37のチャレンジが東北の未来を切り拓く!
サントリー「シン・みらいチャレンジプログラム」
【宮城】

東北3県再興目指して活動する
37新たなチャレンジ応援します

サントリーグループは、2011年の東日本大震災直後に「サントリー東北サンさんプロジェクト」を立ち上げ、震災で大きな被害を受けた岩手県、宮城県、福島県の復興支援活動に力を注いできました。2021年には、地域の復興を目指して現地で活動する団体・個人を支援する「みらいチャレンジプログラム」をスタート。3年間で770件の応募をいただき、110のチャレンジを応援しています。

震災から13年を経た今も、「岩手県・宮城県・福島県の皆さまと共に東北を盛り上げたい」、「東北で新しい挑戦をする人を応援したい」。その気持ちは変わりません。

そして2023年、この復興支援活動をより地域に根付かせ、継続させていくため、新たに「シン・みらいチャレンジプログラム」を始動しました。2024年からは、37のチャレンジに対し、3年間にわたり総額1億円規模で活動を後押ししていきます。本記事では、サントリーグループが東北のみらいづくりに向けて共に歩む人々の姿を紹介します。

 

▼宮城県の助成先 【岩手県の助成先を見る】 【福島県の助成先を見る】

東松島市民みんなで創るワタ開く新しいまちづくり

[個人]赤坂 芳則さん
[事業名]市民みんなで創るワタ開くまちづくり
[活動場所]宮城県東松島市

東日本大震災の大津波により東松島市は甚大な被害を受けました。綿花は塩害で作物が作れなくなった圃場に育つ作物として勧められ被災地での「希望の花」として栽培が始められました。毎年、全国各地から訪れる多くのボランティアの力添えにより東松島市は今では全国に誇れる一大産地となりました。地元の小・中学生や高校生も体験学習に訪れており”なぜ東松島市で綿花栽培が始まったか”体験の場を通して学びの場となっています。大震災を忘れない為にも復興のシンボルとして東松島全市民皆様に綿の種を蒔いていただき、どこの家庭、どこの施設にも綿が開いている夢のあるまちづくりを進めるとともに、新たな東松島ブランドの確立と地域の活性化を目指すものです。

 

命と地域をつなぐ 持続可能なエシカルジビエ

[個人]島田 暢さん
[事業名]ジビエの6次産業化による新しい産業の創出と教育の推進
[活動場所]宮城県石巻市、女川町

石巻・女川で猟師として、捕獲した動物を無駄にしないために、食肉や革製品の販売、体験活動、食育に取り組んでいます。狩猟を通じて命の尊さを学び、それを実際に体験したり、食べ物を通して感じてもらうことで、環境や地域社会への理解を深めることを目指しています。一人から始めた活動ですが、多団体と協力しながら、小さいながらも持続可能でエシカルな消費の意識を全国に広め、より良い未来を築いていきたいと思います。

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体験型環境教育で学ぶ里山と里海をめぐる竹資源

[個人]西城 潔さん
[事業名]里山と里海をめぐる竹資源ー環境教育からその課題と可能性をさぐるー
[活動場所]宮城県東松島市、名取市

これまで宮城県松島湾のカキ養殖場から出る竹廃材を材料に、「いかだ炭」という竹炭を生成する取組みを進めてきました。今後はこのいかだ炭を介して、竹の供給源である里山、竹材の活用されている里海、さらにいかだ炭の活用場所(農漁村、都市)をつないでいきたいと考えています。竹資源の循環によるつながり、竹利用を通した人と人のつながり、活動を将来にもわたって継続していける時間的つながりを築いていくことが目標です。またいかだ炭生成による炭素固定を通して、脱炭素社会とのつながりも模索していきたいです。

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東日本大震災を伝える児童書を創作

[個人]千葉 直美さん
[事業名]東日本大震災を記録し伝承するための児童書発行
[活動場所]宮城県石巻市、気仙沼市

私は、東日本大震災を伝える児童書を創作します。英語をつけることで世界に発信できます。東日本大震災により宮城県気仙沼市本吉町前浜の海辺にあるコミュニティセンターが津波で流失しました。再建するために日本中、世界中から温かい支援の手が差し伸べられました。特に山形県最上町からは木材が送られたことによりお互いの地域の人々との交流が生まれました。実話をもとに物語を書くことで、東日本大震災の記憶を記録することに貢献したいです。今後は、各地域に出かけて読み聞かせも実施したいく、防災教育や英語学習に活用してもらいたく、自治体の学校、図書館や児童館等への寄贈を予定しています。たくさんの方々にこの物語が生まれた場所を実際に訪れてもらえると嬉しいです。

 

石巻の里山、里海で地域医療の担い手を育てたい!

[個人]末永 拓郎さん
[事業名]石巻の人々とともに医師を育てる
[活動場所]宮城県石巻市

宮城県石巻市の里山、里海において若手医師の体験学習を行っています。体験した若手医師からは「患者さんの生活や歴史について知りたいと思うようになった」という声が聞かれています。それらは地域医療で必要となる「総合診療」という専門性に活かされていくでしょう。体験学習を一緒に提供して頂いている農業漁業を営む方からは「改めて自分たちの暮している地域が美しいと思った」という声が聞かれています。医師偏在の解決や病気の背景(家族や地域の特有の価値観や、一言では言えない悩み等)にアプローチする総合診療の普及等、地域の医療問題の解決を探るとともに、地域医療、そして総合診療の魅力を多くの人に知って頂きたいです。

 

実践的な体験学習「伊達なキッズ夢プロジェクト」

[団体]一般社団法人スタンドアップ亘理
[事業名]伊達なキッズ夢プロジェクト
[活動場所]宮城県亘理町

震災後、景色が変わり、人が離れてしまった荒浜に再び人々の笑顔が戻るようにと、2015年から復興支援イベント「荒浜ロック」を開催。海開きがされていない当時、その日だけでも海に近づくことのできる場をつくり、県内外の人々が楽しめる場をつくり続けてきました。そんな活動を続けてきた中、2022年ついに12年振りの海開き!荒浜海水浴場に賑やかな声が戻ってきたことで、私達の役割は次のステップへ。
亘理の新しい魅力やカルチャーを創造し、アート・音楽・食をテーマに様々なライフスタイルを提案するイベントを開催。子ども達の夢を形にし、子ども達の笑顔があふれ、歓声が聞こえるまちづくりに取り組みます。

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東北のジャズの歴史を未来へ。
地域と共に元気を作るプロジェクト

[団体]一般社団法人東北シティジャズヒストリー
[事業名]ージャズの歴史から未来へー 東北のジャズ文化振興による地域のつながり創出事業
[活動場所]宮城県仙台市

私たちはジャズへの情熱と、東北への愛を共有する、音楽家、作家、イベントプロデューサーが集まった団体です。東北のジャズは戦後ラジオ・進駐軍と共に広まっていき、地域独自の文化として各地で根付いた歴史があります。私たちは音楽そのものの魅力に加え、このような音楽を取り巻く様々な文化を発信することで、東北がもつジャズの歴史的遺産を活用した、交流の場を創出する活動を行っています。このプロジェクトを通して、東北のジャズの歴史から現在、そして次世代への時間軸での人々の繋がりと、今を生きる私たちの繋がりを作り、地域文化の発展に貢献したいという強い思いを持っています。私たちと一緒に東北を盛り上げていきましょう!

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ワインツーリズムさんりく
~海とワインと食の、美しいつながり。~

[団体]ワインツーリズムさんりく実行員会
[事業名]ワインツーリズムさんりく~海とワインと食の、美しいつながり。~
[活動場所]宮城県南三陸町、気仙沼市、陸前高田市、大船渡市

世界三大漁場として知られる新鮮な魚介類を中心とした三陸の食材と、三陸で醸造されたワインを中心に、三陸地域の海や山の自然、文化、風土を縦断して味わえる「ワインツーリズムさんりく」を2022年より開催。宮城県南三陸町、気仙沼市、岩手県陸前高田市、大船渡市の4市町を縦断するシャトルバスを運行し、4市町のワイナリーの他、宮城県石巻市や北三陸の青森県八戸市、岩手県野田村のワイナリーなど10ワイナリー以上が参加。三陸沿岸部にワインと食で新たな賑わいの創出を目指しています。「ワインツーリズムさんりく2024」は6月1日~2日に開催。美味しいワインと三陸食材の料理をご用意してみなさまをお待ちしております。

ワインツーリズムさんりくホームページ  南三陸ワイナリーホームページ  LINE

 

漁師と考える、海の環境と食の未来のために私たちができること

[団体]戸倉SeaBoys
[事業名]気候変動による環境課題に向き合い、海の豊かさを次世代へつなぐ事業
[活動場所]宮城県南三陸町

私たちは牡蠣漁師、潜水士、料理人兼銀鮭漁師の4人のチームで、消費者の皆さんに生産現場を見て、生産者を知ってもらって食べる食材の美味しさを伝えたいという想いから、2018年より漁業体験や食の交流イベントを開催し、生産の背景や海の環境への取り組みを伝える活動を行っています。
近年の気候変動で海の状況は刻一刻と変わり、水産物の不漁が深刻化していることを受け、私たちは「海と食の豊かさを子供たちに残す」というビジョンをより強く持ち、ブックレット制作や異業種の方々とのコラボによる講座、現地ツアーを通して漁師ならではの現場の声を親しみやすい形で伝え、皆さんと海の課題解決に向けて考えアクションへとつなげて行きます。

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石巻地域の若者が出会いと体験を通して地域づくりに参画する

[団体]特定非営利活動法人まなびのたねネットワーク
[事業名]石巻のユース応援プロジェクト
[活動場所]宮城県石巻市

東日本大震災の復興支援活動として石巻地域の学校に関わってきました。特に高校生と関わる中で、卒業後も進路や就職相談などを受けるようになり、日常的・継続的に集える居場所の必要性を感じ、2022年5月、石巻中心部に一軒家を借りて「しゅろハウス」をオープンしました。・平日週3回、一緒にご飯を作って食べて、食後の団欒を通して、良好な関係性を構築しています。一人一人の「困った」に寄り添い、「やりたい」の実現を応援する。そして、地域の大との出会いや小さな体験を通して笑顔と感謝の和が広がり、ほっとする実家のような場を目指しています。心に痛みを抱えた若者に思いを寄せ、できるサポートで応援してもらえたら嬉しいです。

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地域アイデンティティ醸成の為の
伝統文化アーカイブプロジェクト

[団体]一般社団法人とおがったプロジェクト
[事業名]地域アイデンティティ醸成の為の伝承文化アーカイブプロジェクト
[活動場所]宮城県白石市

私が生まれ育った白石市は歴史的文化が高く、自然に恵まれています。しかし現在は、人口減少が進んでおり、観光客も激減し、すっかりシャッターが立ち並ぶ街並みとなってしまいました。しかし、自然に恵まれている事を地域の人が知り、誇りにしてもらいたい!という思いから地域の住民が自然発生的にアーティストと接し、会話の中で今まで気づかなかった地域の良さや多様な生き方に気付くことを目的とし、アーティスト・イン・レジデンスの活動をしています。地域の文化を守り、継承していける人材を増やしていく事を目標に、故郷の良さを私自身も沢山学んでいきます!

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安心して子育てができる地域(共生社会)を目指して

[団体]一般社団法人しおかぜホーム
[事業名]子育て安心プロジェクト(共助の地域環境醸成)
[活動場所]宮城県松島町

我々は子育てを支援する団体です。子どもたちは一人ひとり違いがあり、子育てにこれと言った正解があるわけではありません。だからこそ、悩み、苦しみます。そのような保護者に寄り添い、地域全体が子育てを応援する共生社会となるように活動をしています。具体的には、食の支援としてしおかぜ食堂を開設して食事を提供しています。また、パントリーとして食糧品や生活用品を各家庭のニーズに合わせて支給しています。また、ひとり親支援事業として、ひとり親では実施の難しいキャンプやアウトドア活動等の企画を実施し、親子での触れ合いの機会を提供しています。令和6年度からは、活動拠点となるホームを利用した、子ども預かりや学習支援、一時保護などの活動も始めて行きたいと考えています。子どもたちと保護者が希望を持ち笑顔で暮らせるように、地域がそれを支え手行ける社会を目指して努力していきますので、御支援宜しくお願い致します。

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女川町の離島出島を風光明媚で多様な生物が息づく「里島」に!

[団体]一般社団法人女川未来会議出島プロジェクト
[事業名]女川町出島「里島創生」事業
[活動場所]宮城県女川町

東日本大震災後に極端な人口減少と高齢化が進行した出島で、島民有志やボランティア仲間と共に放置された人工林の間伐や倒木の処理、荒れた耕作放棄地の草刈、景観を遮っている竹林等の伐採、沢の河口部に積み上がった震災ゴミ(養殖漁具等)の撤去などを行ってきました。令和5年7月から第3期の助成をいただき、島を巡るトレイルルートの整備を行っていますが、ルート周辺だけではなく、島全体を里山、周囲の海を里海として整備することを「里島創生」と定義し、豊かな自然と多様な生物が息づく、持続可能な環境づくりに取り組んでいきます。一緒に取り組んでくれるボランティア、地域おこし協力隊を募集中です!

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