TURNS

“いいかげんな”心地よさが見つかる
三重県いなべ市PR動画

三重県の北の玄関口である、いなべ市。
平成15年に北勢、員弁(いなべ)、大安、藤原の4つの町が合併してできたこの地域は、古くから名古屋と滋賀、岐阜を結ぶ交通の要所として知られています。北に養老山地、西に鈴鹿山脈が走り、緑豊かな田園地帯が広がるまちです。
1年を通して比較的温和な気候で、山から流れる清らかな川の恵みによっていなべ市の土壌は育まれ、質の良いお米や、お茶の産地として知られています。

また、名古屋にも車で約1時間、関西圏にも2時間ほどで行ける立地の良さもあって、周辺地域との距離感もちょうどよいまち。さらに現在は、東海環状自動車道の工事が進められていて、今後も産業の発展や人の往来も増加することが見込まれる注目の地域です。

そして今、まちの資源を見直し、新しい価値を生み出そうとする人たちが集まりはじめています。生業を起こす若者が増え、いなべの資源を都会的に磨き上げ人々を魅了する「グリーンクリエイティブいなべ」という市のプロジェクトも発足しています。

写真提供:山の上スタジオ 高橋博正さん

何かにチャレンジする場所としてだけではなく、子育て環境としても魅力的ないなべ市。「全国住みよさランキング」で県内2位に選ばれるほど、子育て支援や行政の心強いフォローがあります。そのため、いなべ市はファミリー層にとって安心して子育てができる地域なんです。

 

市民参画型プロモーションムービー「いいかげんな街 いなべ」完成!

そんないなべ市では、官民連携の取り組みとして、平成28年度から市民参画型のプロモーションムービーの制作を行っています。そして平成28年度に制作したプロモーションムービーの第一弾は、全国広報コンクールの映像部門で入選を果たし、地元だけでなく全国から注目を集めました。

今回ご紹介するのは、いなべ市のプロモーションムービーの第二弾。
ありのままの里山の暮らしの魅力を伝えるため、住民もムービー制作に参加し、「まちづくり」を担う一員として、実体験に基づいたストーリーを展開しています。

撮影の舞台になったのは、いなべ市グリーン・ツーリズム推進モデル地区に指定されている北勢町川原地区、藤原町篠立地区、古田地区、鼎地区です。

プロモーションムービーのコンセプトは、「いいかげん」
都会過ぎず、田舎過ぎず、不便はあるけれど、飾らない等身大な人々の暮らしを表現し、いなべ市には「ちょうどいい」が溢れている、そんなことを伝えられたらという想いのもと制作されています。

ストーリーは、4月から「政策課」に異動した職員「加藤」が、グリーン・ツーリズム推進地区の住民に顔を覚えてもらうため、地区に出かけていくところからスタートします。
初対面でも、温かく迎え入れてくれる住民たちに、加藤は心がほっとする感覚を覚えます。また、「いいかげん」な一面を垣間見たり、人との距離感に心地よさを感じたり、さまざまな人と交流を深めていくうちに、主人公はいなべ市をさらに好きになっていきます。

なんだか少し「いいかげんだなぁ」という思いだったものが、数々の触れ合いを通して次第に「良い加減」であるのだと知ってゆくその過程には、クスっと笑えるユーモアも織り交ぜられています。

 

映像を通してわかる、いなべの人の距離感のほど良さ

今回のプロモーションムービー「いいかげんな街 いなべ」に関わる人は、全員いなべにゆかりのある人たち。主人公「加藤」を演じたのは本物の市役所職員さんで、映像は市内に住むビデオグラファーが撮影しました。さらに、このムービーをより楽しむために制作されたメイキングムービーは、市内で唯一の高校「いなべ総合学園高等学校」の放送部の生徒たちが撮影・編集したもの。このプロモーションムービーは、地元の人たちがとことん関わってカタチとなったものなんです。

大変だったのは、「どのように地区の方たちを動画制作の世界に巻き込んでいくか、ということだった」と市の担当者は言います。今回のムービーは、地区の方たちとの触れ合いによって得られるものを伝えるというものでした。そのため、実際に地区の方たちに出演してもらう必要がありました。

結果的に50人以上が出演しましたが、演技経験がない人が多く、違和感のない演技を求めることがなかなか難しかったそうです。緊張してセリフがぎこちなくなり、いつも通りにと伝えても、いざカメラが回ると、そうもいかないことがほとんどでした。

しかし、決して「無理」とは言わず、制作担当の声に耳を傾け、一生懸命に参加してくれる姿がありました。「きっと、これがいなべ市のありのままの姿」と感じたと、市の担当者は言います。撮影していく中で、ムービーの内容と同様に、くだけた会話を楽しむ姿や、セリフはぎこちないけれどひたむきに参加する姿に、撮影現場には温かな空気ができていったのだそう。

学生からおじいちゃんおばあちゃんまで、年齢問わずいなべに関わる多くの人が参加したことで、地元の人にとっても思い入れが深いものになっています。そして、観る人にとっても「いなべの人の距離感の、ほど良さ」を作品から存分に感じることができます。

言葉だけでは理解しきれない、住まう人たちの雰囲気やまちの景観など、映像を通して「いいかげん」ないなべの魅力を知ることができるので、もっと知りたいと思うきっかけになるはず。

ほっこりして惹き込まれる、いなべ市のプロモーションムービーをご覧ください。

三重県いなべ市プロモーションムービー「いいかげんな街 いなべ」本編
https://www.youtube.com/watch?v=FKKWhBL8ALU&feature=youtu.be
三重県いなべ市プロモーションムービー「いいかげんな街 いなべ」メイキング映像
https://www.youtube.com/watch?v=1WOs09CUE98

文:草野明日香