人気インフルエンサーが体験
都心から近い千葉県南房総で憧れの二地域生活を楽しもう【後編】

平日は都会で仕事をし、週末は自然の中でレジャーを楽しむ。そんな魅力あふれる「二地域居住」という新しいライフスタイルに憧れている人も多いのではないでしょうか。

人気インスタグラマーのPITOさんが二地域居住を体験するため向かったのは、千葉県南房総エリア。東京から近く、海・里・山の美しい自然と新鮮な食材にも恵まれた南房総は、忙しく働く都市生活者の第二の生活拠点として絶好のスポットです。海で遊んでリフレッシュして、地域の人のやさしさに触れ、美味しい食事に舌鼓をうつ……。都会の喧騒を忘れて南房総でゆっくり過ごした3日間をレポートします。

前編はこちら


プロフィール

PITO(ピト)さん

東京を拠点に全国・海外を旅するフリーライターとして活躍中。観光情報やグルメ、宿泊施設などを発信している。総15万人のフォロワーをもつ人気インフルエンサー。
インスタグラム https://www.instagram.com/pito_820/

<11月26日(土)>―南房総市・館山市―
地域内外の人たちが集まるコワーキングスペースでテレワーク

午前中は南房総市御庄にあるコワーキングスペース「MISHO Station」へ。これまでの海沿いの景色と違い、周囲にはのどかな田園風景が広がっています。

もともと南房総市の農業施設だった場所をコワーキングスペースとして再生したMISHO Station。フリーWi-Fiはもちろん、広い作業デスク、ミーティングスペース、モニターが揃っています。また、冷蔵庫、電子レンジなどの設備の他、ドリンク、お菓子、インスタント食品も陳列されています。特徴的なのは、建物の裏手には畑があること。利用者も無料で野菜などを育てることができるそうです。ゆくゆくは収穫した野菜や加工品などが並ぶかもしれませんね。

「移住されたフリーランスの方や二拠点居住者の方の他、ワーケーションでも利用されています。利用者さん同士の緩やかな“つながり”が生まれる場所になれば」と運営者の永森昌志さん。フリーランス交流会などのイベントも開催しているそうです。

二地域居住を実践されている井上佐保子さんと移住された藤井美津子さんがMISHO Stationを訪れ、和気藹々と会話を弾ませていました。PITOさんとも話が盛り上がっています。

「アクアラインがあるので気軽に行き来できるのがいいですね。価値観の多様性を受け入れてくれる自由な土地柄も気に入っています」と井上さん。海と山が近いこと、夕日が美しいこと、道の駅が多く新鮮な食材が手に入りやすいことなどなど、南房総市の暮らしの魅力を教えてくれました。

MISHO Stationには自然体の人たちが集まるせいなのか、とても居心地が良く、つい長居してしまいました。

【情報】
MISHO Station
住所:千葉県南房総市御庄2395-1
HP:https://mishostation.square.site/

その後、地元のスーパーマーケット、ときわやさんを訪れました。館山に明治時代から続く老舗店では、鮮魚コーナーと手作りのお惣菜コーナーが充実しています。鯨の肉も販売されていました。

「一匹丸ごと煮魚にする人が多いので、地魚を中心に丸ごと売っています」と社長の藤平さん。地元の味に合わせたお惣菜は種類も豊富で目移りしそう。多くのお客さんで賑わっていました。

【情報】
スーパーマーケットときわや
住所:千葉県館山市薗277

HP:http://tokiwaya-net.com/

ランチは、築100年の国登録有形文化財をリノベーションした素敵なカフェで海を眺めながら。手作りのおからマフィン2種、本日のスープ、コーヒーか紅茶がついたランチセットをいただきました。一杯ずつハンドドリップする淹れたてのフェアトレードコーヒーがおいしかったです。おしゃれなフェアトレード雑貨も販売していて、居心地の良いカフェでした。

【情報】
TRYCLE Market & Coffee
住所:千葉県館山市館山95-70
HP:https://trayclemarket.com/

 

魚と触れ合いながら海について学ぶ「“渚の駅”たてやま」

最後に訪れたのは、「“渚の駅”たてやま」。館山湾に生息する魚や生き物が観察できる「海辺の広場」、館山湾が一望できる展望デッキ、国指定文化財も収蔵されている「渚の博物館(館山市立博物館分館)」など、見どころ盛りだくさんの海辺の施設です。旬の味覚を味わえる「館山なぎさ食堂」と、地元産の食材やお土産を販売する「海のマルシェたてやま」では、シェフやパティシエが腕を振るい、本格的な味を追求しています。PITOさんも魅力的なお土産に釘付けになってしまいました。

また、館山ふるさと大使である魚類学者・タレントのさかなクンが名誉駅長に就任したことに伴い、「さかなクンギャラリー」も開設されました。55点の魚の剥製標本は見応えがあります。

【情報】
“渚の駅” たてやま
住所:千葉県館山市館山1564-1
HP:https://tateyamacity.com/archives/10505

 

3日間を終えてPITOさんは、「自然の豊かさを感じながら気分をリセットできました。プライベートが充実することで、仕事に対するモチベーションもアップすると思います。2地域居住は公私ともに良い相乗効果が期待できそうですね」と感想を述べてくれました。

普段の忙しい都市生活から離れて、自然のなかで自分と向き合いたいとき、気軽に訪れる場所として南房総は最適の場所です! 皆さんもぜひ訪れてみませんか。

取材・文:星野真希子、古谷玲子


▼二地域居住体験中のPITOさんの投稿はこちら!

https://www.instagram.com/p/ClawhVnhl7t/ 

https://www.instagram.com/p/CldgV6aBM3B/ 

https://www.instagram.com/p/Cld7T0Rhq93/ 

https://www.instagram.com/p/ClvHUkYBbL5/ 

                   

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