【山梨県移住】南アルプス山麓のまちで始める新しい暮らし【南アルプス市】

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働き方の自由化、リモートワーク化が進み、改めて注目を集める「東京から近い田舎に住む」という選択。

中でも東京都心から車で約100分、日本一の山脈・南アルプスの麓に広がる山梨県南アルプス市は、県の中心部にも近く、自然と文化のちょうどいいバランスがとれるまちとして人気を集めています。

この記事では、移住希望地ランキング（※）で毎年上位にランクインする山梨県の中でも特に人気の南アルプス市で暮らし、働く魅力をご紹介します！

※認定NPO法人ふるさと回帰支援センター「移住希望地ランキング」
https://www.furusatokaiki.net/wp/wp-content/uploads/2022/06/webnews_furusato_ranking2021__20220225.pdf

南アルプス市最大の就職イベント開催決定！

2022年8月26（金）-27日（土）オンライン開催の南アルプス市就職相談イベント「オンライン就職フェアin南アルプス市」はこちら！
URL： https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/docs/12399.html　

南アルプス市ってどんなところ？

山梨県の西部、南北約150キロメートルに渡る南アルプスの山麓に位置する南アルプス市は、2003年に八田村、白根町、芦安村、若草町、櫛形町、甲西町の6町村が合併して生まれたまち。

総面積は264.14平方キロメートルと山梨県の面積全体の約5.9%を占め、人口は約7万人。
サクランボや桃、スモモ、ぶどうなどの果樹栽培が盛んで、春から秋にかけて色とりどりのフルーツが実る緑豊かな地域です。

南アルプス市が人気の理由

移住先希望先として人気の山梨県の中でも、なぜ特に南アルプス市が人気を集めているのでしょうか。

人気の理由をひも解くと、恵まれた自然環境の中で多様な暮らしが叶う南アルプス市ならではの豊かさが見えてきました。

美しい自然と景色が日常に

まち全体がユネスコエコパーク（生物圏保存地域）に認定されている南アルプス市。

市の西側には日本で富士山の次に標高が高い北きた岳だけ（標高3,193 m）を始め、北せん丈じょうケが岳たけ（標高3,033m ）、鳳ほう凰おう三さん山ざん(標高2,764m~2,841m)、甲か斐い駒こまケが岳たけ（標高2,967m）など、3,000メートル級の山々が連なり、南には富士山が聳え、四季折々の表情を見せます。

美しく雄大なその風景は、一目惚れする移住者も多いほど。

自宅から富士山を望む物件もあり、日本一の山脈の麓で大自然の恵みを享受しながら心身共に豊かに暮らしていくことができる地域です。

都心へも隣県へも好アクセス

東京（新宿出入口（IC））から南アルプス市（南アルプスＩＣ）までは、車で約100分と好アクセス。

電車とバスを乗り継ぐと３時間程ですが、東京-山梨間を約25分で結ぶ「リニア中央新幹線」（2027年開業予定）が開通すればさらにアクセスしやすくなり、「リニア通勤」で東京が通勤圏内になる日もすぐそこまで来ています。

また、長野県と静岡県を結ぶ中部横断自動車道が通っていて、市の中心部から長野県松本市までは約90分、静岡県静岡市までは約60分程。

隣県への移動にも便利なので、休日はアクティブに過ごしたいという方にもおすすめの地域です。

多様な暮らしが実現できる

南アルプス市は、大きく東部の都市エリアと西部の里山エリアに分かれます。

都市エリアは、中部横断道や甲西バイパスが通る、交通アクセスの良いエリア。

大きな公園や図書館、美術館等の公共施設や商業施設、病院やクリニック、また、春から秋にかけてたくさんのフルーツが実る果樹園などがあり、田舎暮らしはしたいけど暮らしの利便性も確保したいという方に人気のエリアです。

里山エリアは、南アルプスの山麓に広がるエリア。

「夜叉神峠」や「御勅使川」「伊奈ヶ湖」や棚田といった美しい緑と清流に恵まれたこのエリアでは、ゆったりと里山暮らしを楽しむことができます。

遊休農地も多いので、自然豊かな環境で暮らしたい方、自給自足の暮らしをしたい方にもおすすめです。

都市エリアから南アルプス山麓への入り口である芦安(あしやす)地区までは車で30分程。県民の森「エコパ伊奈ケ湖」までは車で25分程。

暮らしの近くに大自然があるので思い立ったら気軽に山に行き、ハイキング、キャンプやＢＢＱ、マウンテンバイクなどのレジャーを楽しめる自由度の高い住環境も魅力です。

子育て環境が良い

南アルプスの峰々に抱かれた抜群の自然環境はもちろん、市内には親子で一日中過ごせる大きな公園が多数あり、遊具で遊んだり、動植物と触れ合ったりすることができます。

お友だちと駆けっこしたり大きな声を出したり、都会暮らしでは制限されがちな”子どもらしさ”を思う存分発揮することができるのも大きな魅力。

さらに市内には15の保育園があり、待機児童はゼロ。

幼児教育・保育の無償化、18歳までの子どもの医療費助成、就学援助費、ひとり親家庭の手当・助成などの子育て支援も充実していて、誰もが安心して暮らせる環境が整っています。

■南アルプス市の子育て支援について
https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kosodate/navi/

■南アルプス市子育てハンドブック
https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/docs/1139.html

未経験・転職者歓迎の求人多数！南アルプス市の仕事事情

緑豊かな地域で新しい暮らしを叶えたくても、ネックになるのが移住先で新しい就職先が見つかるかということ。

「地方には仕事がない」というイメージに加え、30~40代になると経験やスキルが問われるため、特に異業種からの転職には躊躇してしまいますよね。

その点、南アルプス市では半導体関連や機械部品の製造業を中心に、未経験からでも挑戦できる求人が多数あります。

製造業

南アルプス市で今、一番人材が求められているのが製造業。製造業の中でも特に世界的な半導体需要の高まりを受け、市内の半導体関連企業が新しい人材を募集しています。

半導体等の製造というと理系の専門的な知識が必要とされるのではと思われがちですが、近年は製造作業の機械化、自動化、マニュアル化が進んでいて、一般的なパソコン作業が出来る方なら未経験からでも異業種からでも挑戦できる仕事が増えています。

前述の通り、東京都心にも隣県にもアクセスしやすい地域性から日本の物流拠点として新規企業の転入もあり、地域の成長産業として移住希望者の新規就職先としても注目の業界です。

サービス業

南アルプス市の求人の中で、約6割を占めるのがサービス業。市内企業の求人が豊富なのはもちろん、2024年には会員制量販店「コストコ」の出店が予定されており、新たに350〜400人の地域雇用が見込まれています。

農業

前述のように果樹栽培が盛んな南アルプス市ですが、他地域同様、担い手の高齢化や遊休農地の増加が地域課題となりつつあります。特に果樹栽培は苗木の植え付けから始める場合、順調に進んでも商品として収穫できるまでに3〜4年は掛かるとされています。

就農希望の方は、担い手募集中の農園の事業承継も視野に入れることをおすすめします。

山梨県立農林大学校　https://www.pref.yamanashi.jp/noudai/

会員制滞在型市民農園　南アルプスクラインガルテン　http://minami-alps-klein.jp/

起業・創業

南アルプス市では、市や商工会、金融機関が連携しながら、創業準備から創業後に至るまで長期に渡る支援を行っています。市が認定した事業者による指導を受ける事で、法人設立時の登録免許税の減免や新規開業支援資金の利子の引き下げなど、様々な特典を得ることができますよ。

■南アルプス市創業支援等事業計画
https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/docs/1675.html

移住・転職希望者必見！南アルプス市最大の就職イベント

南アルプス市の就職や求人情報は、ハローワーク甲府で得ることができますが、就職イベントを活用するのも手段のひとつ。特におすすめなのが2022年8月26（金）-27日（土）にオンライン（Zoom）開催予定の「オンライン就職フェアin南アルプス市」。２日間で20社程の求人募集中の市内企業が参加し、それぞれの企業の最新情報をまとめて得ることができます。

事前申し込みをおすすめしていますが、当日参加もできるほか、その場で質疑応答したり、気になる企業に直接問い合わせたりすることもできますよ。

■「オンライン就職フェアin南アルプス市」の詳細はこちら！
https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/docs/12399.html

南アルプス市の移住支援制度

最後に、南アルプス市の移住支援制度をまとめてご紹介します。

●移住支援金

既定の要件を満たす方に対して、世帯での移住の場合は1世帯当たり100万円（18歳未満の世帯員を帯同して移住する場合は、18歳未満の方ひとりにつき30万円加算）、単身での移住の場合は60万円の補助金を支給しています。
https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/docs/11719.html

●若者世帯定住支援奨励金事業

市内に新築住宅及び土地を購入する方に対して奨励金20万円を交付しています。
https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/docs/1805.html

●結婚新生活支援事業

新婚世帯に対して結婚に伴う新生活費用1世帯当たり最大30万円（夫婦ともに29歳以下の場合、最大60万円）を支援しています。

●お試し滞在補助金交付制度

移住・定住を目的に市内宿泊施設を利用したり、レンタカーを借りた場合に、宿泊費やレンタカー借上料に対しお試し滞在補助金を交付しています。
https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/docs/11868.html

●求職者支援制度

ひとり親世帯の方等で、雇用保険の受給ができない求職者等を対象とする求職者支援制度(月10万円の生活受給を受給しながら無料の職業訓練を受講できる制度)について、新型特例措置が実施されています。お申し込みはハローワークで受け付けていますので、まずは、住居地を管轄するハローワークにご相談ください。
https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/docs/10291.html