江戸時代後期頃に東北地方の温泉地で生まれたとされるこけし。お人形のようなかわいらしさからお土産品として各地に広まり、産地や製法、形、絵付け法の異なる全12系統が今日に伝わっています。
今や日本を代表する伝統工芸品の一つとなったこけしですが、近年はこけしの愛らしさはそのまま、身近な日用品に生まれ変わらせた新しいこけしが生まれ始めています。
この記事では、日本各地を旅するローカルライフマガジン『TURNS』が出会った、全国のかわいいこけし雑貨を厳選してご紹介します♪
準喫茶カガモクのこけし雑貨|宮城県鳴子温泉郷
三大こけし発祥の地(宮城県鳴子温泉、福島県土湯温泉、宮城県遠刈田温泉)のひとつ、宮城県鳴子温泉郷にあるこけしづくしの喫茶店『準喫茶 カガモク』で作られているこけしグッズ。
飾って楽しむ伝統的なこけし像にとらわれず、身近な日用品として親しんでほしい。
一点一点に作り手の願いが込められた作品です。
杜の都の竹工房のこけし雑貨|宮城県仙台市
宮城県仙台市にある『杜の都の竹工房』が作るこけし雑貨は、こけしの素朴なかわいらしさと竹のやさしい風合が特徴。
一本の竹から丁寧に作られ絵付けされている手づくりの品です。
会津漆器の縁起豆皿|福島県会津若松市
漆作家・ニヘイユウコさんが一枚一枚描く、縁起の良いデザインの豆皿。
手に馴染むしっとりとした質感と、使うほどに艶が増していく姿、そして、縁起の良いデザインが特徴です。
陶アトリエ花*花|宮城県遠刈田温泉郷
現在確認されている中で最も古い「こけし」に関する記述が残る、遠刈田温泉郷で作られているこけしボウル。
穏やかでやさしいこけしの表情からは、雄大な自然と四季折々の美しい景色、そして、優れた効能を持つ名湯で多くの湯治客を癒してきた、蔵王らしさが伝わってくるようです。
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