昨年も開催させていただいた、氷見市ビジネスサポートセンター「Himi-Biz(ヒミビズ)」とのコラボ企画。今年もオンラインイベントとして開催します!
なぜ、いま “継業” が求められているのか
後継者不足により、年間5万近くもの中小企業が廃業していく時代。
特に地方では、その多くが地域の文化や賑わいをつくり、まちを支えてきた生業であることも少なくありません。
もっと早くに出会っていれば。誰かに引き継ぐことができていたら。
地域に根付くお店や会社、古くから伝わる技術や産業を失わずに済んでいたかも。
そんな現状を解決する手段として、いま注目されているのが、意欲のある第三者へ想いと共に事業を継承していく「継業」という方法です。
氷見市ビジネスサポートセンター「Himi-Biz」では、氷見市内の中小企業の経営相談や創業支援のアドバイスなどを行ってきた経緯から、後継者不足に直面している中小企業が多く存在する現状を目の当たりにし、2020年から継業マッチングのサポートにも取り組んでいます。
今回は、富山県氷見市を舞台に、継業者を募集している2つのお店のオーナーさんをゲストに招いて、氷見市を知ってもらい、継業について考えていただくオンラインツアーを企画しました。
継業と聞くと、少し難しく感じるかもしれませんが、”継業” することで前オーナーが大切にしてきた設備や技術も引き継ぐことができたり、これまでのキャリアを活かして活躍できるフィールドがあるなど、1から事業をつくるよりも取り組みやすい可能性もあります。
移住してからの仕事を考えたとき、就職や起業することももちろんですが、地域での新たな働き方の一つとして「事業承継」がある、そんな風に考えてみませんか?
そんな継業のメリットなどもお伝えしながら、そもそも氷見市がどんなところなのか、現地からオンラインで繋いでのぞいていきたいと思います。
\創業希望者が事業を引き継ぐメリット/
メリット1:顧客や仕入先、従業員や設備などの経営資源を引き継ぐことができる
メリット2:地域におけるブランド力を引き継ぐことができる
メリット3:現経営者から経営ノウハウを引き継ぐことができる
まちに愛されてきたお店、継いでみませんか?
今回、ゲストとして登場くださるお二人は、どちらも氷見市で愛されてきたお店を経営されており、未来のお店を担ってくれる継ぎ手を募集されています。地方移住して自分のお店を持ちたいと考えている方がいましたら、ぜひ継業にチャレンジしてみませんか?
▼稲泉さんのお店の詳しい紹介は下記からもご覧いただけます!
【里山が育む四季折々の食材。歴史ある古民家を改装した「農家レストラン」を引き継ぐひとを募集します。】
https://tomorrowworks.net/continues/cafeorchard
▼高木さんのお店の詳しい紹介は下記からもご覧いただけます!
【地元の食材にこだわり、ご夫婦で営む家庭的イタリアン料理店を引き継ぎませんか?】
https://tomorrowworks.net/continues/buonopesce
\富山県氷見市ってどんなところ?/
富山県の北⻄、能登半島のちょうど付け根部分にある氷見市は、マグロに、寒ブリ、氷見いわしなど年間通じて15o種類以上もの魚が水揚げされ、日本海側でも有数の漁港として知られています。また、富山湾越しに見える立山連峰の雄大な景色は圧巻で、三方を囲まれた山々の谷筋には、独自の文化を育んできた里山集落が数多くも広がっています。
\イベントで学べること/
✔︎ 移住者が語る、富山県氷見市の魅力
✔︎ 体験者から学ぶ、事業を引き継ぐことのメリットとは?
✔︎ 富山県氷見市で後継者募集している企業の紹介
\こんな人にオススメ!/
・富山県や氷見市に関心のある方
・地方ではたらくことについて関心がある方
・自身のキャリアを活かした創業に関心がある方
・レストラン・カフェなどのお店を開いてみたい方
・自然の近くで楽しむ暮らしに関心がある方
・これから様々な地域と関わってみたい方 など
富山県や氷見市が気になる方はもちろん、移住して継業することに興味のある方や、起業したいと考える方など、どなたでも気軽にぜひご参加ください!
(写真:北條巧磨)
- 氷見市の移住と継業を考える
オンラインツアー -
開催日 2022年2月26日(土) 時間 14:00〜15:30 会場 オンライン配信(zoomウェビナーまたはFacebook LIVE) 参加費 無料 主催 氷見市ビジネスサポートセンター/企画協力:TURNS(第一プログレス)
- ゲスト紹介
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稲泉修さん/稲泉農園カフェ・オーチャード2007年に修さんが脱サラしたことをきっかけに、有機・減農薬栽培の果樹園を始める。さくらんぼやラズベリー、山ぶどうなど約13種類程度の果物等を育てる。こだわり自家栽培の野菜をメインにしたランチが人気の「稲泉農園カフェ・オーチャード」経営。高木治美さん/ボーノ・ペッシェ大阪の本格的なイタリア料理を振る舞うお店にて6年間の修行の後、1999年7月に地元氷見にUターンし、「ボーノ・ペッシェ(Buono Pesce)」をオープンさせる。地産地消にこだわり、氷見漁港で水揚げされたお魚、自然農で育てられたお野菜を中心に、素材本来の美味しさを活かした手料理が人気。岡田 弘毅/氷見市ビジネスサポートセンターHimi-Bizセンター長広島県呉市出身。 新卒で大手経営コンサルティング会社に入社。11年間中小・中堅企業の経営サポートに従事。 住宅、不動産やリサイクルショップ、楽器店、法律事務所など幅広い業種の中小企業経営支援に携わる。 2020年3月、氷見市ビジネスサポートセンターHimi-Biz(ヒミビズ)のセンター長に就任。開設1年7ヶ月で既に1,800件以上の経営相談を行っている。
- ファシリテーター
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堀口 正裕/TURNSプロデューサー株式会社第一プログレス代表取締役社長
総務省地域力創造アドバイザー
TOKYO FM「SkyrocketCompany スカロケ移住推進部」「デュアルでルルル♪」ゲストコメンテーター
国土交通省 二地域居住等の推進に向けた有識者委員、地域づくり表彰審査委員等、地方創生に関連する各委員を務める他、地域活性事例に関する講演、テレビ・ラジオ出演多数、全国各自治体の移住施策に関わる。東日本大震災後、豊かな生き方の選択肢を多くの若者に知って欲しいとの思いから「TURNS」を企画、創刊。地方の魅力は勿論、地方で働く、暮らす、関わり続ける為のヒントを発信している。