群馬県地域おこし協力隊募集相談会
参加者募集中!

日本列島のほぼ中央に位置し内陸県である群馬県。県の西側および北側の県境には山々が連なり、南東部には関東平野が広がっています。

草津温泉や伊香保温泉、水上温泉、四万温泉をはじめとした、100を超える温泉地があるだけでなく、高原や渓谷、湖などレジャー環境がいたるところにあり、また、世界文化遺産に登録された「富岡製糸場と絹産業遺産群」など歴史的建造物や東日本最多の古墳の宝庫でもあります。
高品質な「上州和牛」や日本一の産出量を誇るキャベツやナスなどの野菜や果物を多く生産し、食文化においては、古くから食される郷土料理の煮込み麺料理「おっきりこみ」や「焼きまんじゅう」などが代表的です。

今回は、都心からアクセスがよい群馬県をフィールドに、地域おこし協力隊として活動してみたいと考えている方を対象とした募集相談会を東京・有楽町で開催します!

地域おこし協力隊とは、人口減少や高齢化などが進む地方において、地域外の人材が地域に移住し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等、農林水産業に関わったり、地域協力活動を行い、地域力の維持や盛り上がりをつくる役割を担う存在です。

群馬県内の各市町村では、地域への定住や定着を図ろうと積極的に受け入れを行っています。


昨年度大盛況だった『群馬県地域おこし協力隊募集相談会』の様子

9月14日に開催される「群馬県 地域おこし協力隊募集相談会」では、そうした現役隊員たちのトークライブや各市町村の募集内容の紹介のほか、個別に相談することもできます。

「なぜ協力隊になったの?」
「どんな活動を行っていて、どんな魅力を感じているの?」
「実際の群馬での暮らしはどんな感じなの?」

といったリアルな現場の「声」を、市町村担当者や隊員たちから聞いてみませんか?

 

現役の地域おこし協力隊たちのトークライブを開催

当日参加する4市町村5名の現役地域おこし協力隊員が、隊員となったきっかけや活動の魅力についてお話ししますので、ぜひ聴きに来てください!

まずは、登壇する隊員たちの活動内容をご紹介します。

〇桐生市:北條早隊員
埼玉県三芳町出身。多摩美大卒業後、都内のビン製造会社で約10年間、容器や包装デザインの仕事に従事。大学の同級生の夫との結婚を機に、桐生市内に移住し協力隊になりました。主に、特産物の販売促進や地域食材を使用した新商品開発、地域の魅力や情報の発信を行っています。

〇みどり市:安西未佳隊員
香川県高松市出身。主な活動は、SNSを活用した情報発信、地域活性化のためのイベント企画・立案です。イベントにお越しいただいた方の喜んでいる姿を見たり、自ら発信した情報に反応があったりしたときにやりがいを感じながら、日々活動にあたっています。

〇南牧村:谷津順子隊員
栃木県足利市出身。以前は、都内の会社で経理の仕事をしていました。自然が近くにある暮らしに憧れていたときに、協力隊の情報を知り、学生時代に過ごした群馬県に恩返しをしたいと考え、協力隊になりました。主な業務は、NPO法人の運営補助(経理事務)、SNSでの情報発信、定住に向けた生業づくり(お茶作り)。

〇南牧村:佐藤祐太隊員
埼玉県所沢市出身。大学生のときに、村での居候や貸し出しされていた古民家での仮住まいなどの体験を経て、2018年10月から協力隊になりました。現在、道の駅等での観光振興、SNSを活用した情報発信を行っています。

〇嬬恋村:鈴木健太郎隊員
神奈川県横浜市出身。主に、SNSでの情報発信、HPの編集や協力隊の動画制作など観光情報の発信支援をするほか、観光イベントのスタッフも行っています。豊かな自然に囲まれた静かなところで、村の方たちの優しさに触れながら多くの人たちの目に留まる情報を発信しようと奮闘中です!

どうでしょう?
個性あふれる現役隊員の活動は、とっても面白そうだと思いませんか?

相談会当日は、活動内容の他にも実際の群馬暮らしについて「楽しいこと」「大変なこと」など含めたリアルなトークを聞けますので、どうぞお楽しみに!!

参加市町村の募集情報

今回の募集相談会では、以下の市町村が参加します。どこのエリアで、どんなお仕事ができるのか、相談会を開催する前にちょっぴりご紹介します!

仕事内容について少しでも気になった方は、ぜひ9月14日の相談会で詳しいことを聞いてみましょう!

〇桐生市
県の東南部に位置する桐生市。東京から車でも、JR在来線でも約2時間30分なので首都圏からのアクセスがよい地域です。奈良時代から絹織物の産地として発展し、その繁栄を今に伝える町並みがいたるところに残っており、ノコギリ屋根の織物工場や土蔵造りの店舗など近代化遺産の宝庫となっています。
市街地、里山、美しい景観の中山間地域など地域内にもさまざまな場所があるため、自分に合った田舎暮らしの選択ができるのは魅力的です。



募集人数:3名
活動内容:
①高齢者の見守り・引きこもり対策支援
②有害鳥獣対策
③農林・観光資源の振興業務 [観光客(インバウンド含)の誘客]
④特産品の販売促進及び観光案内
⑤地域の賑わい創出・観光イベントの企画運営・協力
※①~③は、桐生市黒保根町(過疎地域)での活動(1名募集)。
※④~⑤は、桐生市市街地における観光業務(2名募集)。

(担当者メッセージ)
桐生市は、山と川に囲まれ豊かな自然がいきづき、古くから織物で栄えたまちです。地域の魅力を掘り起こし、桐生ならではの魅力をデザインし全国へ発信して、一緒に地域を盛り上げていきましょう!

〇みどり市
県の東部に位置する、みどり市。足尾銅山の銅を運ぶあかがね街道の宿場町であり、また生糸の集散地(産物を集め、消費地へ送り出すところ)でもあり、人々の行き交う場所として発展してきました。現在でも、南北には栃木県日光市から埼玉県を経由して東京都までつながる国道、東西には前橋市から茨城県水戸市へとつながる国道が走っていて、交通のうえでは重要な場所としての役割を担っています。また、市の北東から南東には渡良瀬川が流れ、豊富な水量もあり、首都圏に水を供給しています。歴史的な伝統や慣習、史跡なども数多く残されているまちです。

募集人数:若干名
活動内容:
①滞在・体験型観光の推進、地域づくり活動の支援等
②林業技術の習得、製材・木質ペレット製造業務等
③木材加工施設の運営、新商品開発、販売促進等
④干しイモづくりの支援、有害鳥獣対策等

(担当者メッセージ)
豊かな自然に囲まれたみどり市東町で、自分らしい生き方を追求してみませんか?

〇上野村
上野村は、県の最西南に位置しています。村の中央を流れる神流川は、国土交通省の水質調査でかつて4年連続「関東一きれいな川」として認定されたほか、村域の「神流川源流」が、環境省の「平成の名水百選」に選ばれ、非常に清らかです。また、村の96%を森が占めていて、山村の豊かな暮らしができる村です。林業や農業、観光業が主な産業となっています。
麦みその「十石みそ」、上質な豚肉を思わせる甘い脂が特徴的な「猪豚」、肉厚な「しいたけ」などが広く親しまれています。

募集人数:若干名
活動内容:
①木工家研修、制作活動
②バス、トラック等のドライバー
③農作物や特産品を使った新商品開発
④かじかの里学園の運営(山村留学施設)

(担当者メッセージ)
木が好きな方、手で何かを作るのが好きな方、山村で腕を磨いてみませんか?また、運転好きな方、農作物が好きな方、子供が好きな方も大歓迎です!一緒に、豊かな食の魅力を発信したり、未来ある子供の笑顔をつくりましょう!

〇神流町
県の南西部に位置する神流町は、1,000m級の山々と清流に囲まれている緑と水に恵まれたまちです。全国で最初に「鯉のぼり」をイベント化した元祖として知られています。また、恐竜の足跡化石を日本で初めて発見したことから「恐竜王国」としても有名になっています。近年では、恵まれた自然を活かし、町民の温かいおもてなしに触れることができるトレイルランニング「神流マウンテンラン&ウォーク」などの交流イベントも積極的に行っています。

募集人数:3名
活動内容:
【アウトドアツーリズム】
① 資源発掘、情報発信
② はこだたみキャンプ場の管理・企画
③ アウトドアプログラム商品の企画
【観光地域づくり】
① 資源調査、情報発信
② 滞在型観光プログラムの企画
③ 地域特産品開発

(担当者メッセージ)
西上州の山々に囲まれた人口1800人の暮らす「神流町」で、一緒に地域おこしに取り組んでみませんか?地域密着度100パーセントの仕事内容に、やりがい&生きがいを感じられること間違えなし!たくさんのご応募お待ちしております!

〇南牧村
東京から車で2時間ほど、県の南西部に位置する南牧村。村の中心には南牧川が流れていて、周囲の山々から流れ込むいくつもの支流には、数多くの滝があります。冬季は雪も少なく年間を通して過ごしやすい環境です。養蚕や蒟蒻の栽培で栄えた南牧村には、今に伝える農家住宅など、昔ながらの山村風景が残っていて、心豊かな暮らしをするのにおすすめです。

募集人数:若干名
活動内容:《定住に向けた生業づくり》定住に向け必要なことを自ら発見し、実践しなが
ら定住の基盤をつくる活動。
【1年目】村の状況把握を目的に役場内や村内各施設でのローテーション業務
【2年目】定住するために必要なこと、やりたいことを考え、3年目に繋がる活動
【3年目】自立に向けた実践的な活動

(担当者メッセージ)
自然の中でゆっくりと四季を感じながら生活してみる?もしかしたら、あなたにマッチした村がここにあるかも。

〇嬬恋村
県の西北部に位置する嬬恋村。「日本武尊(やまとたけるのみこと)」が亡き妻を思い「吾嬬者耶(あづまはや)」(ああ、わが妻よ、恋しい)と嘆きいと惜しまれたことから村の名前が名付けられました。村の中央を吾妻川が流れ、集落の大部分はこの流域に散在していて、火山灰土の腐食土壌が多いことから高原野菜の適地となっています。嬬恋村のキャベツは、全国の総出荷量の半分を占めています。村名の由来や特産品のキャベツ等の特徴を生かし、「愛妻家」をキーワードに、観光・農業などの面での交流人口の増加などに向けて、映画『世界の中心で愛を叫ぶ』をもじった「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ(キャベチュー)」というユニークなイベントも開催しています。

募集人数:若干名
活動内容:
①ジオパーク【体験プログラムやジオツアー等の企画運営等】
②移住・定住【移住・定住促進に係る業務、空き家対策等】
③発掘調査・文化財保護【包蔵地の確認、試掘等】

(担当者メッセージ)
さわやかな高原のむら・嬬恋村で地域おこしするべ!!

〇片品村
東京から約2時間半ほどでアクセスが良好な片品村。尾瀬・日光国立公園の2,000m級の山々に囲まれ、「平成の名水百選」にも認定されるほど良質な湧き水に恵まれています。
関東以北においては最高峰とされる登山ファンに人気の日光白根山があるほか、山あいの美しい湖・丸沼では釣りやカヌーなどのアクティビティも楽しめます。観光だけでなく農業も基幹産業で、高原の気候を活かしたトマト・大根などの野菜を中心として、豆類も栽培されています。尾瀬のふもとの郷として美しい自然を楽しみながらゆったりとした里山での暮らしができるのが魅力です。

募集人数:1名
活動内容:
道の駅尾瀬かたしなの運営に関する活動
・加工所の管理運営及び農産物加工品開発に関する活動
・道の駅の魅力や特色ある取り組みなどの情報発信や特産品のPR活動

(担当者メッセージ)
一周年を迎えた道の駅で情熱と意欲をもって、楽しくチームで取り組める人材を募集!!

〇千代田町
千代田町は、利根川中流域に沿って東西に細長くのびた平坦地で、東京からも60キロメートル圏内と首都圏に近い水と緑が豊かなまちです。水の綺麗な点から、ウインドサーフィンやジェットスキーなどの水上スポーツが盛んです。基幹産業である農業においては、米や麦の生産が盛んに行われており、町内で生産された麦の一部は、大手ビールメーカのビール工場で原料として使用されています。
春には「桜まつり」、夏には140年以上の伝統ある灯籠流しの行事「川せがき」、秋は「産業祭」、冬には「おもてなしマラソン」など季節ごとにさまざまなイベントを楽しむことができます。

募集人数:1名
活動内容:
①千代田町の魅力発見
②千代田町の情報発信
③千代田町の特産発掘

(担当者メッセージ)
駅も国道もない「都会に近い」千代田町の魅力を一緒に見つけてみませんか?

 

\こんな人に参加して欲しい/
・首都圏在住の地域おこし協力隊志望者(特に20代~40代の若年層)
・群馬県出身、群馬県に所縁のある方
・地方暮らしに興味のある方
・自然や地域の人と関わりながら仕事をしたいと考えている方
・起業に関心のある方

\こちらの情報も合わせてチェック/
●群馬県地域おこし協力隊ポータルサイト「ツナグンマ」
●群馬県地域おこし協力隊Facebook 

 

「群馬」「地域での仕事」「観光」「地域の魅力を情報発信」といったキーワードにピンときた方は、ぜひお気軽にご参加ください。

現役隊員、市町村職員、群馬県職員一同、たくさんのご参加をお待ちしております~!

                   
群馬県地域おこし協力隊募集相談会
開催日 2019年9月14日(土)
時間17時30分~20時30分
会場NPO法人ふるさと回帰支援センターセミナールームA(東京交通会館8階)
地図
住所東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館8F
アクセスJR有楽町駅より徒歩1分
定員30名
参加費無料
主催【主催】群馬県地域政策課 
【共催】認定NPO法人ふるさと回帰支援センター
参加方法下記の電話かFAX、メールにてお申込みください。
お問い合わせ先群馬県企画部地域政策課過疎・地域企画係<担当:清塚>
〒371-8570 群馬県前橋市大手町1-1-1
TEL:027-226-2370/FAX:027-243-3110
MAIL:chiikiokoshi@pref.gunma.lg.jp
内容

・現役の地域おこし協力隊によるトークライブ

・募集内容のご紹介

・個別相談会

受付終了
※TURNSでは紹介のみ行っています。お問い合わせ・ご連絡はイベント主催者さまへお願いします。

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