新潟県のまんなかに位置する三条市。上越新幹線で東京から2時間ほどで、「燕三条駅」を訪れることができます。
三条市は、その西隣りにある燕市と合わせて燕三条エリアとして、日本有数の金属加工産業のまちとして発展してきました。ものづくりの歴史は深く、江戸時代には建築金物を生業とする鍛冶職人が活躍していました。
そんな三条市のものづくりに触れるイベントが2月17日に東京で開催されます。ものづくりに携わるやりがいや楽しさ、魅力について、燕三条エリアに移住した方からお話を聞いていきます。
無形文化財に選ばれた「鎚起銅器」や、切れ味抜群の庖丁を始めとした、燕三条のものづくりは国内外問わず高い評価を得ています。毎年10月に開催される「燕三条 工場の祭典」では、5万人を超える人々が燕三条を訪れ、海外からも多くの人が足を運んでいます。
2018年には、イギリスで開館された「ジャパン・ハウス ロンドン」で行われた初の企画展に燕三条が選ばれたり、スイスで開催されたデザインイベント「Designer’s Saturday2018」にも出展したりしており、燕三条のものづくりが世界に注目されていることを象徴しています。
いま、燕三条のものづくり技術に魅せられて三条市に移住する方が増えています。今回のイベントでは、燕三条に移住し、ものづくりに携わっている方々をお迎えし、「外側から見た燕三条」について、トークショー形式でたっぷり語っていただきます。その後、希望する方には第2部として交流会も用意しています。
また、燕三条製品の販売や実演スペースもあり、燕三条の魅力にたっぷり触れることができるイベントになっています。
みなさまのご来場、お待ちしております!
\その他の三条市イベント情報/
三条出身の方や三条を好きな方が首都圏に集まるイベント「三条ファンミーティング in 東京」も開催します。
日時:3月2日(土)12:30~(受付12:00~)
場所:燕三条イタリアンBit銀座
時間:12:30〜(受付12:00〜)
参加費:2,000円(食事、飲み放題付き)※アルコールの提供があります。
対象年齢:18歳〜34歳
参加方法:2/27(水)までにメールにて下記項目を記載してお申し込みください。
・氏名・住所・年齢・電話番号
【申し込み先】三条市市民部地域経営課
メール:chiikikeiei@city.sanjo.niigata.jp
- 第5回 東京さんじょう交流会
-
開催日 2019年2月17日(日) 時間 11:30〜15:30 会場 コートヤード・マリオット 銀座東武ホテル 3階「龍田」 地図 住所 東京都中央区銀座6-14-10 アクセス 東京メトロ・都営地下鉄東銀座駅A1又はA4出口より徒歩3分、JR新橋駅より徒歩8分 定員 140名 参加費 【第1部】トークショー:無料
【第2部】交流会:大人7,000円 学生3,000円主催 東京さんじょう交流会実行委員会(共催:三条商工会議所、三条市) 参加方法 メールにて下記項目を記載してお申し込みください。
・氏名
・会社名、学校名
・電話番号
・出身地(都道府県)
・参加パート(第1部、第2部)
【申し込み先】
三条市経済部商工課
shokoka@city.sanjo.niigata.jpお問い合わせ先 ・交流会全体のお問い合わせ
三条商工会議所 総務部 担当:木歩士、蒲澤、渋谷
Tel:0256-32-1311
Fax:0256-32-1310
・第1部トークショーに関するお問い合わせ
三条市経済部商工課 担当:竹田
Mail:shokoka@city.sanjo.niigata.jpタイムスケジュール 11:30〜15:30 物販・実演スペース解説
12:00〜13:00 トークショー
13:30〜15:30 交流会
- ゲスト
-
山田 立さん/株式会社 玉川堂番頭新潟県柏崎市出身。百貨店での勤務を経て、ものづくりのまち・燕三条で200年鎚起銅器を製作している株式会社玉川堂に入社。自社のみならず、燕三条地域全体の産地の発展に尽力している。昨年開催した工場見学イベント「第6回燕三条 工場の祭典」では、実行委員長を務め、53,000人を超える動員を記録した。マシュー ヘッドランドさん/株式会社 玉川堂営業カナダ・トロント出身。2015年に新潟県立大学で行われた新潟地酒の魅力をテーマにした講演会で玉川堂と共に登壇したことがきっかけ。その後、ものづくりの魅力や技術に惹かれ、2018年に入社。国内外問わず、玉川堂の工場見学に来場するお客様のアテンドを担当し、同社のweb業務や直営店の連携を充実させているほか、インターナショナルな企業活動のキーマンを目指している。大澤 真輝さん/株式会社 タダフサ番頭新潟県新潟市出身。大学進学を機に東京に上京。都内の一般企業・NPOに勤務。長女の小学校入学のタイミングで家族でUターンして5年目。現在では、株式会社タダフサの番頭として顧客対応や受注管理のほか、広報・店舗運営・工場見学など事務全般を総括しており、同社の屋台骨を支えている。ネイソン=ドハティさん/株式会社 タダフサ庖丁職人オーストラリア・シドニー出身。長年にわたり映像・音響エンジニアとして都内有名ホテルに勤務。結婚を経て、2016年にパートナーの実家がある新潟県に家族で移住した。かねてから日本文化や歴史に興味があり、ものづくりのまち燕三条で職人として仕事を探していたところ、運命的な出会いにより株式会社タダフサに入社。現在は職人として歩み始めて3年目となる。