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あのまちに住むひとの、
ホントは教えたくない日常の楽しみかた。

住むひとたちの日常は、目に見えにくい。

どのまちに住んでいても、自分だけの “休日の過ごしかた” というのがあるだろう。特に、それがお気に入りのお店に行くことだったりすると、ホントは人に教えたくなかったりする。

店のオーナーからすれば、もったいぶらないでよ!と思うのだが、まちに住むひとたちにとっては、お気に入りの店がメディアに取り上げられて、一躍人気店なんかになってしまうのは、ホントのところ、避けたい。だって、自分が優雅に過ごせる時間が一転して、行列を待つ時間に変わってしまうかもしれないからだ。

そう考えると、そのまちに住むひとたちのお気に入りというのは、案外、外には見えにくいのかもしれない。

特に埼玉県民は、奥ゆかしいがゆえに、自分が好きなものをついつい隠したがる傾向がある、気がする。「ホントは教えたくない」というのが、「埼玉はなにもにない」と言われる原因を作っている可能性もある。

と飛躍してみたのだが、そんなわけで、外から見たまちに対するイメージと、実際に住んでいるひとたちの日常は、実はかけ離れていたりするのではないだろうか?

それが特に、イメージが先行しすぎている地域なら、なおさら。

 

あのまちの意外な一面を覗いてみる?

そこで今回は、埼玉の中でも特にイメージが先行しすぎている2つのまちにフォーカスを当ててみた。

それが最高気温を叩き出す常連でお馴染みの熊谷市と、深谷ネギの生産地として有名な深谷市だ。もちろん、イメージとして偏り過ぎているのは承知だが、なぜこんなにもイメージが先行しているのだろうか?

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熊谷は気象台があり、例年、夏になると最高気温の記録を更新していることで知られている。昨年の夏、国内観測史上最高の41.1℃を記録したのも、この熊谷だ。数年前から、市民の健康を守るための暑さ対策に力を注いでいる。にも関わらず、やっぱり「アツい」気がする。

そのひとつの要因として、私は人の熱量のアツさが関係していると思う。今まさに熱狂しているラグビーW杯の開催地としてもそうだし、昨年開催された「GREATER KUMAGAYA ORGANIC FES 2018」は、初開催にも関わらず45,000人の来場者数を記録した。まさに、埼玉じゅうの熱い人びとが、熊谷に集結したイベントだった。

そして、深谷といえば「ネギ!」と言われる理由は、全国1位の作付面積を誇ることからも物語っているが、それだけでなく、ゆるキャラ界でも人気の「ふっかちゃん」を筆頭に、観光もお土産も祭りも外さず “ネギ推し” で、そのブランドを確立してきたように思う。

現に、深谷に住む人たちはネギに困ったことがないという話も聞いたことがある。それだけネギが身近にあるまちなのだろう。

私も深谷に行って初めて知ったことだが、泥がついたままのネギをそのまま火に炙って食べるという泥ねぎ焼きは、昔から親しまれてきた深谷の味でもある。この食べ方は、スペインのカタルーニャ地方で食べられているカルソッツにも通じているようで、毎年冬に開催される「深谷ねぎまつり」では、それにちなんだ「深谷カルソッツ」が開催されている。

他にも、ねぎの焼酎「ねぎらい」など数々のねぎを使ったユニークな商品も興味深い。

 

あのまちで体験する、極上の日常の楽しみかた。

と、ここまでの話だけだと、イメージ通りじゃん!とツッコミが来そうだが、これはあくまでも表向きのまちの話。

改めて、住んでいる人たちの話をもとにまちを紐解いてみると、「コーヒー」「うどん」「野菜」「川」「地元愛」「新旧融合」「農」などのキーワードが見えてきた。これを組み合わせていくと、どうやらこのまちの “極上の日常” が完成するようだ。

そんなわけで、今回はそんな2つのまちの楽しみかたを探るべく、ツアーを企画してみた。

まず、熊谷では、昨年の冬から夏にかけて制作された『d design travel WORKSHOP 熊谷号』に携わった市民ライターに協力いただき、このまちに住むひとたちが自慢する、日常の過ごしかたをお届けしたい。

『d design travel WORKSHOP 熊谷号』とは、ナガオカケンメイ氏が率いる「D&DEPARTMENT PROJECT」が発行する『d design travel』の特別号として、熊谷らしさをテーマに市民が集まり、ワークショップを重ねながら制作した観光ガイドだ。

普段はあまり考えることのなかった「熊谷らしさ」を、改めて見つめ直して選んだからこそ、新たなこのまちの魅力が見えてくるに違いない。

また、深谷では「深谷の文化は、野菜ではじまる」という想いを伝えるべく、五感で味わう野菜の楽しみかたを探ってみたい。

はじめに畑の野菜を摘みながら、その手触りを確かめ、そして土臭さの残る野菜の匂いを感じよう。そして、摘んだばかりの野菜を使って自分好みの野菜ブーケを作ってみよう。野菜アートの美しさに目がほころんだら、最後はお待ちかね!深谷野菜たっぷりなランチで、新鮮野菜を噛む音と食感を堪能しよう。

そう、野菜は食べるだけではなく、五感をフル活用して楽しむものだと気付くはず。

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熊谷も深谷も、至ってふつうのまちだ。特別なことはあまりない。

ただ、どこのまちでも、そのまちの楽しみかたを一番知っているのは、住んでいるひとだと思っている。だからこそ、住んでいる人たちに案内してもらうことこそ、それが一番の楽しみかたかもしれない。

とりあえず、美味しいコーヒーとごはんと、賑やかなまちの人たちと一緒にお待ちしてます。もしよかったら。

あのまちの文化と日常を、ぐるぐる巡ろう。
in 熊谷・深谷
開催日 2019年2月16日(土)
時間10:00〜18:30 予定
会場埼玉県熊谷市・深谷市
定員15〜20名程度
参加費大人ひとり 2000円(税込)
子供ひとり(3歳以上小学生以下)500円(税込)
参加費補足昼食代/体験費/現地移動費 含む
※集合・解散までの交通費は自己負担にてお願いいたします
主催主催:埼玉県北部地域地方創生推進協議会/旅行企画・実施:株式会社近畿日本ツーリスト関東/企画協力:TURNS(第一プログレス)
※この事業は、埼玉県ふるさと創造資金の補助を受けています。
参加方法応募フォームよりお申込ください。
【応募締切:2月8日(金)17時】
※応募者多数の場合、抽選となります。
※ご家族・お子様連れでの参加も大歓迎です!ご不明点あれば、お気軽にお問合せください。
集合場所

2/16(土)AM10:00 深谷駅 改札前

(解散場所は熊谷駅を予定)

当日のスケジュール
10:00 深谷駅 集合
10:30 多品目の農産物を育てる農家のハウスで野菜収穫
12:00 七ツ梅酒造跡地 到着
    「IGARASHI COFFEE」にて野菜ブーケづくり
    深谷野菜のオリジナルランチと美味しいコーヒー
13:30 出発
14:00 「d design travel WORKSHOP 熊谷号」といく、熊谷ぐるぐる散策
    市民ライターがオススメする、熊谷の極上の日常をお届け!
16:30 「PUBLIC DINER」にて交流会
    「D&DEPARTMENT SAITAMA」見学
18:30 熊谷駅 解散予定

※場合によってスケジュールや内容が一部変更となる場合がございます。
受付終了