1,382 / 集計期間:2024年09月19日~10月03日
1位|リクルートエージェント(利用回答数:821人) 圧倒的な求人数
「リクルートエージェント」は、株式会社リクルートによる転職エージェントです。求人数、安定したサービス品質でまずは登録が必須のエージェントです。
まず何と言っても求人数が多いことがおすすめの理由として挙げられます。転職成功の実績も多く、優れているのは求人の数だけではありません。業界に精通したアドバイザーが在籍しているので、ぴったりの求人を見つけ出してくれます。求人やサービスの質・量ともにトップクラスで転職エージェントとしては定番・王道のサービスです。
営業・技術系を中心にあらゆる業種・職種をカバー。総合型ながら条件ごとに特化したページもあり、使いやすいのも人気の理由です。
- リクルートエージェントのおすすめポイント
- 求人数が圧倒的に多い
- 業界に精通したアドバイザーが在籍
- 条件ごとに特化したページがあり使いやすい
基本データ
リクルートエージェント | |
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求人数 | 公開求人474,685件/非公開求人399,542件(2024年10月22日現在) |
提供サービス | エージェントサービス、提出書類の添削、面接対策、独自に分析した業界・企業情報の提供 |
拠点 | 東京・北海道・宮城・宇都宮・さいたま・千葉・横浜・金沢・新潟・長野・静岡・名古屋・京都・大阪・神戸・岡山・広島・高松・福岡 |
URL | https://www.r-agent.com/ |
2位|doda(利用回答数:564人) エージェント/サイトの一体型で自分でも応募が可能
「doda」は、人材紹介・転職支援を行う大手「パーソルキャリア」が運営する総合型転職サイトです。エージェントサービスも利用できる点が人気の理由の1つになっています。
dodaも求人数が多く、非公開求人も条件が良いものが多いのが大きなポイントです。
また転職サイトと転職エージェントの一体型で、使い方の自由度が高いのもおすすめポイント。エージェントサービスでは専任のキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。なお企業との対応は採用プロジェクト担当が行い、求職者と企業とでそれぞれ別のプロフェッショナルが対応します。
- dodaのおすすめポイント
- 非公開求人も好条件多数
- 転職サイトと転職エージェントの一体型で自由度が高い
- 専任のキャリアアドバイザーがサポート、企業は別のプロフェッショナルが対応
基本データ
doda | |
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求人数 | 公開求人262,342件/非公開求人31.049件(2024年10月22日現在) |
提供サービス | スカウトサービス、年収査定、合格診断、レジュメビルダー、「自己PR」発掘診断、転職タイプ診断、はたらく女性のためのモヤモヤ解消診断、オンライン仕事力診断 |
拠点 | 東京・横浜・札幌・仙台・静岡・名古屋・大阪・京都・神戸・岡山・広島・福岡・鹿児島 |
URL | https://doda.jp/consultant/ |
3位|リクナビNEXT(利用回答数:389人) 求人サイト群の中でも最大級の求人数と使いやすさ
「リクナビNEXT」は、大手の株式会社リクルートによる定番の転職サイトです。サイトの見やすさや使いやすさにも定評があります。
エージェントなしの狭義の転職サイトの中では、求人数はトップクラス。新規の求人も多く、定期的にチェックすることで希望に合う求人に出会える可能性が高まります。
ツールが便利でサイトが使いやすいのも特長です。たとえば「気になるリスト」を使うと、気になる企業や後でゆっくりチェックしたい企業をリスト化できるほか、気になるに追加した企業から面接のオファーが来る可能性があります。
そのほか、公開求人・非公開求人の企業からオファーがもらえる「オファーを待つ」、自己分析ツール「グッドポイント診断」などがあります。
- リクナビNEXTのおすすめポイント
- サイトが使いやすい
- 狭義の転職サイトでは最大級の求人数
- 大手の株式会社リクルートによる定番の転職サイト
基本データ
リクナビNEXT | |
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求人数 | 公開求人824,000件以上(2024年10月22日現在) |
提供サービス | オファー、気になるリスト、グッドポイント診断 |
URL | https://next.rikunabi.com/ |
4位|マイナビAGENT(利用回答数:312人) 20代・30代の求人に強い
「マイナビAGENT」は、さまざまな転職サイトを運営している株式会社マイナビによる転職エージェントです。きめ細かいサポートが受けられると評価されています。
とくに20代・30代の求人が多いので、その世代の人にはおすすめです。また全国に拠点があり地方の求人も充実しているので、大都市圏以外で探している人にもぴったりです。
履歴書や職務経歴書のサポートも充実、初めての転職でも安心して利用できます。IT、営業など業種・職種別のサービスもあります。自分が探している業種と一致するならより探しやすくなるでしょう。
- マイナビAGENTのおすすめポイント
- 20代・30代の求人が多い
- 地方の求人も充実
- 履歴書や職務経歴書のサポートもあり安心
基本データ
マイナビAGENT | |
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公開求人数 | 非公開 |
提供サービス | エージェントサービス |
拠点 | 拠点情報はこちらをご確認ください |
URL | https://mynavi-agent.jp/ |
5位|ビズリーチ(利用回答数:288人) ハイクラス向けで企業からスカウトが受けられる
「ビズリーチ」は、ハイクラス求人が多いのが特徴の転職サイトです。厳密にはスカウト型のサイトで、エージェントではありません。登録するとヘッドハンターや企業からのスカウトが受けられます。
最大の特長は、ハイクラス求人が多いことです。年収1,000万円以上の求人が1/3以上を占めています。一定以上の経験やスキルがある人が転職活動するのに役立つサービスです。
もう1つの大きな特徴として、登録するだけでヘッドハンターや企業からスカウトが届く点があります。以前は「スカウト」と「プラチナスカウト」の2種がありましたが、今は「プラチナスカウト」に一本化されています。プラチナスカウト経由での採用は全体の約70%。採用される可能性が高く、スカウトが届いたら大きなチャンスです。実際、企業からスカウトが届いた場合は書類選考が免除されます。
基本的にヘッドハンターはアドバイスをしませんが、場合によってはアドバイスをもらえることもあります。無料プランと有料プランがあり、有料プランは制限なく求人に応募できます。
- ビズリーチのおすすめポイント
- ヘッドハンターや企業からのスカウトが受けられるハイクラス向けサイト
- 企業からプラチナスカウトが来た場合は即面接が可能
- 有料プランなら制限なく求人に応募できる
基本データ
ビズリーチ | |
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求人数 | 公開求人138,081件(2024年10月22日現在) |
提供サービス | スカウトサービス、有料プラン(プレミアムステージ) |
拠点 | 東京・大阪・名古屋・福岡・静岡・広島 |
URL | https://www.bizreach.jp/ |
6位|エン転職(利用回答数:282人) サイトが使いやすく情報も充実、利用者の満足度が高い
「エン転職」は、人材サービス大手の一つエン・ジャパン株式会社による転職サイトです。エージェントサービスも利用できます。
オリコン顧客満足度調査の転職サイト部門で、2018年から2024年まで7年連続で総合満足度No.1となっています。サイトの使いやすさは定評があり、自力で検索・応募するのに適したサービスです。口コミなどの情報も充実しており、企業間の比較検討もしやすくなっています。
さらに転職サイトのほか転職エージェントとしても利用することができ、非公開求人も多数保有しています。大手ですが最大手ほどでない規模で、きめ細かいサポートを受けることが可能。また女性向けのページのほか、ミドルや若手ハイキャリアなどに特化した関連サイトもあります。
- エン転職のおすすめポイント
- 2018年から2024年まで7年連続で総合満足度No.1
- サイトが使いやすいほか情報も充実
- 非公開求人も多数保有
基本データ
エン転職 | |
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求人数 | 公開求人152,678件(2024年10月22日現在) |
提供サービス | エージェントサービス |
URL | https://employment.en-japan.com/ |
さいごに
この記事では、営業事務のキャリアチェンジに人気の転職先を紹介し、活かせるスキルや転職成功のノウハウを詳しく解説してきました。
営業事務からのキャリアチェンジは、ただの職場変更ではありません。それは自己成長への投資であり、新たなチャレンジへの選択です。営業事務として身につけたスキルは、経理・財務、人事・総務、営業職などさまざまな転職先で活かすことができます。
キャリアチェンジ成功のためには、計画的に準備を整え、転職市場での強みの活かし方や選考突破のコツを押さえて戦略的に転職活動を行いましょう。また転職エージェントを上手に利用することで、目標に向かって効率よく進むことができます。
この記事を通じて、あなたが抱える不安を解消しつつ、自信を持って新たなスタートを切ることができれば幸いです。