リアス海岸が美しい海沿いの町「南伊勢町」で、町のために様々なチャレンジをする人たちと出会い、暮らしや人の魅力について実際に現地を巡り、体感できるツアーを開催します! ケーブルTV satonokaチャンネルで放送中の番組『田舎で暮らそう』でも紹介された、南伊勢町のスポット、そして人びとの魅力を現地で体感できるツアーを通じ、写真やネットの情報だけでは伝わらない自然や、人のあたたかさに触れる・・・ そんな出会いが、あなたを待っています。
南伊勢町はこんなところ
リアス式海岸の穏やかな内海に面した町。寒暖差もあまりなく、1年を通して過ごしやすい温暖な気候の土地。地域の産業としては農業(みかん)や漁業(鯛の養殖)が盛んです。人柄も朗らかで、移住者に対しても、明るく接してくれる方がたくさんいます。三重県の中でもとりわけ観光地である伊勢志摩エリアに属していますが、大きく開発が進まず、日本の暮らしの原風景や、歴史ある祭りが残っています。
1階はまちのリビングとして、利用者が自分の家のリビングのように友達とお茶をしたり読書を楽しんだりと自由に使える空間。2階は1ヶ月から賃貸できるシェアハウスになっており、おためし移住としても利用できます。部屋からは海が見え、仕事をしながら南伊勢町の自然を楽しむことができることからアーティストや小説家などの利用者が多くいます。
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②中ノ磯展望台(なかのいそてんぼうだい)
南伊勢町に所在し南島大橋と阿曽浦大橋の間にある中ノ磯展望台。リアス海岸美と海・山の景色を楽しめる場所であるとともに、真珠や鯛の養殖筏が海に浮かび、漁船が行き交う様子はまさに伊勢志摩国立公園の特徴の一つである「人々の営みと自然が織りなす里山里海」の風景そのもの。地元では夕日の名所としても知られています。

★ツアーで出会える人★
西岡奈保子さん

3年前から空き家を改修し、誰でも飲食店に挑戦できるシェアキッチン『うみべのいえキッチン』や、誰でもくつろげるまちのリビング『うみべのいえリビング』をスタート。現在も名古屋と行き来しながら、名古屋では保育園のコンサルタント業、南伊勢では移住者の仕事にまつわる相談に乗る、おしごとアドバイザーとして活動中。「私も移住者として、地元の方々にお世話になりながら、活動を続けてきました。南伊勢は、移住者だけでなく、住民の皆さん自らまちを良くしようと活動されています。何が起こっているのか、ぜひ確かめに来てください」
②南伊勢町移住定住コーディネーター
西川百栄さん

南伊勢町贄浦出身、2007年に京都からUターン。タウン情報誌の編集・制作を経て、2019年南伊勢町移住定住コーディネーターに就任。コワーキングスペース「しごとば」を拠点に町の情報発信や町と協働で南伊勢町空き家バンクの運営、移住定住サポートを行っています。日本酒好きがこうじて町内道行竈での日本酒プロジェクトでも活動中。「南伊勢町は人口減少や高齢化などの課題が多い町ですが、だからこそ色々なチャレンジができる町。まずは一度訪れて、やりたいことの実現に奮闘している人の話を聞いてみてください!」」
③友栄水産

阿曽浦に生まれ育ち、久しぶりに帰った故郷の衰退ぶりを目の当たりにしてUターンを決意。実家の「友栄水産」の跡を継ぐ。真鯛の養殖や小型の定置網漁を生業としながらも、2007年にゲストハウス「まるきんまる」をオープン。インターンシップ制度を設け、学生・社会人、国籍を問わず幅広い人を受け入れながら、地域の交流の場となるスペースを開設することで、阿曽浦に人が訪れる仕組みをつくっています。ツアー当日は、鯛の塩釜&えさやり体験を予定しているのでお楽しみに。
「Life on Dish 南伊勢の恵みを!」橋本さんからのメッセージです。
他にもこんな場所をご案内します
いちごのにわ農園
園主の西岡さんは約5年前に16年勤めた会社を辞め、名古屋から南伊勢町に移住しました。最初は地域おこし協力隊として勤めていましたが、体調を崩し退職。リハビリとして地域の農家の手伝いをしたことをキッカケに農業に興味を持ち、44歳で農業大学校に入学し、2022年にご自身の農園をオープンしました!1,000㎡の広さのハウスで、いちご「かおりの」(三重県の品種)の栽培をしています。来シーズンは規模を拡大し、全日いちご狩りもできるよう準備を進め、さらに、子どもが自然の中でのびのびと遊べる場所として、農園の敷地内に子どもたちのための公園のようなお庭をつくる計画も進行中です。
穂原スケートパーク
廃校になった小学校の校庭に2022年10月オープンしたスケートパーク。「子どもたちが安全にスケートボードが出来る場所を作りたい」という町の人の願いを形にするため、スポーツクラブ「みなみいせ元気ネット」や賛同した南伊勢町民などが協力し、およそ2年かけて完成させました。南伊勢スケートボード連盟会長を務めている舌古(ぜっこ)さんは「南伊勢、良いとこなんですよ。本当に気持ちの熱い人ばかりなんです」と、語ってくれます。ゆるやかな坂や段差も多く上級者から初心者まで楽しめ、様々な世代の交流の場にもなっているそう。パーク横には校舎より背の高い大銀杏もあり、ロケーションも抜群です。ぜひ見に来てください!
スパイス食堂マルコ
南伊勢町の地域おこし協力隊の退任後、カレー店「スパイス食堂マルコ」を開業しました。世界一周の旅で覚えたスパイスカレーと沖縄県波照間島で暮らした経験をいかしたメニューで地元の方からも愛されています。
Photo by 新井良規
ヤマ加商店
1895年創業。四代目の奥村兼一さんが丹精込めて鰹生節をつくっています。約130年守り続けてきた伝統製法は、現存する最古の鰹節製法と呼ばれる「手火山式焙乾製法」。この製法は一度に出来る量が限られ、高度な技術が必要となり手間がかかることからとっても貴重!幻の鰹節とも呼ばれる逸品です!今回のツアーでは特別に仕事場の見学をさせていただきます!四代目による解説つき!
交流会
1日目の最後にはツアーで紹介した方たちや町役場の方など、まちの方たちとゆっくりお話しできる交流会を予定しています。食事をしながら、まちの人や移住者の方たちと気軽な形でお話しできるので、深堀したいこと、気になることなど、リアルなお話をぜひ直接聞いてみてください。
また今年は「全国豊かな海づくり大会」が三重県で開催され、南伊勢町でも海上歓迎パレードや真鯛の稚魚の放流行事が行われる予定です。そんな南伊勢町自慢の新鮮な真鯛や魚介類が、交流会でもふるまわれますのでお楽しみに!
■ ツアー行程
【1日目】 5月24日
13:30 集合 オリエンテーション(うみべのいえリビング )
14:15 うみべのいえプロジェクト見学
16:10 いちごのにわ農園 見学 > 穂原スケートパーク見学
17:55 地元住民交流会@スパイス食堂マルコ
20:30 宿泊先へ
【2日目】 5月25日
10:00 友栄水産
13:00 ヤマ加商店 見学
14:15 竈方の塩 見学
16:15 閉会式(うみべのいえリビングで解散)
17:00 解散
*ツアー中の移動はシャトルバスをご用意いたします。
*ツアー行程は変更になる場合がございます。
■ 開催日時
2025年5月24日(土)~25日(日)(1泊2日)
<集合>
5月24日13時30分にうみべのいえリビング
(JR・近鉄「伊勢市駅」より三交バスでサニーロード経由、「五ヶ所」バス停下車、徒歩すぐ)
<解散>
5月25日17時頃にうみべのいえリビング
■ 募集人数
最大20名程度
※定員を超えた場合は抽選形式となります。
※申込は1組4名様まで
■ 対象者
①移住・二拠点生活を検討されている方・関心のある方
②南伊勢町外に在住の方
■ 宿泊施設
HIROYA / うみべのいえリビング / 民宿満玉 / 海晴
(素泊まり、アメニティ持参)
■ 参加費
無料(交通費・宿泊費・食事代 別途)
※集合場所までの往復交通費は自己負担となります。
※宿泊費が【お一人様 約5千円/泊】発生いたします。宿泊施設は事務局にて予約しますので、参加者ご自身で現地精算お願いいたします。(お連れ様と同室になるよう調整いたします)
※その他、朝食代・交流会費等で約5千円発生いたします。 (友栄水産での体験費用は、自治体が負担いたします。)
■ 応募方法
応募期間:2025年2月13日~2025年3月31日
※後日参加可否及び詳細をご連絡。 ※応募人数が定員を超えた場合は抽選となります。
※地震、台風、大雨、暴風などの場合、交通機関の運行状況、道路状況、旅行先の現地状況により、ツアーの催行が前日までに不可能と主催者側が判断した場合に限り、催行中止の旨ご連絡させていただきます。
※状況により急遽ツアーを催行中止とする場合がございます。
※ツアーが催行中止となった場合でも、集合場所までに要した往復の交通費、宿泊費等はお客様のご負担となります。あらかじめご了承ください。

移住促進を目的に、『satonoka4K』『satonoka TV』 で 2023 年からスタートした番組。日本の地方に焦点を当て、移住を選択する人びとや、受け入れる地域の現在を地域の魅力と共にお届けしています。
『三重県・伊勢志摩編』は第 7 話として 2024 年 7 月に放送
今回のツアーにも登場する、西岡奈保子さん、西川百栄さんほか、南伊勢町や伊勢志摩に移住した方々へのインタビューを通し、移住への想いやその地域でチャレンジしていることについて紐解きます。
南伊勢町公式インスタグラム
ほぼ毎日更新中! 町の雰囲気はこちらでご覧いただけます。
- 『田舎で暮らそう』体験ツアー~南伊勢町編~
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開催日 2025年5月24日(土) 〜2025年5月25日(日) 地図 住所 三重県南伊勢町 アクセス 公共交通:JR・近鉄「伊勢市駅」より三交バスでサニーロード経由、「五ヶ所」バス停下車、徒歩すぐ(うみべのいえリビング) 自動車:伊勢自動車道玉城ICを下車、サニーロード経由で約30分(うみべのいえリビング) 定員 最大20名程度 主催 三重県南伊勢町 お問い合わせ先 むすび目Co-working
Tel:0599-77-4227
Mail:musubime.co@gmail.com