『三条ファンミーティング』とは?
新潟県のちょうど真ん中に位置する三条市。
この地域は、隣の燕市と合わせて「燕三条」と呼ばれ、金属加工業に秀でた「ものづくりのまち」として有名です。江戸時代の和釘から始まり、現在は “燕三条地域で作れない金属製品はない!” と言われるほどに、多様な製品を製造してきました。
そんな「金属加工業」はもちろん、三条市の「食」「文化」など「暮らし」に関する様々な魅力を知ってもらうため、東京で定期的に『三条ファンミーティング』を開催しています。
人が集まる場づくりをしている三条市。ものづくりワークショップを通じた交流会も開催しています。
2020年最初の『三条ファンミーティング』のテーマは、「料理教室」です!
三条市の高い金属加工技術で作られたキッチンウェアを使える料理教室を開き、みんなでランチをしながら楽しく交流を深めるイベントを開催します!
三条に所縁のある方も、そうでない方も、ぜひお気軽にご参加ください〜◎
3つのお楽しみポイント
その1:キッチンウェアの特徴や使い方を学べる
その2:一流シェフから料理を教わり、ランチ交流会♪
その3:三条市の「暮らし」を知れる(空き家や仕事の情報もちょっぴりご紹介)
今回、料理教室の講師を務めてくれるのは、本場イタリアや東京の麻布十番で料理の経験を積み、三条市で地域おこし協力隊として活動をしている渡辺俊樹さんです。前職はなんと、ミシュランガイドで一つ星を取り続けるイタリアンレストランの料理長でした。
現在渡辺さんは、三条市下田(しただ)地域でイタリアンレストランを開店するべく、準備を進めています。
下田(しただ)地域といえば、三条市の街中からちょっと車を走らせたところに広がる、自然豊かで緑の多い場所。野菜作りや米作りが盛んに行われています。
イベント当日は、この下田(しただ)地域の旬な食材を使用したイタリア料理を作ります。(メニュー内容は調整中。決まり次第、このページで紹介予定。)
使用できるキッチンウェアはどんなもの?
三条市で作られているキッチンウェアの種類は様々ですが、今回は、株式会社三条特殊鋳工所さん、庖丁工房タダフサさん、株式会社鳥部製作所さん、株式会社テーエムさん、マルナオ株式会社さんにご協力をいただき6種類の製品を使うことができます!
どれも、三条市ならではのこだわりが詰まった製品ばかりです。
参加者の皆様には、ぜひ、その使いやすさと機能性の良さを体感していただきたい…!!
①「UNILLOY」鋳物ホーロー鍋(株式会社三条特殊鋳工所)
完成まで約2年を費やした、職人のこだわりが詰まったホーロー鍋。生活者目線で使いやすさを追求した結果、極限まで薄く仕上げた、世界で一番軽いホーロー鍋が完成しました。その重さは、なんと、通常のホーロー鍋の約半分!軽さだけではなくうまみにもこだわり、水滴と共にうまみが逃げないように、蓋の裏側には波紋のような模様が広がっており、波紋にくっついた水滴が鍋に戻る工夫もされています。
②「UNILLOY」鋳鉄フライパン(株式会社三条特殊鋳工所)
ホーロー鍋の技術を生かし、2020年にデビューした鋳鉄のフライパン。ホーロー鍋同様、「重くて使いにくい」という不便さを高い技術力で解決しました。このフライパンの最大の特徴は、やはり「薄さ」にあります。市販のスキレットの厚みの平均が4~5㎜なのに対し、2~2.5㎜に仕上げています。薄いから、それだけ冷めるのも早いのでは?と思われるかもしれませんが、試験をした結果、加熱時は薄い方が熱の回りが均一で早く温度上昇し、冷めるのは薄くても厚くても大差ないという結果が出ています。
また、洗いやすいように取っ手とフライパン部分が一体成型になっているのも特徴的です。
HP:https://www.makuake.com/project/unilloy/
③庖丁(庖丁工房タダフサ)
昭和23年に初代曽根寅三郎が裸一貫で曽根製作所(現在の株式会社タダフサ)を創業しました。以来、一貫してお客様に「本当に良いもの」を提供すべく、全ての工程を職人の手作業で行い、その一丁一丁に心が込められております。時代のニーズに合わせ、お客様の望むものを作り続けてきました。タダフサさんが手がけるパン切り庖丁はパンくずが出ないと評判を呼び、メディアにも多く取り上げられる人気商品となっています。
HP:http://www.tadafusa.com/
④キッチンスパッター(株式会社鳥部製作所)
鳥部製作所のキッチンスパッターの特徴は、「清潔さを保てる」ということにあります。ドライバーなどを使わずに、刃を2枚に分解でき、通常は調理後に洗いにくいカシメの部分もきれいに洗うことができるため、衛生的に保てます。また、オールステンレス製なので、食材へ異物が混入する心配がなく、プロの現場でも使用されており信頼性の高い一品です。キッチンスパッターの製造工程においては、はさみの切れ味を左右する最終工程の合刃調整や、かしめ調整などを職人の手で1丁1丁、丁寧に調整しているので、食材を気持ちよく切断することができ、より楽しくストレスなく料理をすることができます。
HP:https://toribeseisakusho.hp.gogo.jp/pc/
⑤96(KURO) 黒染めステンレス食器(株式会社テーエム)
「割れない」という大きなメリットを持っているステンレス食器は、金属の色=銀色であることが一般的ですが、この金属に「黒染め」という加工を施し、ただ食べ物を乗せる器というだけでなく、そこに料理を引き立たせる温かみという価値を加えたのが、黒染めステンレス食器です。
株式会社テーエムが持つ部品などに用いられる黒染め加工の技術を生かすため、市内のデザイン会社と協働し、キッチンウェアブランド「96(KURO)」を立ち上げました。
黒染めは、物に上塗りする塗装とは違い、金属の表面内側へ浸透するように黒化させる技術です。そのため、元となる金属の質感や表情をそのままに黒く表現することが可能です。この黒染めは太古からの自然現象に由来した、人体に影響のない染色技術で、環境にもとてもやさしい処理です。黒染めという言葉通り、若干の染めムラなど個体差があるのも特徴の一つです。
⑥八角箸(マルナオ株式会社)
鍛冶屋が作る製品には、木材が使われることも多いため、三条市では木工業も盛んです。マルナオ株式会社は、かつては大工が使う「墨坪車」をはじめとする大工道具を作っていました。しかし、建築工法の変化に伴い、大工道具の需要は減り、マルナオは新事業の開発を余儀なくされます。
そのような中で始まったのが、マルナオの「八角箸」。2003年、黒檀・紫檀を扱う経験に裏付けされた知識と加工技術を活かし、先端まで口当たりを重視した機能的な箸の製造を始めます。マルナオの箸は、職人の手作業で八角形に整えられていきます。丸ではなく、八角形にしているのは、面を作ることによって食べ物を持ちやすくするためです。口当たりの良さを感じさせる仕上げの研磨は、洗練された製品を生み出すマルナオの最大の魅力です。
“以前から、三条市のキッチンウェアが気になっていた!”
“新潟県出身なので、地元の人と繋がりたい!”
“ローカルの人から、料理を習ってみたい!”
“ものづくりの奥義を知りたい!”
そういった想いを持っている方は、ぜひお気軽にご参加ください。
三条市の素晴らしいキッチンウェアと食材をフックに、地域の魅力を学びましょう〜◎
たくさんのご応募をお待ちしております♪
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\『三条ファンクラブ』のご案内/
「首都圏にいるけど地元の三条も、好き」
「首都圏にいるけど、地元仲間とつながりたい」
「住んだことはないけど、三条のことが、少し気になる」
という方に、首都圏にいながら三条とつながってほしいという思いで立ち上げたのが、『三条ファンクラブ』です。
『三条ファンクラブ』では、会員同士の交流会や、「三条らしさ」満載のイベントを首都圏で開催したり、タイムライン機能を使って三条の「今」をリアルタイムでお届けします。
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- 三条ファンミーティング(料理教室編)
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開催日 2020年1月25日(土) 時間 11:00~14:00 会場 TRAVEL HUB MIX 地図 住所 〒100-0004 東京都千代田区大手町2丁目6−2 アクセス JR 東京駅日本橋口前正面
東京メトロ 大手町駅 B8a出口
東京メトロ 日本橋駅 A1出口
東京メトロ 三越前駅 B2出口定員 20名 参加費 1,000円 参加費補足 料理教室の受講料、キッチンウェア使用料、ランチの食材費を含みます。 主催 新潟県三条市 対象者 首都圏在住の18歳~34歳
- 講師
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渡辺俊樹(わたなべとしき)さん本場イタリアで3年間料理の修行をし、その後、麻布十番のお店で料理長を務める。同店は、「ミシュランガイド」にて 10 年連続で1つ星を獲得し続けている名店。現在は三条市に移住し、地域おこし協力隊として下田食材を生産する方たちとの交流を深めながら、将来的には地元に根差したイタリア料理店のオープンを目指している。