JRN系列ラジオ番組「地方創生プログラム ONE-J」で、TURNSとのコラボレーション企画が放送されています(毎月第3週日曜日)。メインパーソナリティは女優の本仮屋ユイカさん。ゲストコメンテーターとしてTURNSプロデューサーの堀口正裕が出演し、地方で魅力的な取り組みをしている人や団体、名産物などを紹介しています。
今回の放送では、秋田県男鹿市の“誰もが惚れる経営者” 岡住修兵さんを取材したお話を紹介します。
地域の魅力を伝え、地方で働く・暮らす・関わり続けるためのヒントを発信するTURNS堀口さんがこの1ヶ月間、津々浦々を訪れて見てきた話をしていただきます。
2021年の秋に創業したクラフトサケ醸造所『稲とアガベ』。
「クラフトサケ」とは、日本酒の製造技術をベースとしたお酒、または、そこに副原料を入れることで新しい味わいを目指した新ジャンルのお酒です。
いま、日本では有望な造り手が次々とこのジャンルで事業を起こし、発展しています。
現在の日本では、日本酒を造るための免許の新規発行が原則認められていません。新しい醸造所は、日本酒を造ることができないということです。
しかし、2020年4月の法律改正により、海外輸出向けという条件付きで、免許が発行されるようになりました。稲とアガベはこの新しい免許を活用し、輸出用の日本酒を造ることで、世界の方々に日本酒の魅力を知っていただくことを目指しています。
そんな岡住さんは男鹿の町と日本酒業界を本気で変えようしています。
だれもが日本酒の醸造免許を取得できるような仕組みを行政にはたらきかけ、根幹部分のルールを覆そうとしています。
こうした規制を取っ払うことで、世界中から酒造りに興味がある人が集い、雇用が生まれ、日本酒業界全体の底上げにつながるんだそう。
さらに、お酒造りにとどまらず、多くの人々がワクワクするような事業を創出し続けることにも注力していて、
・地元食材を使ったラーメンの開発
・酒粕を利用した加工品の開発
・ホテルやスナックなどの運営 など
さまざまな取り組みにも励んでいます。
岡住さんの目的は「お金」「地位」「名誉」といったものではありません。
「男鹿のまちのため。ひとのため。」に情熱を持って即座に行動へと実行できるバイタリティあふれる生命力に、誰もが惚れてしまうんだそう。
ということで、「堀口正裕の全国みやげ話」。
今回も素敵なお話を聞くことができました!
次回はどんなお話を聞かせてくださるのか楽しみですね!