いくさか大好き隊
(長野県生坂村地域おこし協力隊)
いくさか『創造の森』プロジェクト
推進メンバー募集!

応募締め切り:令和6年6月30日(日)

長野県生坂村。

急峻な山々の間を犀川の清水が流れ、村全体が渓谷のような景観を呈しています。

風光明媚な人口1,700人のこの小さな村で、

豊かな自然資源を活かした未来志向の地域再生プロジェクトが始まっています。

 

いくさか『創造の森』プロジェクト

いくさか『創造の森』イメージ図

令和4年に、Jリーグに所属するプロサッカークラブ「松本山雅FC」とそのホームタウンである生坂村が連携して始まった、いくさか『創造の森』プロジェクト。

いくさか『創造の森』は、生坂村に根付く伝統文化を体験する場、農作物や動物との触れ合いによる情操教育の場、自然環境を活かした子どもの体験学習の場を目指した、地域の交流拠点です。

生坂村は、令和4年6月に「ゼロカーボンシティ宣言」を表明し、翌年4月には環境省から「脱炭素先行地域」に選定されました。村と民間組織、村民が一体となって脱炭素にむけた地域づくりを加速させています。

いくさか『創造の森』は、生坂村の脱炭素を象徴するモデル地区でもあるのです。

令和7年には、自然エネルギーで電力や水を賄うオフグリッド型の宿泊体験施設も開業する予定です。

 

いくさか『創造の森』で働こう!いくさか大好き隊募集!

今回募集するポジションは、農園をはじめとした運営スタッフです。

いくさか『創造の森』では、野菜の収穫体験や地産地消の食体験など、さまざまな農体験プログラムを実施しており、そこで使用する作物の栽培や農園の管理などをお任せします。

【具体的な活動内容】

・無農薬の米づくり

・ハーブガーデンや果樹、畑の手入れ、運営

・イベント運営のお手伝い

・ゲストのご案内

・敷地内の植栽管理

・その他、事務作業等の付随業務

「自然が好き」「身体を動かす仕事がしたい」「環境問題に関心がある」など、少しでもこのプロジェクトに共感いただける方は、ぜひ一緒に取り組みましょう!

 

【募集要項】

[募集人数] 若干名

[雇用形態] 地域おこし協力隊(パートタイム会計年度任用職員)として任命します。

[雇用期間] 雇用日から1年間
ただし、活動状況などから双方協議のうえ最長で雇用日から3年間延長することができます。また、雇用期間終了後、生坂村に定住を希望する方に対して、定住に向けた支援を行います。

[勤務場所] 生坂村役場

[給与] 月額190,000円
期末賃金 夏季・冬季 各100,000円(経験年数により加算有り)

▼詳細は下記のURLからご確認ください。
https://www.village.ikusaka.nagano.jp/gyousei/muradukuri/daisukitai.htm

 

こんな人を必要としています!

✔︎ 身体を動かすことに抵抗がない

✔︎ パーマカルチャーに興味がある

✔︎ 熱い想いがあれば未経験可能 (農業経験者優遇)

✔︎ 農業や自然に興味関心がある

✔︎ 植物や動物に愛情をもって接することができる

✔︎ 柔軟な心と向上心をもっている

✔︎ 野外での作業ができる体力がある

✔︎ コミュニケーション能力が高い

✔︎ 普通自動車運転免許がある

 

いくさか『創造の森』のこれから

令和6年度から首都圏の大学や旅行会社と協力して、リジェネラティブ・ツーリズム(再⽣型観光)事業を開始します。

リジェネラティブ・ツーリズムとは、従来の消費型の観光と違い、訪れた土地の自然環境や文化を回復させ、より良い姿に再生にすることを目指す新しい観光のスタイルです。

この理念に基づいて、いくさか『創造の森』では次のような環境配慮型の交流体験プログラムを観光客に提供し、地域をより豊かにするツーリズムに取り組みます。

①電気や水を自然エネルギーで賄うオフグリッドハウスでの宿泊体験

②農業体験と地産地消の食体験

③動物との触れ合いによる情操教育

④間伐材の利活用などによる森林保全

⑤生坂村産ジビエの提供

ゆくゆくは村民がコンシェルジュとなって観光客をアテンドするなど、雇用の創出も目指しています。

 

すべての世代が有機的につながる持続可能なコミュニティづくり

生坂村は、人口減少により集落機能の低下・地域経済力の低迷に直面しています。しかし、最近では子育て支援策をはじめとした村の移住施策を通じて、若い世代の転入が増えてきており、少しずつ村に活気が戻ってきています。

この先も将来にわたって人が集い、持続可能な地域社会を築いてくためには、移住・定住人口の増加とあわせて、村や村の人々と多様な関わりを持つ関係人口の拡大も不可欠です。

いくさか『創造の森』は、生坂の豊かな自然を活用したさまざまな体験プラグラムを通じて村内外の人々やあらゆる世代が有機的なつながりをもつ機会を作り出し、地域活力の再生に寄与していきます。

 

一緒に働くのはこんな人たち!

いくさか『創造の森』プロジェクトは、地域おこし協力隊OBにより設立された合同会社HiTTiSYOが携わっています。彼らから学び、協力し合いながら業務に取り組んでください。


いくさか大好き隊OBで集落支援員をしながら養鶏を営む佐久間拓郎さん。いくさか『創造の森プロジェクト』にも佐久間さんのプロデュースによる体験型養鶏場を作る計画がある。

|先輩インタビュー|

合同会社HiTTiSYOの星野亜紀子さんに、新しい仲間に期待することや、生坂村の暮らしについてお聞きしました。

【お話を伺いました】

星野 亜紀子さん
株式会社オブセッション代表取締役 / 地域活性学会 理事 / 地域活性化プロデューサー

広告代理店を経て、2014年に独立。1995年よりウェブサイトに於けるビジネスの黎明期から一貫してディレクション、プロデュース、コンサルティングに携わる。現在はウェブ領域だけではなく企業の課題解決のためのコンサルタントとして数社を兼務し経営企画に参画。近年では企業のブランディングと地域活性化及びカーボンニュートラルのためのコンサルタントとして活動。2021年、地域活性学会の理事に就任。

――どんな人が活躍できそうですか?

いくさか『創造の森』はこれまでにない新しい取り組みなので、未知の課題に直面することが多々あります。そのため、チャレンジを恐れず楽しめる人や能動的に活動できる人にとっては、とてもやりがいのある仕事だと思います。 また、農作業には体力が必要です。力仕事も気持ちよくこなせる方にはぜひ応募いただきたいです。

――農業未経験でも大丈夫ですか?

農業に携わったことがなくても、自ら進んで学ぶ意欲のある方は歓迎します。これから展開していくリジェネラティブ・ツーリズムでは、地球に負担をかけないパーマカルチャーの概念を取り入れた農体験を行っていくので、有機農業や自然栽培に関心がある方は、是非この機会に挑戦してください。

――最長3年の任期の中で、どのようなロードマップを描くと良いか、アドバイスはありますか?

移住後はまず、生活を整えていくことが大事なので、1年目は生坂の自然や文化に触れながら、村の暮らしや、いくさか『創造の森』の活動について理解を深めていってください。

2年目は1年目の経験を活かして、いろいろなことにチャレンジするフェーズ。いくさか『創造の森』の課題や可能性を探りながら、自分なりのアイデアを形にして、このプロジェクトを少しでも成長させていって欲しいですね。

そして3年目に入る頃には、宿泊体験施設になるオフグリッドハウスが完成して、いくさか『創造の森』が事業として本格的に動き出します。興味があれば経営にも携わっていただき、事業の黒字化を一緒に目指していただけると嬉しいです。

――いくさか『創造の森』では、今後どのような雇用が生まれますか?

まだまだ発展途上のプロジェクトなので、今後さまざまな仕事が増えていくでしょう。例えば、ホテルコンシェルジュとしてお客さまの快適な滞在をサポートしたり、ヤギや鶏などの動物を飼育したり、ワイン用のブドウを栽培したり。経験できるキャリアの幅はとても広いです。自然と共生しながら生活したい方や田舎暮らしに憧れている方には、自分のやりたいことを見つけられる理想的な場所です。

――生坂村の生活環境はいかがですか?

村内にコンビニはありませんが、道の駅いくさかの郷で食料品を購入できます。車で20~30分走れば、スーパーや総合病院もありますし、松本市までは40分ほどで行けるので、車があれば生活に困ることはありません。便利な田舎暮らしを楽しめます。

近年は、子育て世帯の移住者が増えていて、彼らから「子育て支援がとても充実している」という声をよく聞きます。お子さんが2〜3人程度いらっしゃる家庭が多い印象ですね。家族で移住を考えている方には最適な環境だと思います。

――最後に、いくさか大好き隊を志す方にメッセージをお願いします。

いくさか『創造の森』は、明確なビジョンがあり、村と株式会社 松本山雅というバックアップもあるので、とても良い環境でのびのび働いていただけます。生活面の安定もお約束します。皆さんの意欲・スキル・創造力を十分に発揮していただける受け入れ体制を用意してお待ちしています!興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

 

長野県生坂村のご紹介

長野県のちょうど真ん中に位置する生坂村。犀川の清流と渓谷美の山清路、雄大な大城・京ヶ倉など、水辺と里山が織りなす美しい自然に囲まれています。金戸山百体観音や樹齢800有余年の乳房イチョウなど貴重な歴史・伝統文化があり、ぶどう、灰焼きおやき、おにかけ(手打ちうどん)、干し柿などの独自の食文化も大切に受け継がれています。

景勝地である山清路には、『まんが日本昔ばなし』の主題歌で有名な「龍の小太郎」の伝説が残っています。住民たちは、先人達が守り育てた自然と伝統の共生の精神を受け継ぎ、地域の絆を深めながら心豊かに暮らしています。

村の人口は約1,700人。少子高齢化問題を抱えつつも、移住希望者が多く、空き家バンクに物件が出るとすぐに埋まってしまう、人気の移住地でもあります。松本駅から車で40分の立地にあり、交通の便もスムーズです。

                   
都道府県+市町村長野県東筑摩郡生坂村
募集状況募集中
勤務地生坂村役場、いくさか『創造の森』
雇用形態地域おこし協力隊員(パートタイム会計年度任用職員)
給与月額190,000円
期末賃金 夏季・冬季 各100,000円(経験年数により加算有り)
福利厚生社会保険等に加入(掛金負担あり)します。
業務中の傷害保険は生坂村で加入します。

(その他の支援)
村営住宅または村内の空き家を生坂村が所有者から借り受け貸与します。
活動に使用する車両を貸与(維持管理費は生坂村が負担)します。
住宅料の全額(概ね5万円未満)
業務に必要な消耗品・簡易な(20万円未満)備品
仕事内容脱炭素地域づくり・カーボンニュートラルに向けた取組みに関する活動
①いくさか『創造の森』での活動
②村の脱炭素地域づくりやカーボンニュートラルに向けた取組み・啓発に関する活動
③村の事業に関する支援や地域おこしに関する活動
④その他、村長が必要と認める活動
勤務時間1日7時間45分で活動内容により勤務の割り振り(始業時間・終業時間)は異なります。
ただし、活動によっては時間外に勤務を要する日があります。その際は振替対応とします。
応募資格(1)年齢満20歳以上50歳以下で性別は問いません。
(2)現在、3大都市圏と政令指定都市または地方都市(条件不利地域を除く)に居住し、任命後に生坂村内に住民票を移動し居住することができる方
(3)心身が健康で、かつ、地域協力活動に意欲と情熱を持って取り組める方
(4)普通自動車運転免許を取得している方
(5)日常的にパソコンを使用、電子メール等情報の受発信ができる方
(6)土日及び祝日の行事参加や夜間の会合等、不規則な職に対応できる方
募集期間令和6年6月30日(日)まで生坂村役場村づくり推進室で受け付けします(郵送の場合は消印有効)。
選考プロセス(1)第1次選考(書類選考)
書類選考の上、選考結果を応募者全員に文書で通知します。
[提出書類]
① 長野県生坂村「地域おこし協力隊員」応募用紙(様式1)
② 長野県生坂村「地域おこし協力隊員」活動目標(様式2)
※様式①、②について、生坂村のホームページでダウンロードしていただくか、下記の問い合わせ先へご連絡いただければ、用紙を郵送でお送りします。
※提出書類は返却しません。
(2)第2次選考(面接)
第1次選考合格者を対象に、面接(会場:生坂村役場)を行います。
詳細(日時・場所等)については、第1次選考結果を通知する際にお知らせします。
なお、第2次選考に要する交通費等は個人負担とします。
(3)最終選考結果
選考結果(内定)は、文書で通知します。
採用問い合わせ先生坂村役場 村づくり推進室
〒399-7201 長野県東筑摩郡生坂村5493-2
TEL:0263-69-3111(代表)
FAX:0263-69-3115 
E-mail:kaikeikanri@vill.ikusaka.nagano.jp
HP:https://www.village.ikusaka.nagano.jp/gyousei/muradukuri/daisukitai.htm

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