“いわて暮らし”を学ぶ学校
岩手で課外授業を行います
「“いわての暮らし”から、“自分だけのほんとうの幸せ”を探る」をテーマに、講座を重ねてきた「“いわて暮らし”を学ぶ学校」。
これまで有楽町で行ってきた講座では、岩手から講師をお迎えして「食」「仕事」「コミュニティ」について学びを深めました。それらを踏まえ、今度は私たちが岩手を訪れます。
岩手の空気を感じ、岩手の人と交流し、岩手の風景のなかに「暮らし」を見る。「自分だけの“ほんとうの幸せ”」に繋がる何かを、きっと得られるはずです。
これまで講師を務めていただいた方のもとを訪れたり、新たに地域の方と繋がりを持つ機会もご用意していますので、お見逃しなく!
\案内役はこの方/
佐藤 柊平さん(一般社団法人 いわて圏 代表理事)
1991年一関市生まれ。明治大学農学部で地域づくりや農山漁村政策を専攻。都内の地域プロモーション会社で全国各地の地方創生事業に携わったのち、地元にUターン。2018年に一般社団法人いわて圏を設立し、ふるさと岩手の可能性を広げるべく活動中。岩手オタクで地域フェチ
◾スケジュール
1日目
-
11:30
JR一ノ関駅に集合・移動
-
PM①
「縁日」で昼食後、里山を散策
「縁日」は岩手県で100余年の歴史を持つ「京屋染物店」が手がける新拠点。岩手の地域文化を再編集して伝えていくことを目的に、築200年の古民家を改装してオープンしました。ここでは、3限目で講師を務めていただいた蜂谷淳平さん(京屋染物店 専務取締役)にアテンドをお願いします。人の営みと自然が調和する「里山」を散策しながら、連綿と受け継がれてきた岩手の風景を堪能しましょう。
-
PM②
岩手の伝統工芸を知る(南部鉄器の関連施設を見学)
むかしの手仕事を大切に守ってきた岩手県は、伝統工芸や民芸品の宝庫。なかでももっとも有名なもののひとつが「南部鉄器」でしょう。ここでは2限目講師を務めていただいた植山美里さんに、南部鉄器が持つ魅力をたっぷりと伺います。
また、1852年創業の及源鋳造を訪れ、岩手の人々と伝統工芸の距離感や抱く思い、クラフトマンシップに触れます。
-
PM③
民話の里・遠野へ
日本の民俗学の祖と言われる柳田國男の代表作「遠野物語」に象徴されるように、民話や言い伝えが数多く残る遠野市は「民話の里」として知られる場所。そこには、自然と共存しながら暮らす人々の姿が生き生きと描かれています。遠野市では、遠野物語館でむかしの暮らしに触れたり、今も残る日本の原風景を味わいます。
-
PM④
交流会@遠野醸造
日本有数のホップの産地として大手メーカーに国産ホップを供給してきた遠野市では、今、それらを活かした地ビールづくりに取り組んでいます。
今回は「遠野醸造」併設のレストランで交流会を開催!ゲストには3限目講師のタナカミキさんをはじめ、地元の方々や移住者を多数お招きする予定です。ぜひ楽しく語らいましょう。
2日目
-
AM①
「花巻おもちゃ美術館」を見学
「おもちゃ」と「遊び」で花巻の文化と豊富な自然の魅力を伝えることを目的とした施設「花巻おもちゃ美術館」。展示されているおもちゃや内装に岩手県産材をふんだんに使用し、地域の木の魅力を伝える「木育施設」としての役割とともに、地域産材使用の実例や、0歳から100歳まで楽しめる多世代交流の場としての役割も果たしています。
また、「おもちゃ美術館」が入居するマルカンビルは、かつて地元で愛された「マルカン百貨店」の跡地。6階には往時の雰囲気を可能な限り残して復活した「マルカン大食堂」があり、花巻市街地をぐるりと一望しながら食事ができます。
-
AM②
「山猫軒」で昼食 ※変更になる可能性がございます。
宮沢賢治の代表作「注文の多い料理店」の舞台である西洋レストラン「山猫軒」。「宮沢賢治記念館」の敷地内には、同作の世界観が楽しめるレストランがあります。
岩手の食材をふんだんに使ったメニューをご堪能ください。
-
AM③
「宮沢賢治記念館」を見学
岩手を代表する作家、宮沢賢治。「“いわて暮らし”を学ぶ学校」のテーマである“ほんとうの幸せ”は、彼の代表作である「銀河鉄道の夜」の軸にある問いです。
岩手を「イーハトーブ=理想郷」と名付けて心から愛した賢治の生き方に触れ、あなた自身の“ほんとうの幸せ”を見つめ直してみてください。
-
PM①
盛岡市街地を散策
城下町として発展した盛岡市街地は、県庁所在地として充実した都市機能を持ちながら、水と緑に囲まれた歴史香るまち。暮らしが感じられるアーケード街や昔の建造物、緑豊かな公園など、何気ない風景のなかにたくさんの魅力が詰まっています。
まちの空気を体感しながら、あなたなりの“いわて暮らし”をイメージしてみてください。
-
PM②
「よ市」で打ち上げ後、自由解散
50年以上の歴史を持つ「よ市」は、地元民を中心にたくさんの人々が集まる青空マーケット。地域活性を目的にスタートし、野菜や果物を扱う店、コーヒーやビールを売る店など、さまざまなジャンルの露店が立ち並びます。
「“いわて暮らし”を学ぶ学校」のフィールドワークはここで終了。みんなで乾杯をしたあと、自由行動となります。出店者とのコミュニケーションを楽しみながら、活気溢れる岩手の夕暮れを楽しみましょう。
※ツアーの行程は変更になる場合がございます
\フィールドワークで会える人/
(株)京屋染物店 専務取締役 | ||
料理人 | ||
遠野市地域おこし協力隊・地域文化ディレクター | ||
「“いわて暮らし”を学ぶ学校」とは?
2023年度の調査で、県民の56.9%が「幸福」だと感じているとの結果も出ている岩手県。
そんな岩手の「人」や「暮らし」から自分だけのほんとうの幸せを探るプログラムが、「“いわて暮らし”を学ぶ学校」です。
全4回の講座と1回の現地フィールドワークで、“いわて暮らし”への理解を深めていきます。
1限目 7/19(金) ※終了しました
2限目 8/23(金)※終了しました
3限目 9/27(金)※終了しました
課外授業 @ 岩手(任意参加) 10/25(金)・26(土)
最終回 11/22(金)
岩手が好き!岩手に興味がある!岩手と繋がるきっかけがほしい!岩手好きと交流したい!
そんな方のご参加をお待ちしています!
- いわてのコミュニティとつながるフィールドワーク!in岩手県
-
開催日 2024年10月25日(金) 〜2024年10月26日(土) 会場 岩手県 定員 8名 参加費 12,000円(税込) 参加費補足 ※現地集合・現地解散となりますので、現地までの行きと帰りの旅費は参加者様ご自身でご負担ください 主催 岩手県 参加方法 お申し込みフォームよりエントリーしてください。
※応募多数の場合は、県との協議の上で参加可否を抽選にて決めさせて頂きます。お問い合わせ先 TURNSイベント係(岩手県担当)
Tel:03-6269-9732
Mail:event@turns.jp参加条件 ・岩手県の「くらし」「移住」に興味・関心のある方
・岩手県外に在住の方
・ツアー終了後にアンケートにご協力いただける方
・市の広報やTURNS本誌またはWEB記事への掲載(顔出し)が可能な方
※レポートとして掲載する可能性があるため
・現地集合・現地解散(集合:一ノ関駅 解散:盛岡駅)に同意いただける方
宿泊場所 ホテルグランシェール花巻(予定)