【ツアーレポート】「おうめのリバーライフ×まちづくり体験ツアー」に参加しました!

都心から電車で約1時間。多摩川の源流に近い「清流のまち」青梅市では、青梅を愛する人々による新たなまちづくりの流れも生まれています。

今回は「水」と「まちづくり」をテーマに移住体験ツアーを開催。TURNSプロデューサー堀口も同行し、その魅力を体感しました。

1日目:リバーアクティビティを体験!

青梅駅に集合!

「NAMA」でランチ&オリエン

ツアーのはじまりはオリエンテーションから。

初日のアテンドをしてくだ さるラフティング日本代表選手の増田さんと合流し、2日間をともに過ごすメンバーたちと自己紹介を行います。

今回は都内近郊からの参加者が多く、青梅に何度も来ている方、移住先として検討している方など、きっかけもさまざまです。

会場の「NAMA」は御岳渓谷の雄大な自然をバックに、こだわりの和牛や季節の料理を楽しめるお店。会話とともに、特製ハンバーグに舌鼓を打ちました。

ラフティングをしながら川をきれいに!

\案内役はこの方/
増田 貴元さん 柴田 大吾さん

清流のまち青梅では、リバーアクティビティも盛んです。

今回体験する「リバークリーンラフティング」は、ラフティングで川下りをしながら清掃を行うアクティビティ。ラフティング選手として多くの実績を持つリバーガイドの柴田大吾さんが、川の楽しさを伝えると同時にゴミ問題にも目を向けてもらおうと行っています。

柴田さんと増田さんの指導のもと、川遊びを満喫する参加者たち。この日は全国的な猛暑日となり、川に勢いよく飛び込んだりぷかぷか浮いたりと、とても気持ちよさそうに過ごしていました。

BBQ&交流会

夜は、柴田さんが運営する「a-flow」に移動し、BBQをしながら交流会を開催。朝採れ野菜や日本酒、クラフトビールなど、青梅の味覚を満喫しました。

それぞれが思い思いに交流を楽しむなか、急遽、柴田さんの発案で地域の盆踊りに参加させていただくことに!地元の方々も快く受け入れてくださり、屋台グルメも堪能しながら全員が踊りに参加しました。

2日目:川のある暮らしとまちづくりを体験!

天寧寺で朝活!

2日目の朝は、バスで天寧寺へ。1000 年以上昔に平将門が小さな庵を作ったという言い伝えもある曹洞宗の古刹です。青梅市は紀元前の集落跡が見つかるほど古くから人が住んでおり、歴史ある神社やお寺が多いのだとか。

天寧寺には湧き水の池があり、本堂の下を通って流れ出た水は霞川となって、最終的には荒川へと流れ込みます。「青梅市には多摩川系と荒川系、2つの水系があるんですよ」とご住職。

今回は、普段は見られない裏の池を見せていただいたり、鐘をつかせていただいたりと、貴重な体験をさせていただきました。

霞川沿いでまちづくりの空気を体感!

河岸整備が進む霞川沿いは、今、面白い“ヒト”や“コト”が集まる注目のスポット。まちに活気が生まれています。

\案内役はこの方/
武藤 一由さん

田んぼマルシェ

霞川沿いで毎月行われる小さなマルシェで、地域住民の憩いの場です。主催する「木野下田んぼを愛する会」は、東京で最大規模と言われる青梅の田園風景を守るべく活動中。さまざまなイベントを仕掛け、まちに活気を生み出しています。この日は人気のシフォンケーキ屋さん「ちゃんちき堂」のてつさんもマルシェに。市内外を気ままにリアカー行商しているそうで、鈴の音が鳴ったら来た合図なのだとか!

クラフトビール

田んぼマルシェの主催者のひとりである武藤さんが経営するブルワリー。仕込みから出荷まで2週間ほどかかり、すべての作業をひとりで行っているそうです。

「今この樽に入っているのは、ホップの代わりに御岳山で採れた山椒を使ったもの。『山椒ができたよ』とか『うちで育ててるホップを使ってみてよ』とか、青梅の情報はいろいろ入ってくるので、地元の原料をあれこれ試しています」

地域映画

河岸にスクリーンを立てて、気軽にのんびりと映画を楽しむ野外上映会「せせらぎシアター」。この取り組みを映画化した同名の作品「せせらぎシアター」を、武藤さんが経営する居酒屋の店内で見せていただきました。

映画には美しい田園風景や地域住民の様子、青梅市内の馴染み深い景色がたくさん織り込まれ、青梅の魅力がたっぷり。映画のメッセージも心に響くもので、参加者たちも熱心に見入っていました。

\2つの映画祭にてトリプル受賞!/
★賢島映画祭・・・グランプリ&主演男優賞
★北海道国際映画祭(中編部門)・・・最優秀国際中編映画賞

2つの映画祭で賞を獲得した「せせらぎシアター」。なんと!10月に鑑賞できる機会があるんです!

\10/6(日)に上映会を開催!@B-YARD(青梅市内)/
観覧無料!武藤さんの作るクラフトビール「VEPAR」も飲めるかも!
ぜひこの機会に青梅に足を運んでみてはいかがですか?

▼詳細はこちら
https://www.facebook.com/events/2241757846159840/?ti=ls

振り返り@儘多屋ままだや

最後は、ヤマトタケルも湯浴みしたという伝説が残る岩蔵温泉郷の旅館「儘多屋」でツアーを振り返りました。

参加者の皆さん、お疲れ様でした!

 

参加者の声
青梅の方とたくさん触れあってみて、みなさん、理想の生活を叶えてすごく楽しそうにされているのが印象的でした

 

市街地や里山など多彩な地域がグラデになっているので、希望に合わせて移っていくのもいいなと思いました

 

青梅のことは知っていたけど、期待以上に素晴らしかった!本格的な自然があって交通の便がいいのも魅力ですね

 

TURNSプロデューサー・堀口正裕も体験しました!

今回のテーマは「水とまちづくりを体感する」。初日の「リバーラフティング」では川遊びの楽しさを堪能すると同時に、ゴミ拾い活動を通じて、水と共にある暮らしとはその環境に対しても責任を持つ生き方なのだと学びました。

また、青梅には水が育んだ東京最大級の美しい田園地帯があります。「木野下田んぼを愛する会」の方々との交流では、それらが耕作放棄地になることを本気で阻止しようと取り組む地域住民の危機感と地域愛、そしてまちづくりの本質に触れることができました。

個人的に印象に残っているのは、ゲストの方が「声をかけたら来てくれたよ」と気軽に知り合いの方を連れてきてくださる場面がたくさんあったこと。青梅らしさの一端が垣間見え、そういう生活の繋がりや暮らしぶりを知れたことで、青梅への理解がさらに深まったように思います。

 

Information

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