群馬県で体験する「ワーケーション」モニターツアー2回目は、県央エリアです。1月上旬に群馬県前橋市と渋川市を訪れました。
参加したのは、東京都内でテレワーカーとして働く女性と7歳の娘さんです。いつかは“地方移住”も視野に入れているという今回の参加者。
建築家やクリエイターが関わり、お店や商店街が活気づく前橋市、
群馬の名湯・伊香保温泉を中心に観光地として盛り上がるだけでなく、子育て支援にも力を入れている渋川市。
そんな群馬県の県央エリアで体験した「仕事」と「余暇」の魅力をたっぷりとご紹介します!
ー 1日目 前橋市 → 渋川市ー
おしゃれで文化的な “まちなか” でワーケーション。
東京駅から新幹線に乗り、まず最初に向かったのは前橋市です。前橋市は、赤城山のふもとに位置する県庁所在地で、様々なクリエイターやアーティストが関わりまちづくりが行われている文化的な場所です。
昼食を取るために訪れたのは『白井屋ホテル』。ここは、創業300年の老舗旅館「白井屋」が建築家や現代美術作家の手によって新しく生まれ変わった唯一無二の“アートホテル”です。
ホテル内にあるオールデイダイニング『the LOUNGE』の扉を開けると、そこはまるで“森の中”にいるような空間と、見てるだけでも美しい吹き抜けの螺旋階段がありました。「わ…!すごいおしゃれ…!」と参加者も感激した様子。
『白井屋ホテル』の設計を手がけたのは、世界的建築家である藤本壮介さん。地域の人が集える拠点となって欲しいという想いと、緑を感じて歩ける場所をイメージし設計されました。(参考記事:https://www.shiroiya.com/stories/interview_fujimoto_01)
白井屋ホテル
住所:〒371-0023 群馬県前橋市本町2-2-15
電話:027-231-4618
アクセス:JR両毛線 前橋駅より徒歩で約15分/タクシーで約5分
HP:https://www.shiroiya.com/
メニューはどれも、新鮮な地元食材をふんだんに取り入れたものでした。「どれもとても美味しそう…!」と選ぶのに迷いましたが、参加者は前菜とオムライスをチョイスし美味しくいただきました。
写真はSet Menu A 前菜+メイン+ドリンクの一例
他にも、アート作品が各客室や共有スペースの至る所に飾られていることや、焼き立てのパンやタルトのお店があったり、群馬生まれのオーガニックスキンケアブランド『OSAJI』をアメニティとして用意したりなど、こだわり抜かれた魅力が詰まったホテルです。1日4組限定で、宿泊客もビジターも本格フィンランドサウナの体験もできるのだとか。
今回はランチのみの滞在でしたが、改めてゆっくりと訪れてみたいホテルでした。アートな空間に身を置きながら、ワーケーション施設としても利用できそうです!
そうしてお腹と心を満たした後に向かったのは、群馬県庁32階にあるコワーキングスペース『NETSUGEN』です。
群馬県の事業として誕生したコワーキングスペース『NETSUGEN』は、業種が異なるユーザー同士でも気軽に交流できるよう空間をデザインしているだけでなく、ひとりでも複数名でも利用できるよう座席やスペースが十分に確保されています。
時には、企業やNPO、大学や研究機関など様々な人たちが集まり、スキルアップのための勉強会や交流会も開かれているそうです。
群馬県庁 官民共創ワークスペース『NETSUGEN』
住所:〒371-8570 群馬県前橋市大手町1丁目1-1 群馬県庁32階
営業時間:平日 10:00 – 21:00 土日祝 10:00 – 18:00
HP:https://netsugen.jp/
※利用するには、会員登録が必要になります。登録前に、プランや会員メリットもぜひご覧ください。
ビジネスの学びにつながる書籍や資料がセレクトされており、ユーザーの手の届く距離に置かれています。参加者の娘さんも興味津々に本棚を眺めたり、持ってきたタブレットを使って時間を過ごしていました。
この日、参加者には昼過ぎからミーティングが入ってました。Wi-Fiもスムーズにつながり「快適にオンライン会議をすることができました!」とのこと。
しかも、窓の方を見上げると…、前橋の象徴である赤城山と晴れ晴れとした青空が!
『NETSUGEN』の良いところは、グリーンとデザイン性のあるインテリアを活用したおしゃれな空間や豊富な座席数、インターネット環境だけでなく、なんと言っても群馬県庁32階からの眺望がとても魅力的です。窓からは、赤城山、利根川など、群馬を代表する自然を眺めることができます。
「PCで疲れた目にも優しいですね。自然を眺めながら仕事をすることで、集中力がアップした気がします」と参加者も“景色の効果”を実感していました。
自然の景色がそばにあると、仕事の気分転換になるだけでなく、ビジネスの新しいアイディアも湧いてきそうですね!
次は、前橋市のまちなかを盛り上げる『一般社団法人前橋まちなかエージェンシー』を訪れました。
お話を伺ったのは、『前橋まちなかエージェンシー』でデザイナーとして活動する舘孝幸さんです。
「前橋市は、前橋二十五人衆という民間の文化人が県庁を誘致し、産業とともに発展してできたまちなんです。最近は“北関東エリアは魅力度ランキングでワーストを争っている”という話題も出ますが、そうしたマイナス面だけをみるのではなく、“住んでみたい街を自分たちの手でつくっていきたい” という想いで私たちは活動しています。それで、「ローカライフデザイン」という言葉を掲げて地方暮らしをデザインし、“デザインの力で前橋を面白くする” ことを社会的に取り組んでいます」と語る舘さん。
現在、前橋市は『前橋まちなかエージェンシー』の企画・提案により、建築からプロダクトづくり、イベントの企画・運営など様々な面でクリエイターが関わり、“行ってみたい” “住んでみたい” まちとして賑わっています。芸術文化活動の支援や振興を担う施設『アーツ前橋』や世界的芸術家である岡本太郎氏による幻の作品『太陽の鐘』がまちのシンボルとしてあったりなど、クリエイティブな面白さが街中に広がっているのです。
また、『前橋まちなかエージェンシー』のオフィスがあるのは、アーケード商店街である『前橋中央通り商店街』の通りにあります。訪れたこの日は水曜日のため、ほとんどのお店が定休日でしたが、ドラマの撮影で利用された老舗の喫茶店や“前橋を水害から守る守護寺”と言われている「大蓮寺」、現代アートの作家達の拠点「Maebashi Works」などが並び、文化と歴史がうまく融合された魅力的な商店街です。
今度改めて訪れて、ゆっくりと前橋のまちを歩いてみたいと思いました。
前橋じかんをたっぷりと堪能したところで、いよいよ次は群馬の名湯・伊香保温泉のある渋川市に向かいます。前橋から渋川市までは車で30分程度です。
伊香保温泉には湯の色が特徴の『黄金の湯』と無色透明な『白銀の湯』があります。刺激が少なく、肌に柔らかな湯のため療養や静養の地として多くの人を癒してきました。特に、体を芯から温め血行を促すとして女性に優しい『子宝の湯』としても知られています。
宿泊した旅館は『ホテル天坊』。伊香保温泉の中でも最も敷地が広く、“黄金と白銀”の二つの温泉を有し、千坪の敷地に建つ大浴場“天晴”と天然記念物三波石600トンの“大岩風呂”とで湯巡りを楽しめます。
ホテル天坊
住所:〒377-0195 群馬県渋川市伊香保町396-20
電話:0279-72-4489
客室183室、最大収容人員900名
全室シャワー付き及び洗浄機付トイレ完備
駐車場 車500台・バス50台(無料)
チェックイン15:00、チェックアウト11:00
HP:https://www.tenbo.com/
参加者と娘さんは、ゆったりと温泉に浸かり、その日一日の疲れを癒しました。温泉の感想を聞くと「とても広くてのびのびと入浴できましたし、すごく温かくて体の芯までポカポカになりました!」と大満足の様子。伊香保温泉が療養目的のために多くの人から親しまれてきたのも頷けます。
また、ラウンジではコーヒーや紅茶などのドリンクが飲み放題でフリーWi-Fiも設備されているなど、ワークスペースとして利用できるところも『ホテル天坊』ならではの魅力と言えます。
ちょっとした待ち時間に、さっとパソコンを開いて仕事できるのはとても便利でした。
ー 2日目 渋川市 ー
伊香保温泉だけじゃない、子育てしやすい環境でワーケーション。
2日目の午前中、最初に向かったのは『ステイビューいかほ』です。『ステイビューいかほ』は、“伊香保温泉を自由に楽しむホテル”をコンセプトに作られた、ホテルとコワーキングスペースが兼ね備えられた場所です。
石段街口バス停からは、なんと徒歩1分!温泉街の湯巡りも気軽にできます。(仕事に行き詰まったら、石段街のカフェでひと休憩するのも良さそうです◎)
ステイビューいかほ
住所:〒377-0102 群馬県渋川市伊香保町伊香保105
電話:0279-30-4180
宿泊料金(素泊まり):平日¥5,500〜、休前日¥6,600〜
ドロップイン:1,500円(フリータイム/フリードリンク) ※ご宿泊のお客様は無料でご利用いただけます。
HP:https://www.stayview-ikaho.com/
洗濯機や乾燥機、電子レンジ、温泉グッズなども用意されており、長期滞在者でも快適に利用することができます。
また、基本的には素泊まりですが、4階には“伊香保温泉付き”の客室もできたそうです。
午前中は、2時間たっぷりと2階のワークスペースで仕事をすることができました。
仕事をした後は、渋川市の伊香保温泉水沢にある名物・水沢うどんを食べに『万葉亭』に向かいました。
水沢うどんは、讃岐うどん・稲庭うどんと並ぶ日本三大うどんの一つで、榛名山麓水沢山の良い水と小麦粉、塩だけを使っているためコシと弾力があり、ところどころ透き通るつるつるした白い麺が特徴です。伊香保温泉のシンボルである石段街ができた天正四年(1576年)頃に、湯治客や水澤観世音の参拝に訪れる人をうどんでもてなしたのが始まりと言われています。
ここ『万葉亭』の水沢うどんは、モンドセレクションで12年連続「最高金賞」を受賞した逸品です。
うどん茶屋水沢 万葉亭
住所:〒377-0103 群馬県渋川市伊香保町水沢48-4水沢観音門前
TEL:0279-72-3038
営業時間:10:30〜15:00(14:30 LO) ※土,日,祝祭日〜15:30(15:00 LO)
HP:https://manyotei.com/
参加者は、天ぷらの付いた「万葉御膳」を注文。「水沢うどんは初めてでしたが、ツルッとした食感がとても美味しく、別注である名物のごま汁でも頂くことができて良かったです。水沢うどんを堪能することができました!」と感想をいただきました。
午後は、渋川市の移住者と一緒に市内を巡りました。案内してくれたのは、地域おこし協力隊の長沼未希さんとIT企業に勤め渋川市でテレワーカーとして働いている豊川雄太さんです。お二人とも、渋川市の移住定住サポーターとしても活動しています。
(左)豊川雄太さん:神奈川県出身。2017年に、渋川市に移住し、現在はフルリモートのWEBエンジニア。2020年「かくれんぼ inぐんま」を設立した。
(右)長沼未希さん:山梨県出身。2019年7月に、渋川市の地域おこし協力隊として移住。観光振興とSNS・情報発信を担当している。
石段街は、400年を超える歴史のある伊香保温泉の象徴とも言える場所で、観光地として栄えてきました。飲食店やお土産屋、饅頭屋、遊戯場、旅館が立ち並び、階段の数はなんと365段!温泉街が365日賑わうようになって欲しいという想いが込められています。
移住定住サポーターのお二人からは、階段を登りながら渋川市の魅力をお話いただくことができました。
「渋川市は、不便なく生活のできる「街」から少し車を走らせるだけで、山・川などの自然豊かな場所へ行けます。そうした街と自然がとても近いところや、泉質の違う日帰り温泉がたくさんあるところが気に入っています」(長沼さん)
「子育て環境もとても魅力的ですね。まず保育料が無料なのはもちろん、群馬県の“ど真ん中”ということで、どの市にも1時間以内くらいでアクセスできるので、子供と県内の色んな所に遊びに行けます。また、自分の住んでいる北橘からは車で15分圏内でショッピングセンターやスーパーに辿り着けるので、そこで必要なものは揃います。日常生活で不便なことはないですね。山や川などの自然に囲まれた環境で子供を育てたいという方に、渋川市はフィットする場所なのではないでしょうか」(豊川さん)
伊香保温泉石段街
住所:〒377-0102 群馬県渋川市伊香保町伊香保76−5
HP:https://www.ikaho-kankou.com/aboutikaho/ishidan/
ただ黙々と登り続けるだけではなく、温泉の流れる様子を眺めることができる「小満口(こまぐち)」や、アヒルのおもちゃが飾られている神棚、足湯を体験できたりと、所々に“お楽しみスポット”があり、参加者のお子さんも一緒に楽しめました。
足湯スポットでは、参加者もお子さんも「体が温まるね」と、にっこり笑顔。
途中で立ち寄ったのは、166段目にある『やまのは』。群馬県内の作家、アーティストが生み出した雑貨、アクセサリー、伝統工芸品を多く扱っており、群馬の新たな魅力を発見しながらお買い物を楽しめます。
やまのは
住所:〒377-0102 群馬県渋川市伊香保町伊香保45
電話:0279-25-8300
営業時間:9時30分~18時00分
定休日:毎週金曜日、第2、3木曜日
HP:http://www.jinsentei.com/yamanoha.html
息切れしながら登り125段目に到着すると、目の前には美しい小野子山が…!なんとも清々しい気持ちを味わえました。(ちなみにこの後、頂上である365段にやっと辿り着きました…!)
次に案内して頂いたのは、『駅前児童公園』です。渋川市内の児童公園の中で一番大きく、SL機関車の展示があるだけでなく、ダイナミックに遊べる遊具があり子供たちに大人気の公園です。
1歳のお子さんをお持ちの豊川さんはすっかり“パパの顔”になって、参加者のお子さんを楽しませてくれました。
これだけ楽しめる遊具が揃っている公園は地方でも珍しく、地域の人々に人気があるというのも納得の魅力的な公園です。
駅前児童公園
住所:〒377-0007 群馬県渋川市石原207番地
HP:https://www.city.shibukawa.lg.jp/shisetsu/kouen/p003057.html
最後のスポットは、『渋川市立図書館』です。渋川市内には2か所の図書館と4か所の公民館図書室がありますが、今回訪れたのは、絵本から児童文学、小説、資料、雑誌など様々な種類の本が揃う図書館です。
渋川市立図書館
住所:〒377-0008群馬県渋川市渋川1767番地1
電話:0279-22-0644
HP:http://www.library.shibukawa.gunma.jp/
週末には、「おはなし会」や「子ども映画会」など、親子で一緒に楽しめるイベントを開催しています。
「館内は明るくて広いので、のびのびと過ごせるのがいいですね。娘の大好きな『かいけつゾロリ』シリーズは、今住んでいる家の近くの図書館ではいつも貸出中なので、こんなに揃っているのが羨ましいですね!」と参加者は図書館の魅力を語りました。
…ということで、2日間の行程が無事に終了しました!あっという間でしたが、「仕事」も「余暇」もたっぷりと“集中”できた2日間となりました。
最後に、前橋市と渋川市で過ごした感想を参加者に聞いてみました。
\参加者の声/
2日間体験したワーケーションツアーの振り返りをしました。参加者からはこのような感想を頂きました。
Q1. 一番印象に残っている場所はどこですか?
初日の「白井屋ホテル」はとてもおしゃれな空間で、“前橋にこんな場所があるんだ” と感激しました。また、2日目の石段街でも、移住サポーターの方と色んなお話をしながら登れたのが楽しかったです。
Q2. 今回のテーマは「温泉でとことん癒されながら、クリエイティブに仕事をする」というコンセプトでしたが、いかがでしたか?
今の私の仕事は、クリエイティブど真ん中の仕事ではないのですが、“この2時間でこの仕事を終わらせるぞ”と集中して仕事をできましたし、かつ「白井屋ホテル」をはじめとした様々な施設を訪れることができて、すごくいい刺激を頂きました。クリエイティブな仕事をされている方にもとても良い環境だと思います。
Q3. ツアー中の仕事の手応えはいかがでしたか?
家で仕事するより断然捗りました!家で仕事をするとつい気が抜けてしまうことも多く…(笑)。今回の「ワーケーション」のワークタイムは、“やるべきことを時間内にやる!”と目の前の業務に集中して出来ました。
また、群馬県庁32階の『NETSUGEN』では窓の外を見るととても景色が良くて、“目にも優しい” と感じました。自然が身近にあるところで仕事をすることで、集中力も高まったのではと感じています。
Q4. 「ワーケーション」自体の可能性はどのように感じましたか?
伊香保温泉のスタッフの方は「週末は混むの平日がおススメ」とおっしゃっていましたが、確かに平日ならば人気の観光地でも密にならずに楽しめたり、さらにそこで仕事もでき、良いワーケーションスタイルが提案されているのではと思いました。
またこれからは、個々人が自分の働き方や休み方を「自分で選択できる」社会になってほしいと更に強く思いましたし、その一つのスタイルに「ワーケーション」が広がっていくのではと思います。
Q5. 今回はお子さんと一緒に参加でしたが、お子さんの満足度はいかがでしたか?
温泉も楽しんでましたし、渋川市の公園でもはしゃぐ様子を見られたので、娘にとっても楽しい時間を過ごせたのだと思います。
ただ、私が仕事をしている間はやはり退屈してしまったようなので、その間シッターさんなどが子供の面倒を見てくれたり、子供だけで遊べるプランもあると、もっと親子で「ワーケーション」を楽しめるのではと思いました。せっかく来たのなら、子供にもその土地ならではの体験をさせてあげられたらいいなと思います。
Q6. 最後に、全体的な感想をお聞かせください!
群馬は都内から近いので短時間で来れて、着いたらすぐに仕事もできる。温泉もあるし、最新のコワーキング施設もある、という魅力が詰まった場所でした!コンパクトにぎゅっと色々と楽しめるのが良いところだと思います。
また、今回は自分一人だとなかなか行かないような場所にもお伺いできてとても良かったです。これからも、定期的にワーケーションをしたいと思いましたし、「移住」も検討しているのでその参考にもなりました。
私は時間がある程度調整可能な働き方をしているので「ワーケーション」は比較的参加しやすいのですが、そうではない一般の企業の方がどのようにしたら「ワーケーション」を取り入れやすくなるのか…地域の受け皿だけでなく、企業の制度が整備されていくと、もっと「ワーケーション」の需要が高まるのではと感じています。
おしゃれな「まちなか」である前橋市と、群馬の名湯「伊香保温泉」のある渋川市を巡った今回のモニターツアー。
「温泉地でシゴトって…??(ただの観光になるのでは…??)」と不安な面もありましたが、そんな不安は吹き飛ぶくらい、「仕事」も「余暇」も想像以上に充実した時間を過ごすことができました!
前橋市の「白井屋ホテル」や「前橋中央商店街」は一日中滞在しても飽きない場所であり、県庁32階の『NETSUGEN』は仕事環境と美しい山々の景色がとても魅力的でした。
渋川市では、「伊香保温泉」という強力なコンテンツももちろん最高でしたが、丁寧にまちなかを案内してくれた移住定住サポーターの存在がとても心強く、子育て環境などの情報交換をさせて頂けたことで「地方暮らし」の魅力も知ることができました。
そうした魅力的な地域の人々や観光資源、まちなかのお店、自然環境があるからこそ、「仕事」のパフォーマンスも高めることができたのだと思います。「仕事」に向き合う時間と、「子供と楽しく過ごす」時間、両方を堪能することができました。
また、両市とも子育て支援にも力を入れている地域なので、更に行程をブラッシュアップした「親子ワーケーション」も期待できそうですね。
まちなかや温泉地のワーケーションに興味のある方は是非参考にしてみてください!
▼群馬県でのテレワーク、ワーケーション情報はこちらから
https://gunmagurashi.pref.gunma.jp/g_telework/
▼利根沼田エリア(みなかみ町・片品村)の体験レポートはこちら
暮らしのなかにある「食」や「温泉」、「自然」を楽しめる
「ワーケーションモニターツアー」体験レポート
https://turns.jp/57147