コスパやタイパでは測れない、豊かな暮らしと働き方がここにある
徳島県西部、日本三大秘境の一つと呼ばれる祖谷(いや)。
この地で一棟貸しの茅葺き古民家宿泊施設『篪庵(ちいおり)』や『桃源郷祖谷の山里』を運営する株式会社ちいおりアライアンスでは、新たな仲間(スタッフ)を募集しています!
お任せするのは、予約管理やチェックイン対応、清掃、施設管理といった宿の運営業務を中心に、地域の魅力発信、企画づくりまで。あなたの得意分野や感性を生かしながら、幅広く活躍していただけます。

ちいおりアライアンスの代表取締役・村松 享さん(中央)、スタッフの丸岡弘和さん(左)、長谷川俊明さん(右)
地域に受け継がれてきた暮らしや文化、そして歴史ある古民家を次の世代へつないでいくことも、この仕事の大切な役割のひとつです。
雄大な自然に抱かれ、ゆったりと時が流れる祖谷の地で、「便利さ」や「効率」では測れない豊かな生き方を始めてみませんか?
\こんな方におすすめ!/
✅ 英語スキルのある方
✅ 地域活性や地方創生に興味のある方
✅ 観光インバウンドビジネスに興味のある方
✅ 日本の魅力を発信したい方
✅ 日本の伝統建築や歴史的建造物が好きな方
✅ 空き家のリノベーションに興味がある方
1つでも当てはまる方、是非ご応募ください!




必要なのは、経験やスキルよりも祖谷にワクワクできる感受性
今回、お話を伺ったのは、ちいおりアライアンスの代表取締役、村松 享(むらまつ・とおる)さんと、祖谷事業所の丸岡弘和(まるおか・ひろかず)さんです。
同社の仕事は、一般的な宿泊業や観光業の枠にとどまりません。宿の運営業務を軸に、写真撮影やデザイン、商品企画やSNSの発信まで、すべてを自分たちの手で行っています。
「訪れるゲストと地域の間に立ち、この土地の価値をどう伝え、どう体験として届けるかを考え、形にしていく仕事です。一人ひとりの個性を生かして、一緒に枠組みを広げていけたら」と話すのは丸岡さん。実際にここでは、建築やデザイン、ITや地域づくりなど、さまざまなバックグラウンドを持つスタッフが共に働いています。

「特別な資格や経験は要りません。祖谷の価値は言葉では説明しきれない直感的で有機的なもの。むしろ必要なのは、その価値を愉しめる感受性です」と村松さん。
厳しい自然やそこで時間を重ねてきた古民家の佇まいを美しいと感じられる人、地域の人々との関係を楽しめる人、コスパやタイパでは測ることのできない豊かさに惹かれる人……。そんな人が合っているといいます。
都会の尺度で見れば、不便に感じることもあるかもしれません。それでも、自然や人とのつながりが濃密な祖谷の暮らしには、ほかでは得がたい魅力があります。

「山間部での仕事に不安を感じる方もいると思います。でも、えいやっと飛び込んでみると案外面白いものですよ。仕事と暮らしが地続きの環境ですから」
丸岡さんの言葉には、この土地で働く確かな喜びが滲んでいました。
世界が注目する“生きた文化遺産”を次世代へ
祖谷の山奥にひっそりと残されていた一軒の茅葺き古民家。1973年、東洋文化研究者のアレックス・カー氏が、後に『篪庵(ちいおり)』と名付けられるその物件を購入したことから、ちいおりアライアンスの歴史は始まりました。

築300余年のその古民家には、日本の山村文化が色濃く残されていたといいます。急速な都市化のなかで失われつつあった原風景に心を奪われたカー氏は、数度の改修を経て、単なる宿泊所を超えた“日本の山村文化を体感できる場”として再生。同社が手掛ける祖谷の古民家宿泊施設が、ほかと一線を画しているのは、細部にまで貫かれた美意識と思想によるものなのでしょう。




「古い建物って、それだけを残しても意味がないと思うんです」と語る丸岡さんは、“古民家を生かす”取り組みの重要性を強調します。
「昔の家は、暮らし方そのものが宿る箱のようなもの。地域の人が行き来し、縁側で会話が生まれ、山の恵みを分け合って生活していました。その箱を空気感ごと残していかなければ、本当の意味で文化の継承にはなりません」
だからこそ、ちいおりアライアンスは、古民家を“博物館のように保存する”のではなく“住むように使い続ける”姿勢を大切にしています。

人が集い、交わるための新たなチャレンジ
そして今、新たなチャレンジとして進行中なのが『Nishi-iya COMMONS(西祖谷コモンズ)』。地域の旧村役場や商店などが並ぶ街道沿いに建てられた築70年余の家屋を改修し、従来の古民家宿泊施設とは異なるゲストハウスとして運営する予定です。





「一棟貸しはプライベート性が高い反面、地域の方やほかのゲストとの接点が生まれにくいというもどかしさがありました。結果として、“来て、泊まって、帰る”だけになってしまうことも少なくなかったんです。それがすごくもったいないなと思っていて、一棟貸しではなく、ゲストハウスにしたかったんです」と丸岡さん。
村松さんは、このプロジェクトが、ちいおりアライアンスの“原点回帰”でもあると語ります。
「かつて『篪庵(ちいおり)』は、世界各国からアレックスを訪ねてくる旅人が滞在し、それぞれの個性が交わりながら化学反応が生まれる場所でした。『Nishi-iya COMMONS』では、そうした原点を今の時代だからこそつくりたいんです」

この『Nishi-iya COMMONS』を中核とする『Chiiori COMMONS Project(ちいおりコモンズプロジェクト)』で、同社が目指しているのは、“泊まる”だけでなく“つながる”ための拠点づくりです。
掲げるタグラインは、“STAY/CONNECTED”。
単なる滞在を超え、人や地域、文化が交差し、つながることで、まったく新しく思いもよらない可能性を生み出していく。そんな知的で刺激的な交流の場を目指しています。
「滞在は短期でも長期でも構いません。観光でも仕事でも快適に過ごせる環境にしたいと考えています。月に一度くらいはオープンデーを設けて、地域の方々が参加できるイベントを開くのもいいですね。ゲストと地域の住民がグラデーションのように溶け合っていくのが理想です。こんな秘境での出逢いは、エキサイティングでないはずがありません」と村松さん。

山間部の限界集落という側面を持つ祖谷は、人口減少や高齢化という深刻な課題を抱えています。今まで古民家宿の維持管理を支えてきた地域の方々も年齢を重ねており、「従来の運営スタイルでは持続が難しくなりつつある」と丸岡さんは教えてくれました。
だからこそ、外部から新しい人材を迎え入れ、この土地で自然と共に生きる仲間を増やしていきたい――。そんな思いも、今回の採用の背景にあるといいます。

ちいおりアライアンスで働く魅力は、宿泊業や観光業の経験が得られるだけではありません。世界的に評価される古民家の保全や運営を現場で学び、貴重な地域文化を未来へとつないでいく実践に携わること。加えて、自分の得意分野を生かす発想や実行力があれば、さらに大きく成長できるはずです。
「祖谷という土地で何を感じ、地域の方々と交流しながら、どんなことをするのか……。人間としての奥行きや感性が養われる場所だと思います」
村松さんの言葉どおり、ここでの仕事は、きっと“職業”ではなく、今後のあなたの“人生”そのものに影響を与える時間になるでしょう。

便利な都会から四国の山奥へ移住。地域の方々の優しさに支えられて
実際に祖谷で働く決意をし、2025年にちいおりアライアンスへ加わった一人が、長谷川俊明(はせがわ・としあき)さんです。
千葉県から移住してきた長谷川さんはIT業界からの転身。「ずっとデスクワークでしたから、次はまったく違うことをやってみたかったんです。できれば身体を動かしながら働ける仕事がいいなと思っていました」と語ります。

日本各地を旅するなかで、何度か訪れた四国の風景や空気感に惹かれ、「移住するなら四国だな」と感じるようになったそう。当初は香川県で仕事を探していましたが、なかなかしっくりくる出会いがなく、視野を四国全体へ広げるなかで見つけたのが、ちいおりアライアンスの求人でした。
「大学で建築を学んでいたこともあり、以前から古民家再生には興味があったんです」
現在は主に『桃源郷祖谷の山里』で勤務。午前中から昼過ぎにかけて客室清掃を行い、午後は予約対応やメール返信などの事務作業、夕方にはチェックイン対応でゲストを迎えています。宿泊状況によっては、備品の修繕や環境整備などを行うこともあるそうです。

祖谷を訪れるゲストの大半は海外からのツーリスト。日々の業務では英語でのコミュニケーションも欠かせません。しかし、長谷川さん自身、英語が流暢に話せるわけではないといいます。
「いわゆる受験英語くらいしかやってこなかったので、最初は不安もありました。でも、チェックインで使う定番のフレーズを少しずつ覚えたり、翻訳アプリを使ったりしながらコミュニケーションを取っています」
この仕事ならではの醍醐味について尋ねると、長谷川さんは「いろいろな人と出会えることですね」と笑顔を見せます。
「前職では、どうしても限られた人間関係のなかで働くことが多かったんです。でも、ここでは毎日のように、違う国や背景を持った人たちと出会える。その体験はとても新鮮ですね」

祖谷での暮らしについても、「想像していたより不便はありません」と穏やかな表情で話してくれました。
「最寄りのコンビニエンスストアまでは車で20分くらいかかりますが、ネット通販も普通に届きますし、生活面でそこまで困ることはありません」
また、地域の人たちとの距離の近さも、この土地ならではの魅力だといいます。清掃作業を一緒に行うなかで、野菜や山菜などをいただくことも多く、困ったときには自然と助け合う関係ができているそうです。
「地域の方々が本当に気にかけてくれるんです。そういう距離感は、都会ではなかなか味わえないものだと思います」

祖谷で暮らし始めて半年。長谷川さん自身、心身の変化も感じているといいます。
「こちらに来てから身体のコンディションが良いんですよね。空気が綺麗だからでしょうか(笑)」
最後に、これから一緒に働く人へメッセージをお願いすると、こんな言葉が返ってきました。
「特別なスキルよりも、何事にも前向きに取り組めることが大事だと思います。この場所を面白がりながら働ける人なら、きっと楽しめるんじゃないでしょうか」

新天地での不安に丁寧に寄り添う。仕事と生活の両面をバックアップ
移住には不安がつきものです。だからこそ、ちいおりアライアンスでは、仕事だけではなく、新しい暮らしの立ち上げも支援しています。
住居の手配をはじめ、地域の方々との橋渡しや生活面でのフォローなど、安心して祖谷に馴染むことができるようにバックアップ。移住経験者である丸岡さんや長谷川さんも、最初に感じる戸惑いや不安にしっかり寄り添ってくれます。
「採用過程で必ず下見に来ていただくようにしています。やはり実際に現地を体験してもらうのが一番ですから」と丸岡さん。

また、移住後、一定期間が経ってから支給される行政からの補助金制度もあり、その申請手続きのサポートも行っています。有形無形の手厚いサポートが、新天地での仕事と暮らしの第一歩を支えてくれます。
この場所にしかない価値を未来へ。その挑戦を一緒に始めませんか?
「初めて祖谷を訪れたとき、鳥の声や風の音、川のせせらぎなど、自然の音しか聴こえない環境に衝撃を受けました」と笑う丸岡さん。
祖谷には都会のようなスピードや便利さはありません。その代わり、自然と共に暮らし、地域の方々と深く関わりながら働く時間があります。そこにあるのは、“日本の原風景を未来へつなぐ”という大きな意味を持つ仕事です。

「ここには私たちのこれまでの歩みと愉しむべき未来があります。今、必要としているのは、ちいおりアライアンスの思いに共感し、一緒にチャレンジする新しい仲間です」と村松さんも語ります。
世界中から旅人が訪れるこの山里で、新しい生き方を始めてみませんか? 祖谷での仕事と暮らしは、きっとあなたの人生に新たな豊かさと愉しみを与えてくれるはずです。
文:重藤 貴志 写真:山川 明訓
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都道府県+市町村 徳島県三好市東祖谷 募集状況 募集中 勤務地 徳島県三好市東祖谷『篪庵(ちいおり)』、『桃源郷祖谷の山里』、西祖谷『Nishi-iya COMMONS』(2026年内開業予定) 雇用形態 正社員/契約社員(契約期間の更新、正社員登用あり)
※試用期間3か月(試用期間中の給与・待遇に変更はありません)給与 基本給18万円〜(経験・スキルを考慮のうえ決定) 福利厚生 ・社会保険完備
・移住に際しての住戸探しについては、相談に乗ります(応募時にお気軽にご相談ください)仕事内容 ・チェックインの受付
・宿泊予約の管理
・宿泊棟の清掃や点検作業
・問い合わせ対応
・地域と連携した観光商品の企画、開発勤務時間 9:30~18:30(休憩1時間) 休日休暇 シフト制(週休2日) 応募資格 ・普通自動車運転免許(私生活においても自家用車が必須となる地域です)
・パソコン操作(ワード、エクセルの入力ができる程度)採用問い合わせ先 株式会社ちいおりアライアンス
info@chiiori.org