瀬戸内海に浮かぶ広島県の離島・大崎上島。
フェリーでしか渡れないこの島には、透き通る瀬戸内海に囲まれ、おおらかな島民が暮らしています。そして、島のあちこちで”新しい変化”を起こす動きが広がっています。
『KAMIJIMA COLLEGE』は、そんな大崎上島を舞台に、地域の事業者が抱える課題に挑み、あなた自身のアイデアと行動で“新しい動き”を生み出す6日間の滞在型のプログラムです。
「地方創生や地域ビジネスに興味がある!」
「島の暮らしや風土を深く味わってみたい!」
「現地の人との交流を通して、新しい視点や価値観を手に入れたい!」
「地域課題に向き合う経験をしてみたい!」
「企画力・提案力を実践の場で磨きたい!」
ひとつでも当てはまる方は、ぜひ『KAMIJIMA COLLEGE』にご参加ください!
あなたのアイデアが、大崎上島に新しい潮目をもたらすきっかけになるかもしれません。
開催概要
日程: 2026年3月6日(金)〜3月11日(水) 5泊6日
場所: 広島県豊田郡大崎上島町
参加費: 49,800円(税込)※食費・旅費交通費一式は別途必要です(宿泊費1泊4000円前後)
対象: 大学生
定員: 14名
主催: 一般社団法人まなびのみなと
申込一次締切:2026年1月25日(日)
\事前説明会のお申し込みはこちら/
『KAMIJIMA COLLEGE』とは?
「大好きな島に、関わり続けたい」
そんな思いから、島の県立高校である大崎海星高校へ離島留学し、卒業したメンバーが立ち上げた“学びと実践の場”。『KAMIJIMA COLLEGE』が大切にしているのは、“地域の内側に入ることでしか得られない学び”。 参加者は島の暮らし・仕事・文化に密着しながら、地域の事業者の皆さんが思い描く未来像を自分ごととして捉え、実現可能なアイデアを組み立てていきます。
✅ 事前インプットを実施(オンライン全2回)
参加者同士で事前の顔合わせを行い、また「学びの島」を掲げる大崎上島での暮らしについて事前のインプットを行います。企画を“伝える力”を鍛えるワークも行い、現地での活動につながる土台をつくります。
✅ 島でのフィールドワーク
島民・高校生・事業者と直接関わりながら、島の人々が描く未来像に触れ、その背景にあるローカルビジネスの本質を多角的に探ります。暮らしや文化を体感することで、机上では得られないリアリティをつかみます。「地域の内側に入る経験」は観光にはない魅力であり、あなたの視点を大きく変えてくれるはずです。
✅ 企画提案づくり
フィールドワークで得た気づきや学びをもとに、実現可能なアイデアへと組み立てていきます。大崎上島でプロジェクトを立ち上げ、一足先に実践している高校生や島民からのフィードバックを受けながら、提案内容を磨き上げます。
✅ 最終プレゼンテーション
プログラムの集大成として、関係者の前で企画・アイデアを提案。あなたが見つけた“潮目”を形として示し、島に小さな変化のきっかけを届けます。
舞台となる「大崎上島」ってどんなところ?
瀬戸内海に浮かぶ広島県の離島、大崎上島の人口は7,000人弱。本州からはフェリーで約30分とアクセスは抜群です。
海と山がぎゅっと詰まった自然豊かな島で、穏やかな多島美に囲まれた暮らしがあります。この島の魅力は、景色だけでなく「人」。挑戦する人をあたたかく迎え入れ、新しい企画も面白がってくれる土壌があります。
さらに、島内には3つの高校があり、学生の存在が地域に活気を生んでいます。特色ある教育の魅力を打ち出す3校(広島県立大崎海星高等学校、広島県立広島叡智学園中学高等学校、国立広島商船高等専門学校)それぞれが全国、そして海外からの島留学生を受け入れています。この小さな離島には学生が大人を巻き込むことで多様性が交差し、新たな価値観を受け入れ合う土壌があります。最近では新しい事業やチャレンジも次々と生まれ、今まさに“熱い”島!
気づけば「また来たい」と思ってしまう、そんな不思議な魅力を持った場所です。
訪問先のご紹介
◆ 大崎郵便局
郵便・貯金・保険業務に加え、大崎上島を支える地域拠点として機能しています。局内に設けられた販売コーナーでは、島で育てられた柑橘、トマト、ブルーベリー、ジャムなどの特産品や、ハンドメイド雑貨などを販売。地域の「働く人・暮らす人」との強いつながりを大切にし、大崎郵便局独自の温かい交流の場を創り出しています。
大崎上島を囲む穏やかな瀬戸内海の恵みを漁獲・養殖しています。潮干狩り、海釣りなどの実施や、地物の鮮魚を購入できる漁師祭り・直売所を定期的に開催。またアマモの再生活動を地元小学校の環境学習と連携するなど、豊かな海の魅力を次世代に残す取り組みを行っています。これからも常に島で新鮮でおいしい魚を食べられるよう努力していきます。
島で初となるクラフトビール醸造所。夫婦ふたりがわずか6坪の小さなスペースから立ち上げたこの場所には、「潮のように、いつのまにか心をみたす」という想いが込められています。ラインナップは、濃厚な甘さのみかんPale Ale、無農薬レモン香るSession IPA Lemon、完熟トマトを贅沢に使ったSaisonなど。島の風土が生んだ、個性豊かで特別な一杯を提供しています。
◆ 木江ふれあい郷土資料館
全国でも珍しい鮮やかな色の船が目を惹く資料館。3階建てで、1階には大正〜昭和にかけて「黄金の島」と呼ばれていた時代の島の写真や、マキハダ工場の再現展示があります。2階には、瀬戸内の写真家・村上宏治氏が撮影した美しい島なみ風景の常設写真展を設置。3階では操舵体験ができるほか、展望デッキに立って雄大な瀬戸内の風景や空気を全身で感じることができます。大崎上島の現在までの歴史を知り、絶景を眺めるには絶好のスポットです。

関西の金融企業で30年間勤務した後、神戸から大崎上島へ移住。現在は妻の志乃さんと共に、柑橘農家とカフェ「Shiki Farm」を営んでいます。自家栽培の柑橘を使ったメニューを提供し、島の恵みを伝えるとともに、人が集まり交流が生まれる場としても親しまれています。また、愛犬との穏やかな暮らしを楽しむ一方で、島の高校生や地域の人々のプロジェクトにも積極的に関わっています。

島の玄関口である白水港を降りてすぐの所にある大崎上島町観光案内所「風待ちの案内所」。島の特産品などが並ぶ建物内に入ると、島の見どころを知り尽くしたスタッフが迎えてくれます。訪ねてきた人の雰囲気に合わせておススメスポットを紹介しているそう。優しく包み込んで話を聞いてくれる方から、ニコニコで語り掛けてくれる方まで多様なスタッフが揃っています。壁面に絵が描かれていたりと賑やかな内部でありながらもどこか落ち着く空間で話しているとあっという間に時間が過ぎていく場です。
大崎上島が、「また帰りたい」第2のふるさとに
活発でおしゃべりな島民、熱意あふれる仲間との深い交流。そこで出会う多様な生き方や新たなつながりが、お土産になります。
あなたの力で、島の未来に「ちょこっと」波を起こしませんか!
運営メンバー一同、皆さんが大崎上島ならではの暮らしと仕事に触れ、心から島を楽しめるよう、全力でサポートします。皆さんのご参加を心よりお待ちしています!
【事前説明会のお知らせ】
『KAMIJIMA COLLEGE』に興味のある大学生向けに、オンライン事前説明会(参加無料)を開催します。
※参加応募にあたって説明会への参加は必須ではありません。
日程:2026年1月9日(金)20時〜21時
プログラム内容、大崎上島の魅力などを運営メンバーが丁寧にご紹介します!
運営メンバーからのメッセージ
久保山 暖乃(くぼやま のの)
2006年生まれ。managaraに所属。岡山県出身。食べること、寝ること、人と関わることが好き。どんな新たな出会いが待っているのか楽しみにしています!
横渡 珠季(よこわたり たまき)
2006年生まれ。立命館アジア太平洋大学に所属。東京都出身。ひとり旅、料理、読書が好き。ぜひ大崎上島で、一緒にかけがえのない時間をつくりましょう!
- 離島の流れをちょこっと変える潮目さがしアイデアキャンプ『KAMIJIMA COLLEGE』
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開催日 2026年3月6日(金) 〜2026年3月11日(水) 会場 広島県豊田郡大崎上島町 定員 14名(先着順)※大学生限定 参加費 49,800円(税込)※食費・旅費交通費一式は別途必要です(宿泊費1泊4000円前後) スケジュール 【1日目】現地集合とオリエンテーション
14時頃に大崎上島に集合し、事業者の皆さんや地域の方を交えた食事会を予定しています。【2日目】島巡りとヒアリング
島内を巡りながらフィールドワーク。事業者の皆さんへのヒアリングだけでなく、いろいろなお店に訪問したりイベントに参加したりする予定です。【3日目】新たな潮目を生み出すアイデアづくり
チームごとに分かれ、事業者の描く未来像に沿った新たなアイデアづくり。プロジェクト実践の経験がある高校生たちとの交流/意見交換も予定しています。【4日目】アイデアのブラッシュアップ
アイデアをブラッシュアップしながら、そのアイデアが生み出す価値や効果について、事業者の方のアドバイスもいただきながら再検証していきます。【5日目】参加者同士での発表会と最終準備
最終プレゼンテーションに向けた準備を進める1日です。全チームでアイデアの相互フィードバックを行いながら全体で学びを深めます。【6日目】最終発表会
1週間、お世話になった事業者様や地域の方を招きアイデアを最終提案します。解散は14時頃を予定しています。主催 申込一次締切 2026年1月25日(日)
お問い合わせ E-mail:info@manabinominato.or.jp










