ものづくりのまちは、実は「農業のまち」
新潟県のほぼ中央に位置する燕市は、スプーンやフォークなどの金属洋食器をはじめとした「ものづくり」が盛んなまちです。
また、市の面積の半分を水田や畑が占め、のどかな田園風景が広がる「農業のまち」でもあります。
東京へは新幹線で約100分、県内の主要都市へも車で1時間以内と交通アクセスにも恵まれています。そんな暮らしやすさも魅力の燕市で、農業の知識や技術を学びながら、地域の農業の魅力を発信する地域おこし協力隊を募集します!
燕市で新規就農を目指す、地域おこし協力隊を募集!
将来の就農に向けて、協力農家のもとで農業の知識や技術を学び、地域の方々や農業者とのつながりを築いていきます。
さらに、日々の活動を通して感じた燕市の農業の魅力を発信し、「ここで農業を始めてみたい」と思う人を増やしていくことも、このミッションの目的です。
\主な活動内容はこちら/
① 農業技術・知識の習得
農作業に携わりながら、栽培技術や知識を学びます。
セミナーや研修などにも参加し、就農に必要な経営や農業の基礎を学びます。
②地域との関係づくり
地域の行事や活動に参加し、地域住民や農家とのつながりを築きます。
日々の交流を通して、農業の現場での困りごとやニーズを知り、課題解決に向けたサポートにも取り組みます。
③「燕市の農業」を発信する
自身の就農に向けた日々の挑戦や、燕市の農業・農産物の魅力をSNSなどで発信します。
協力農家のひとつである農業法人「アグリシップ」(株式会社クボタ提供)
ともに働く担当職員の方に聞きました!
「新規就農」を目指す隊員とともに活動する燕市農政課の担当職員・高口弥美さん、中村日和さんに、この仕事のやりがいや燕市の農業の特徴について伺いました。

左から高口さん、中村さん
――「新規就農」を目指す地域おこし協力隊を募集する経緯を教えてください。
高口 燕市は金属加工などの「ものづくり」で知られていますが、実はまちを見渡すと田んぼや畑がとても多く、農業も盛んなまちです。米、きゅうり、トマトなど、さまざまな農産物が生産されています。
一方で、農業従事者の高齢化や後継者不足が進んでいます。また、これだけ農業が盛んであるにもかかわらず、「燕市の農業」と聞いて、具体的なイメージを持てる方はまだ多くないのではないでしょうか。農産物や農業の魅力を、これまで十分に発信できていなかったことも課題の一つです。
そこで今回、燕市での新規就農を目指しながら、地域の農業の魅力を発信してくれる地域おこし協力隊を募集することにしました。

――どのような活動を期待していますか。
高口 まずは農作業に携わりながら、ひとつずつ技術や知識を身につけ、農業への理解を深めていただきたいですね。同時に、市内の農家へのヒアリングなどを通して、「農業をする中でどんなことに困っているのか」といった現場の声に耳を傾け、農家との交流を重ねながら、少しずつつながりを築いていってほしいです。
また、日々の活動を通して感じた燕市の農業や農産物の魅力を、SNSやイベントなど、さまざまな方法で発信していただきたいです。
燕市の周辺にも、農業が盛んな地域があります。近隣地域で活動する地域おこし協力隊とも連携し、お互いの取り組みから刺激やヒントを得ながら、新たな活動のきっかけを見つけていただければと思います。

――未経験の方でも応募できますか。
高口 はい、未経験者の方も大歓迎です。
燕市では、初めての方にも「農家の暮らし」をイメージしていただけるよう、今年度から「つばめ農ライフ」という1泊2日の体験事業を実施しています。農家さんに教わりながら農作業をしたり、一緒にご飯を食べたりしながら、農業のリアルな日常を体感できるプログラムです。市内の宿泊施設に滞在していただきますが、宿泊・参加費は無料です。
まずはこの体験を通じて、農業の魅力や燕市の雰囲気に触れていただき、そのうえで地域おこし協力隊への応募も前向きに考えていただけたら嬉しいです。

――燕市では、どのような農業が行われているのでしょうか。
高口 市と関わりが深い農業法人の一つが、「アグリシップ」さんです。ドローンなどの先端技術を積極的に取り入れながら、農業の省力化や新しい栽培方法に挑戦されています。
中村 例えば、お米の栽培では、ドローンを使った直播(ちょくはん)栽培を行っています。
通常は、種を育苗ハウスで育てて発芽させた後、田んぼに移植します。一方、直播栽培では種を直接田んぼに撒くため、育苗や移植の作業を省略できます。アグリシップさんには、こうした省力化の実証に加え、暑さに強い「新大コシヒカリ」の試験栽培にも、燕市と連携して取り組んでいただいています。
また、梨の栽培でも、受粉作業にドローンを活用されています。果物の受粉は手間や負担も大きい作業なので、そこにドローンを取り入れるのは、とても先進的だと思います。
株式会社アグリシップでは、ドローンや自動運転農機などの先端技術を積極的に導入している
――農業の現場にも、燕市の「ものづくりのまち」ならではの気質は感じられますか。
中村 燕市には、こだわりやプライドを持って農業に取り組んでいる方が多いと感じます。「職人のまち」としてものづくりの文化が根付いているからこそ、農業においても、それぞれの考えやスタイルを大切にされているのかもしれませんね。
また、農業をしながら工場で働くなど、ものづくりの仕事にも携わっている兼業農家さんもいます。農業とものづくり、それぞれの仕事に対する思いを聞けるのも、燕市ならではの面白さだと思います。

――最後に、燕市での新規就農を目指す地域おこし協力隊に関心のある方へ、メッセージをお願いします。
中村 私は新潟市出身ですが、燕市の方々は、外から来た人を自然体で受け入れてくれるアットホームな雰囲気があります。
特に農家のみなさんは親しみやすくて、気づいたら隣にいるような感じで、すっと懐に入ってきてくれるんですよ。まるで孫と話すように接してくださる方も多くて、何かあれば心配してくれたり、ご自身のことを話してくださったりします。こちらにも興味を持って話を聞いてくださるので、私も自然体でいられるんです。
本当に面白くて魅力的な人たちばかりなので、きっと楽しく、充実した毎日を過ごせると思います。
高口 私も就職をきっかけに燕市に来ましたが、地域のみなさんに温かく迎えていただきました。農業に一歩足を踏み出すことは、決して簡単なことではないと思います。でも、少しでも「農業をやってみたい」という気持ちがあるなら、まずはお気軽にご連絡ください!

こんな方をお待ちしています!
✅農業に関心があり、イチから学んでみたい方(未経験者歓迎!)
✅将来的に就農を目指したい方
✅写真や動画の撮影、SNSでの発信が好きな方
✅さまざまな人と積極的に関わり、信頼関係を築ける方
地元の農家さんと関わりながら活動する機会が多いため、地域に出て人と交流することが好きな方におすすめです。農業を学ぶだけでなく、人とのつながりを大切にしながら地域に関わってみたい方をお待ちしています。
3年間の活動イメージ
【1年目】
まずは農業と燕市を知ることから
・市職員として、協力隊制度について学ぶ
・習得したい知識・技術に応じて受け入れ農家とマッチングし、農業の基礎を学ぶ
・刈払い機などの資格取得や県主催等の研修会・セミナーに参加
・農家や地域住民との交流を通じて燕市への理解を深める
・日々の活動や燕市の農業についてSNSなどで発信する
・就農ビジョンを検討・就農計画を作成する
・農政課業務の補助
【2年目】
知識と技術を深め、地域とのつながりを広げる
・多面的機能の活動(農地や水路、農道などを地域で守り、国土の保全や良好な景観を維持するための共同活動)に参加
・農家と交流しながら、日々の活動や燕市の農業についてSNSなどで発信する
・農政課業務に携わり、市役所職員とのつながりを築きながら情報取集を行う
【3年目】
就農に向けて準備を進める
・農業大学校の研修に参加
・農家と交流しながら、日々の活動や燕市の農業についてSNSなどで発信する
・農政課業務の補助と新規就農に向けて補助金等の準備
新潟県燕市ってどんなまち?



新潟県のほぼ中央に位置する燕市。新幹線の駅名「燕三条駅」や「燕三条」という名称を目にする機会が多いため、「燕三条市」があると思われがちですが、実は燕市と三条市はそれぞれ独立した市です。
北陸自動車道・三条燕ICや上越新幹線・燕三条駅があり、交通アクセスは良好。東京へは新幹線で約100分、新潟市や長岡市など県内の主要都市へも車で1時間かからずに行くことができます。
コンパクトな市内には、買い物施設や病院などがそろい、日々の暮らしに便利な環境が整っています。のどかな田園風景が広がり、海や山も身近にあり、休日には弥彦山や日本海へ気軽に出かけられます。
また、燕市はスプーンやフォークなどの金属洋食器をはじめ、世界に誇る金属加工の技術で知られる「ものづくり」のまち。工場見学やものづくり体験ができる施設もあり、地域の産業や文化に触れられるのも魅力の一つです。
男性の育児休業の取得を後押しする取り組みや、高校卒業まで医療費助成を受けられるなど、子育て支援も充実しています。近年は20~30代を中心に県外から移住する人も増えており、移住先としても注目されています。
伝統を大切にしながら、常に新しい挑戦を続ける風土。そして、豊かな自然と暮らしやすさがそろった燕市は、まさに「ちょうどいいまち」です。
応募を考えている方へ。
オーダーメイド型の移住体験ツアーのご案内
「燕市って、どんなところだろう?」と気になった方は、オーダーメイド型の移住体験ツアー「ツバメビト移住ツアー」をご利用ください。
実際にまちを歩き、燕市の雰囲気や地域で暮らす人たちの人柄に触れることで、地域おこし協力隊として活動するイメージも、より具体的に描けるはずです。
この移住ツアーでは、市役所の担当職員が事前にオンラインで面談を行い、行きたい場所や見てみたいことをヒアリングした上で、あなただけのプランを作成します。ものづくりに関心のある方であれば、工場や史料館を巡ったり、子育て世帯の方であれば、住まいの候補地や保育園、スーパーなど生活環境を確認したりと、一人ひとりのご希望に合わせてご案内します。また、タイミングが合えば、現役の地域おこし協力隊と顔を合わせて話すこともできます。
ぜひこの機会に「ツバメビト移住ツアー」を活用して、一度燕市を訪れてみませんか。
未経験からでも、一歩ずつ農業を学んでいけます。ものづくりの文化と豊かな田園風景が広がる燕市で、自分らしい農業と暮らしを育てていきませんか。
取材・文:内藤千裕 写真:永島実樹
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都道府県+市町村 新潟県燕市 募集状況 募集中 勤務地 燕市役所農政課および市内協力農家にて勤務 雇用形態 燕市の会計年度任用職員
期間は採用された日から令和9年3月31日まで給与 時給1,389円 (1年度目の場合)
・燕市会計年度に要職員報酬に準ずる。
・その他、期末手当あり
・退職手当等は支給なし福利厚生 ・社会保険(健康保険・厚生年金・雇用保険)への加入あり。
・有給休暇あり(市の条例を適用)
・住居費の補助あり(月額上限50,000円)
※引っ越しに要する費用、水道光熱費、通信費、自治会費等は個人負担になります。
・活動用の車両、備品等は必要に応じて貸与します。
・活動に必要な所望品、出張が発生した場合の旅費は支給します。
・地域おこし協力隊を対象とした研修への参加を予定しています。勤務時間 原則 月20日勤務
概ね週35時間(1日あたりの活動時間は概ね7時間程度を基準)
※活動内容によって早朝、夜間、土日若しくは祝日に勤務となる場合があります。応募資格 申し込み時点に三大都市圏及び都市地域等(過疎、山村、離島、半島などの地域に該当しない市町村)に居住(住民票がある)する方
※地域要件について、詳しくはお問い合わせください。
・採用後、燕市へ住民票を異動させ、燕市内に居住できる方。
・地域住民と積極的にコミュニケーションを図り、地域を元気にするために意欲的に行動できる方。
(居住地の自治会に参加してもらいます。)
・普通自動車運転免許を取得または活動開始までに取得見込みであり、日常的な運転に支障のない方。
・市の条例及び規則等を遵守し、職務命令等に従うことができる方。
・地方公務員法第16条の欠格事項に該当しない方。
・心身ともに健康で誠実に職務をおこなうことができる方。
・パソコンの一般的な操作(ワード、エクセル、電子メール、SNS等)ができる方。
・土日祝日、早朝夜間の勤務、会議、行事参加等の不規則な勤務体制に対応できる方。募集期間 随時・募集人数に達し次第終了 選考プロセス ①第一次選考
応募用紙をもとに書類選考し、結果を文書にて応募者全員へ通知します。
②第二次選考
第一次選考合格者を対象に面接を行います。詳細は第一次選考結果を通知する際にお知らせします。採用問い合わせ先 新潟県燕市吉田西太田1934番地
燕市役所 産業振興部 生産振興係
TEL:0256-77-8245
FAX:0256-77-8504備考・その他 (1)燕市地域おこし協力隊設置要綱及び関係法令を必ずご確認の上、ご応募ください。
(2)選考の経過や結果についてのお問い合わせには応じられませんので予めご了承ください。

