佐賀県は端から端まで2時間ほどのコンパクトシティ。距離が近いからこそ市町を越えて人が出会い、新たな関係性が育まれる。
すでに多くの協力隊が活躍する佐賀県。挑戦を受け入れる環境と、それを後押しするバックアップ体制も整っている。
第3弾では協力隊を支えるサポーターのクロストークと、3名の現役隊員の声を紹介。
Create Saga’s Future。未来の佐賀を面白くするのは、あなたかもしれない。
協力隊サポーターズTALK
行政と民間が連携し、地域おこし協力隊を支える佐賀県。隊員が安心して活動できる背景には、挑戦を受け止め、ともに未来へ歩む人たちがいる。
佐賀ならではの厚い伴走支援について、3名のサポーターに伺った。
タテ×ヨコ×ナナメでつながる伴走支援
TURNS 佐賀県の地域おこし協力隊の特色を教えてください。
門脇 私たちSCN(佐賀県地域おこし協力隊ネットワーク)は、協力隊経験者による組織で、現場を知る立場から、現役協力隊をサポートしています。隊員は初めての土地で初めての人と仕事をするので、孤立しないためにも、研修会など交流の場を設け、他の地域の隊員ともタテ×ヨコ×ナナメのつながりをつくるよう意識しています。隊員同士も本当に楽しく連携していて、お互いに励みにもなっていると思います。
高添 SCNさんとは県や市町も密に連携していて、県は隊員向け・職員向けの研修をSCNさんにお願いしています。協力隊自身とそれを支える側、その両方を底上げしてもらっています。
田中 研修会はワークショップ形式を取り入れるなど、隊員同士の交流にも重点を置かれていますよね。
門脇 そうですね。本当に地域を越えて仲が良くて。研修時も気軽に話せるよう昼休みを長めにしたり(笑)。
田中 3年間の任期はちょうど中学・高校と同じような感覚で、退任してからも、仲間や地域との絆を大事に、佐賀で活躍する人材が多い。これもコミュニケーションを大事にしたSCNさんのサポートのおかげです。隊員だけではなく私たち職員にも伴走してくれる心強い存在です。
ミスマッチを防ぐきめ細かな導入支援
TURNS 佐賀県は協力隊の導入支援も特徴的だと聞きました。
門脇 全国的に見てもSCNの導入支援は職員さんにはちょっとヘビーかもしれないです(笑)。
田中 かなり丁寧です。着任するまで複数回面談を重ねて、小城市では2泊3日でお試し協力隊を実施しました。地域のキーマンにも参加していただいて、まちを一緒に回ったり。ミスマッチも防げるし、熱量のある方はやはり伝わってきます。
門脇 履歴書などの文面だけでは分からないことがお互いにありますよね。応募者の方も、実際に足を運ぶことで移住する環境を確認できるし、担当職員さんも実際に話すことで人となりを知れるのかなと思います。
田中 ミッションの設計でもSCNさんの力は大きいです。職員がぼんやり抱えている素案を深掘りして、解像度を上げてくれるんです。
高添 地域課題を表面的に整理するのではなく、本質にたどり着くまで一緒に考えてくれますよね。
門脇 3年間の任期で誰とつながり、何にトライすればよいか考えます。1年目は、まず地域になじんでもらうことから。そして、徐々に地域の人と隊員の接点をどう結んでいくか、その道すじも大事にしています。
(左)多様なミッションと、一目でわかるキャッチフレーズが注目を集める佐賀県の地域おこし協力隊。海と山に囲まれた自然豊かなフィールドで、幅広い年代の隊員が活躍している (右)「佐賀の“受け入れ力”は今高まっている」と語る田中さんと、その言葉に頷く高添さん、門脇さん。垣根を越えて協力隊を支える心強いパートナーだ
“受け入れ力”を鍛える自治体のチャレンジ
TURNS 募集している職種の活動内容がどれもユニークですよね。
田中 SCNさんの研修でも職員がアイデアを出し合ってまとめますが、いろいろな視点から発想が出て面白いです。
高添 地域らしさと活動内容をいかに分かりやすい言葉で伝えるか。募集記事に興味を持ち、「やってみたい」と思ってもらえるよう、職員さんは本当に試行錯誤されています。
門脇 小城市の協力隊では「小学生から脱炭素を広げる仕事」として、カーボンニュートラル新聞に取り組まれていますね。目的やテーマが明確だと、地域の人の理解が早く関係性も広がりやすいと思います。
田中 協力隊を通して、自治体も地域の人たちも〝受け入れ力〟が鍛えられます。最初は遠巻きに見ていた地域住民も、隊員と仲良くなるとだんだん変わる。受け入れる側が成長すると、まちは確実に変わります。
高添 隊員のみなさんは、協力隊と役所、両方の看板を持って動いています。地域が何を求めているのか、声を拾って役所に還元してくれる。その循環ができると、行政のあり方もまた進化していくと思います。
行政と地域のハブ人材が佐賀の未来を面白くする
TURNS これからの佐賀にとって協力隊の存在とは?
田中 協力隊が素晴らしいのは、普段の活動以外のイベントにも出向いて、地域を知ろうとする姿勢です。行政と地域の橋渡しになって、隊員がまちに良いアクションを起こしてくれます。これからも面白い存在であってほしいなと思います。
高添 県民の皆さんが少しでも「協力隊って面白い」と思ってくれたら、どんどん好循環が広がります。外から来た隊員が佐賀の魅力を発掘して、それを見た地元の人も自分たちの県をあらためて好きになると思います。
門脇 協力隊は地域と自治体をつないで、まちを支える〝ハブ人材〟だと思います。ハブ人材が地域に一人いるだけで未来は面白くなる。点と点が線になり面になって、佐賀全体がひとつにつながる。まさに「リンク&トライ!佐賀」ですね。
高添 地域が自分たちのことを自分ごととして捉え、動き出す。そのきっかけとなるのが協力隊かもしれません。だからこそ、もっと多くの人に佐賀に来てほしい。協力隊には未来をひらく可能性があると思います。
INTERVIEW 01
唐津の海に広がる島々の面白さ。
新しくて懐かしい魅力を届けたい

唐津城のふもとの舞鶴橋から、宝くじの聖地として知られる高島を一望。市内各地に渡船場があり、思い立ったらすぐに行ける距離の近さも唐津の離島の特色
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椎葉さんは宮崎県出身で前職はカメラマン。長崎県新上五島町での地域おこし協力隊経験を活かし、離島を活動拠点にできる唐津市へ。島を巡りながら多角的なアプローチで交流を生み出している。 |
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長崎県出身の丸山さん。関西で会社員として勤務後、令和6年に唐津市地域おこし協力隊へ。海のある暮らしの中で「自分自身が楽しく活動すること」を大切に、コミュニティづくりに日々チャレンジしている |
唐津の島と人が輝くコミュニティづくり
佐賀県の北西部に位置する唐津市。玄界灘の沖合には7つの島が浮かんでいる。高島、神集島(かしわじま)、小川島(おがわしま)、加唐島(かからしま)、松島、馬渡島(まだらしま)、向島(むくしま)。名前を聞いたことがあっても、実際に足を運ぶ人はさほど多くないかもしれない。そんな島と本土をつなぐ役割を担うのが地域おこし協力隊の二人だ。
令和6年に協力隊として着任した丸山歩燦さんと椎葉陽一さんは、どちらも離島を拠点に活動。ミッションは「唐津市にある7つの離島と本土をつなぐコミュニティづくり」。島で活動する人を本土に招いた交流会や、島でのイベント等を通して、少しずつ顔の見える関係性を築いてきた。島の住民同士はもちろん、本土側に住む唐津市民とつながる場をつくるほか、「島を応援したい」という〝島のファン〟を増やすことも目的のひとつ。少人数で島のスポットを巡る「島あるき」を開催し、都心部での離島フェアでは島の特産品を紹介。それぞれの隊員の視点から、7つの島の知られざる魅力を掘り起こし、佐賀県内外へと広く発信している。
最近では、漫画の舞台として描かれるなど、じわりと注目度が高まりつつある唐津市の島々。船に乗って各島までわずか10~30分。たどり着いた先には、どこか懐かしい日本の原風景と穏やかな暮らし、人々の温かな笑顔が待っている。海の向こうへ踏みだす一歩を後押しする。それが丸山さんと椎葉さんの役割だ。
島の子どもたちと一緒に描く島の未来
丸山 歩燦さん
「将来、島の子どもたちが大きくなって、〝島のために何かしたい〟って立ち上がる時に、周りが応援してくれるような土壌をつくりたい」と話す丸山さん。活動拠点のひとつ、小川島では小中学生と一緒に、島外向けのイベントを準備している。企画のアイデア出しから当日のガイドまで、主役は子どもたちだ。
「島あるきは島外の人に来てもらえるよう始めたイベントですが、今回は子どもたちが中心になる初の試みです。その頑張りを島内の人に知ってもらうことを大事にしています」
中学校を卒業すると島外の高校に出てしまう。だからこそ、島あるきを通して〝いつもの風景〟を見つめ直し、島で過ごした時間が誇りとなるような経験を届けたいという。丸山さんが、子どもたちの挑戦を見てほしいと活動報告のチラシを掲示板や商店に貼りに行くと、島の大人たちから「当日は見守りに行くけん」「日にち決まったら教えてね」とだんだん声がかかるように。島全体で、丸山さんと子どもたちの活動を応援する空気が、少しずつ芽生えている。
(左)昨年開催した島あるきでは、島留学制度で移住してきた子がガイド役として参加。元気いっぱいの子どもたちの笑顔からも島暮らしの楽しさが感じられる (右)昨年の冬からスタートした小中学生チーム・子鯨レッドとの島あるきイベント企画。メンバーシートには役割や島の魅力など子どもたちの思いがぎっしり!
丸山さんは長崎県出身。夫の勧めで、唐津市地域おこし協力隊の募集を知って関西から移住した。唐津には何度か訪れたことがあり、協力隊の1泊2日の面接では島に行く機会も。実際に体験したことで、生活や仕事のイメージを描くことができた。
「私は離島にルーツがあって、海の近くで暮らせるのも決め手でした。前職は普通の会社員で、自分に何ができるんだろうと思っていたけれど、今はここに来てすごく良かったと思います。島で過ごす時間は、何だか安心するというか、毎日自分らしくいられて、笑顔が増えました」と笑う。島の人たちとの何気ないおしゃべり、子どもたちが教えてくれる島の話やお気に入りの風景。島とのつながりは丸山さん自身にもポジティブな変化をもたらしてくれた。
「移住前の職場では暗い色の服ばかり着てたのですが、唐津に来てからはピンクも着られます(笑)」
休日は海でサーフィンにチャレンジ。前担当職員が波乗りの師匠で、夫と一緒に部活感覚で楽しんでいるそう。最近ではカメラも手に入れた。
「協力隊だからこそ、島の人に見せてもらえる風景があるんです。朝の港とか、ウニの殻を割る瞬間とか。そんな自然体な魅力を写真で残せたらなと思います」
海を渡る時間は短くても、そこで出会う人や景色は深く心に響く。子どもたちのまなざしとともに、島の未来は穏やかに輝き始めている。
イベントに向けて定期的に「子ども企画会議」を開催。もちろん主役は子どもたち。アイデアのマッピングにワイワイ盛り上がりながら楽しいアイデアが飛び交う
歴史、食、祭、野鳥
島の財産を残すために
椎葉 陽一さん
玄界灘に浮かぶ7つの島を巡りながら、地域に息づく自然や歴史、食文化、伝統行事など、さまざまなアプローチで独自の魅力を掘り起こしている椎葉さん。カメラマンとして長年キャリアを積んだ後、新上五島町での地域おこし協力隊を経て唐津市へ。同期の丸山さんとともに最初に取り組んだのが、呼子町で開催した島内外の交流会だ。
「島で頑張る人と、島に興味を持っている島外の人にも声をかけて、各島の特色を発表していただきました。島のことをお互いに知ってもらうのが、交流の足掛かりになると思って最初に力を入れた活動です」
また、椎葉さんは顔を覚えてもらおうと敬老祝いの撮影会を開催。島の運動会や花見などの行事にも足繁く通い、島になじんでいった。
「僕は今57歳なんですけど、老人会にも呼ばれてしまいます(笑)」
7つの島はそれぞれ異なる表情を持つ。自生する藪椿から椿油が採れる加唐島、祇園祭など伝統行事が多い馬渡島。エミューを飼育して肉はハムに、脂を美容クリームに加工できる島も。
「同じように見える島でも、他にはない観光・産業資源があります。そこがまた面白いなと思いますね」
現在は、耕作放棄地を活用して育てた大豆を、神集島名産の石割豆腐の原料にしようという構想も。
「イベントで石割豆腐作りを体験した時は、島のお母さんに鍛えられました。郷土料理にしろ、特産品にしろ、島の財産をひとつでも未来に残すことができたら僕も嬉しいです」
都心部で開催された離島フェアでは椿油やサツマイモの加工品を販売。「味を知ってるからちゃんと語れる。販売の成果を島の生産者さんに還元できたのも良かったです」と、島の良さをさまざまな形で発信。SNSや佐賀県のサイト『さがじかん』でも活動の様子を見ることができる。
海に囲まれた島々は豊かな自然環境から渡り鳥も多く、知る人ぞ知る野鳥の宝庫。バードウォッチングや写真撮影に訪れる人も増えている。椎葉さんもカメラを手に案内役として活躍。撮影した写真はシールに加工してイベント参加者に配られる。
「島のどこに心が惹かれるかは、人それぞれ。たくさん種をまいて、入り口もいろいろとつくっておけば、きっと誰かに刺さる。そう思って、今あらゆる方面に仕掛けています」と、意気込みを語る。多様な魅力が重なり合うからこそ島の魅力は奥深い。
一度行くとまた訪れたくなる。そんな島のファンを増やすために、椎葉さんは今日も海を渡っていく。
(左)協力隊による島あるきイベントは定期的に開催。個性豊かな島々で季節の花を楽しんだり、弘法大師ゆかりの史跡を訪ねたり。時には島の人から話を聞ける機会も (右)カラスバトやアトリなどさまざまな野鳥に出会える唐津の島。カメラや双眼鏡を手に散歩気分で島をのんびり巡る「唐津島ポタ」(ポタリング)も楽しむことができる
担当職員VOICE
藤浦 悠瑚さん
唐津市役所地域づくり部・離島振興室
椎葉さんと丸山さんは本当に丁寧に島の皆さんと信頼関係を築かれています。行政ではなかなかできないことを形にしてくださり、お二人の活動を通して、私自身も島に関わる面白さをあらためて実感しました。唐津の島は魅力いっぱいです。ぜひ足を運んでください。
INTERVIEW 02
鹿島の誇りは日常の仕事の中に
地元職のかっこよさを次の世代へ
120年以上の歴史を受け継ぐ鹿島高校赤門学舎。鹿島高校が最優秀企画賞を受賞した「佐賀さいこう!企画甲子園」では、今野さんも高校生のサポーターとして参加した
鹿島の今を映し出し、未来への種をまく
「すごい人はもっと身近にいるんです」と語る、今野香菜恵さん。ミッションは「かしま仕事体験リポーターズ」。鹿島の〝地元職〟の現場に飛び込み、自ら体験しながら取材して、その魅力を地元の高校生に伝えるべく動画で発信している。
出身は宮城県仙台市。20代は美容師として東京へ。その後は沖縄で海の仕事をし、オーストラリアでワーキングホリデーも経験。帰国後は事務職も経験した。人生の転機となったのは東日本大震災の時。世界中から届いた支援の手に「30代は誰かのために働きたい」と決意を固めた。
いくつもの土地で仕事を経験してきたからこそ、今野さんは鹿島の取材でもまっすぐに現場と向き合う。
「1日や2日じゃ聞けない話があります。時間をかけると、ふっと本音がこぼれる瞬間があるんです」
特に印象的だったのは、海苔漁師の親子から聞いた「毎年1年生やもんね」という言葉。自然相手の厳しさ、親から子へ受け継がれる思いに今野さんも胸を打たれた。また、トマトのトレーニングファームの取材でも、単なるPR動画にしなかった。「どういう思いで働かれているのかを残したい」と、栽培風景とともに人の熱量まで映し出す。
「協力隊じゃないと会えなかった人、できなかった経験がたくさんあります。一緒に時間を過ごし、仕事から飲み会まで地域の営みに入り込んでいく。鹿島のまちも人もこんなに温かいんだなって日々感じています」
動画はインスタグラムやユーチューブで配信するほか、鹿島高校の講演会でも発表。同校のキャリア探究活動「旭ヶ岡キャリアラボ」のスタッフとして、動画に興味を持つ高校生のサポートにも携わるなど、地域と学校をつなぐ役割も担っている。
(左)取材では2ヶ月密着することもある今野さん。新規就農者向けの研修施設「トレーニングファーム」の動画では、人々の思いや土の匂いまでリアルに感じとれる (右)鹿島の農家ではトラクター乗車にチャレンジ。たくさんの若者に地元職の魅力をアピール
今野さんが次に挑戦したいのは、「鹿島ガタリンピック」などのご当地イベントの取材。表舞台ではなく、準備や会議など裏で奔走する人たちの姿を撮りたいという。
「こんな大人が鹿島を盛り上げているよって、若い世代に伝えられたらと思います」
伝統工芸の面浮立、のごみ人形、酒蔵、農家や漁師。当たり前に見える鹿島の風景を、大人になる一歩手前の高校生に届けることが、未来への種まきに。
「地元職や祭りの後を継ぐ人が少なくなっていると聞きます。私もですが、一度外に出るとふるさとの良さがわかると思うので、大人になった時に、鹿島の風景と私の動画を思い出してくれると嬉しいです」
文・山田美穂 写真・内藤雅美
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Message from SCN
佐賀県地域おこし協力隊ネットワーク
地域おこし協力隊として移住するメリットって何?

門脇 恵
一般社団法人 佐賀県地域おこし協力隊ネットワーク代表
総務省地域おこし協力隊サポートデスク専門相談員
総務省地域おこし協力隊アドバイザー
平成26年に佐賀市富士町地域おこし協力隊としてIターン。
現在は佐賀県を中心に全国の地域おこし協力隊制度の中間支援をしている。山暮らしをしながら人と人、人と地域を結ぶことを楽しんでいる。
地域おこし協力隊(以下、協力隊)という肩書きは、地域の中に溶け込むフリーパスポートのようなものかもしれません。協力隊として移住する1つ目のメリットは、たくさんの人と出会えることではないでしょうか。もし、唐津市の丸山さんが協力隊以外の方法で移住していたら、島の子どもたちと出会うことはなかったと思います。普通では出会えないたくさんの人たちに出会えるのが協力隊です。
2つ目のメリットは協力隊として地域の人と関わることで、より深く仲良くなれることです。同じく唐津市の椎葉さんが、一般的な移住者として島ポタをして、野鳥のシールを作っていたら…もしかしたら、最初に言われる一言は「変わった人もいるね〜」かもしれません(笑)。「地域のために」、「ここで暮らす人のために」という協力隊としての大命題があるからこそ、受け入れてもらえることや、深く関われることがあるのではないでしょうか。
3つ目のメリットは、協力隊として前向きに地域のたくさんの人たちと、地域の課題と向き合っていくなかで自分自身の生き方や、知らなかった長所や短所が見えてくることです。鹿島市の今野さんも最初から動画撮影の経験があったわけでも、高校生とプロジェクトに取り組んだ経験があったわけでもありません。はじめてのことにもトライできる。そして、思いがけない特技を見つけたりすることもたくさんあります。地域の人たちが見守ってくれているからこそ出会える自分の新しい側面を見つけたときに、地域に暮らし営むことの面白さと魅力を感じます。
この3つのメリットを支えているのは、実は「自治体」という看板を協力隊が背負っていることにあります。都会で暮らしているとあまり関わることのない「自治体」。実は地方では皆さんが思っている以上に信頼が厚く頼れる存在です。そんな「自治体」のお墨付きを持っている協力隊だからこそ、地域の中を縦横無尽に駆けまわり、働きかけ、つないでいくことができるんです。協力隊という地域に溶け込むフリーパスポートを持って、あなたも佐賀で「リンク&トライ!」してみませんか?
Information
東京で佐賀県地域おこし協力隊イベント開催!
佐賀県の地域おこし協力隊をより身近に感じていただけるイベントを、東京・清澄白河のリトルトーキョーで2月18日(木)に開催しました。詳細は、ウェブサイト「日本仕事百貨」でチェックしてみてください。
「リントラ!」
地域おこし協力隊経験者のリアルな声をお届け
佐賀県で任期を終えた地域おこし協力隊経験者のリアルな声をお届けするインタビュー番組『佐賀県地域おこし協力隊ラジオ「リントラ!」』の配信を始めました。
生い立ちや地域おこし協力隊時代の話、協力隊任期終了後から今、そして未来の話などをお届けしています。
佐賀県地域おこし協力隊ホームページ
佐賀県の地域おこし協力隊の活動状況やOBOGのこと、現在佐賀県で募集中の地域おこし協力隊について確認することができるホームページです。ぜひ、ご覧ください。














