【求人】移住者に選ばれる自然豊かな長野県
佐久市・軽井沢町で暮らしをクリエーション。
大井建設工業が家づくりスタッフを募集!

中古住宅リノベーションが住まいの選択肢の一つとして浸透してきた今。地方においても、中古物件を自分好みに造り変えて豊かな暮らしを実践する人が増えています。とはいえ、不動産からデザインまでワンストップで相談できる依頼先はまだ限られているのも事実です。

移住者に人気の長野県佐久エリアに2023年春、中古住宅のリノベーション専門店・Renovation Studio「RENOEL(リノエル)」がオープンします。運営するのは、地元で創業60年を数える大井建設工業株式会社。新規事業立ち上げに伴う事業拡大に向け、ともに働く新しい仲間を募集します。

2023年春、佐久エリアにリノベーション拠点がオープン

北陸新幹線が乗り入れるJR佐久平駅からほど近く。にぎわう大型ショッピングモールの隣で、中古住宅のリノベーション専門店・Renovation Studio「RENOEL(リノエル)」の建設工事が進められています。広い館内は、リビング、ダイニング、キッチン、和室などさまざまなインテリアゾーンを揃え、機能やコーディネートを体感できる空間となります。


中古住宅のリノベーション専門店・Renovation Studio 「RENOEL(リノエル)」外観イメージ


内観イメージ

「不動産から設計までワンストップで相談していただける、当社のリノベーション事業の拠点です。館内にはカフェも入居予定で、ショッピングついでに気軽に立ち寄れる場所を目指しています」と、大井建設工業の大井康史社長は話します。佐久エリアでトップクラスの住宅着工数を誇る同社。その強みは、省エネ・耐震などの性能と価格の「最適なバランス」を追求した住まいづくりです。新築部門のほかリフォーム部門も好調ですが、なぜ今、リノベーション専門店を立ち上げたのでしょうか。


左が大井社長

一般的にリフォームの目的が「新築時に戻す」、すなわちマイナスをゼロに戻すことであるのに対して、リノベーションは、さらに上の価値を生み出すこと。つまり、マイナスからプラスに転換することを目指します。リフォームの窓口がホームセンターや建材店にも広がる中、「建設会社の経験と実績を活かして、本格的なリノベーション事業を立ち上げようと考えました」と大井社長。その根底には、地域のお客様にリノベーションという選択肢を提供したい思いがあります。

「近年は住宅価格の高騰がすごい速さで進んでいます。このままいくと、大金がなければ家を建てられない時代になる。それはおかしいですよね。当社は10年以上前から、お客様のライフプランをトータルで見据えた価格の住宅を提案してきました。かつては中古住宅=我慢のイメージでしたが、もはや過去のもの。適切な耐震・断熱補強を施して間取りとデザインにも手を加えれば、新築以上の満足感を得ることができますし、予算に合わせた住まいづくりもしやすい。リノベーションという選択肢とその魅力を、多くの人に知ってほしいと考えています」

全国的な課題である空き家問題、過剰な住宅ストックも背景にあるといいます。これらの中古物件を活用するリノベーション は、新築に比べてCO2や廃棄物の排出を大幅に削減でき、世界共通の目標であるカーボンニュートラルにも寄与します。


「RENOEL(リノエル)」建設現場で、大井社長と入社4年目の高野尾健太さん

自然も利便性も、御代田町は「すべてがちょうどいい」

同社が本社を置くのは佐久市の隣の御代田町。近年移住者が増え、住宅ニーズが増えていることも新事業の追い風になっています。民間不動産会社が調査した街の住み心地ランキングでは、2021年から2年連続で御代田町が県内1位にランクイン。移住者に人気の長野でも、人口が増えている数少ない地域です。

その背景にはリモートワークの普及、幼小中一貫校の「軽井沢風越学園」が町内に開校したことなど、さまざまな要因がありそうですが、浅間山麓に広がる豊かな自然、隣接する軽井沢よりも手頃な土地価格や賃料、東京まで新幹線で1時間程度で行けるアクセスの良さ、少し車を走らせれば生活に必要なものはだいたい手に入る……など、「何もかもがちょうどいい環境」が人気の理由でしょう。

入社2年目の大井一将さんも、千葉県から御代田町へUターンした一人。「働くだけなら東京の方がいいかもしれない。でも暮らすなら断然、御代田がいいと思います」と話します。


営業と設計を担当する大井さんは2年前に千葉からUターン

「空気が全然違うんです。時間の流れがゆったりしていて、人も穏やかですね。高速に乗れば県都の長野市も群馬も1時間程度、新幹線に乗れば東京もすぐ。街の変化もおもしろいですし、移住者が多いのでコミュニティに溶け込みやすい。昔も好きでしたけど、大人になった今、改めて御代田が好きになりました」

ローコストから性能重視へ。進化してきた住宅事業

大井建設工業の創業は1963年。別荘建築やゴルフ場開発で経営基盤を築き、ビルや大型施設など大規模な施工も手掛けてきました。住宅事業に参入したのは2000年頃。別荘やマンションで培った知識とノウハウ、徹底した品質管理と工事管理の経験を住宅に活かそうと考えました。当時コンセプトにしていたのは、ローコスト住宅。

「住宅取得層の中心である子育て世代にとって、ライフプランに占める住宅費用は非常に大きな存在です。それゆえ、家づくりはプランから始めるのではなく、お客様の“限界予算”を最初に定め、その中で納得のいく住まいを提案するを信条としてきました」

そう話す大井社長のモットーは「地元から住宅ローン破綻者を一人も出さない」。こうした考え方が共感を呼び、2010年には年間40棟まで着工数を伸ばしました。

2020年前後、大井建設工業は大きな方針転換を図ります。ローコスト主義から「性能最重視」へ。断熱性・気密性・耐震性の基準レベルを引き上げた上でコストとバランスをとり、トータルで満足できる住まいづくりを目指すことを決めたのです。

施工中心エリアである佐久・軽井沢地域は冬の寒さが厳しく、「暖かい家」「結露しない家」は絶対的なテーマです。国が求める住宅の省エネ基準が上がったことも後押しとなり、改めて性能を第一に考えることをコンセプトに据えました。

信州大学との共同研究で導いたエコ住宅

「性能重視」に転換したとはいえ、やみくもに高いスペックを求めてはコストが跳ね上がってしまいます。国が求める基準を四角四面に満たすだけでも十分とはいえません。「重要なのはバランス。ここ信州で快適に暮らすために“ちょうどいい住宅性能”とはどの程度なのだろう?」。大井社長が相談を持ちかけたのは、自身の母校である信州大学工学部でした。

住宅の断熱性・耐震性、省エネ性などを向上させるため佐久市内にモデルハウスをつくり、信州大学と共同研究をスタート。モデルハウスに約200ものセンサーを設置し、あらゆるデータを採取しています。そこから導いたのは「断熱性能と省エネ性能に優れ、かつコストパフォーマンスも高い住宅をつくるには、北海道を基準とするのが最適である」という事実。計測データを活用して、高性能かつ「エコ住宅」の開発につなげています。

例えば、壁の断熱仕様をハイスペック・北海道基準・G2グレードの3種類に分けて施工し、それぞれの室温を測定したところ、それぞれ1.7度ほどの差があったそう。
「この差を大きいと見るか小さいと見るかは人それぞれです。もちろん、長期的に見れば住まいの断熱性能を上げた方がコストは抑えられますが、データが明らかになっていれば『この程度なら暖房でカバーして建築費用を抑えよう』という選択肢も出てきます。お客様一人ひとりが適切な選択をできるようにするために、正確なデータを提供することを何よりも重視しています」と大井社長。

実験から導いた確固たる基準があるからこそ、リノベーション事業にも自信を持って挑みます。中古住宅の性能を読み解き、適切に改修を加えてコストパフォーマンスに優れた住まいへ。今はまだ目に見えない価値を提案できる。それがリノベーションの仕事のおもしろさだといいます。

さらに「住宅、特にリノベーションを提案する仕事は何歳になっても続けることができます。むしろ知識と経験を蓄積することで、より良い提案ができるようになるんですよ。的確なアドバイスをもらえたと、お客様から信頼を得ているベテラン社員もたくさんいます」と大井社長。

新築の施主は30〜40代が中心ですが、リノベーションは50代、60代で考え始めるケースも多くあります。「若い頃に建てた家の老朽化を解消したい」「子どもが巣立った今の暮らしに合う間取りに変えたい」など要望はさまざま。物件の状態も多種多様なら、施主の年齢も状況もバラエティに富んでいます。新築に比べてチャンネルを多く持つこと、状況を見極めて判断する力が問われるからこそ、経験を重ねるほど厚みのあるいい提案ができるのです。

未経験からスタートしても、学びながら働ける

今回、募集する職種は「リノベーション部門担当」と「新築部門担当」の2つ。
「リノベーション部門担当」は、お客様対応から現場監督までトータルで行う仕事。「新築部門担当」はお客様との打ち合わせから図面作成までを行います。経験は不問。経験者はもちろん歓迎ですが、一番は「やってみたい」という積極性を重視します。未経験で入社してから知識と技術を身につけ、活躍している社員もたくさんいるのだそう。

現在、リフォーム部門で活躍する高野尾健太さんも未経験からスタートした一人です。前職はアパレル企業の製作部門でしたが、「人と関わるものづくりがしたい」という思い、そして、かつて暮らした御代田町の住みやすさを忘れられなかったことから30歳の時に中途入社。高野尾さんの業務は、お客様の要望をヒアリングして工事内容を決定し、現場監督として工事完了を見届けるまでを担当しています。

「先輩について覚えながら仕事に慣れていったので不安はなかったですね。当社はベテランスタッフが多くフランクに教えてくれるので、前向きに取り組めばどんどん吸収できる環境なんです」


営業から現場監督まで担当する高野尾さん

前述の通り、リフォームは高齢のお客様からの相談も多く寄せられます。「お客様が必要としているものを知りたい」と感じた高野尾さんは、「福祉環境コーディネーター2級」を取得。介護保険を利用したリフォーム申請にも携わっています。

「医学的な知識も身につき、『このぐらいの段差も意外とつらいな』といったことが分かるようになりました。まだバリアフリーの必要がないお客様でも、将来手すりを設置できるよう壁の内部に下地材を入れておくといった提案をすることも。介護のプロフェッショナルの方も建築のことはなかなか分からないので、媒介役も果たせればと思います」

工事はお客様が住んでいる状態で行うことが多いため、騒音や職人の出入りなど細部にまで気を遣ってスケジュールを組みます。大変ではありますが、お客様に喜ばれ、職人さんにも気持ちよく働いてもらえる環境を整えることも大切にしています。

「『ありがとう』『助かりました』と言われると、やっぱり嬉しいですね。毎回、違う現場を回れるのも新鮮で私は楽しいです」

提案で迷ったら、お客様を親友だと思うこと

千葉からUターンした大井さんは入社後に二級建築士の資格を取得し、新築部門で営業と設計を兼務しています。営業から設計まで一人で網羅するスタッフは社内でも珍しいのだそう。

「お客様との打ち合わせからスケッチを描き起こし、CAD図面やCGを作り込んでいきます。形のないものをゼロから作っていくからおもしろいですよ。注文住宅の営業は、モノではなく価値を売る仕事だと私は思っています。お客様自身も、どんなものがほしいのか手探り状態。言葉やアイデアを駆使して“まだここにない価値”を提案し、喜んでいただくのが私たちの仕事です」

だからこそ、お客様への提案も伝え方も試行錯誤の連続。さらに工事が完了して家を引き渡せば終わりではなく、その後もずっと関係性が続くため、責任は非常に大きいと話します。

大井さんが大切にしているのは、「自分が住みたい家しかつくらない」ということ。お客様の希望をヒアリングして図面にアウトプットする時も、言われたことをそのまま形にするのではなく「自分はこの家に住みたいか?」「本当に敷地の魅力を引き出しているか?」と自問自答しているそう。

大井建設工業が社員の働く指針として掲げる一つが「迷った時には、お客様を親友や親兄弟だと思う事。そうすればおのずとお客様に最高の提案ができる」。まさにそれを実践する姿勢が、信頼につながっているのでしょう。

大井社長に「どんな人に入社してほしいですか?」と尋ねると、「お客様の声を聞いて、一緒に考えられる人ですね。1つの職種にとらわれず、設計兼営業、営業兼現場監督として多彩に活躍していただける方をお待ちしています」と答えてくれました。まずはじっくりとお客様の声に耳を傾け、敷地や物件の状態と予算をトータルで考えて最適な提案を行うこと。毎年スピーディーに変わる断熱や省エネの技術や基準について、積極的に学ぶ姿勢も重視されます。

住まいをつくることは豊かな暮らしをつくること。お客様に伴走し、日常とこれからの人生を一緒に考えることが大井建設工業の仕事です。自然に包まれた佐久・軽井沢エリアで、そんなやりがいにあふれた仕事を始めてみませんか。

文・石井妙子 写真・宮崎純一

                   
都道府県+市町村長野県 佐久市・軽井沢町・御代田町
募集状況募集中
勤務地長野県佐久市佐久平駅南9-1
募集職種①リノベーション部門担当者
「設計業務」を中心に営業・コーディネート業務までできる人
「施工管理」を中心に接客業務までできる人
「不動産仲介」を中心に営業・コーディネート業務までできる人
②新築部門担当者
「設計業務」を中心に営業・コーディネート業務までできる人
「施工管理」を中心に接客業務までできる人
※いずれも経験不問
雇用形態正社員
給与月給20万円以上(中途採用の場合)
以下社内規定に基づき支給
・別途残業代支給
・交通費支給
・賞与(年2回)
・昇給制度有り(年1回)
・インセンティブ制度有り
・資格手当など手当多数有り(下記)
※職種や役職により異なる内容もあるため詳細は直接お問合せください。

モデル年収例
年収350万円 / 27歳
年収550万円 / 40歳
年収620万円 / 50歳
※あくまで当社の一例になります。ご面談にて実績や経験等を鑑みて個別にご相談させて頂きます。
福利厚生■健康保険
■厚生年金保険
■雇用保険
■労災保険
■財形貯蓄制度
■退職金制度(確定抽出年金)
■インセンティブ制度
■資格取得支援制度
■各種研修制度
■健康診断
■社員割引
■団体保険割引
■慶弔見舞金
■社員旅行(2年に1回/国内旅行1泊2日)
■保養所(東急ハーヴェストクラブ・エクシブ)
■制服貸与
仕事内容①リノベーション部門
〈設計業務+営業・コーディネート担当者の場合〉
ショールームでの接客営業、要望のヒアリング、資金計画、設計プランの提案、書類作成等の契約業務、アフターフォローなど
〈施工管理+営業担当者の場合〉
現場の施工管理、現場監督、施工段階での接客営業対応、アフターフォローなど
〈不動産仲介+営業・コーディネート担当者の場合〉
物件探し、不動産仲介業務、買取再販物件の企画、販売、接客営業、要望のヒアリング、書類作成等の契約業務、アフターフォローなど

②新築部門
〈設計業務+営業・コーディネート担当者の場合〉
本社での接客営業、要望のヒアリング、資金計画、設計プランの提案、書類作成等の契約業務、アフターフォローなど
〈施工管理担当者の場合〉
現場の施工管理、現場監督、施工段階での接客対応、アフターフォローなど
勤務時間9:00~18:00(休憩90分)
※時短勤務可(要相談)
休日休暇■週休2日制(シフト制)
■GW
■お盆休み
■年末年始休暇
■慶弔休暇
■年次有給休暇
■産休・育休制度
応募資格■要普通自動車免許(AT限定可)
■基本的なPCスキル
以下の資格保持者は優遇検討いたします。
■建築士(一級、二級)
■施工管理技士(一級、二級)
■宅地建物取引士
※経験不問、経験者は優遇検討いたします。
選考プロセス(1)一次審査書類審査随時書類審査を実施します。
(2)二次審査面接(一次審査結果通知の際に、お知らせします。)
採用問い合わせ先大井建設工業株式会社
https://www.ooi-kensetsu.co.jp/
■本社
〒389-0207 長野県北佐久郡御代田町馬瀬口1670-74
TEL.0267-32-3333 / FAX.0267-32-2935
備考・その他諸手当
■通勤手当(上限2万円/月)
■家族手当
■資格手当

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