仕事、子育て、スノーボード 自分のペースで全部楽しむ

NIIGATA 南魚沼移住Life Episode.4

六日町地区・六日町:丸田佐知子さん
ご主人と一緒に移住し、現在は7歳の娘の母となった丸田さん。趣味のスノーボードを楽しみながら、自分のペースを大切にしたライフスタイルで南魚沼の暮らしを満喫している。

大阪出身の丸田さんが初めて南魚沼を訪れたのは2003年。結婚前にご主人が「篭こもり」をしていたことがきっかけだった。篭りとは、スキー場の近くで住み込みのアルバイトなどをしながら、スノーボードやスキーを中心に冬を過ごすこと。

「初めて来た時は、信号が雪に埋まっていて、海外かと思いました」と、丸田さんは当時を振り返って笑う。その時はまだ移住するとは夢にも思っていなかった丸田さんだが、上越国際スキー場で忘れられないほどの感動を体験する。降ったばかりの雪の感触は、それまでのスノーボードで味わった感触とは全く別物だった。

▲南魚沼でやみつきになったパウダースノーを満喫。

「パウダースノーの浮遊感は別格の気持ちよさでした。サラサラの雪が舞うのも美しくて、心奪われました」

それからは南魚沼で滑ることが毎冬の恒例となり、スノーボードを通じて現地の友人や知人が増えていった。

 

町の便利さと自然の美しさがどちらも楽しめる南魚沼

2007年5月、二人は南魚沼に移住。それまで冬の景色しか知らなかったため、雪のない町並みは全く違う場所のように見えた。

「山々の新緑がため息が出るほどすごかった。景色を眺めながらドライブをしているだけで楽しい。街には色々なお店があって、生活に不便はなさそうだと感じました」

山や川が近くにあって自然豊か。四季折々の美しさを普段の暮らしの中で味わえる。街の便利さと自然の美しさを同時に楽しめるのが南魚沼の特徴。もちろん冬の雪も心待ちにしている事のひとつだ。「朝起きて積もってると、いまだに気分が高まります」と微笑む。

▲現在は知人のネイルサロンで働く丸田さん。自分のスタイルで働けているという。

「好きじゃない仕事はやりたくなかった」という丸田さん。大阪でやっていたネイリストの仕事を続けたいと考えたが、当時の南魚沼は個人経営のサロンがほとんどで、残念ながらスタッフ募集をしているお店は見つからなかった。そこで、丸田さんは自分で開業することを決意。スノーボード仲間が運営している英会話教室の一角を間借りして、完全予約制のサロンをスタートさせた。

「紹介だけで少しずつお客さんを増やそうと決めました」

スノーボードで広がった交友関係が追い風になった。最初はバイトと掛け持ちをしていたが、知人を通じて評判が広がり、経営は軌道に乗った。数カ月後に英会話教室が閉校したため、サロンを移転。約10坪の貸店舗を月5万円で借りることができた。「ランニングコストが抑えられるのも魅力ですね」と南魚沼で開業する利点を教えてくれた。

 

冬は週2でスノーボードへ。子供と過ごす時間を大切に

2010年に結婚し、翌年に娘を出産。臨月までサロンに立ち、産後2カ月で復帰した。好きな仕事だったが、しばらくして育児との両立に思い悩むようになってしまった。

「近くに親がいないのはしんどいなあと、正直その時は思いました」と、移住者特有の問題に直面した。子供が5歳の時、一度店を閉めることを選択。惜しむ声も多く、一部の常連客は、丸田さんの自宅に来てもらって施術をすることに。そのおかげでペースダウンができ、仕事と子育ての両立ができるようになった。

「当時から続けて来てくれるのは60代以上の年配の方が多いです。ネイルをしながら、地元の料理を教わることもあります」

▲お米のトップブランド「南魚沼産コシヒカリ」も食育とふれあいの場になっている。
「コシヒカリの郷」子ども自然体験村IN南魚沼 http://taiken-mura.blogspot.com/

娘の小学校入学をきっかけに、現在は知人のサロンで働いている丸田さん。新規客は増やさず、毎月来店してくれる常連客のみに限定しているため、スケジュールが立てやすい。基本的に土日は休みを取り、子供と過ごす時間も大切にしている。自分のペースで働ける今のスタイルが気に入っているそうだ。趣味のスノーボードは親子で行けるようになった。今シーズンからは市内の小・中学生と保護者限定のシーズン券を活用。小・中学生1万円、保護者3万円で、南魚沼の10か所のスキー場が滑り放題になる。

「平日は一人で、週末は子供と、週2回のペースで行きます。色々なスキー場で滑ろうと意気込んでます」自然豊かな南魚沼は、子育ての環境としても理想的だ。

「山や川で遊んだり、お友達の家で田植えや稲刈りを手伝わせてもらったりしています。銭淵公園にホタルを見に行くのも毎年の楽しみです」

自分が気持ちよく暮らせるペースを南魚沼で見つけた丸田さん。優しい笑顔からは充実感が溢れていた。

文:横田孝優 写真:酒井大

 

▼こちらの記事もチェック!

①LIFEin
http://www.life-in.jp/

②Surf&Snow
https://snow.gnavi.co.jp/article/ski-snowboard/detail/minamiuonuma/

③Akimama
https://www.a-kimama.com/culture/2019/03/91574/

 


\相談窓口/

南魚沼市は自然豊かで四季がはっきりとしているので美しい景色がたくさんあります。
まずは、南魚沼市を知ってください!南魚沼市での生活をイメージしてください!
「住まう歓びを感じるまち南魚沼市」が見えてきます!あなただけの「○○の歓びを感じる南魚沼市」を見つけてください。
一般社団法人 愛 南魚沼みらい塾
地域(ひと· しごと)×学校×…×ふれあい幅広い交流と絆づくりをサポートする地域に根差した活動を展開しています。
Facebookで実施事業を紹介しています。
TEL:090-3750-6587 担当:倉田(携帯)
E-mai:ai.m.mirai@gmail.com

新潟県南魚沼市 総務部U&Iときめき課
TEL:025-773-6659
FAX:025-772-3055
詳しい情報は「南魚沼市_移住定住」で検索。
各種助成事業、就農、起業、就活のほかにも、子育て支援・街づくり・定住相談等の情報が掲載されています。


\南魚沼の企業情報/

雪国にも多様な働く場があります。こちらでは“ しごと ”を紹介しています。
【南魚沼市WEB企業ガイド】
新規学卒者、U・I・Jターンなどで就職を希望するみなさんへ市内に事業所などがある企業情報の紹介を行っています。あなたにとって、魅力ある企業との出会いがありますよう、応援しています!
http://www.city.minamiuonuma.niigata.jp/webkigyougaido/index.html


\南魚沼のふるさと納税/


南魚沼産コシヒカリは、ふるさと納税でも大好評!返礼品の取組みを開始してから1年半に6万件のご寄付をいただき、そのうち9 割の方がお米を希望されています。
https://www.furusato-tax.jp/city/product/15226

                   

人気記事

新着記事