たくさんのご応募ありがとうざいました。申し込みが定員に達したので、募集を締め切らせていただきます。
移住は、きっと結果論。
人や環境に惹かれ、接点を持ち続けるうちに、気付けば自分の居場所が見つかっている、それが移住ではないでしょうか。
そこで、もし、あなたが新しい居場所をお探しであれば、まずは雑誌『TURNS』のページをめくるように、 東京や大阪にいながら、和歌山県のベールをめくってみませんか?
「TURNS×W(ターンズ・バイ・ダブリュー)-体感する雑誌-」は、実際に『TURNS』で反響の高かったさまざまな特集をテーマに掲げ、大阪5回・東京5回の全10回、毎回異なる移住者2名をゲストにお迎えし、都心と和歌山県(=W)の接点をつくるシリーズ企画です。
初回となる6月29日(土)大阪開催の特集は、「食でつながる人とまち」。
ゲストは、海南市下津町で農業を継いだ後、農作物の加工食品ブランド「FROM FARM」の代表を務め、加茂川協議会の会長としてカフェ「Kamogo」の運営にも携わるUターン移住者・大谷 幸司(おおたに・こうじ)さん。そして、日高郡日高町の山奥で連日予約でいっぱいの「はらぱ料理教室」を運営するIターン移住者・川端 美奈(かわばた・みな)さんです。
【guest#01 大谷 幸司さん < FROM FARM / Kamogo >】
▲大谷幸司さんと、店を一緒に切り盛りしている妻の奈穂子さん(photo:寺内 尉士
海南市下津町ご出身の大谷さんは、2007年にUターン移住をし、家業の農家を継ぎました。販路を拡大しながら、地元の人々が集える交流の拠点をつくろうと、ドライフルーツやグラノーラなどの農産物加工品を製造・販売するショップにカフェを併設させた「FROM FARM」を2016年5月にオープン。手掛けた山椒塩は、東京の高級レストランでも使用されているそうです。
また、加茂川協議会を設立し、JAグループ(農業共同組合)が入っていた空き物件を改装して、2019年4月にカフェ「Kamogo」をオープン。店舗の立ち上げに尽力しようと、現在は一時的に「FROM FARM」を加工商品のブランド展開のみとし、会長である大谷さん自ら「Kamogo」の現場に入っています。地元の果物を絞ったジュースや地元の豆腐屋がつくる豆乳を用いたドーナッツなどが味わえ、さまざまな年代の人々が集う憩いの場となっています。
さらに、地元の農家と農業に関心のある若い世代をつなぐような活動も積極的に行っています。
▲山と川に挟まれた場所にぽつんと明かりが灯ります。ここが「FROM FARM」です(photo:FROM FARM)
▲和歌山県の特産品である山椒と、メイプルシロップを組み合わせたクセになるナッツを販売(photo:FROM FARM)
▲大阪や東京のIT企業に勤めている若者が、手伝いに参加してくれたこともあったそう(photo:蜜柑援農)
そんな大谷さんに「“今回のテーマなら、ぜひこの人を!”という和歌山県の素敵な移住者さんをご存知ありませんか?」と尋ねたところ、ご紹介いただいたのが川端さんでした。
【guest #02 川端 美奈さん< はらぱ料理教室 >】
▲「はらぱ料理教室」のキッチンで調理をする川端 美奈さん(photo:HOME STORE)
日高郡日高町で「はらぱ料理教室」を運営する川端さんは、大阪府豊中市のご出身です。旦那さんの地元にご家族で引っ越す形で、Iターン。移住後、川端さんは「FROM FARM」のカフェに立ち寄ったことで、コミュニティの輪がぐんと広がったと言います。
大手料理教室で6年間講師を勤めた後、発酵醸造料理人のもとで修行。それらの経験を活かし、原っぱの上に佇む洗練された小屋を教室に、2015年12月から少人数制の「はらぱ料理教室」をオープン。サイトやSNSを開設していないにもかかわらず、評判は瞬く間に広がり、月間で平均100人ほどの生徒を迎えています。
川端さんが大切にしているのは、家庭で再現できるワンランク上のおもてなし料理。珍しい食材ではなく地元のスーパーで手に入る食材を極力用いながら、調理方法に工夫を加えた、日常が楽しくなるような料理を伝えています。
▲教室は、自宅と共に新築。洗練された雰囲気で、茶室を彷彿とさせます(photo:HOME STORE)
▲教室での出会いをきっかけに、まちの人々の関係性が広がっています(photo:HOME STORE)
▲みんなでつくって、みんなで食べる。幸せな一時が生まれています(photo:HOME STORE)
イベント当日は、食をきっかけに地域の人々の関係性をつないでいるお二人に、なぜ今のまちで、今の活動をはじめたのか? といった原点の思いや日々の生活について伺います。
さらに、和歌山県内の市町村からやってきた移住担当者や、今回の会場でもある「大阪ふるさと暮らし情報センター」の移住相談アドバイザーもイベントに参加するため、リアルで詳しい移住のご案内もさせていただきます。
会場には、大谷さんと川端さんが手づくりしたドリンク&フード(おつまみ)も用意します。MADE IN 和歌山の美味しいものを味わいながら、みんなで交流を楽しみましょう。
ふと気付けば、あなたの人生に、和歌山暮らしという選択肢のページが増えているかも?
「TURNS×W」今後の開催予定(全10回)については、詳細が確定し次第、当サイトや関連SNSで随時お知らせいたします。1回だけのご参加も、連続でのご参加も歓迎です。思わず通いたくなるよう、さまざまなテーマでお待ちしております。
写真:Manami Akai、文:前田 有佳利
- TURNS×W|和歌山の「食でつながる人とまち」@大阪
-
開催日 2019年6月29日(土) 時間 13:00〜16:00(12:30開場、15:00から退場自由) 会場 シティプラザ大阪4階「温」 地図 住所 大阪市中央区本町橋2-31 シティプラザ大阪内4F アクセス 地下鉄堺筋線「堺筋本町駅」12号・1号出口より徒歩7分、地下鉄谷町線「谷町四丁目駅」4号出口より徒歩10分 定員 30名(先着順) 参加費 無料 参加費補足 ゲスト手づくりのドリンク&フード(おつまみ)付き 主催 【主催】和歌山県【共催】大阪ふるさと暮らし情報センター【企画】(株)第一プログレス、和歌山移住計画 参加方法 下記申し込みフォームよりご応募ください。 お問い合わせ先 第一プログレス 和歌山県移住PR事業係
tel:03-6269-9732
mail:event★turns.co.jp
※★を@にかえてご使用ください。
タイムスケジュール 12:30[開封]開場
13:00[表紙]はじめに「TURNS×Wとは」
13:10[目次]暮らしのキホン「和歌山県ってどんなところ?」
13:30[特集]ゲストトーク「食でつながる人とまち」
14:40[補足]体験ツアーや補助金etc…「サポート制度のご案内」
15:00[付録]交流会「おしゃべり編集室」
16:00[読了]閉場
※スケジュールは変更になる場合もありますのでご了承ください。
- 司会・進行
-
小泉 博史さん(こいずみ ひろし)/和歌山移住会議1981年生まれ。埼玉県出身。株式会社Loocal代表取締役。2010年に和歌山市へIターン。2013年に市内初のコワーキングスペース「CONCENT」を開業。2014年には“キッチンをシェアする”をコンセプトにしたイベントスペース「PLUG」を立ち上げる。(のち事業譲渡)。2015年に「和歌山移住計画」をスタート。2017年、和歌山市の帰省者向けマガジン『キセイびと』発行協力。2018年より倉庫を改装した複合施設「北町トッテ」を準備中。前田 有佳利さん(まえだ ゆかり)/和歌山移住会議1986年生まれ。和歌山市出身。全国200軒以上のゲストハウスを旅する編集者。2011年よりゲストハウス紹介サイト「FootPrints」を運営。京都・大阪・東京を経て、2014年にUターン。2015年にフリーランスとして独立。2016年に書籍『ゲストハウスガイド100 -Japan Hostel & Guesthouse Guide-』(ワニブックス)を出版。2017年より月刊誌『地域人』でコラムを連載。ほか、greenz.jpライター兼エディター、ARCADE PROJECT実行委員など。