熊本県の南西部に位置する天草市は、大小120ほどの島々からなる天草諸島の中で、人口約8万人の最大のまち。島でありながら九州本土とは5つの橋で結ばれているので、都市部への往来もしやすい場所でもあります。
島の周囲は、天草灘・東シナ海・八代海・有明海など青く澄んだ美しい海に囲まれており、漁業が盛んで、ウニ・伊勢エビ・タコなど水産資源に恵まれています。ほかにも、牡蠣や真珠などの養殖業、デコポンやイチジクなどの農産品も生産されるなど、一年を通して海や山の幸を楽しむことができます。
また、歴史的にも多くの人に知られている天草。
江戸時代初期に起こった日本の歴史上最大規模の一揆といわれる「天草・島原の乱」を率いた天草四郎は、学生時代に学んだ記憶がある人も多いでしょう。ほかにも、南蛮文化やキリシタンの弾圧などの歴史ある名所や遺跡が今もなお市内に残っています。2018年には「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産に登録され、国内外から注目されている地域です。
1月12日(日)あまくさライフカフェ「島暮らしセミナー」を開催!
旅行をするときは、有名スポットに足を運び、飲食店でご当地ならではの料理に舌鼓を打ったり、その地だからできる体験をしてみたり……さまざま楽しみ方があります。その地域のことを知り、触れてみると、「また訪れたい」「より深く知りたい」と興味関心を抱くこともありますよね。
天草だってきっと同じはず。観光地としても非常に魅力的ですが、自然や文化、歴史に育まれた日本の宝島「天草」では、どのような人たちがいて、どのような暮らしのカタチがあるのでしょうか?
そんな天草ライフを知っていただける「島暮らしセミナー」を、1月12日に東京・有楽町で開催します!
当日は、自分らしく生き生きと天草で暮らす先輩移住者をお招きしたトークイベントで、天草市のことはもちろん、農業や子育てなど暮らしのことなどを直接聞いて、写真を通しても知ることができます。
お茶の試飲やおすすめの天草お菓子も試食できるので、天草の人やものに触れ、都内にいながらちょっとした旅行気分を味わえるかもしれません。
移住や島暮らしに興味がある人だけではなく、どんな場所か知りたいという方も大歓迎です!
あなたらしい、暮らしを見つけるきっかけになるかもしれません♪
天草にいる人たちだからこそ伝えられる、地元の魅力やリアルな暮らしに触れてみませんか?
- あまくさライフカフェ「島暮らしセミナー」
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開催日 2020年1月12日(日) 時間 14:00~16:30 会場 goodoffice有楽町 地図 住所 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館6階 アクセス JR有楽町駅 京橋口徒歩1分 定員 25名 参加費 無料 主催 熊本県天草市 参加方法 詳細・問い合わせよりお申し込みください。 お問い合わせ先 熊本県天草市移住・定住サポートセンター(天草市地域政策課)
電話 0969ー27ー6000
メール iju@city.amakusa.lg.jp
タイムスケジュール 14:00~ 開会、天草市の紹介
14:20~ ゲストトーク
15:00~ 休憩
15:10~ テーブルトーク(参加者&ゲスト交流)
・参加者の質問に答えてくれます。
・無農薬茶の試飲とお天草菓子を試食します。
16:10~ 天草市からのお知らせ
16:30 閉会(予定)
- ゲスト
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原田 孝平(はらだ こうへい)さん農業研修生、そらよかファーム。1989年熊本県天草市生まれ。
天草市内の高校を卒業後、広島県で11年間、車関係の事業所に勤務。
ゴールデンウィークや正月などで帰省するたびに、自然の香りや山々の色の変化に四季を感じる天草の良さを実感し、実家である農家の跡を継ぐことを意識する。
2019年、妻と子どもとともにUターンし、ミニトマトなどの農業研修を開始。
また、実家である「そらよかファーム」では、農薬不使用のお茶栽培を手伝い、創業78年の伝統を守りつつ、新しいことにも挑戦し続けている。趣味でも家庭菜園で大根、白菜など様々な野菜づくりを楽しむ毎日を過ごす。佐藤 静香(さとう しずか)さん天草市地域おこし協力隊。1986年三重県生まれ。
製菓専門学校卒業後、カフェ勤務、広告代理店勤務を経て上京。様々なジャンルのカメラマンに師事し、「スイーツも焼けるカメラマン」として、スイーツからプロレスまで撮影する。
2016年、屋久島国際写真祭に参加したことをきっかけに、東京での暮らし方に疑問を持ち、写真祭で出会ったフランス人の紹介で渡仏。フランスで1年間を過ごす中で、田舎の良さを見つめなおす。
帰国したタイミングで募集のあった天草市の地域おこし協力隊に応募し、2019年から現職。天草の人、暮らし、風景を発信している。