日本で唯一、料理の調味料が全て揃う場所・愛知県。
そんな愛知県の「食」「暮らし」の豊かさに触れよう!
これまでTURNSは、愛知県と一緒に女性向け懇談会「Girls Meeting Aichi」を行い、様々なゲストから “愛知の住みやすさ” について学んできました。今回はそんな中でも愛知の「食」に注目し、愛知県で「食」に関わるゲストをお呼びして地域の魅力を学ぶオンライン座談会を開催します!
愛知の「食」の魅力、といっても皆さんがよく目にする「なごやめし」だけではありません。愛知には、私たちが暮らしていく上で欠かせない発酵食品・調味料が豊富にあります。
タイトルにもある「さしすせそ」。これは…
さ = さとう
し = しお
す = す
せ = しょうゆ
そ = みそ
という意味です。これに加えて、伝統的なみりん、たまり、白しょうゆの蔵も残っている愛知県。
実は、愛知県は調味料の「さしすせそ」が全て揃った珍しい県なのです!(そういえば、「なごやめし」に多く使われている赤味噌は、ミネラルが豊富な豆味噌でしたね…!)
これらの中には、コロナ禍以降、免疫力を高めるものとして注目されている発酵食品がたくさん。そんな誰もが求めているお宝食材が愛知県では日常的に使われています。どれも職人たちの技術でこだわり抜かれており、何よりも本当に “美味しい” のです。ここまで豊かな発酵食品・調味料が発展したのは、愛知の「文化」「歴史」にも関係があるのだとか。
愛知といえば、地元が好きで地元で暮らす人も多い印象ですが、それは、こんなにも美味しいものが揃っているからかもしれません。
そこで今回は「食文化」を通して、愛知の「暮らし」の魅力も紐解いていきましょう!
\学べること/
・愛知の「さしすせそ」。他の調味料とナニが違う??
・愛知の「発酵食品」「調味料」が造られる職人の “技術とこだわり”
・文化や歴史からみる愛知の発酵食品の発展
・どのような点に注目して食材選びをすれば良いのか?調味料を選ぶポイントは?
・免疫力を高める調味料とは?その他にも、トークメンバーの移住や暮らしのストーリーから、
・Uターンしてから気づいた “愛知のおもしろさ”
・東京圏じゃなくて愛知でできた、“やりたい仕事”
・「食」を通じて関わるまちづくり
・愛知の住みやすさや、子育て環境の魅力などにも注目してお話を聞きましょう!
\当日のタイムスケジュール/
19:30 スタート
19:35 ゲスト自己紹介
20:05 クロストーク、質疑応答
20:50 アンケート記入
20:55 インフォメーション
21:00 終了
最後に素敵なプレゼント企画もあるかもしれませんよ…!どうぞ、お楽しみに♪
たくさんのご参加をお待ちしております!
\トークメンバー紹介/
ゲスト①:角谷文子(すみやあやこ)さん/株式会社角谷文治郎商店
誰もが一度は目にしたことがあるであろう、私達の生活に欠かせない調味料「みりん」。ご家庭で愛用している人も多いのではないでしょうか?
1人目のトークメンバーは、伝統の「三州三河みりん」をつくり続ける醸造元・株式会社角谷文治郎商店に生まれた角谷文子さんです。
大学時代は京都で過ごし、卒業後は横浜の企業へ就職。Uターンし、2011年に家業へ加わりました。愛知へのUターン、そして “実家を継ぐ” 決意をしたのは、どのような理由だったのでしょうか…?その理由は、幼少のころから親しんできた“みりんの美味しさ”にあるかもしれません。(詳しいことはイベント当日にたっぷりお聞きしましょう!)
角谷文治郎商店の創業は、なんと1910年!歴史ある愛知の企業だからこそ、多くの人々に愛される商品を造り続けてこられた。
香港の食品展示会「FOOD EXPO」に出展し、中華料理界の大御所や、現地で活躍中の料理研究家さん達と記念撮影。左から4番目は夫の出口さん。
出産前は海外出張も多かった文子さん。現在は、みりんの魅力を発信するため様々なコラボレーション企画を実施しています。プライベートでは、東京で出会った旦那さまと3歳の息子さんと暮らし、ほぼ毎日、みりんを使った料理を作り、食事を楽しんでいるのだとか!
そんな美味しいみりんを使ったレシピはもちろん、伝統の食文化を守る魅力や、新しいチャレンジをするおもしろさ、県内の食品企業で働く良さについてもお話を聞いてみましょう!
ゲスト②:大島幸枝(おおしまさちえ)さん/自然食品店『りんねしゃ』2代目
愛知県津島市の自然食品店『りんねしゃ』2代目の店主であり、10代後半の長男・長女を育てる二児の母でもある大島さん。
子育てをしながらも、全国の醸造家や料理人まで信頼される食材やエシカルな雑貨、オリジナル商品「菊花せんこう」などを販売しています。
そうした商品を開発・販売するだけではなく、こだわりのフードイベント、マルシェ等も同時に手がけています。蒲郡の野外フェス「森、道、市場」では、発酵業界で注目の蔵元やキーパーソンらと「発酵居酒屋」を企画しました。さらに、ナガオカケンメイさんのプロジェクト「故郷・愛知県阿久比町に店舗d newsを開く挑戦」では、中心チームメンバーとして2020年12月末、見事クラウドファンディングに成功!!
発酵デザイナーの小倉ヒラクさん(右)と行った発酵イベントの一枚。一番左が大島さん。
店舗の運営、オリジナル商品の開発、イベントの企画・運営…そして、子育て!!
どういう風に時間をやりくりしているのかとても気になりますが(笑)、大島さんは明るく、いつも笑顔◎ そして、全国の発酵食品や体に優しい商品の造詣が深く、とても頼りになる方です。
大島さんからは、『りんねしゃ』が扱う商品の魅力や、愛知の「食」「文化」「歴史」に関するイロハについてお話をお聞きします!
モデレーター:竹内葉子さん/編集者・ライター(株式会社トレスクリエイト)
愛知県半田市在住の編集者・ライター竹内葉子さん。東京の出版社では、雑誌・書籍・WEBなど様々なメディアの編集に携わってきました。
東京で様々な実績を積んだ頃、伝統野菜(古来種野菜)や伝統調味料に関心をもち、約4年前に愛知へUターン!現在は、名古屋市のメディア制作会社株式会社トレスクリエイトで、食にまつわる媒体を制作しています。地域を発信する活動もライフワークとして行い、「あいち食べる通信」に参加したり、半田市の冊子・パンフレットなども手掛けています。
Uターンしてからは、「上京する前は気づかなかったけど…、想像以上に愛知にはおもしろいヒトやモノ・コトが増えていて、毎日が本当に充実しています!」と語る竹内さん。
今では「食」に関わる仲間も増えて、大島さんとの繋がりから、ナガオカケンメイさんによる阿久比町のプロジェクトにも加わっています。
そんな竹内さんには、編集という仕事を通じて発見した愛知の「食」の魅力から、Uターンして気づいた “愛知の住みやすさ” についてもお話を聞いてみましょう!
トップバナー写真:abubu(半田運河ブランドBookより)
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開催日 2021年2月26日(金) 時間 19:30〜21:00(19:00受付開始) 会場 オンライン(Zoom/Facebook配信) 定員 無し(どなたでも視聴可能!) 参加費 無料 主催 愛知県 参加方法 下記の応募フォームからお申し込みください。お申し込み頂いた方には、当日配信するZoomのURLをご連絡いたします。
※Facebookアカウントをお持ちの方は、TURNSのFacebookページにてLIVE配信を視聴することができます。時間(19:00受付開始)になりましたら、アクセスしてください。お問い合わせ先 TURNSイベント係
TEL:03-6269-9732
MAIL:event@turns.jp参加対象者 ・こだわりをもって食材を選びたい方
・愛知の食材、調味料、発酵食品の魅力を知りたい方
・食文化、歴史に関心のある方
・食にまつわる「働き方」「仕事」を知りたい方
・愛知県出身者
・愛知県にU・Iターンを検討している方
・地方暮らしが気になる方
・まちづくりに関心のある方
- ゲスト
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角谷文子(すみやあやこ)さん/株式会社角谷文治郎商店1980年、碧南市で「三州三河みりん」をつくり続ける醸造元・(株)角谷文治郎商店(1910年創業)に生まれる。大学時代は京都で過ごし、新卒で横浜の企業へ就職。2005年にUターンし、非営利団体へ転職。2011年に家業へ加わる。幼少のころからみりんの美味しさに親しみ、みりんの魅力を発信するため、さまざまなコラボ企画を実施。夫と3歳の長男との3人暮らし。ほぼ毎日、みりんを使った料理を作り、食事を楽しんでいる。大島幸枝(おおしまさちえ)さん/株式会社りんねしゃ津島市の自然食品店「りんねしゃ」2代目であり、10代後半の長男・長女を育てる二児の母。愛知の子育て世代を中心に、全国の醸造家や料理人に信頼される食材やエシカルな雑貨、また「菊花せんこう」等を販売・開発。こだわりのフードイベント、マルシェ等も手がける。蒲郡の野外フェス「森、道、市場」では発酵業界で注目の蔵元やキーパーソンらと「発酵居酒屋」を企画。
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竹内葉子さん/株式会社トレスクリエイト 編集者・ライター半田市在住の編集者・ライター。大学から上京し、東京の出版社で雑誌・書籍・WEBなどの編集に携わる。伝統野菜(古来種野菜)や伝統調味料に関心をもち、約4年前に愛知へUターン。現在は名古屋のメディア制作会社(株)トレスクリエイトで、食にまつわる媒体を制作。地域を発信する活動もライフワークとして行い、「あいち食べる通信」や地元の冊子、パンフレット等にも参加。