全国から人気作家が集まる、倉敷の名物クラフト展

手仕事が暮らしの中に根づくまち、岡山県倉敷市で、５月11、12の両日、野外クラフト展「フィールドオブクラフト倉敷」が開かれます！

「作り手と使い手が自由に交流し、クラフト作品とものづくりの背景を多くの方に知ってもらいたい」。そんな思いからはじまったクラフト展は、今年で14回目を数えます。

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全国から集まる作り手さんの中には、修行のため、また、自身のものづくりに適した環境を求めて移住した人も少なくありません。「働く場所」と「暮らす場所」の関わり、土地の空気や風土は、それぞれの作品づくりになにかしらの影響を与えることもあります。

また、総勢90組の出展者は、作品の展示・販売をするだけでなく、制作の道具や工程の展示、作り方や使い方の実演、ものづくりを体験できるワークショップなど、生み出されたものの背景や思いを伝える取り組みも。それこそが、このイベントの魅力になっているようです。

「使う方との会話がきっかけで道具への理解を深め、愛着をもって長く使うことにつながったらうれしいです。作ることと使うことに実直に向き合って生み出された暮らしの道具は、使う人の心を動かす静かなエネルギーを持っています。

気持ちの通っているもの、作り手の顔がわかるもの、『いいな』と思えるものは、毎日の生活の中で触れることで暮らしに少しずつ幸せをもたらし、豊かさを紡いでくれます。そうした手仕事の魅力を多くの人に知ってもらい、子どもたちに伝え継いでいくこと。これがフィールドオブクラフト倉敷のミッションです」と実行委メンバーは想いを語ります。

なお、フィールドオブクラフト倉敷では、イベント当日のお手伝いをしてくれるボランティアスタッフも募集中。

「作家さんの仕事を間近で見たい」 「クラフト展に興味がある」などものづくりに関心のある方、また子どもの教育や触れ合いに関心のある方、ぜひ参加してみてくださいね。