新型コロナウイルス感染の拡大に伴い、開催を中止することとなりました。先の状況も見えないため、延期の目処も立っておりません。お申込を頂いた皆様には大変申し訳ございませんが、安全と健康を第一に考えこのような結果になりましたこと、どうかご理解いただけます様よろしくお願いいたします。
約1年間を通じて行われてきた『TURNSのがっこう岐阜科』も、とうとう3月で最終回を迎えます。
9限目のテーマは、「地域資源×起業」です!
地方暮らしをしたくても「やりたい仕事がないから…」「地元には何も無いから…」といったネガティブな言葉を聞いたことはありませんか?
でも、本当にそうなのでしょうか?
『TURNSのがっこう岐阜科』では、様々な葛藤や苦労を経験しながらも、壁を乗り越えて自ら“ナリワイ”を作り出し、やりがいを感じながら生き生きと暮らしている人たちと大勢出会ってきました。
彼らがやりがいを感じる“ナリワイ”を手にできたのは、当たり前に見てきた「自然の風景」やその土地の風土を生かして作られた「農産物」など、地元の“地域資源”をうまく活用しているから。
最終回の授業は、そうした “地域資源” と自分の “やりたいこと” をうまく掛け算してできる「仕事のつくり方」を学ぶ授業です!
\こんな方に来て欲しい/
・いつかは地方で暮らしたい、働きたいと考えている人
・仕事を「つくる」ということに興味のある人
・「起業」「開業」「創業」といったキーワードに興味のある人
・岐阜県での暮らしを考えている人
・岐阜県にUIターンを検討している人
\学べること/
・地方で起業するのに必要なポイント
・やりたいことを地域で実現する秘訣
・地域資源を使った商品開発の極意
・資金や行動面で準備しなければいけないこと
・いま東京にいながらでもできること
※その他にも講師に聞きたいことがありましたら、応募フォームの備考欄にご記入をお願いします!
気になる講師はこちら(なんと、ダブル伊藤です!)↓↓↓
\講師1人目 − 伊藤来(きたる)さん/
脱サラして故郷に戻り、中津川・恵那の大自然を生かした事業を起業!
恵那市の高校を卒業し、大学で東京に出てきた伊藤来さん。
大学卒業後は、大手自動車メーカーに勤め法人営業として奮闘し、物流会社の取引先を担当したり中国での事業で大きな成果を出したりなど、生き生きと活躍されていました。
しかし、心の奥底では地元で見てきた中津川市の景色・自然が忘れられず「地元に戻って恩返しがしたい!」という思いが募るばかり。
ついに2012年、脱サラして故郷・中津川市にUターンする決意をします!
幼少期に、中津川の山での木登りや森の恵みを使った遊び、360度山に囲まれた豊かな自然のある生活を当たり前のものだと思って過ごしてきた伊藤さん。その経験や想いを糧に、「KAYAK Univ.(カヤック大学)」を起業したのです。
伊藤さんが起業の道に選んだのはカヤック。Uターンした中津川市には、山々の間を流れる木曽川や四季折々の自然風景が美しい「椛の湖(はなのこ)」という湖があり、そこを拠点とした自然体験事業を多く手がけています。
まさに、“好きなこと” が “仕事” になった瞬間!
評判は評判を呼び、子供から大人まで県内外から多くのお客さんが訪れ、今ではなんと15,000人以上もの人が「KAYAK Univ.(カヤック大学)」を訪れるようになりました!
“仕事” になったのは、どこにでもあるような地域の「自然」。
どのように活用し、どのようにお客さんを呼び込むことで、ここまでの事業に発展していったのでしょうか?
\講師2人目 − 伊藤由紀(ゆき)さん/
あたり前のように傍にあるものの価値に気づいてできた、商品開発!
見た目もおしゃれなこちらの小瓶は、岐阜県の西南端に位置する海津市の柿を使った『ハリヨの柿酢』。
原材料は、この海津市の柿のみ。海津市の柿は、水はけのよい養老山脈の麓の扇状地で育てられているため、甘さが凝縮し他の産地にはないほどの高糖度が特徴だそうです。
『ハリヨの柿酢』を商品開発したのは、海津市出身の伊藤由紀さん。2007年に株式会社リバークレスを立ち上げました。
海津市で生まれ育った伊藤さんは、24歳の時に上京し東京のコンサルティング会社で働きはじめましたが、働く中でまちづくりに関わっている人たちと出会い、地方創生事業に興味を抱きます。そして、「各地の抱えている課題は、実は自分が生まれ育った地域にもあるのではないか?」と地元・海津市にも目を向け始めました。
それからは、海津市のご実家にある耕作放棄地となってしまった柿畑の手入れを始め、“柿の使い道”を模索し始めました。3年が経ったころ、ようやく柿ができるまでに成長!その後、地域住民と協力しながらできあがったのが『ハリヨの柿酢』です!
紆余曲折を経て出来上がった『ハリヨの柿酢』。いまでは、都内のカフェで取り扱いされていたり、人気雑誌で紹介されたりなど、こだわりを持って商品選びをするユーザーから絶大な支持を得ている商品となりました!
当たり前のように傍にあった柿。
一体、どのような付加価値を加えて、多くの人の目に触れるようにまで成長させることができたのでしょうか?
\\スペシャルゲスト − 松浦俊介さん//
「起業」の基本的なポイントを教えてもらおう!
今回は、通常の講師だけでなく、スペシャルゲストとして『関市ビジネスサポートセンター』でチーフアドバイザーとして活躍する松浦俊介さんにもお越し頂きます!
『関市ビジネスサポートセンター』は、地域の法人・個人事業主など幅広く顧客を持ち、集客や売り上げアップをサポートする産業支援拠点です。ここに通った中小企業・個人事業主は次々と売り上げを拡大しており、「100件を超える新規受注につながった」「小さなお店に全国から注文が殺到するようになった」「ヒット商品を連発した」といったコメントが多く寄せられています。
松浦さんからは、地域での「起業」を成功に導くコツについてお話を伺います!
ラスト9限目の授業。
「やりたい仕事がないから地方暮らしはできない…」なんてことは言わずに、“仕事をつくる”ノウハウを知識として取り入れて「やりたいことは自分の手でつくるのだ!!」とポジティブマインドでいきましょう!
最終回も楽しみましょう~!
たくさんのご応募をお待ちしております♪
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\終了後は・・・卒業式(?!)を兼ねた交流会を開催予定!/
その名も…『TURNS BAR GIFU』!!
時間:2020年3月14日(土)17:30〜20:30(17:00受付開始)
会場:TURNSコミュニティスペース(東京都千代田区有楽町2-10-1東京交通会館ビル9階)
内容:岐阜のゲストを呼んだトーク&交流会
参加費:1,000円 (岐阜の軽食、1ドリンク付き)
※2杯目からは有料
※「TURNSのがっこう」の参加証提示で1杯無料
軽食:minokamo長尾明子さん
→ 参加をご希望の方は、応募フォームよりお申込みください。(『TURNS BAR GIFU』の設問で「はい」を選択ください。)
- TURNSのがっこう岐阜科
-9限目「地域資源×起業」- -
開催日 2020年3月14日(土) 時間 13:30~15:30(13:00受付開始) 会場 ふるさと回帰支援センター8階 地図 住所 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館ビル8階 アクセス JR山手線・東京メトロ有楽町線 有楽町駅から徒歩1分 定員 30名 参加費 無料 主催 岐阜県 お問い合わせ先 TURNSのがっこう岐阜科担当
TEL:03-6269-9732
MAIL:event@turns.jp内容 1.岐阜県の紹介
2.講師トーク
3.同時開催!…就職相談(ジンチャレ!)/移住相談(岐阜県、中津川市)
- 講師
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伊藤 来(きたる)さん/KAYAK Univ.(カヤック大学)1985年中津川市生まれ。恵那高校、早稲田大学でボート部に所属。元五輪/世界選手権強化選手、国体準優勝。卒業後、いすゞ自動車に入社し法人営業で大手物流会社を担当後、中国営業を担当3本柱の1つにまで成長させる。
2012年年末に退社、故郷中津川でカヤック体験教室を開始、8年目で15,000名を超えるお客様にお乗り頂く。現在、中津川の苗木城の真下にある木曽川沿いの120年もの古民家を直しながら暮らす。中津川市観光協会の役員として地域活性化にも取り組む。伊藤由紀(ゆき)さん/株式会社リバークレス 代表取締役海津市出身。名古屋大学大学院修了後、 東京で就職。ITコンサルティング会社勤務を経て、 平成19年にコンサルティング会社『株式会社リバー クレス』を設立。会社を営む傍ら、故郷の柿を使っ た柿酢の醸造を開始。東京から海津市へと拠点を移 し、事業を醸造一本に絞り、柿酢の販売をスタート。
「ハリヨの柿酢」は、県の「飛騨・美濃すぐれもの」に も認定されており、柿や柿酢の魅力を伝えるため、 対面販売やワークショップなども開催している。\スペシャルゲスト/
松浦俊介さん/関市ビジネスサポートセンターSeki-Biz チーフアドバイザー1983年生まれ、滋賀県大津市出身。大学在学中から起業家教育に取り組むNPO法人JAEで、学生がベンチャー・中小企業で新規事業の立ち上げに携わる長期実践型インターンシップのコーディネーターを務める。2003年から2009年の間で、関西を中心に参加学生376名、協働企業数のべ205社のインターンシップを展開した。コーディネーターの役割には企業支援力が必要であることを痛感し、富士市産業支援センターf-Bizを運営する株式会社イドムに転職。その後、信州大学地域戦略センター等で産学連携や創業支援、地域資源を活用した新商品開発等に携わった。
2016年4月より、140名を超える応募者の中から選ばれ、関市ビジネスサポートセンター副センター長に就任。2016年7月の開設以来、3年間で460社から3500件を超えるビジネスの相談を受ける。刃物メーカーの大ヒット商品の支援や廃業危機の町工場をV字回復させるなど、支援事例が大きく注目を集め、NHK全国放送や岐阜新聞1面など200を超えるメディアに掲載。2019年4月からチーフアドバイザーに就任。
- ファシリテーター
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小林謙一さん郡上カンパニー事務局/郡上市移住相談員/(一社)郡上・ふるさと定住機構 業務執行理事/NPO法人ななしんぼ 副理事長
1967年 埼玉県生まれ。小中学校を栃木県で過ごし、高校から千葉県へ。専門学校を経て、東京で約20年間CGディレクター、プロデューサーとして映像制作に携わる。40歳の転機で岐阜県立森林文化アカデミーに入学するため移住。環境教育を通して地域づくりを学ぶ。2009年から郡上市の移住相談員として従事しながら、中間支援NPOの立ち上げなど地域づくりに関わる。2017年より共創で移住と新規事業づくりを実現する「郡上カンパニー」ディレクター就任。
- 校長
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堀口正裕「TURNS」プロデューサー/ (株)第一プログレス常務取締役 /TOKYO FM『Skyrocket Company』 内「スカロケ移住推進部」ゲストコメンテーター
北海道生まれ。早稲田大学卒。 国土交通省、農林水産省、文部科学省等の地方創生関連の各委員会への有識者としての参加や、BBT×JTB「ツーリズム・リーダーズ・スクール」、社会起業大学、丸の内朝大学等の講師他、全国各地域の移住施策に関わる。 新しいライフスタイル、本物の豊かな暮らしを追求し、雑誌『tocotoco』『カメラ日和』『LiVES』等の創刊に尽力。東日本大震災後、 日本を地方から元気に!との思いから「TURNS」を企画、 創刊。これからの地域との繋がり方を提案している。